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7月8日アイスリボン道場マッチ815試合結果

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アイスリボン815」
2017年7月8日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:125人(超満員札止め)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&×尾﨑妹加(9分17秒 ウィールウィンド)弓李&雪妃真矢◯

【第1試合】
7月17日横浜リボンの前哨戦として、世羅vs雪妃のアジュレボ対決。更にGEKOKU娘対決も加わりWタッグパートナー対決となった。ゴングと同時に奇襲を仕掛けたのは世羅&妹加。しかし逆に雪妃&弓李の反撃を浴びると、妹加を弓李がグランドコブラに決める。ロープに逃れた妹加は弓李にセントーン、エルボードロップと一歩も退かない2人。この流れはアジュレボ対決も同様。雪妃がミドルキックを世羅に叩き込めば、世羅は雪妃にダブルニーで応戦と譲らない。プロレスにおけるタッグパートナーは最大のライバルなのだ。試合は雪妃vs妹加の顔合わせで、妹加がラリアットからダイビング・セントーンで勝負。がっちりと雪妃をフォールに固めるが、場外でけん制し合っていた世羅と弓李がリングへ。そして世羅が雪妃を救出すべく、妹加に一撃!思わず「あっ!」という表情を見せた世羅だが、この一撃が試合の流れも変えてしまった。ラリアットを狙って飛び込んできた妹加を引き込みながら丸め込んだ雪妃は一発逆転のウィールウインドでカウント3を奪取した。

試合後、妹加が「私は去年の今頃アイスリボンさんに初めて参戦させて頂きました。今日で一年を迎えます。アイスリボンさんの試合量がもの凄く多くて、あっと言う間だったと思います。参戦させて頂いた頃は、正規のタッグパートナーが私に出来るだなんて思ってもなかったし、今では横に弓李さんがいて下さるのが嬉しいんですが、今日は残念ながらタッグパートナーではなく、世羅さんに裏切られ、でも今日は楽しかったです。ゴチャゴチャになるタッグがあってもいいのかなって思いました」と語ると、世羅は「違うんです。場外で弓李とやり始めた頃から私はどっちの味方でどっちの敵なんだっていうのが分からなくなって、途中からユキ、ユキって言ってて、あっ違う、妹加!妹加!、ユキ!って言ってしまった。カットしに入ったら妹加ちゃんがスゲー技決めた後だったんで、弓李と一緒にカットに入るというわけ分からない状況を作る事になってしまって、妹加ちゃんとは何度も組んでたはずなんですけど、やっぱり正パートナーが対角にいると変な感じがするなって改めて思いました。なのでこれからも仲良く組んでいきたいです」とアジュレボの絆を強調。一方の弓李は「今日はGEKOKU娘ではなく、アジュ娘(ジョ)でした。妹加ちゃんが隣にいないけど、勝ったって言うのは凄い複雑な気持ちなんですけど、勝った~!です。次はGEKOKU娘で勝ちに行きたいと思います」と語り、雪妃は「何だかんだと勝ちました。でも私が技と食らったあとパートナーがカットに来てくれるのか来てくれないのかって思った時に、ちょっと世羅さんを見ちゃって。あっ違うと思ったら、2人でカットに来てくれて。でも世羅さんが隣にいなくても勝った。結果そういう事ですよね。そう言うのをちょいちょい認めてくれたらいいんじゃないですかね」と世羅に訴えるが、世羅は「でも私、今日カットに行ったから」とポツリ。「たまたまでしょ。間違えたんでしょ?。もしかしてアレ?挑戦して欲しいの?」と雪妃がICEのベルトに視線を向けると、世羅は「別にそういうわけじゃないけど、仲良くアジュレボ組みたいなって。え?なに?挑戦したいの?」と言い返すが、雪妃は「別にそういうわけでもない」とサラリ。「なんだよ~」と不満気な表情の世羅に、「そんな感じです」とマイクを置いた雪妃。2人のやり取りを聞いていた藤本は「スッキリしないな。横浜リボンでなんか仕掛けてやる」と思わせぶりに語った。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
つくし&△柊くるみ(15分 時間切れ引き分け)藤本つかさ&藤田あかね△

【第2試合】
リボンタッグ王者のつくしと柊くるみのTHIS IS ICERIBBONが第2試合に登場。対角線には7月17日横浜リボンの結果次第では次期タッグ王座挑戦者となる可能性があるトライアングル王者の藤本が立った。試合の焦点はタッグ王者のTHIS IS ICERIBBONと藤本の絡みに向けられたが、意地を見せたのが藤田あかねだ。THIS IS ICERIBBONの猛攻に耐え、真っ向から反撃に出るなど、パワー全開で挑んだあかね。藤本もあかねを好アシスト。途中、何度も追い込まれながらも、はね返したあかねはタイムアップまで戦い抜いた。

「引き分けました。今日チャンピオンに囲まれて自分が入るタッグマッチだったんですけど、わしがそこに入る事によって、みんなわしが負けると思ったろ?そういう風に終わるのがもう嫌なのですよ。相手がチャンピオンだろうが、今後はそう思われないようなデカイ人間にならなきゃなと思います。地元にもっとアイスリボン来て欲しいという声があったので、チャンピオンになったら凱旋しますって言うので、またもう一回(世羅のベルトを見て)挑戦したいので頑張ります」と試合後のあかね。くるみも「まさかドローになるとは。あかねと。あかね、前だったら途中で心が折れて負けてたはずなのに。本当にビックリします。スッキリしないので、機会があればシングルでも。リングがぶっ壊れるぐらいの試合をしてスッキリさせたいと思ってます」とあかねを評し、「そしてリボンタッグのベルトの次期挑戦者決定戦があるんですけど、どっちが来ても面白いと思ってるし、両方と自分は試合がしたいと思ってるので凄い楽しみです。そして横浜は第1試合で都さんとトトロとの試合なんですけど、トトロとは初めての試合。なので2人でリングを壊してメインの試合が出来なくなるぐらい行こうかなと思います」と語った。つくしは「自分は正直、横浜リボンでベストフレンズが勝つと思ってます。THIS IS ICERIBBONは一度ベストフレンズに勝っているので、ベストフレンズさん、楽しみにしてますね」と藤本に目を向けると、本部席から欠場中のハム子が「らぶりーぶっちゃーずを忘れてもらっちゃ困りますよ。ベストフレンズ負け無しかもしれないですけど、恥かかせるのはらぶりーぶっちゃーずです」と割って入るが、藤本「待ってて下さい。ベストフレンズが行きますので」の言葉につくしは「はーい」と笑顔を見せた。

◆第3試合 シングル10分1本勝負
×テキーラ沙弥(9分57秒 ギブアップ)華 DATE◯
※ヨーガ・アームロック

【第3試合】
7月17日の横浜リボンでのセミファイナルで行われるまる子&沙弥vs華 DATE&直 DATEを前に沙弥と華がシングルで対戦。試合前から険しい表情をみせていた沙弥は華の蹴りを警戒しながら、コーナーに華を追い込んでの踏みつけ、串刺しドロップキックの先制攻撃を決める。対する華は首取りニ―の連打で活路を見出すと回し蹴りの連打からグランドに引き込んでのアームロックへ。なんとか逃れた沙弥は華を変形アームバーに捉えるが、これを逃れた華は再びアームロックへ。この日、試合のなかったまる子がリング下から沙弥に檄を飛ばす。必死にロープに逃れた沙弥だが、なかなかブレイクしない華にまる子が激しいクレーム。立ち上がった華はリング下のまる子に「うるせえんだよ」と詰め寄る。エプロンに上がるまる子と一触即発の状況に、思わず藤本が駆け寄り「落ち着け!」とまる子を引き下ろす。不穏な空気の中、沙弥は丸め込みで勝負に出る。更にコーナーに上がって、ダイビングクロスボディを狙うが、これをよけた華が逆にコーナに上がるとクロスボディをヒット。最後も沙弥のムーンサルトをかわした華が一気にグランドに持ち込み、沙弥の腕を絞め上げて残り時間3秒でギブアップ勝ちを飾った。

試合後、沙弥は「あと数秒でドローに持ち込めたのに悔しい。とは思っていません。その数秒のために怪我をして横浜リボンに出られなくなる方がよっぽど嫌なので。横浜リボンの為に、身体を万全にする為にギブアップをしました」と語り、華は「今日はお酒の方をクリンクリンクリーンしました。後、ピーヒャラピーヒャラパッパパラパーの方?ちょっと長いんですよね。ピーヒャラの方。ピーヒャラの方は今日試合に出てないんですよね?明日の放送でまる子モヤモヤ気分の巻が放送されるんですって。だからピーヒャラの方は今モヤモヤ気分の日なんですよ。さて私は皆さんにお知らせすることがあります。7月28日金曜日SEI☆ZA、新しい戦場に4姉妹が挑戦します。こちらは勝ち抜き戦という事でちょっと私はルールが分からないんですけども、インド王族武術カルーリカ&ヨーガプロレスをひっさげてしっかり勝ち星を獲りに行きます。そして組長に是非セコンドについて頂きたいです。よろしいでしょうか?」と藤本に願い出る。藤本が「是非」と即答すると、「やったーっ!しっかり勝ちを取りにいくぞ」とガッツポーズの華に藤本は「その前にルールをちゃんと把握しといて下さいね」とチクリ。

◆第4試合 タッグマッチ15分1本勝負
松屋うの&×トトロさつき&星いぶき(10分25秒 片エビ固め)法 DATE◯&華蓮 DATE&直 DATE
※カルーリカ・フロント・スーリヤ

【第4試合】
この日の道場マッチのメインは、今年デビューが5人。キャリアトップのうのですら先日1周年を迎えたばかりのメンバーでの6人タッグ。アイスリボン内の新世代抗争まっただ中の6人。いきなり場外戦を仕掛けたのはうの軍。エプロンからうのがサイバーチョップを決め勢いをつけようとするが、リングに戻るとTeam DATEの蹴りがうのに襲い掛かり、あっという間に勢いを止めてしまう。うのはスクールボーイの連打、いぶきが華蓮に勝負を仕掛け流れを変えにいくが、Team DATEの蹴りは一撃で流れを引き戻す。前回シングルでドローとなったトトロと直の意地のぶつかり合いも見られたが、最後はそのトトロを捉えた法がライダーキックのフォームで決めるハイキックからミドルキック、後ろ回し蹴り、ハイキックとつなぎ、トトロから3カウントを奪った。

試合後はまる子も加わりリング上は大乱闘に。まだまだ両軍の闘志は収まりそうに無い。試合後「負けてとても不甲斐なくて情けない。また精進します」(トトロ)「今日は自分が一番キャリア最年長で引っ張っ行こうと思ったんですけど負けてしまいました。情けない気持ちでいっぱいです。でもアイスリボンの未来を輝かせるのはTeam DATEじゃなくて私たちです。この悔しさは絶対に忘れません」(うの)「負けて凄く悔しいです。自分もTeam DATEに向かって行きたいです。まずは7月17日横浜リボンで華蓮からスリーカウントを取ります」(いぶき)と語り、一方のTeam DATEは「今回は法が最後しっかり勝ってくれました。今回も同期で同い年のいぶきと戦いました。いつもタッグの試合で当たるんですけども、先輩がいぶきを負かせてしまって、まだ自分で最後決めた事がないので、7月17日のシングルマッチはしっかり勝ちます。そして、華が話していたSEI☆ZAに参戦します。インド王族武術家としてアイスリボン代表としてしっかり勝ちますので応援よろしくお願いします」(華蓮)「今日は法が勝ちましたが正直悔しいです。本当は私が勝ちたかった。この前のシングルマッチでも決着がついていないので、トトロ先輩とはシングルマッチでいつか必ず決着をつけます」(直)「プロレスのハードさに負けて、先週体調不良でお休みしてしまいご心配をおかけしました。今日無事体調も復活して、直と華蓮三姉妹の連携で勝てたと思ってます。このまま7月28日のSEI☆ZAもしっかりと勝ちに行きます。組長にちょっと早いけど7月28日の4姉妹の勝利を誕生日プレゼントとして捧げられたらいいなと思ってます」(法)と語った。

また世羅が8月6日のせらリボンの対戦カードを発表。メインにトトロを抜擢した理由については「凱旋試合は好きな人とやりたいと思ってて。5コカード案を考えて、その中にどうしてもトトロとやりたいと思って、ほとんどトトロを入れてたんです。先日シングルマッチやって本当に楽しかったなと思って。だから私の凱旋で是非相手をして欲しいと思っていました」と語った。 
 


7月15日アイスリボン道場マッチ816試合結果

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アイスリボン816
2017年7月15日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 114人(超満員)


◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○松本都 (6分24秒 みやここクラッチ) 星いぶき×

デビュー6戦目にして都との“試練の”一戦を迎えたいぶき。いぶきにとっては、これが初のシングルマッチ。都は開始早々いぶきのつま先を踏みつけたり、コーナーでの踏みつけ、ロープ際での鼻フックとやりたい放題。会場からブーイングが飛び、いぶきのセコンドのハム子も猛然とクレーム。更には四股を踏んでの逆エビ固めを決めるなど挑発的な都に、いぶきはカウンターのクロスボディで反撃。エルボーや突っ張りで追撃する。都は「このままでは負けてしまう」と、コーナーにあったロープ調整用の金具を手にすると、いぶきの腹に突き刺そうと突進。ここでセコンドのハム子が2人の間に入り、いぶきの前に立つ。勢いの止まらない都は金具をハム子の腹に突き刺す。ハム子は「なんじゃこりゃ~。なわけないだろ」都にラリアットを決め、いぶきにつなぐ。いぶきはスクールボーイを連発し都を仕留めようとするが、ロープに走ったいぶきを転ばせた都がみやここクラッチでカバー。きっちりとカウント3を奪った。 試合後のいぶきは「都さんなんかに負けて、情けないです。すいませんでした。(藤本に都の印象を聞かれ)うるさい。弱い。騒がしい。すいませんでした。本当にすいませんでした」と何度も頭を下げた。一方の都「負け惜しみが過ぎるんですけど。負け犬の遠吠えですね。(ハム子を指差して)でも今日、試合に介入して来ましたよね。それでも私、勝ってますから。シングルは初めてだったんですよね?光栄に思って下さい。私は胸を貸したので」としっかりと上から目線で語った。


◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
弓李&○尾崎妹加 (11分48秒 片エビ固め) 藤田あかね×&長崎まる子
※ダイビングセントーン

7月17日横浜リボンでのGEKOKU娘vsハッスル&キャッスルの前哨戦として行われたタッグ戦。あかねのパートナーには横浜リボンで華 DATEとのタッグ戦を控えたまる子が入った。あかね&まる子は自称「ハイテンション筋肉おじさんズ」試合はあかねと妹加のパワーのぶつかり合いに、弓李、まる子のスピーディーな動きが加わり、めまぐるしい展開となった。最後はGEKOKU娘の連係が光り、弓李のバッククラッカーと妹加のダイビングセントーンの合体攻撃があかねにヒット。更に妹加のダメ押しのトップロープからのダイビングセントーンを決め、あかねから初フォールをモノにした。座談会では「勝ちましたーっ!妹加ちゃんが下剋上をしてくれました」と弓李が語れば、妹加も笑顔で「凄い嬉しい。GEKOKU娘で勝ったっていうのは初ですか?この勢いで横浜もぶっ潰したいと思います」と語った。


◆第3試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&×星ハム子&華蓮 DATE (12分45秒 ハルカゼ・空) つくし○&雪妃真矢&華 DATE


7月17日に行われる世羅と雪妃のアジュレボ対決の前哨戦。横浜では世羅と組むつくし、6月24日アイスリボン811以来の怪我から復帰のハム子、華vs華蓮のTeam DATE同門対決が加わった。注目は世羅vs雪妃。最初の絡みで世羅がリバース・カンパーナ、セラリズムの先制攻撃に出れば、雪妃は世羅の左足に的を絞ると、膝十字固め、ロープに世羅の足をからませて絞め上げ、更にグランドでも絞め上げていくなど激しい攻防戦。エアーズロックを決めて雪妃の猛攻をしのいだ世羅だが、左足をかばうシーンも見られ、横浜を前に雪妃が有利な流れを作ってみせた。最後はつくしとハム子の攻防となり、ハム子のハムロールをしのいだつくしがハルカゼ・空でハム子を丸め込んだ。 試合後、華蓮「今日、いぶきは大人げない都さんと初のシングルをして、私も初シングルが都さんでしたけど、中学生の初のシングルは都さんを通らなければいけないんだなと思いました。そして横浜は13歳と14歳の試合だからといってなめないでください。7月17日は思う存分暴れて私が勝ちます」と横浜でのいぶき戦について語り、ハム子は「負けて終わる星ハム子は終わりって言ったけど、復帰早々負けてしまって。もちも大事な時にケガして、私も続けてケガをして、何やってんだ、らぶりーぶっちゃーずって。本当に自分でも分かってます。私たちには勝つしかない。勝つことしか許されてないので。結果を出すこと。まずはベストフレンズに勝ちます」と巻き返しを宣言。世羅が「7月17日にアジュレボで対決するって決まってから、2回ほど前哨戦で対決しましたが、いずれも負けているんですよ。アジュレボで仲を深める対戦だと思っているんですけど、この2回の雪辱は果たしたです。雪妃は私の隣にいたからこそ知っている私の弱点があるんだと思ったので、そこを攻められ無いように、つくしさんと一緒に勝ちたいと思っています」と語ると、雪妃は「今日はつくしさんが勝って下さったので、タッグとしては勝ちましたけど。7月17日つくしさんは対決するんですよね。世羅さんと組んでから、出来る事なら世羅さんと対決しないで済んだらいいいなとずっと思っていて。でも前回の道場と今回と対戦させて頂いて、ちょっとやり足り無いと思いました。なので、7月17日の横浜は対角線に組んでもらって良かったかなと思っています。貴子さんと組ませて頂くのは2回目ですけど、(世羅には)シングルでボコボコにされることが多くて、世羅さんにシングルで勝ったのは1回きりなんですけど、タッグでの勝率が良いので、7月17日も勝てるように、勝ちます」と語った。つくしは「今日の勝ちは当たり前だと思っています。THIS ISアイスリボン対ベストフレンズはお客さんが望んでいるカードだと思うし、自分もそのカードを望んでいるので、ベストフレンズが(挑戦者になる事を)一途に思っています」、華「今日、自分で(新世代軍)掃除ができなくて、悔しいです。一番は法が負けた事が悔しいんです。そして週刊プロレスで(団体別上半期の)MVPを獲得された世羅先輩。世羅先輩とシングルを組んでもらえるようにレベルを上げて行きます。(週プロで安里紗とのシングルマッチが)ベストバウトの(藤本)組長、私の話聞いてくれますか?しっかりレベルアップして行くのでよろしくお願いします。そして横浜リボンではしっかり私がクリンクリンクリーンと!終わります」と語った。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○テキーラ沙弥&トトロさつき (11分26秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ) 法 DATE×&直 DATE

新世代軍とTeam DATEの対戦が今回もメイン。試合前から激しい視殺戦を展開した両チーム。試合はトトロvs直でスタート。ゴングと同時にドロップキックを決めた直が膝十字固めで秒殺を狙うが、トトロも必死にロープに逃れるなど、序盤から両チーム共に力の入った攻防戦を展開。その中でこの日、目立ったのはDATEの変則的蹴りに対する新世代軍の対応力。ハイキックをかわしたり、ダメージを最小限で食い止めたり、蹴りをかいくぐって攻撃を仕掛けたりと、新世代軍が試合を有利に進めていく。Team DATEが関節技に出ても落ち着いてロープに逃れる等対策が確実に仕上がって来ていた。トトロはパワーで動きを止め、沙弥はカウンター攻撃で試合の流れを掴む。最後も法が攻めに来たところを切り返した沙弥がグラン・マエストロ・デ・テキーラで丸め込み新世代軍が勝利を奪い取った。勝利の雄たけびを挙げる沙弥に、トトロ、まる子、うのが駆け寄り、チームとしての勝利に喜びを爆発させた。試合後、「今日負けてしまいましたが、横浜リボンで全部ぶつけに行きます。絶対勝ちます。そして7月17日はハッピーで終わって、次の日の7月18日にハタチの誕生日を迎えるので、ハッピー過ごせるように絶対に勝ちます」(直)。「自分はツーカウントだと思っていたんですけど・・・。華が負けて悔しいって言ってくれて、本当にスリー獲られた事が悔しくて。絶対に取り返したいと思います」(法)トトロ「今日、沙弥さんのおかげで勝つ事が出来ました。嬉しいです」と語と、沙弥は「今日は法 DATEをクリンクリンクリーンしてやりました。最近、まる子さんの秘密特訓が超きつくて。(まる子は自分より)干支は一回り下なんですけど、干支が一回り下の子に、私は泣かされる日々を過ごしているわけですよ。その成果が出ました。この調子で7月17日もクリンクリンクリーンしてあげたいと思っています」と華のフレーズを使って勝利の喜びを語った。


そして最後にマイクを持ったあかね。あかねは「前回の道場マッチでチャンピオンに囲まれて、チャンピオン相手にドローに持ち込み。その後も他団体でシングル連戦やったわけですよ。そこで自分は思うところがありまして。自分の目標はなんだろうと考えた時に、タッグじゃ無いなと。自分は今年の初めから言っているようにハードコアで実績を積んで、世羅さんがベルトを持っているうちに世羅さんにハードコア、デスマッチで挑戦しないといけない。その為にどうするか?自分の為にどうするかを考えた時に、タッグで後輩を引っ張るよりも、自分がシングルプレイヤーとして成長して行く事が一番じゃないかなと思いました。ハッスル&キャッスルも、ハイテンションも楽しけど、自分が年齢的にどれだけ出来るか分からない中で、今、タッグに気持ちが入りません。今日負けて、自分が後輩を引っ張れる立場でもありません。なので2日後に迫った横浜なんですが、自分のカードを楽しみにしているお客さんもいると思います。(予告)映像も出来上がり配信もされてます。だけど、すいません。カード変更をお願いします」と大会を2日後に控えた段階で横浜リボンの対戦カードの変更を申し出た。「希望のカードは?」という藤本の問いに、あかねは「今日の借りを返したい。尾崎妹加」と妹加とのシングルマッチを申し出た。

これに妹加は「GEKOKU娘で立ちたかったですけど、弓李さん、私1人で下剋上してきます。いいですか?」と弓李に問う。笑顔で「頑張って」と妹加を送り出しあかねとの対戦を了承した。そして藤本は「(あかねのパートナーの予定だった)法は?」と気持ちを尋ねると、

「私があかねさんにタッグを申し込んだけど、あかねさんとタッグ組ませて頂いて、(先輩との)タッグに甘えている自分がいたのかなって思いました。あかねさんとタッグ組んで試合やらせてもらって、力量差、キャリアの差などで重圧を感じてしまって、そこに負けている自分もいました。あかねさんがシングルでやるって言うなら、私は自分で高めていきます。私は(他の)3姉妹に(比べて)試合数が少なくて、今日スリー獲られて、すっごい悔しくて。7月17日は華と直のチームに入れて(もらって)沙弥さんにやり返したいです。お願いします」とあかねに対する気持ちを語るとともに、自身のカード変更も申し出た。


藤本は「ハッスル&キャッスル対GEKOKU娘を楽しみにしていたお客さんには申し訳ないですけど、これが彼女たちの生の感情です。組みたく無いと言うならば無理矢理組ませる事も必要ですけど、今、組むべきじゃ無いのと判断しました。彼女たちの気持ちを一番に考えて頂ければと思います」と語り、大会後、横浜リボンの全6試合中3試合の変更カードが発表された。
 

7月17日『横浜リボン2017・夏』試合結果

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『横浜リボン2017・夏』
2017年7月17日(月・祝) 関内・ラジアントホール
開場11:30/開始12:00
観衆:349人(超満員札止め)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
◯柊くるみ&弓李(10分30秒 片エビ固め)松本都&松屋うの×
※ダイビングボディプレス

【第1試合】
直前の道場マッチでのあかねのカード変更直訴により、急遽組み合わせが変更になったものの、くるみと弓李のTeensタッグはかなりレアで、2人で組むのは2015年1月4日新宿FACE大会以来の2年半ぶり。序盤はくるみのパワーと弓李のグランドでじわじわと追い込んでいく攻撃が試合を支配していったが、中盤は都とうのが予想以上の息の合った連係を披露。くるみに集中攻撃を仕掛け流れを変えにいった。苦戦を強いられたくるみだが、カウンターのトラースキックをうのにヒットさせると一気にラッシュ。最後はダイビングボディプレスでフィニッシュし地力の差を証明してみせた。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯華蓮 DATE(5分22秒 カサドーラ)星いぶき×

【第2試合】
共に2004年生まれでの同期の華蓮といぶき。2人の初シングルマッチ。この日から新コスチュームで登場したいぶきは開始早々、スリーパーで追い込まれるが、ロープに逃れると逆エビ固め、エルボーの連打を決め反撃に出る。華蓮もカウンターの蹴りからコブラツイストでいぶきにギブアップを迫る。中学生同士の一戦とは思えない技術の攻防を見せた2人。最後はエビ固めの応酬から華蓮がカサドーラを決めフィニッシュ。敗れたいぶきは、試合後握手を求めてきた華蓮の手を払いのけ悔しさを露わにしていた。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯藤田あかね(8分36秒 ギブアップ)尾﨑妹加×
※POMジュース

【第3試合】
「今はタッグではなくシングルで戦いたい」というあかねの希望により、7.15道場マッチのタッグ戦であかねからフォールを奪った妹加を指名した。パワーファイター同士の一騎打ちはスタートからぶつかり合いの肉弾戦となった。終盤アルゼンチンバックブリーカーから飛び込みラリアットを決めた妹加がダイビングセントーンで勝負に出たが、これをかわしたあかねがアバラッシュホールドを決めると、妹加のバックに回り腕を巻き込む形でのキャメルクラッチ、そして腕を巻き込んだまま、自身がバックに倒れ込みながら絞め上げるポンジュースでギブアップを奪った。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
×世羅りさ&つくし(13分15秒 片エビ固め)井上貴子&雪妃真矢◯
※紫閃光

【第4試合】 6月25日大さん橋大会でお互いの気持ちにずれがあることを露呈した世羅と雪妃のアジュレボ。道場マッチで2大会連続タッグで対戦し、連勝している雪妃は3月26日後楽園以来となる井上貴子と2度目のタッグ結成。試合はつくしvs雪妃でスタートするが、すぐにつくしが世羅にチェンジ。早々にアジュレボ対決が実現。逆エビ固めで揺さぶる世羅に対して、雪妃は蹴りでけん制。お互いが相手を意識しての探り合いが見られた。そして顔合わせは世羅vs貴子、つくしvs貴子、つくしvs雪妃と進み、再び世羅vs雪妃へ。雪妃の蹴り足をキャッチした世羅が裏アキレス腱固め、しゃちほこ固めを決めるが、なんとかロープに逃れた雪妃は、ここでスピンキックでの浴びせ倒しから世羅を三角絞めに捉えた。これがリング中央で決まり世羅が逃げられない。ようやくロープに手を伸ばしたものの、世羅は左肩に大きなダメージを受けてしまった。逆片エビ固めからエアーズロックを決め、ダイビングダブルニーを狙った世羅だが、肩のダメージからかエアーズロックにいつもほどの威力がなく、雪妃はダブルニーをかわすとトラースキック、後ろ回し蹴りをヒット。世羅がアッパー気味の掌打をヒットさせるが、ここで貴子が裏拳で雪妃をアシスト。棒立ちになった世羅に雪妃が紫閃光を決めて世羅からカウント3を奪ってみせた。

掌打で記憶が飛んだ雪妃は、リング上でマイクを手にし「勝ったら言おうと思っていた事忘れちゃったんですけど…世羅さん、今日タッグで私が勝ったんですけど、たぶん世羅さん、シングルしたいですよね。世羅さんがしたくなくても、私、挑戦させてください」と王座挑戦を世羅にアピール。世羅も「よく分かった。ユキちゃんとやるなら、やっぱ最高の舞台がいいなって常日頃から思ってて。8月27日後楽園ホールのメインイベント。ベルト賭けてアジュレボ対決やろう」と雪妃の挑戦を快諾し、後楽園メインをその舞台に指定した。

バックステージのコメント


世羅「(雪妃の挑戦は)シンプルに受けます。私たちに特別な言葉は要らないって思います。(タッグで戦ってみての印象は)対角線に立ったの久しぶりだなって思って、前よりは想像出来ないくらい成長しているって思いました。(タイミング的には)今じゃないとは思ってましたが負けておいてそんな事も言えず。この葛藤をぶつければ良いのかな。雪妃も挑戦はしないと言ってましたから、お互い多分葛藤はあると思います。ただ雰囲気がそうなってしまったし、雪妃も私に勝ったし、今じゃないとはもう言えないです。流れがそうなってしまったんだからシンプルにタイトルマッチやろうって思います。憎いとかいう感情より、2人でよりタッグのベルトに近づく為にシングルのベルトを踏み台にしてでも、私達はアジュレボでチャンピオンになりたいので。私が負けても雪妃がチャンピオンになって、私が勝って私がチャンピオンでもアジュレボは損はしないというか。お互いで高め合おうと思います。こんな生温い事を言ってていいのかは分からないですけど。やるなら最高の舞台がいいとは思ってホールのメインと宣言させて頂きました」

 


雪妃「本当に私は、世羅さんがチャンピオンのうちは挑戦する気がなくて、セコンドでサポートするのが良いなって。(世羅が)勝ったらベルト巻いたりとか。でも会社に上手くやられたって気もするんですよ。対角線に組んで来たのでやってみたら、当然パートナーでありライバルであるのは事実なので。やっぱり楽しいし、悔しいしっていうのが出てくると、ちょっとやり足りないなとか、こんな事出来るかなとか、こうやって切り返してやりたいとか、出てきちゃうわけですよ。でも世羅さんの言う事も良く分かってて、頼りないパートナーだと思うし、組み始めて1年半以上経っているけど、片やシングルのチャンピオンで、私は結果を出してないので。お荷物になっているところがあるだろうし。でも認めて欲しいと言うか、タッグパートナーとしてふさわしくある為に、それをエネルギーにしてやってきたところがあったので、七番勝負にしても。タッグでどんなに勝率がよくても、世羅さんに相応しい女であることを証明する為に、世羅さんに勝つしかないのかなっていう気もしてきていて、隣にいるだけじゃ分からない雪妃の美味しいところ、不味いところ全部ひっくるめて味わってもらって、もっと好きになってもらって信頼されるパートナーになりたいです。なので勝たないと弱いって言われ続けるのって思ったら、めっちゃ頑張って勝たなきゃって。弱いの知ってても、弱いって言われると傷つくから、言われたく無いから勝たなきゃいけないなと思います。私も今じゃないと思ってたから、組んで組んで組んで、最終的にシングルをいつかやりたいなって気持ちはあったけど。全然挑戦する気は無かったので、でも望む人もいるだろうし、私たちが対角線に立つ事、戦う理由は十二分にあるなと思います。パートナーっていうだけで戦う理由になると思うから。お互いの色んな事を知らなきゃいけないし。だって、今日勝てちゃったから。勝ったら挑戦の流れじゃないですか、プロレスですよ。プロレスラーとして私はあそこで勝って、勝ったけど挑戦はしねえとは言えなかった。挑戦してこそかなって思っちゃった。(今日は)パートナーの力があって勝ったけど、シングルで証明しなきゃいけないかなと思っています」

◆第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
長崎まる子&テキーラ沙弥&×トトロさつき(15分03秒 ヨーガ・ナーガ・ロール)華 DATE◯&法 DATE&直 DATE

【第5試合】
前回の道場マッチで沙弥が法からカウント3を奪い、その勢いに乗って連勝を狙いたい新世代軍は序盤から積極的な攻撃を仕掛けていく。しかしTeam DATEはいつにも増して慎重な動きで応戦する。むやみに蹴りを連発することなく、要所要所できっちりとヒットさせ、徐々に新世代軍を追い込んでいく。特に前回の試合でフォールを獲られている法は、華、直のアシストを受けながらリベンジを狙った強烈な蹴りを連発。序盤の新世代軍の勢いを押し戻しながら、試合をTeam DATEのペースにもってく。最後は直がトトロを肩口に抱え、そこに法が蹴りを放つと、華がダイビングボディアタックからジャンピング・フロントキック、トラースキックを連続ヒット。3人の連係を決めた。トトロが華に意地の丸め込みを決めるが、バックスピンキックをボディに放った華はヨーガ・ラーダ・フォール(=変形ラ・マヒストラル)でトトロを丸め込みカウント3を奪った。これまでギブアップによる1本勝ちのみで勝利してきた華が初めて披露した固め技でのフィニッシュとなった。

エンディングのリング上で「負けた自分達にいう資格はないけど、もう一度だけ自分らリベンジしたいです」と藤本に申し出たまる子。藤本は「分かった。4対4で後楽園ホール大会対抗戦しましょう。でも4人、もしかしたらうのじゃなくていぶきになっちゃうかもね。そこも争った方が良いよ。試合形式は後ほど考えます」とした。

◆第6試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合次期挑戦者決定戦 時間無制限1本勝負
×藤本つかさ&中島安里紗(17分08秒 執念のもっちりバディシザース)星ハム子&宮城もち◯


【第6試合】
勝った方がリボンタッグ次期挑戦者チームとなるベストフレンズvsらぶりーぶっちゃーずの一戦。前回の初対決(4月24日後楽園)ではらぶっちゃが粘りをみせ、観客の大声援を背に健闘したものの、最後はハム子が藤本のジャパニーズ・オーシャン・サイクロンに敗れてしまった。当初6月11日札幌で行われる予定だったThis is アイスリボンとの王座決定戦が、もちの欠場により実現できなかったらぶっちゃにとっては、ここでの負けはタイトル戦線から大きな後退を意味するだけに必勝を期して臨んだ一戦。ゴングと同時に奇襲攻撃に出たらぶっちゃだが、ベストフレンズはこれを冷静に対応すると、同時ドロップキックでらぶっちゃを吹っ飛ばす。その後もベストフレンズの連係、タッチワークが冴えわたる。らぶっちゃも必死に食らいつくがベストフレンズを攻め込む迄には至らない。勝負どころと見た藤本はもちを捉え、インフィニティ、そしてジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙うが、必死で逃れたもち。藤本がミドルキックを狙って踏み込むが、ここでカウンターのもっちりバディシザースを決める。1発目をキックアウトされると、続けざまに2発目、3発目を決めていく。カットに入った中島にももっちりバディシザースを放つと、藤本への4発目を決める。追い込まれた藤本はツカドーラ、延髄で反撃。そしてビーナスシュートを狙ってコーナーへ。しかし藤本をコーナーから引きずり落としたもちは、ずんだ餅クラッチ。中島がこれをカット、藤本はたいようちゃん☆ボムを狙うが、上体を起こして逃れたもち。そこに藤本がエルボーを放とうとするが、すかされて中島のエルボーを逆に藤本がくらう誤爆。そこに5発目のもっちりバディシザース。カウントギリギリ2で藤本が返した直後、6発目をヒット。両足をがっちりと抱え込み藤本から執念のカウント3を奪ってみせた。

ハム子に対して欠場した負い目を感じていたもちにとっては、自身の手でベストフレンズを下しもう一度、ハム子と王座挑戦の舞台に上げたかったのだろう。試合後マイクを手にしたもちは「ベストフレンズに勝った、勝った、勝ったぞーっ!いい意味で期待を裏切るのもプロレスラーのあり方だと思います。でも私はプロレスラーとしてひとつ、裏切っちゃいけない裏切りをしました。(ハム子に向かって)それは札幌でチャンピオンになるというあなたの夢を壊したことです。少し遠回りしちゃったけど、一緒にベルト獲りにいきましょう」と語った。

ここでつくしとくるみがリングへ。「まさか、らぶりーぶっちゃーずが勝つとは思わなかった」と不敵な笑みをつくしが浮かべれば、くるみは「自分はどっちが来ても面白いなって思ってました。今日らぶりーぶっちゃーずが勝ったという事で、タイトルマッチの場所は8月27日のアイスリボン後楽園ホールでどうですか?」と後楽園でのタイトル戦を打診。しかしハム子は「すいません。私、8月20日に自分の生まれ育った地元の岩見沢で試合があるんですよ。札幌でベルト巻けなかったので地元にタッグベルト持って帰りたいんで。だから後楽園まで待ってられなくて、8月13日両国KFCホール大会でリボンタッグに挑戦したい。どうですか?」とチャンピオンとしての地元凱旋にこだわった。「いいですけど、大事な時にケガしやすいので、ケガだけには気を付けてくださいね」とつくし。くるみも「じゃあ両国KFC大会でタイトルマッチお願いします」とハム子の希望を了承。5月28日両国大会で引分けに終わっている両チームの戦いが、同じ両国のリングで再び実現することになった。

7月22日『SKIPシティ夏祭り2017』試合結果

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『SKIPシティ夏祭り2017』
2017年7月22日(土) SKIPシティ プロムナード特設リング
イベント開始13:00/試合開始15:45

◆第1試合タッグマッチ15分1本勝負
◯世羅りさ&華蓮 DATE(8分55秒 ギブアップ)弓李×&直 DATE
※コンバイン

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
藤田あかね&◯テキーラ沙弥(10分2秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)長崎まる子&トトロさつき×

◆第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
藤本つかさ&つくし&×法 DATE(22分58秒 片エビ固め)星ハム子◯&雪妃真矢&華 DATE
※ダイビングボディプレス

7月29日アイスリボン道場マッチ818試合結果

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アイスリボン818
2017年7月29日(土)アイスリボン道場
14時00分開始/13時30分開場 
観衆 131名(超満員札止め)

入場式の前に佐藤肇代表と藤本がリングに上がり、観客への状況説明が行われた。

佐藤代表「本日はアイスリボン818、ご来場頂き誠にありがとうございます。試合に先立ちまして、月曜日に会見しました所属選手についてのご報告をさせて頂きます。先週の土曜日22日の21時過ぎ、アイスリボン所属レスラーがフリーの選手との口論からケガをさせてしまい、近隣住民の通報で駆け付けた警察官に逮捕され、現在もまだ拘留されている状態です。現役レスラーが警察のお世話になるという事態で、業界関係者、アイスリボンのファンの皆様、プロレスを応援して頂いているファンの方々に対して大変ご迷惑をお掛けした事を心よりお詫び申し上げます。所属選手に関しましては未成年の為、名前の公表を控えさせていただいています。また被害者となった友人レスラーに関しても本人の希望により名前の発表は控えさせていただいています。現状におきましては、被害者と加害者の証言が大きく異なっている為に、その確認、検証に時間がかかっている状況です。当該選手が起こしてしまった事に関して団体として真摯に受け止め、今後このような事が起きないように、選手の指導、管理を徹底していきたいと考えております」
 

藤本「この度は大変お騒がせしてしまいまして本当に申し訳ありませんでした。(深々と頭を下げる)正直、私自身とても…動揺しております。ですが、今私ができること、やる。今私ができることをやって他の選手のメンタルをきっちりケアしていきたいと思っております」

佐藤代表「(他の)所属選手もプライベートなこととはいえ逮捕者が出たという事、また憶測や未確認な発信等が一部報道されている事でかなり動揺が走っておりますが、選手は今までと変わらぬ、今まで以上のファイトをお見せし、信頼を回復していきたいと思っていますので変わらぬご声援をよろしくお願いします」

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
×弓李&尾崎妹加 (10分08秒 片エビ固め) 法DATE○ &直DATE 
※カールーリカ・F・スーリヤ

【第1試合】
前日に行われた武道エンターテインメントSEI☆ZAでの4対4勝ち抜き戦に勝利したTeam DATEは、華蓮が足首を負傷し欠場となったものの、他3選手はこの日のアイス道場マッチに凱旋を果たした。法&直はGEKOKU娘との初タッグ戦。GEKOKU娘の奇襲を受けたものの、これをしのぐと前日の勢いのままにGEKOKU娘に真っ向勝負。6月3日アイスリボン807で直にシングルでギブアップ負けを喫している弓李は、妹加との連係を駆使しながらリベンジに燃え法を追い込むが、妹加のラリアットが弓李に誤爆。ダメージの残る弓李にジャンピング式のスピンハイキック(カールリーカ・F・スーリヤ)を決めた法がカウント3を奪取した。前日の勝ち抜き戦でも大将として勝負を決めた法が、リボンタッグ挑戦の実績があるGEKOKU娘相手にフォール勝ちを飾った。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○藤田あかね (6分08秒 ギブアップ) トトロさつき×
※POMジュース

【第2試合】
プロレスラーとしてのレベルアップを目指しシングルでの戦いを望むあかねが7月17日横浜リボンでの妹加戦に続き、トトロとのパワー対決に挑んだ。ロックアップで始まった一戦は相撲対決、タックル合戦、チョップ合戦と迫力のぶつかり合いを展開。トトロもクロスボディ、あかねをおぶる形で後方に叩きつけたりと、持ち前のウエイトを活かしてあかねに勝負を賭けるが、コーナーに上がったところをデッドリードライブで投げ飛ばされ、最後は腕取り式のキャメルクラッチから、後方に倒れながら絞め上げるPONジュースであかねがフィニッシュ。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
○松本都&華DATE (8分13秒 みやここクラッチ) 雪妃真矢&星いぶき×

【第3試合】
7月15日アイスリボン816で都にシングルで敗れたいぶきは、試合後「すいませんでした!」と何度も頭を下げた。そのリベンジの舞台が早くもめぐってきた。都のパートナーは華。都と共通したトンパチさを持つ華だが、法&直同様、前日の勢いは止まらない。都との凸凹ぶりは随所で見せながらも、するどい蹴りを何度もヒットさせ、都をフォロー。いぶきのパートナーの雪妃も「なんだ、このカードは」と都との対戦に不満顔ではあったが、いぶきをしっかりとアシスト。最後は都vsいぶきの攻防になり、いぶきが何度も押さえ込みを決め、更に都を肩口に抱え上げるが、都はこれを切り返していぶきのバックに回ると、スリーパーを決め、いぶきがそのダメージで前のめりになると、その流れでみやここクラッチへ。またも都がカウント3を奪い、いぶきを返り討ちにしてみせた。

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
世羅りさ&○柊くるみ&長崎まる子 (18分45秒 片エビ固め) 藤本つかさ×&星ハム子&宮城もち 
※ナッツクラッカー

【第4試合】
メインは藤本とらぶりーぶっちゃーずが合体。シングル王者の世羅、タッグ王者のくるみ、そしてTeam DATEとの対抗戦で実力アップしているまる子と対戦した。開始早々、7月が誕生日の藤本(30日)ともち(21日)に対して、ロープにはりつけて年齢分のチョップを世羅らが打ち込んでいくなど序盤から荒れ模様の一戦となった。しかし横浜リボンでベストフレンズを破ったらぶっちゃの連係がこの日も光り、藤本が加わる事で、藤本&らぶっちゃが優位に試合を進めていく。しかし終盤、くるみが藤本を捉え、試合の流れを引き戻すと、まる子がまる投げに決め、そこにくるみがダイビングボディプレス、更に世羅が逆コーナーからダイビングダブルニーを決め、とどめはくるみがナッツクラッカーの波状攻撃で藤本を沈めフィニッシュ。

【座談会】

しばらく動けない藤本だったが「本日も全4試合最後までのご観戦ありがとうございました。いつも通りいきましょう」と進行をつとめる。

妹加「下剋上を謳っているのに、今日は後輩の2人に負けてしまいました。私たちも、もっともっと上を目指して、こんなところで躓くわけにはいきません。もっと2人でたくさん練習して誰が来ても負けないように特訓します」
弓李「妹加ちゃんの言う通りです」
華が本日欠場の華蓮を呼び込み、Team DATE4人で横並びになる。
「昨日私たちTeam DATE4姉妹はSEI☆ZAという武道の戦場で戦ってきました。結果は勝ち抜き戦ということで、私たち4姉妹が勝ちました。そして組長にもセコンドに入っていただき、練習でタックルもしていただき、本当にありがとうございました。(藤本に向かって4姉妹が頭を下げる)これから私もプロレスでどんどん勝ち続けていくのでよろしくお願いします」
「昨日は4姉妹で力を合わせて勝つことが出来ました。ですが私は4姉妹の中でも(唯一)一回も勝てなかったので日々精進して参ります。そして今日はGEKOKU娘を下剋上しちゃいました~!このままもっともっと上を目指して頑張っていきます」
華蓮「本日は試合に出られなくてすみませんでした。昨日のSEI☆ZAでは私たち4姉妹が勝ちました。会場に来てくれたプロレスファンの皆様、応援ありがとうございました。これからも切磋琢磨精進していきます」
「昨日は4対4の勝ち抜き対抗戦で私は大将を務めました。今回はTeam DATE4姉妹がチームの力で勝てた勝利だと思います。そして、昨日はSEI☆ZAという新しい初参戦の舞台で私たちはアウェイの会場での参戦だったのですが、皆さんのご声援の(涙ぐむ)たくさんの声が、これほど勇気を与えてくれた試合はなかったです。熱いご声援本当にありがとうございました。昨日の勝利の流れで今日はGEKOKU娘と初対戦で勝つことが出来てすごく嬉しいです」

藤本「昨日、正直私がセコンドにつくべきか迷ってました。でもつかせて頂いて良かったです。会場に着いた途端4人が“今日よろしくお願いします”って言ってきて、いつもは会場に着いたらリングを自分達で作っている。だけども今回はスタッフさんが作ってくれる。もしプロレスをやって無かったらそういう事すらも分かりませんでした。本当にスタッフの皆さんにも感謝したいという風に言ってくれて、その気持ちだけでも私はすごく嬉しかった。格闘技とプロレスの両立は難しいかもしれないけど、4人だったら出来ると思うので頑張ってください」

トトロ「あかねさん。何かを決意した人ってほんまに強いなって思って、自分の弱さも痛感しました。8月は自分にとって大一番がたくさんあるので、自分も一生懸命精進します」
あかね「ちょっとみんな暗くてどうしちゃったの?シングルプレイヤーとして強くなるって言って、トトロにはまだ全然負けてらんねっすよ。あとひとつ思ったのは70何キロだっけ?74?絶対サバ読んでると思う(必死に否定するトトロ)わしが68ぐらいとかやから、そんな変わらんもんなんですね。ちょっとトトロのサイズを目指して頑張りたいと思います」

いぶき「今日も都さんに負けてしまって、この前もシングルで負けて、座談会ですいません、すいませんって言って、今日も負けてしまって。また同じ技で負けてしまって、すごい悔しかったです。本当にすいませんでした。また対戦出来る時があったら、次は絶対勝ちたいと思います」
雪妃「いぶちゃんが、前にシングルで都さんに負けたって聞いて、今日は雪辱を晴らしてあげたいなと思ったんですけどサポートしきれずに悔しかった。きっとお客さんもみんな悔しかったと思う。いぶちゃんが勝つのを願ってたと思う。私、都さんとシングルした事が無いんですよ。まぁしないまま引退で良いんですけど」
「今日も楽勝だったけど、前回もシングルで同じ技で負けたって言っていたけど、私の必殺技みやここクラッチは、7色の入り方があるので、前回とは違う入り方で勝ったし、そんなこと言ってるようじゃ一生勝てないと思ったし。星ブタ一族と全面対抗戦しましょ(ハム子に「星ブタ一族って言いたいだけだよ」と言われ)はい、言いたいだけですけど。いつでもやるので、何回やっても私は負けない」

もち「みんな暗いと思います。正直言って。暗いと思います。おい!華、飯食ったのか!?、あかね!飯食ったのか~!?ユキ!可愛いよ、今日も。(都に)ブス!飯食ったのか~!?空気が読めない宮城もちですが、こんな時ぐらい空気を壊しても良いと思ったので。みんな立ちなさい。私は嫌なんです、こういう空気。私たち後楽園もあるし、ラジアントもあるし、上野もある。色々あるんです。だから後ろを振り返るわけにはいかないし、先に立つ人に泣いて欲しくない。だからここで、元気に盛り上げていきましょう。(アゴをしゃくりながら)元気ですか~!元気があれば何でもできる・・・」
「(もちのマイクを奪い)それは私が言うこと。(アゴをしゃくらせて)みなさん、元気ですか?元気があればなんでも出来る。いくぞ!1!2!3!ダー!」

もち「そういう事です。分かりましたか?(と、マイクをハム子に渡す)」
ハム子「なんか色々悔しくて…何してても涙が止まりません。(泣きながら)でも、私はプロレスで皆さんを笑顔にする事が…プロレスで皆さんを笑顔にしていきたいと思います。何があっても私はアイスリボンで、プロレスで夢を見せ続けたいと思います」
まる子「今日、メインの6人の中で自分が一番弱いことは分かってました。だから手が届かないなら届かないなりに、存在感を見せたかったんですけど、(涙ぐむ)まだまだ自分の経験不足で。勝ったんですけど悔しい気持ちがあります。もっともっと自分に厳しく、今日みたいな先輩のような存在感を見せれるように頑張ります」
世羅「今日ほど清々しいダブルニーを決めたのは初めてかもしれないです。こういう時ってチャンピオンがしっかりしなきゃいけないな~って思います。シングルのチャンピオンは私だけど、トライアングルのチャンピオンはつっかさん、タッグのチャンピオンはくるみさん、なんかあるんでしょうね、こう目には見えないですけど、私たち、やったるぜみたいな。だから、こんな時だからこそ、プロレスでハッピーをモットーにアイスリボンは、私たちが、いやみんなで引っ張っていきたいなって改めて思いました」
くるみ「勝ちました。色々言いたい事があって、ちょっとまとまらないんですけど、今は本当に悔しいです。(涙ぐむ)でも泣いてるだけじゃダメなんですよ。世羅さんが言ったとおり、みんなでプロレスでハッピーを、お客さんにプロレスでハッピーになってもらって、そして団体力を今、見せるべきなんじゃないかなと思ってます。今自分はタッグチャンピオンです。アイスリボンのタッグチャンピオンとして誇りを持って、これからも自分はプロレスを続けていきます。なので、もうみんな泣くのをやめましょう。つっかさん、泣くのはやめてください。ハムさんも、トトロさんも、みんな。きっと(本部席の)千春さんも泣いてると思います。でも泣くのはやめて、みんなで上を向いてプロレスでハッピーをみなさんにお届け出来るように頑張りましょう」

藤本「そうだよね、ここで皆さんの前でお話し出来る事も当たり前じゃない。皆さんにプロレスを見て頂いてるのも当たり前じゃない。リングに立ってるのも当たり前じゃないし、試合が出来るのも当たり前じゃない。全てに感謝して、今私たちが出来る事を、みんなでやりましょう。今こそ団体力。頑張ろう。うん…頑張ろう!」

世羅「明るく元気に絞めたいと思います。皆さんも立ちます?立ちましょう。では皆さん、お手を拝借。いいですか?いきますよ。せーの」
※世羅が藤本ともちに向けてハッピーバースデーを歌い出し、他の選手も手拍子をしながら合唱。リングに2人のバースデーケーキが持ち込まれる。
世羅「つっかさんは、いつもこういうのつっかさんが考えてるでしょ。でも今日はやらないって言いきったんですよ。でも、そんなのちょっとあまりにもだし、だって皆さんこんなに今日祝いに来てくださってるのに、笑顔で終わるにはこれが一番。(号泣する藤本を見て)くるみさん、さっきなんて言いましたっけ?」
くるみ「なに泣いてるんですか?(藤本が「嬉しくて…」と言うと)ダメです。あぁ、年取ると涙もろくなるのか。(藤本に突っ込まれる)」
※2人がケーキのロウソクを消す。場内拍手。

もち「まさかサプライズをいただけるとは思ってなくて。元気があれば何でもできますね、つっかさん。(早口で)123ダー!」

藤本「一生忘れられない誕生日になりました。年を取るのも悪くない。最高の仲間に出逢えて嬉しいです。こんな嬉しいことがあるんだったら毎日誕生日でもいいな。人に恵まれてます。本当に私は幸せ者です。ありがとうございます」

世羅「今日はアイスリボン選手全員でプロレスでハッピーって言うんで、皆さん全員でアイスリボンって言って締めましょう」
選手全員「プロレスでハッピー」
選手&観客全員「アイスリボーン」

8/6『せらリボン3』大会割引画像

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こちらの画像は、2017年8月6日『せらリボン3』大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。
こちらの画像を会場のチケット受付にご提示ください。

▼当日券販売、リボン直販予約や選手取置、指定席引換券等のチケット引換は、大会当日会場入り口のチケット受付にて【10時30分】より開始となります。
※試合開始直前は混雑が予想され、試合開始に間に合わない場合もございますので早めの引換をお願いします。

【当日券チケット料金】
最前列:完売
指定席:4500円
自由席:3500円
※割引画像を提示頂くと、当日券を前売り価格(500円割引)で購入頂けます。

※他の当日券割引との併用は出来ません。

★当日券のみ(割引画面対象外)
◇中高生 1000円(学生証提示)
◇小学生以下無料(保護者要同伴)

・横断幕・紙テープ、試合写真撮影可能
 ※試合中の撮影はフラッシュを使用しないでください。
・許可のない動画撮影、音声の録音、売店の写真撮影は禁止となります。 ・売店での撮影はグッズ購入者様のみになります。
・連写や脚立や自撮り棒のご利用は禁止となります。

【会場】
甲山農村環境改善センター多目的ホール (広島県)
世羅町大字西上原123番地1
0847-22-5301
※駐車場ございます。

 

【対戦カード】

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&長崎まる子&尾崎妹加 vs 松本都&宮城もち&松屋うの

◆第2試合 松江だんだんプロレス提供試合 タッグマッチ20分1本勝負
スサノオKID&ダイナマイト☆カドワキ vs 隠岐しゅうぞう&ALLマイティ井上 

◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
弓李 vs テキーラ沙弥 

◆第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
藤本つかさ vs 藤田あかね

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
世羅りさ&雪妃真矢 vs 柊くるみ&トトロさつき
 

 

8月5日アイスリボン道場マッチ819試合結果

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「アイスリボン819」
2017年8月5日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時30分開場
観衆:90人
 

◆第1試合 トライアングルリボン15分1本勝負
◯藤本つかさ(9分26秒 ビーナスクラッチ)弓李×、尾崎妹加×


6月29日アイスリボン813では同い年の沙弥&うのとトライアングル戦を行い、序盤は藤本vs沙弥&うのになったものの、藤本が2人を精神的に揺さぶり、最後は沙弥とうのが感情むき出しでぶつかり合う展開に持ち込んだ。選手の本音を引き出そうとするトライアングル王者・藤本のドロドロリボンシリーズ第2戦。今回はGEKOKU娘の弓李&妹加。試合は中盤まで藤本vsGEKOKU娘のハンディキャップマッチとなった。その中で藤本が2人を分断するインサイドワークをみせ1対2にも関わらず有利に進めていく。前回の沙弥&うののように藤本がいつ仲間割れを誘導するかに注目されたが、それは偶発的に起こった。藤本と弓李がコーナーでの攻防を展開するところに妹加が近づきアシストする為に、藤本をアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎ上げたはずが、同時に弓李も担いでしまった。このバックブリーカーをきっかけに、弓李と妹加のいがみ合う事になり、ハンディキャップマッチは、本来のトライアングルマッチへ移行して行ったが、ここぞという場面ではGEKOKU娘が連係を披露。やはり藤本相手では2人がかりで対するしかないという事だろう。ところが最後の最後でGEKOKU娘に乱れが生じた。藤本を2人がかりで場外に落とすところまでは良かったが、ここで2人がフォールを争う攻防を展開。このチャンスを逃さなかった藤本。2人がもつれ合うタイミングを見計らい勝負に加わると、2人まとめて一気にカサドーラで丸め込んでのWフォールでフィニッシュ。ドロドロにはならなかったものの最後はしっかりとトライアングル王者としての実力を証明した。

試合後、妹加「私、初めてのトライアングルリボンでした。やる前すごいドキドキしてたけど、弓李さんと一緒に協力してやろうと思って、2対1みたいな感じでやったんですけど、ベルト保持者は簡単には勝たせてくれませんでした。まだまだ力及ばないところも沢山あるので、色んな試合形式でも勝っていけるように頑張っていきたいと思っています」と語ると、弓李は「タッグとしても、個々の力もまだまだ。どこかで(GEKOKU娘の)シングルマッチを組んでいただけないでしょうか?」と藤本にタッグチームとして向上を図る為のシングル戦をリクエスト。これを受けて藤本は「次の8月13日の両国KFC大会でシングルマッチを組ませて頂きます」と両国でのシングルを決めた。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
◯松本都&華 DATE(11分40秒 みやここクラッチ)法 DATE&直 DATE×


Team DATE対決に都が加わったタッグマッチ。前回の道場マッチでも華とタッグを組み、勝利を挙げている都は、法にサッカーキックの打ち合いを申し出るなど気合十分で臨んだ。連係の部分では法&直の方が息の合う攻撃を見せていたが、一方の都&華は都がリードというよりも、華が都の指示に対して素直に応える為にスムーズな展開になる。華が蹴りを連発し、良いタイミングで都につなぐ。タッグチームとして成立している都&華のタッグは、この試合2度目のトライで都を踏み台にした華のジャンピング式の前蹴りが直に決まり、最後は都が直からみやここクラッチでカウント3を奪取。先週に続いて連勝を飾った。
試合後、直「負けてしまいました。先週に引き続き、法とのタッグでした。私の中では法とのタッグは安定しているなと思っていたので、今日は華と都さんに勝てるかなと思っていたけど、私がみやここクラッチで負けてしまいました。法とはみやここクラッチには気を付けようって話をしていたんですけどひっかかってしまいました。私は最近、プロレスの勉強にはまっていて、いつかそれが活かせる時が来るなと思っています」と語ると、藤本「組長これ見て下さい。どうなっているんですか?"って。すごい勉強熱心に聞いてくるんですよ。今日は負けたけど、2回ぐらいスリー取った気がするから大丈夫だよ」と直をフォロー。
法「今日、Team DATEの4姉妹とアイスリボンの天然はちゃめちゃタッグの対戦だと聞いて、先週に引き続いて直とタッグなので、先週勝ったっていうのもあるし、私の憧れのアントニオ猪木さん、そして直の憧れの橋本真也選手とのタッグっていうイメージで勝つ気満々だったんです。なのに不可思議パワーだか、なんだか良く分からない変なタッグにしてやられて、すっごい悔しいです」と反省気味に語った。そして華「私も先週の道場マッチに引き続き、また都さんとタッグを組む事になって、正直、何で都さんとやらなきゃいけないんだろう。大変じゃんって…私は思わないんです。むしろ都さんの何をやるか分からないはちゃめちゃなところがすごく私は好きです。でも別に憧れとか、そういう事ではないので勘違いしないで下さい」。都「Team DATEの3人とやらされたんですけど、やっぱり…まだまだですね。一生懸命なのは分かるけど、プロレスを楽しむっていうところまで、全然たどりつけてないなって思って(藤本「どの口が言うんだよ」と突っ込まれるも)もっとこうしたら良いのになって思うところがいっぱいあるんですけど、別に教えてあげようとは思わないので。でも勝ったので嬉しいです」

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△藤田あかね(10分 時間切れ引き分け)雪妃真矢△


6月29日アイスリボン813でドローに終わっている2人のシングルの再戦。翌日の『せらリボン3』で藤本とのシングル戦が決定しているあかねにとっては、前回の決着をつけて藤本戦に臨みたい。一方の雪妃は8月27日の後楽園ホールで世羅とのタイトル戦が決まっているだけに負けられない。開始早々2人の闘志がリング中央でのエルボー合戦で爆発。パワーで圧倒しようとするあかねに対して、雪妃はグランド技、蹴り技で応戦。あかねは雪妃の蹴り足に的を絞った攻撃を仕掛けていくなど、前回以上に激しい2人のぶつかり合いとなった。そして終盤、雪妃のスノウトーンボムをかわしたあかねがテキサスクローバー、アバランシュホールドとつなぎ、みかんでポンを決めた瞬間にタイムアップ。終盤はあかねが有利に進めたが、結果的には2試合連続の引き分けに終わった。

試合後あかね「あと3秒あったら勝てた!最後みかんでポンをもっと早く決めていればと思ったけど、その前の蹴りが思いっきりここ(=こめかみ)に入りまして、体の自由が利かなかった。初めて蹴られてこめかみにたんこぶが出来ました。それがあっても無くてもあと3秒あれば勝ったんですけど…(藤本に)なんとかなりませんか?」と悔しがる。雪妃も「負けた人からしゃべるんですよ座談会は。あっどっちも負けてないか。私、負けた気になりました。(「3秒あれば勝てたって」と藤本に言われ)5秒あったら、それをキックアウトして、なんか仕掛けられたんですけど」と不完全燃焼をアピールすると、藤本が「もう1回シングルする?」と再戦を2人に打診。雪妃が「すぐじゃなくていいや」と言うと、藤本は「じゃあ、すぐしましょう。8月13日(雪妃に)あなたタイトルマッチ決まっているんだからね。そして(あかねに)あなた私と明日シングルだからね。今、注目の2人。試合時間は検討します」と1週間後の再戦を決定した。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯長崎まる子&テキーラ沙弥(12分41秒 片エビ固め)松屋うの×&トトロさつき
※まる投げ


8月27日後楽園ホールでTeam DATEとの対決が決定している新世代軍4人によるタッグマッチがメイン。この一戦、最近うのから気持ちが伝わらないと感じたまる子、沙弥の要望で実現。その経緯もあり、まる子と沙弥は序盤からうのに的を絞った攻撃を仕掛けていく。苦しい攻防を強いられたうのだが、そのうのを好フォローしたのがトトロ。まる子がうのを逆エビ固めに決め、沙弥がトトロを牽制すると、その沙弥を捕まえて逆エビ固めを決めたり、まる子が突進してきたタイミングで、目をむき出して吼えるという迫力での"顔面"攻撃でたじろがせるなど、インパクト大のファイトを見せた。トトロの頑張りにうのも巻き返し反撃に出るが、最後はまる子のミサイルキック、低空キック、そしてまる投げを浴びてフォール負け。
試合後、うの「(7月17日)横浜リボンの時に藤本さんが"(後楽園での対抗戦のメンバーは)もしかしたらうのじゃなくていぶきかもね"って言われたのが、すごくショックで悲しい気持ちになっていました。頑張って努力して這い上がって来いって、今日、まる子さんが教えてくれたような気がしました。これからも泥臭く、松屋うのらしく頑張ろうと思います」と語り、下がろうとするとトトロがそれを引き留め、マイクを持つ。いきなり泣き出すトトロに驚くうのに向かって「しんどい練習いっぱいしてきたじゃないですか!横浜でああいう事を言われてて、自分も悔しくて。でも今日、まる子さんと沙弥さんと同じコーナーじゃ無かったけど、4人で試合したら、すごく楽しくて。自分はTeam DATEとの対抗戦、うのさんと4人でやりたいです。だからこれからも一緒に頑張りたい」と訴えると、今度は沙弥がトトロのマイクを奪い「私にとってはアイスリボンで同期はうのしかいない。その思いを泣きながらイベントで語り、ツイッターにも書いたのに、うのにスルーされた。だからうのが何を考えているか分からないけど、同期は1人しかいないから。私はうのと頑張りたいと思っている」。まる子がマイクを取り「誰と戦いたいじゃなくて、4人で始めた戦いなんだから、4人で終わらないと意味がないと自分は思ってます。だけどDATEに対して本気と思える気持ちのある人を自分はそばに置いて戦いたい。うのちゃん、横浜で藤本さんから言われた言葉は正直やばいよ。でもその通りだよ。ホール、8月だよ。夏だよ。もっと熱くなれよ!もっともっと熱くなれよ」と檄を飛ばすと、これに反応したのが沙弥。「もっと熱くなれ?大黒摩季?大黒摩季!♪エブリバディゴー!エブリバディゴ~♪」と歌い出すが、唖然とするまる子。「対抗戦、大丈夫かな?」と会場の反応、まる子の無反応にやや動揺する沙弥に藤本が「まる子、大黒摩季を知らないんじゃない?」と一言。新世代軍にジェネレーションギャップ問題が浮上した。


そして藤本は「ちょっといじわるしていい?4人の気持ちはすごく分かったけど、両国KFC大会、うの対いぶき。勝った方が8月27日DATEとの対戦に出られるというのは、どうでしょうか?」と提案。うのは「いぶきちゃんにこのカードを譲るわけにはいきません。私にも意地があるんで。なんとしても勝って後楽園ホール大会で、まる子さん、沙弥、トトロ、私の4人でTeam DATEをぶっ倒したいと思います。やります。お願いします」といぶき戦を快諾。後楽園での対抗戦出場の4人目の枠を賭け、うのVSいぶきが決定した。また両国のメインは当初予定されていたリボンタッグ戦は延期となり「こういう時だからこそチャンピオンがしっかりしなければいけないという世羅の言葉を受け、8人タッグマッチをします。世羅りさ、柊くるみ、藤本つかさ、華 DATE 対星ハム子、宮城もち、華蓮 DATE、豊田真奈美、こちらに変更させていただきます。華も格闘技のチャンピオンだからね。」と発表した。

 

8月6日『せらリボン3』試合結果

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世羅りさ地元凱旋大会『せらリボン3』
2017年8月6日(日) 甲山農村環境改善センター多目的ホール (広島県)
12時00分試合開始/11時30分開場
観衆:341人(満員)

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
◯世羅りさ&長崎まる子&尾崎妹加(14分18秒 エビ固め)松本都×&宮城もち&松屋うの
※みやここクラッチ切り返し

◆第2試合 松江だんだんプロレス提供試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯スサノオKID&ダイナマイト☆カドワキ(7分35秒 ウラカン・ラナ)ALLマイティ井上×&隠岐しゅうぞう

◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
◯弓李(7分47秒 ブロックバスターホールド)テキーラ沙弥×

◆第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
◯藤本つかさ(11分12秒 片エビ固め)藤田あかね×
※ビーナスシュート

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
◯世羅りさ&雪妃真矢(19分44秒 片エビ固め)柊くるみ&トトロさつき×
※ダイビングダブルニードロップ


 


8/13『アイスリボン両国大会』大会割引画像

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こちらの画像は、2017年8月13日『アイスリボン両国大会』大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。
こちらの画像を会場のチケット受付にご提示ください。


▼当日券販売、リボン直販予約や選手予約等のチケット引換は、
大会当日会場入り口のチケット受付にて【16時00分】より開始となります。
※試合開始直前は混雑が予想され、試合開始に間に合わない場合もございますので早めの引換をお願いします。

【当日券チケット料金】
■最前列 完売
■特別RS席 完売
■RS席 5500円
■指定席 4500円
※割引画像を提示頂くと、当日券を前売り価格(500円割引)で購入頂けます。
※他の当日券割引との併用は出来ません。

★当日券のみ(割引画面対象外)
◇中高生 1000円(学生証提示)
◇小学生以下無料(保護者要同伴)

・横断幕・紙テープ、試合写真撮影可能
※試合中の撮影はフラッシュを使用しないでください。
・許可のない動画撮影、音声の録音、売店の写真撮影は禁止となります。
・売店での撮影はグッズ購入者様のみになります。
・連写や脚立や自撮り棒のご利用は禁止となります。

【会場】
両国・KFCホール
〒130-0015 東京都墨田区横網(よこあみ)一丁目6番1号
『国際ファッションセンター』3F
アクセス:都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より徒歩0分。
※「両国駅」A1出入口を出てすぐ左のビルの3階になります。

【対戦カード】

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
松屋うの vs 星いぶき

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
松本都 vs 長崎まる子

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
テキーラ沙弥&トトロさつき vs 法 DATE&直 DATE

◆第4試合 シングルマッチ10分1本勝負
弓李 vs 尾崎妹加

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負
藤田あかね vs 雪妃真矢

◆メインイベント 8人タッグマッチ45分1本勝負
藤本つかさ&世羅りさ&柊くるみ&華 DATE
vs 豊田真奈美&星ハム子&宮城もち&華蓮 DATE

 

8月13日『アイスリボン両国KFCホール大会』試合結果

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「アイスリボン両国KFCホール大会」
2017年8月13日(日)両国KFCホール
17時30分開始/17時00分開場
観衆:346人


【試合前】
入場式の前に佐藤肇代表取締役と藤本つかさ取締役選手代表がリングに上がり、アイスリボン所属の未成年選手の逮捕および勾留に関する、その後の経過説明が行われた。
佐藤「アイスリボン両国KFCホール大会ご来場いただきまして誠にありがとうございます。以前からですね、何回か7月の後半に起きましたアイスリボン所属未成年選手の逮捕という事態が起きまして、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、この場を借りてご報告とお詫びの方を申し上げようと思っております。現状、7月後半に口論から友人レスラーに怪我をさせてしまったということで、現行犯で駆けつけた警察に逮捕されました。現在は勾留期間が過ぎまして、来週からは家裁の方に送られまして審判が行われるという状況です。まだ未確定の状況も多々ありまして、私ども選手スタッフ一同は、このような事態を起こしてしまったことは業界内に対して大変申し訳ないとともに、応援いただいた皆様に対しても大変申し訳ないなという気持ちでいっぱいですが、今現状に起きましては勾留期間が過ぎ、今後の家裁での審判待ちという状況になっていることをご報告申し上げます。」
藤本「引き続き、お騒がせしておりまして本当に申し訳ございません。私たちも、待つことしかできず、皆さんにきちんと状況を伝えることができなくて、とてももどかしいです。ですが、どんな結果であろうと必ず報告させて頂きますので、アイスリボンを信じていただきたいです。どうか勝手なお願いではありますが、よろしくお願いします。」
佐藤「このあと選手が一生懸命試合をします。是非応援の方よろしくお願いします。」

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯松屋うの(4分57秒 スクールボーイ)星いぶき×

【第1試合】
8・27後楽園ホール大会で行われる新世代軍vsTeam DATEの4対4全面対抗戦。その出場権をうのといぶきが争うこととなった。新世代軍の中にあって、気持ちが見えないと言われたうのは、前回の道場マッチにおける新世代軍同士のタッグ戦で奮起。ようやく仲間たちからは認められたものの、藤本はうのに対して、後楽園前に最後の査定試合を用意した。それが今回のいぶき戦だ。いぶきもまた同い年で同期の華蓮に対してライバル心を燃やしており、このチャンスはモノにしたいところ。開始と同時にいきなり仕掛けていったのはうの。スクールボーイで秒殺を狙う。カウント2でいぶきが返すと、キャメルクラッチ、串刺しドロップキックと攻勢に出る。突っ張りを連打し、逆エビ固め、フライング・ボディアタックと反撃に出たいぶきだが、この一戦に賭けるうのは、スクールボーイを連発し、執念のカウント3を奪取。後楽園での対抗戦出場を決めた。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
×松本都(8分31秒 猪突猛進)長崎まる子◯

【第2試合】
新世代軍リーダとして対Team DATEに闘志を燃やすまる子と、ここ最近、自称“七色の”みやここクラッチを駆使して、白星が先行している都の異色シングル対決。例によっての変則的な動きでまる子を翻弄しようとする都に対して、要所要所でドロップキックを決め、都に決定打を許さない攻防をみせたまる子。レインメイカーの入り方を間違えても、まったくペースを崩すことなく、攻めに徹していた都だが、リバース・タイガードライバーをまる子に切り返されたことで、リズムに乱れが生じた。最後は丸め込みの応酬からまる子がこの日、2回目の猪突猛進を決め、都からきっちりとカウント3を奪い、新世代軍エースとしての勢いを示した。 

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
テキーラ沙弥&◯トトロさつき(12分30秒 体固め)法 DATE&直 DATE×
※フォーリング・トトロ

【第3試合】
7・15『816』大会以来の再戦。前回は沙弥が法からフォール勝ちを奪ったが、3大会連続のタッグ結成となる法と直もチームとしてのクオリティを確実にアップしている。8・27後楽園にもつながる注目の一戦は両チームがタッチワークを活かした攻防を展開する中、前日、WAVEの大田区大会で文子、里村、奈七永という女子プロ界の横綱トリオを相手に必死のファイトをみせたトトロがこの日も奮闘。トトロの頑張りに沙弥も動きの良さで法&直の蹴りを中心とした攻撃を止めると、最後は直を捉え、ファンタスティックフリップの連係から、沙弥のムーンサルトプレス、トトロのフォーリングトトロの連続攻撃で、トトロが直からフォールを奪取。後楽園での対抗戦を前に、この日、新世代軍は全員が白星を奪取。現時点での勢いは新世代軍が一歩リードしていることを示した。

◆第4試合 シングルマッチ10分1本勝負
×弓李(8分58秒 片エビ固め)尾崎妹加◯
※マイカバスター

【第4試合】
タッグチームとしてより成長したいというGEKOKU娘同士のシングル戦。先手を取ったのは弓李。グランドに妹加を引き込むと、関節技を決めながらレフェリーの目を盗んで妹加の口を手で塞いだり、妹加の目を覆ったりと、弓李ならではの揺さぶりを仕掛けていく。パワー全開で反撃に出る妹加だが、あと一歩と追い込んだところで、弓李の切り返しに合い、なかなかペースを掴めない。終始、主導権を握っていた弓李はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド、カウンターのスクールボーイでフォールを狙う。なんとかカウント2で返した妹加に再度、スクールボーイを狙い飛び込んでいった弓李だが、この動きを読んでいた妹加はカウンターのラリアットをクリーンヒット。最後は弓李を肩口に持ち上げるとマイカバスター(=筋肉バスター)で逆転フォール。パートナーの弓李からシングル初勝利を飾った。

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負
×藤田あかね(12分39秒 片エビ固め)雪妃真矢◯
※スノウトーンボム

【第5試合】
6・29『813』大会、8・5『819』大会といずれも10分ドローに終わっている2人の3度目のシングル戦は、試合時間を15分に延長しての決着戦として行われた。序盤はお互いが相手を牽制し合う静かな展開となったが、徐々にヒートアップ。あかねが雪妃の胸元に強烈なチョップを放ち、自ら胸を突き出すも、一方の雪妃はローキックで反撃。共に痛みをこらえながらも、チョップとローキックを打ち合い、雪妃がサソリ固めを決めれば、あかねがテキサスクローバーを仕掛けるなど、意地の張り合いが会場を熱くする。両者が見ていて気持ちがいいくらいの真っ向勝負を展開。どちらが勝ってもおかしくない攻防戦となったが、最後はあかねの頭部に蹴りを連発した雪妃がスノウトーンボムでフィニッシュ。3戦のトータルタイム32分39秒で遂にあかねの壁を超えてみせた。

試合後、雪妃はマイクを手にすると「勝った!私は今月8月27日アイスリボンの後楽園ホール大会でアジュールレボリューションのタッグパートナーである、世羅りさの持つアイスリボンのシングルのベルトに挑戦することが決まっています。そこで、アジュレボの絆を深めたうえで、私があの青いベルトをもぎ取るので、そのベルト巻いたら、あかねさん、一番最初に挑戦とかしませんか?上からすいません。」と語り、あかねも「負けといて喋るの嫌やな~。結局3秒でも5秒でもなかったけど、あ~、負けたくなかった~!!そうね、おユキ、どうも私はちょっとまだ年齢出してないからあまり詳しいことは言えんけども、デビューも遅くて、デビューできたらできたで怪我ばっかしてさ~、よくね、ご飯とか行って泣いたやん。そんな二人が今日は満足いく内容ができたかどうかは分からんけども、こういうビッグマッチで、セミをシングルでやらせてもらえるとは、あの頃なんか絶対思わなかったやん。やけど、このあとメインでチャンピオンいっぱい出てくるけど、あの人たちじゃなく、これからのアイスリボンはわしらが引っ張っていくつもりで、怪我だけにはお互い気を付けて頑張ろうや!27日、ベルト、絶対獲ってよ。そしたらハードコアで挑戦するけん。お前は、ベルトを獲ったうえにハードコアも勉強しとけ!」とタイトルを賭けての再戦を快諾し、雪妃にエールを送った。

またあかねは雪妃がリングを降りた後で、「言うこと忘れとった。27日、後楽園ホール、おユキがベルトを獲る日のわしのカードは、昨日は(WAVEの大田区大会で)Yシャツマッチで対戦しましたKAORUさんとシングルです。形式はまだ未定ですが、期待していてよろしいんじゃないでしょうか?ありがとうございます。それと、もう一つ個人的なお知らせがあります。自分はシングルプレイヤー宣言をしてこうやってシングルばっかりずっとやってきてますけども、まだまだ勝率が良い方ではありません。なので、これから自分を高めるために9月3日の大阪リボン終わりから1ヶ月間アメリカに修行に行ってきます。今、数試合決まっていて、まだこれから増えるかどうか、ハードコアの試合ができるかどうかっていうのはまだ全然決まってはないんですけど、よければSNSなどで自分の情報もチェックしてもらって、そして、帰ってくるビッグマッチがたぶん10月9日、ここKFCホールなので、大きくなった自分も観に来てください。」と後楽園でのKAORU戦、そして初のアメリカ武者修行に向かうことを明かした。 

〈インタビュー・スペースでのあかね〉

――今日の試合の感想から。
あかね いや~強いっすね~、ユキ。もうそれだけです。正直負けると前回も前々回も10分のとき最後自分が押していたので、あとちょっとあれば勝てるもんだと自分で勝手に思っておりましたが、あんなにも粘り強くて打撃も強くて、そんなことができるなんて思ってなかったので、素直に本当に悔しいです。
――で、次の後楽園がKAORU選手っていうことですが、どういう印象を持たれてますか?
あかね 机の人。昨日危うくあれ食らうところだったんですよ。避けたんですけど。で、2回ほど頭を殴られましてですね。いや~、あんなキレイな笑顔でなんて酷いことをするんだろうっていう印象です。
――KAORU選手もハードコアの試合を得意としている選手じゃないですか。そういう意味でやりがいがあると言うか。
あかね そうですね。男子とあと自分のとこ以外で試合するのはハードコア初めてなので、しかもハードコアクイーンって呼ばれてたこともあるんですよね、KAORUさんて。なので、ハードコアクイーンとして成長していくためにはうってつけの相手っていう、上からの言い方で申し訳ないんですけども、凄く楽しみです。
――それが終わったらアメリカ?
あかね とりあえず9月3日に大阪行って、アメリカに行きます!
――どの団体とかっていうのは決まってるんですか? 
あかね 決まってるのは数試合しかないんですけど、自分のためにもこのままずっといても、頭打ちになる気もしてるので、ここで心機一転気持ち切り替えて行ってこようかなと思ってます。
――海外は行くの初めて?
あかね 行くの初めてです。まだパスポート取ってません。
――パスポートを持ってない(笑)。
あかね 申請してたんですけど忙しくて取りに行けなくて(笑)…まだまだ先が長いんですよ。準備も一個もしてないんですよ。部屋の掃除もしてないんですよ。どうしましょう?(笑)
――そのまま行きますか?
あかね 帰ってきたら部屋、虫湧いてそうですけど、ちょっと困るので掃除してから行きたいと思います。
――ちなみに場所ってどの辺行かれるんですか?
あかね いや、もうバラバラです。最初はカリフォルニア。
――カリフォルニアから転々とする…。
あかね はい。そうですね。
――1ヶ月の間にこういうものを身につけたいとか得たいっていうのはありますか? あかね なんかちょっとした情報によりますと、その拠点というわけではないんですけど、ちょっとあるところにいるんですけど、そこに練習場か何かがあるらしくて、そこの教えてる人がどうもハードコアが得意だと。凶器の使い方も教えてくれるんじゃないかっていうことを聞いたので、何かしら自分のバット以外の上手い使い方できる凶器を身につけて帰ってきたいなと思ってます。 

◆休憩時間

メイン前の休憩時間終了後のインフォメーションのコーナーで8月15、16、17日の上野大会で練習生の夕陽(ゆうひ)が毎大会でエキシビションマッチを行うことが発表された。
紹介されてリングに上がった夕陽は「練習生のゆうひです。頑張ります。よろしくお願い致します。」と語った。

◆第6試合 8人タッグマッチ45分1本勝負
藤本つかさ&世羅りさ&◯柊くるみ&華 DATE(21分15秒 体固め)豊田真奈美&星ハム子×&宮城もち&華蓮 DATE
※ナッツクラッカー

【第6試合】
「こういうときこそ、チャンピオンが頑張らなければいけない。」という世羅の言葉を受けて、当初、予定していたリボンタッグ戦に代わってマッチマイクされたのは、アイスのベルト保持者3人にジョシカク3冠王者の華を加えたチャンピオンズチームと、次期タッグ王座挑戦権を持つらぶりー・ぶっちゃーずに、華蓮、そして豊田を加えた豪華8人タッグ。この日は初めて華が自身の保持する格闘技三冠ベルトのうちの1本であるSKKB女子フライ級王座のベルトを肩に入場。4人のチャンピオンがリング中央でポーズを決めた姿は、それだけで十分に絵になるものだった。試合はスタートから両チームが入り乱れる激しい攻防戦を展開。中でも6・25大さんばし大会以来のアイス参戦となった豊田の張り切りぶりが会場を大いに沸かせた。5カ月後に引退が決まっている選手とは思えない豊田の好ファイトぶりに、他の選手が燃えないわけがない。藤本がその豊田を捉え、遂にロープを利用することなく肩口に豊田を抱え上げ、逃げられたものの、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスの体勢に入ったときは、観客からも大きなどよめきが起こった。そして、最後は現在、1人タッグ王者のくるみが奮起。ハム子を捉え、猛攻を仕掛けると、華の蹴り、藤本のインフィニティ、くるみのダイビングボディプレス、世羅のダイビングダブルニーの連続攻撃がハム子に決まり、とどめはくるみのナッツクラッカー。チャンピオンズ・ホールドが一気に爆発するスペシャルなフィニッシュが熱戦に終止符を打った。


試合後、マイクを手にしたくるみは「勝ちました。自分はこのリボンタッグのベルト、返上する気はありません。今日流れたらぶりー・ぶっちゃーずとの試合、8月の後楽園1対2でもやってやるよ!」と語ると、豊田が「おいおいおいおい、1対2じゃなくて、私が組んであげる。いい?面白そうじゃんこのカード。最強よ。」とくるみのパートナーに立候補。ここでもちが「ちょっと待ってよ~!最強過ぎんじゃん。よかったよ!最強のお前らを満員の後楽園で倒す。こんな最高なことありますか?8月、スケジュール大丈夫なんですよね?」と豊田に確認。豊田がOKすると、もちは「やりましょう!ハムさん。ね。最強の2人にうちらで勝つ。それだけです。」とハム子と並ぶ、豊田、くるみに対する。「うちらだよ?色気だけじゃ通用しねーよ。」とする豊田に「豊田さん、私たちは色気があっても強いんですよ!」とハム子。この一戦を了承し、豊田&くるみvsらぶりー・ぶっちゃーずのノンタイトル戦が決定した。


そして、エンディングでマイクを取ったのは世羅。「本日もこんなにたくさんのお客さまにお集まりいただき、本当に本当にありがとうございました。じゃあ、ハッピーということで、本日もプロレスでハッピーと締めたいと思います。次のビッグマッチは8月27日後楽園ホール大会。自分はタッグパートナーの雪妃真矢とこのベルトの防衛戦が決まっています。今だからこそできる私の大切なタッグパートナーだと思って、この因縁の地、両国で改めて宣言したいと思います。雪妃!絶対、絶対負けないから。」と語ると、雪妃が世羅の目の前に歩み寄り、そのまま顔をつきあわせると、なぜか軽くチュっとキス。雪妃は「とりますから。」とドスのきいた声で一言。世羅が最後、円陣で締めようとすると、場内が暗転となり、スクリーンで来年2018年8月26日、横浜文化体育館大会決定の映像が流れる。思わず、その場で腰砕けとなる藤本。世羅が藤本を励まし、起こす。マイクを手にした藤本は「豊田さんも出て欲しいです!(豊田が「引退してるから無理。観に行くから」と返すと)是非来て下さい。マジか!マジか!やってやろう!アイスリボンやってやろう。今こそ団体力です。豊田さんと出会って本当によかったし、アイスリボンでよかったし、こんな素敵な仲間と出会えてよかったです。頑張ろう!やってやろう!後楽園満員にして、横浜文体も満員にしてみせます!あっちの横浜も来て下さい。改めまして、私が気合いを入れて締めたいと思います。皆さんご起立ください!団体力というのは、お客さんも含めて団体力です。なのでここにいる皆さん、私がプロレスでハッピーと言ったら、大きな声でアイスリボンと言っていただけたら嬉しいです。それではいきますよ?いきますよ!いくぞー!プロレスでハッピー!アイスリボン!」と最後は藤本が締めた。

〈インタビュー・スペースでの藤本、世羅、華〉


藤本 当初タッグタイトル戦という形で発表されていたんですけども、急遽カード変更という形になって、タッグチャンピオンそろい組、自分たちアイスリボンのベルトは3つしかないんですけども、Dateの華が格闘技のチャンピオンということで、4人も揃って同じコーナーに立てるということは、こんなことは今までなかったので、改めてDateが入ってくれたことも嬉しいなと思います。4人でチャンピオン同士で組めたことも嬉しく思います。相手に豊田さんがいてくれたので、より、深い意味のあるカードになりました。今くるみはちょっとダメージで休憩してるんですけれども、くるみも色んな思いを背負って本当に余計なものまで背負わせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけども、その分くるみが勝ってくれたので本当によかったなと思います。そして今日豊田さんをロープ持たないでサイクロンで担ぎ上げたんですよ。ただ決めることができなかたので、その前にダメージを蓄積させて絶対に投げきってやりたいと思います。
世羅 チャンピオンがずらりと並んだのはすげー頼もしかったし、戦ってて楽しかったです。仲間がいるって改めてこう思いました。この試合で、私たちは一人じゃないなっていうのを改めて感じました。8月27日後楽園ホール大会で防衛戦決まってますけども、来年の8月26日横浜文体発表されたということで、ビックリして、あの私は声が出ない派だったんですけど、ビックリして。先を見据えた防衛戦にしていきたいなって思いました。来年の8月26日にもこのベルトが私の腰にあるようにもっともっとチャンピオンとして精進していきたいと思います。
華 私はデビュー戦のときにレジェンド豊田真奈美さんとタッグを組んでいただいて、今回は相手として戦うことができてよかったです。実際に戦ってみて、まだまだ自分の力じゃ勝つことはできなく、まあ当たり前ですけど、それでも先輩方、チャンピオンの先輩方がいたので、チームで勝つことができてよかったです。しっかり自分の力で勝てるように頑張ります。ありがとうございました。
――後楽園の豊田、くるみvsらぶりーぶっちゃーずは、王座決定戦っていう形になるんですか?
藤本 決定戦というか、普通のタッグマッチになると思います。
――ベルトは賭けない?
藤本 ベルトは賭けられないので。はい。
――来年の横浜が発表されました。
藤本 文体ですか?本当に聞いてないんですけど(笑)あの、まあ社長からのプレゼントなのかなと思ってます。私がちょうど10周年なんです、来年。なので最高の舞台を用意していただけて、嬉しく…思います。
 

8月15日『アイスリボン夏祭り in 上野』第1部・第2部試合結果

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アイスリボン夏祭り in 上野 対戦カード
 東京・上野・水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)
■2017年8月15日(火)

◎アイスリボン822~血液型対抗戦~
13:00開始/12:30開場
観衆 223人

◆エキシビション3分間
星いぶき(0-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
△テキーラ沙弥 (時間切れ引き分け) 直 DATE△

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負 ~A型VSO型対抗戦~
弓李(A)&×トトロさつき(A) (6分27秒 牛とじ) 長崎まる子(O)&松屋うの(O)○

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負~B型VSAB型対抗戦~
世羅りさ(B)&×尾崎妹加(B) (13分31秒 片エビ固め) 星ハム子(AB)○&華蓮 DATE(AB)
※ダイビングボディプレス

◎アイスリボン823~フランクシスターズプロデュース~
16:00開始/15:30開場
観衆 201人
 

◆エキシビション3分間
松屋うの (0-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負~華は確実アンダー60㎏都はアンダー60㎏?
とりあえずU60㎏対決!~
松本都 (無効試合) 華 DATE

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負~文字だけみてもお腹が空いてくる!美味しそうなものを集めてみたマッチ~
○星ハム子&弓李 (11分55秒 ハムロール) 宮城もち×&法 DATE

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
筋肉おじさんず~再来~VS綺麗なお姉さん'S
 ×藤田あかね&長崎まる子(16分08秒 ラ・マヒストラル) 藤本つかさ○&雪妃真矢

 

8月15日『アイスリボン824~Azure Revolutionプロデュース~』試合結果

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アイスリボン夏祭り in 上野
アイスリボン824~Azure Revolutionプロデュース~
Azure Revolution:世羅りさ・雪妃真矢
2017年8月15日(火) 18:30開場/19:00開始
観衆 167人

◆エキシビション3分間
雪妃真矢 (0-0) ゆうひ(仮)

【エキシビションマッチ】
今回の上野8連戦すべての大会オープニングでエキシビションマッチを行うことになった練習生のゆうひ。デビューへの最終実施テストでもあるエキシだけに、ゆうひ本人も気合十分で8連戦に臨んだ。上野初日3戦目の相手は当初、沙弥が予定されていたが、アジュレボ・プロデュース大会であるにも関わらず、この日は雪妃魔矢の出場はあるものの、雪妃真矢の出場がないことから対戦相手が急遽、雪妃に、そしてレフェリーを世羅が務めることになった。この試合でゆうひが見せた攻撃はエルボーの連打とドロップキックの連打。いずれもゆうひの気迫が伝わる小気味よい攻めだった。最後は雪妃の逆エビ固めに苦しむも、ロープに逃げずにタイムアップまで耐え抜いたゆうひ。残り5大会での頑張りに期待したい。

◆第1試合 干支3WAYタッグマッチ20分1本勝負
(亥)藤本つかさ&長崎まる子 (8分20秒 猪突猛進) (未)尾崎妹加×&華蓮 DATE
※もう1チームは(寅)弓李&法DATE 

【第1試合】
干支で括った3組のタッグチームによる3WAY。亥の藤本とまる子、未の妹加と華蓮は一回り違い、寅の弓李と法は同い年という組み合わせ。しかし、干支で括ったものの、弓李と妹加はタッグチームであり、法と華蓮は同じTeam DATEのメンバー。未と寅の2チームは試合前から共闘する姿勢を見せ、開始後もGEKOKU娘の合体技、Team DATEの連係も飛び出し、亥チームは序盤から苦しい展開を強いられた。なんとか試合巧者の藤本が相手の攻撃を切り崩しながら、徐々に流れを変えていくと、リングの前にある水の溜まり場に選手を次々と落とす猛攻に出た。リング上に残ったのは妹加とまる子。この試合で弓李、法、藤本を続けてアルゼンチン・バックブリーカーに決めた妹加が勝負に出るが、これを切り返したまる子が猪突猛進でフィニッシュ。競泳水着で試合に臨んだ気合十分のまる子が勝利の雄たけびを挙げた。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき (4分40秒 片エビ固め) 星いぶき×
※回転エビ固めをつぶし


【第2試合】 
今年デビュー組のトトロといぶきの初シングル戦。スタートからタックルでぶつかり合う意地の張り合いをみせた両選手は、それぞれが持ち前のパワーで勝負に出る。中盤、いぶきがカウンターのクロスボディ、コーナーからのダイビングボディアタックを決め、トトロを追い込むが、最後は飛び込み式の回転エビ固めに出たいぶきの丸め込みを踏ん張って耐えたトトロが雷電ドロップ気味に叩き潰すと、そのまま3カウントを奪取し、いぶきを下した。試合後、トトロは試合を観戦していた元235さんのもとに駆け寄り、勝利を報告。元235さんも笑顔でトトロを抱きしめて祝福した。

◆第3試合 モーモーモートライアングル丑リボン15分1本勝負
○松本都 (6分15秒 みやここクラッチ)直DATE×
※もう1人は華DATE 

【第3試合】
年齢非公開ながら、なぜか丑年のトライアングル戦に入れられた都。と同時に相手はTeam DATEの2人だけに、トライアングルというよりもハンディキャップ状態の組み合わせに挑む形となったが、Team DATEの2人は序盤から完全に都を無視し、2人で蹴りの打ち合いを展開する。無視されてもめげずにちょっかいを出す都に、遂に2人が共闘し、都潰しに出る。ここで都が取りだしたのが赤色の藤本の取締役Tシャツ。直に対して、Tシャツをヒラヒラさせる都。最初は無表情だった直が、丑年の定めか…人差し指を角にして頭に添えると、猛牛のように都に突進していった。闘牛士のように、これを裁いた都は得意げに華にもTシャツを持って迫るが、一瞬、その世界に入りかけた華が、ふっと我に返ると「そんなわけねえだろう!」と都にローキックを叩き込み、さらに直にも「目を覚ませ!」ばかりにキックを放つ。正気に戻った直が華とのダブルの蹴りを都にヒットさせるが、その2発目を同士討ちにした都は、華をシャイニング・ウィザードで蹴散らすと、直をみやここクラッチに決めての快勝。またも直は都の術中にはまってしまった!

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ(極道バージョン)&○雪妃魔矢 (14分54秒 ウィールウィンド) 宮城もち&藤田あかね×


【第4試合】
今大会のプロデューサーであるアジュール・レボリューションの2人がメインに登場…と思われたが、世羅は極道バージョン、パートナーは雪妃ではなく、雪妃の知り合いである魔矢が登場。2人のもうひとつの“顔”がアジュレボ“アナザーバージョン”として、初めてリングに揃い踏みしたのだ。一方のもちとあかねも対戦相手の試合スタイルを予想し、ハードコア・コスチュームで登場。もちはムチを、あかねはバットを手に臨戦態勢でリングに立った。ゴングと同時に仕掛けたのはもちとあかね。世羅と魔矢を場外、そして客席へと引き込む。魔矢ともちがムチで打ち合い、どこからかソフトボールを持ってきた世羅はあかねと野球対決を始める。ここにキャッチャーとして魔矢が、審判としてもちが加わるというレアな展開も生まれるが、試合をさらにカオスにしていったのは世羅。自軍コーナーに隠していたライトセーバーを抜いた世羅は、もち、あかねはもちろん、魔矢も倒し水の溜まり場に叩き落とす。さらになぜか仮面ライダークーガのテーマを熱唱しながらリングに現れたまる子もそのえじきとなってしまう。客席にいたハム子から受け取ったレモンサワーを倒れた4人、1人1人の口元に垂らしていく世羅。これが気つけとなり、ようやく選手がリングに戻ると、試合再開。もちろん、リングに戻ってもパイプ椅子、ムチ、バットによる攻防が見られ、ほぼハードコアな流れとなるが、最後は魔矢とあかねの対戦で、エプロンからパイプ椅子で世羅があかねの後頭部を痛打。前のめりに倒れるあかねをウィールウィンドで丸め込んだ魔矢が勝利をモノにした。試合後、世羅に感謝され、笑顔を見せた魔矢。さらには「また組んでくれるかな?」との世羅の問いかけにも笑顔で「いいともー!」と答えるなど、この日は魔矢のキャラがやや真矢に近づきつつ、エンディングでは2人でアジュレボ・ポーズまで決めてみせた。


8月16日『アイスリボン夏祭り in 上野』第1部・第2部試合結果

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アイスリボン夏祭り in 上野 
 東京・上野・水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)
 ■2017年8月16日(水)

◎アイスリボン825~平成昭和対抗戦~
12:30開場/13:00開始
観衆:209人

◆エキシビション 3分間
藤田あかね (1-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負~全員平成生まれ対決!~
世羅りさ&尾﨑妹加&×トトロさつき (4分47秒 体固め) 華 DATE&法 DATE&直 DATE○
※ライトセイバー

◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負~年齢非公開対決!~
×松本都 (5分39秒 片エビ固め) 雪妃真矢○
※巨人大鵬卵焼き

◆第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負~平成vs昭和対決!~
【昭和】藤本つかさ&○星ハム子 (16分49秒 ハムロール) 華蓮 DATE&星いぶき×【平成】

◎アイスリボン826~ズッコケ三人組プロデュース~
≪ズッコケ三人組:長崎まる子・テキーラ沙弥・松屋うの≫
15:30開場/16:00開始
観衆:201人

◆エキシビション 3分間
長崎まる子 (1-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
~北の国からこんにちは!都会になんて負けねぇべや~
○弓李&雪妃真矢 (8分30秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド) テキーラ沙弥&星いぶき×

◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
~元祖ズッコケ!トトロよ初シングル松本都に勝ってこい!~
○松本都 (6分49秒 みやここクラッチ)トトロさつき×

◆第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
~らぶっちゃパイセンから熱さを学ぶぞ~
星ハム子&○宮城もち (11分50秒 片エビ固め) 長崎まる子&松屋うの×
※ダイビングギロチンドロップ
※プロデューサー権限により長崎&松屋チームのみ2カウント奪えば勝利するルールに変更

◆プロデューサー権限により長崎&松屋チームのみ1カウント奪えば勝利をするルールにて再試合
×星ハム子&宮城もち(0分22秒 猪突猛進)長崎まる子○&松屋うの

 

8月16日『アイスリボン827~2008年デビュープロデュース~』試合結果

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アイスリボン夏祭り in 上野
アイスリボン827~2008年デビュープロデュース~
2008年デビュー:藤本つかさ・星ハム子・松本都
2017年8月16日(水) 18:30開場/19:00開始
東京・上野・水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)
観衆:176人

◆エキシビション 3分間
トトロさつき(1-0)ゆうひ(仮)

【エキシビションマッチ】
エキシ6試合目のゆうひの相手は、これまでで一番ウエイトのあるトトロ。ゆうひはゴングと同時にエルボーを連発し、トトロをコーナーに追い込む。さらにエルボーを連打したゆうひはトトロにボディスラムを仕掛けようとするが、逆にトトロにボディスラム3連発を食らい、強烈な逆エビ固めに思わずタップ。トトロにギブアップを取られたゆうひは、すぐに立ち上がると、痛みをこらえながらエルボーで挑む。トトロのエルボーに吹っ飛ばされ、コーナーに飛ばされての串刺しプレスを浴びるが、逆コーナーに振られるところを踏ん張ってトトロを振ると、串刺しドロップキックで反撃し、カバーに入る。トトロがキックアウトすると、スクールボーイを連発し食い下がったゆうひだが、最後はトトロに押し潰され、失速。ボディスラムを浴びたところでタイムアップとなった。

◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負~同期対決!~
◯華蓮 DATE(6分19秒 カサドーラ)星いぶき×

【第1試合】
7・17横浜以来、2度目となるいぶきvs華蓮のシングル戦が上野で実現した。華蓮がグランド・スリーパーを決めれば、いぶきは逆エビ固めでお返し。華蓮がチョップを打ち込んでいけば、いぶきはエルボー、そしてつっぱりで応戦と、前回同様、終始、両者の意地の張り合いが見られた。その中で、より相手の動きを見ていたのは華蓮。いぶきがコーナーに上がると、即、デッドリードライブで阻止し、アキレス腱固めを仕掛けて揺さぶる。いぶきがバックフリップを狙って抱え上げると、エビ固めで切り返す。最後もロープに振られた華蓮が、逆にカサドーラを決めフィニッシュ。いぶきとのシングル戦に連勝した。

◆第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負~私達のコスチューム着てね!~
◯宮城もち&松屋うの(7分47秒 片エビ固め)藤田あかね×&長崎まる子
※棚からぼた餅

 

 

【第2試合】
今大会は2008年組の藤本、都、ハム子の9周年記念プロデュース興行。この3人のコスチューム着用が条件のタッグマッチが行われた。あかねが都、まる子が藤本、もち、うのがハム子のコスチュームで登場。4人がそれぞれなりきりムーブを展開していった。中でも細かい動きまでしっかりとコピーしていたのがまる子。技だけでなく、藤本の試合中にみせるしぐさまでしっかりと取り入れていた。最後はそのまる子のミサイルキック(=藤本のフォーム)があかねに同士討ちとなり、このチャンスにもちがハムロール、飛び込みラリアットを決め、最後は自身の持ち技である棚からぼた餅でフィニッシュした。

◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負~美女対決!~
◯雪妃真矢(7分12秒 ウィール・ウィンド)法 DATE×

【第3試合】
『美女対決』のサブタイトルで行われた雪妃vs法の初シングル戦。試合前、握手の前にリング中央でお互いがポーズを決め、アピール合戦をみせるが、ここはグラビア慣れしている雪妃に軍配が上がった。試合は両者が得意の蹴りを駆使しながら、要所要所で関節技を掛けあう展開となった。一進一退の攻防の中、残り時間が3分を切ったところで、法の蹴りをかわした雪妃が側頭部へのトラースキックをヒットさせると、バランスを崩した法をウィールウィンドで丸め込み、しっかりとカウント3を奪取。

◆第4試合 一網打尽!3WAY9人タッグマッチ 20分1本勝負
~マッスルハムーナス同期9周年上野大戦争since2008~
藤本つかさ&◯星ハム子&松本都(1分19秒 風圧体固め)世羅りさ&尾崎妹加×&テキーラ沙弥、弓李&華 DATE&直 DATE× 
※ボディーアタック
※ノータッチルール採用

◆藤本と都の要望により再試合
藤本つかさ&星ハム子&◯松本都(18分42秒 みやこここクラッチ)世羅りさ×&尾崎妹加&テキーラ沙弥
※もう一組は弓李&華 DATE&直 DATE
※ノータッチルール


【第4試合】
前日のタッグ3WAYに続き、この日はトリオの3WAYがメイン。もちろん主役は2008年組3人のトリオ=マッスルハムーナスではあったが、開始早々、数珠つなぎのヘッドロックをハム子がボディアタックで吹っ飛ばし、ハム子以外の全選手が倒れた状態でカウントが入り、まさかの秒殺決着に!満足気なハム子が本部席のマイクでエンディングに入ろうとすると、待ったをかけたのは藤本と都。「せっかくの9周年で、私たち、まだ何もしていない」とハム子に再試合を直訴。これが認められ試合再開となったものの、今度は開始早々、戦場は客席へとなだれ込んでいった。水鉄砲を手にした弓李と華が水を相手かまわずかけまくるが、その上をいったのが藤本。会場に設置されているミストのホースを持ち出すと、対戦相手はもちろん、客席にも噴射しまくる。さらにリング前にスイカを置き、自ら目隠しをしてスイカ割りに挑戦。藤本、華が続けて失敗したところで、妹加が「私に任せろ!」となんとスイカにパンチを振り降ろし、叩き割ってみせた。今度はそのスイカの早食い競争を始める藤本、華、妹加。その間も客席では至る所で、選手の水攻撃が続く。選手がようやくリング上に戻ったのは試合開始から15分近く経ってから。途中、ハム子が世羅のライトセーバーのえじきとなるも、これを藤本、都がマッスルビーナスのテーマ曲『いつかきっと』の熱唱が救ったりと、カオスな状態はリングに戻っても続いたが、最後は世羅のダイビングダブルニーをかわした都がみやここクラッチへ。これを世羅が反転したものの、さらに都が反転してのみやこここクラッチを決め、なんとICE王者からカウント3を奪い、都が9周年記念試合を締めてみせた。試合後、「楽勝だった~っ!」と都が絶叫すれば、藤本は「映画のオーディションがきっかけで、私と都はデビューして、もう9年になりますよ。」としみじみ語り、ハム子は「私はプロレスが好きで、プロレスラーになって、9年も続けるなんて、思ってもいなくて…まさか娘のいぶきがプロレスラーになるとは思わなかったです。本当にこれからも2人ともっともっと頑張っていきたいなって思いました。同期っていいね。」と例によって泣きながら語ると、藤本は「同期っていいですね。9周年ですけど、来年は10周年!そして場所は横浜文体ということで、まだまだこれからですよ。どんな困難が来ようとも3本の矢は折れないということで。」と10周年に向かって、改めて3人の結束を誓った。 

 

8月17日『アイスリボン夏祭り in 上野』試合結果

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アイスリボン夏祭りin上野
東京・上野・水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)
◎2017年8月17日(木)

◎アイスリボン828〜GEKOKU娘プロデュース〜
≪GEKOKU娘:弓李・尾崎妹加≫
13時00分開始/12時30分開場
観衆:175人

◆エキシビション 3分間
法 DATE(1-0)ゆうひ(仮)

◆第1試合 ハードコアリボン シングルマッチ時間無制限一本勝負
~広島カープVS中日ドラゴンズ〜
◯世羅りさ(4時間58分36秒 体固め)藤田あかね×
※ダイビングダブルニードロップ 

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
~ゲコ娘がみたい試合~
雪妃真矢&×松屋うの(5分44秒 ギブアップ)華 DATE◯&直 DATE
※ヨーガ・サイクロン・ロック

◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
~弓李が教育係をつとめました~
◯弓李(7分14秒 エビ固め)星いぶき×
※ジャパニーズレッグロール

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
~一番多くきゅうりを食べるのは誰だ?~
◯尾崎妹加&星ハム子(12分38秒 片エビ固め)長崎まる子×&トトロさつき
※ラリアット
※決着時点でよりきゅうりを多く食べたチームが勝利となる

◆試合決着もきゅうりを食べた本数が同じだったため延長戦
◯尾崎妹加&星ハム子(1分3秒 片エビ固め)長崎まる子×&トトロさつき
※マイカバスター 
※きゅうり完食により尾崎&ハム子の勝利となる


◎アイスリボン829~スプラッシュリボン~
17:00開始/16:30開場

観衆:206人

◆エキシビション 3分間
弓李 (0-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 dateタッグマッチ15分1本勝負
~もうすぐデビュー4か月~ 
華 DATE&×華蓮 DATE (6分55秒 エビ固め) 法 DATE○&直 DATE
※カサドーラをつぶし

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
~重量感~
○尾崎妹加 (5分25秒 片エビ固め) トトロさつき×
※ラリアット

◆第3試合 エニウェア時間無制限1本勝負
~お待たせしましたスプラッシュリボン・水に濡れても知らないよ~
藤本つかさ&×松本都 (27分31秒 ハムハムハムハムハムロール) ○ハムパンマン&宮城もち 
※1部第1試合ハードコアリボン時間無制限1本勝負  世羅りさvs 藤田あかね が試合中の為、カード変更となり、もう1組は 雪妃真矢&長崎まる子



 


8月5日アイスリボン道場マッチ819試合結果

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「アイスリボン819」
2017年8月5日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時30分開場
観衆:90人
 

◆第1試合 トライアングルリボン15分1本勝負
◯藤本つかさ(9分26秒 ビーナスクラッチ)弓李×、尾崎妹加×


6月29日アイスリボン813では同い年の沙弥&うのとトライアングル戦を行い、序盤は藤本vs沙弥&うのになったものの、藤本が2人を精神的に揺さぶり、最後は沙弥とうのが感情むき出しでぶつかり合う展開に持ち込んだ。選手の本音を引き出そうとするトライアングル王者・藤本のドロドロリボンシリーズ第2戦。今回はGEKOKU娘の弓李&妹加。試合は中盤まで藤本vsGEKOKU娘のハンディキャップマッチとなった。その中で藤本が2人を分断するインサイドワークをみせ1対2にも関わらず有利に進めていく。前回の沙弥&うののように藤本がいつ仲間割れを誘導するかに注目されたが、それは偶発的に起こった。藤本と弓李がコーナーでの攻防を展開するところに妹加が近づきアシストする為に、藤本をアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎ上げたはずが、同時に弓李も担いでしまった。このバックブリーカーをきっかけに、弓李と妹加のいがみ合う事になり、ハンディキャップマッチは、本来のトライアングルマッチへ移行して行ったが、ここぞという場面ではGEKOKU娘が連係を披露。やはり藤本相手では2人がかりで対するしかないという事だろう。ところが最後の最後でGEKOKU娘に乱れが生じた。藤本を2人がかりで場外に落とすところまでは良かったが、ここで2人がフォールを争う攻防を展開。このチャンスを逃さなかった藤本。2人がもつれ合うタイミングを見計らい勝負に加わると、2人まとめて一気にカサドーラで丸め込んでのWフォールでフィニッシュ。ドロドロにはならなかったものの最後はしっかりとトライアングル王者としての実力を証明した。

試合後、妹加「私、初めてのトライアングルリボンでした。やる前すごいドキドキしてたけど、弓李さんと一緒に協力してやろうと思って、2対1みたいな感じでやったんですけど、ベルト保持者は簡単には勝たせてくれませんでした。まだまだ力及ばないところも沢山あるので、色んな試合形式でも勝っていけるように頑張っていきたいと思っています」と語ると、弓李は「タッグとしても、個々の力もまだまだ。どこかで(GEKOKU娘の)シングルマッチを組んでいただけないでしょうか?」と藤本にタッグチームとして向上を図る為のシングル戦をリクエスト。これを受けて藤本は「次の8月13日の両国KFC大会でシングルマッチを組ませて頂きます」と両国でのシングルを決めた。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
◯松本都&華 DATE(11分40秒 みやここクラッチ)法 DATE&直 DATE×


Team DATE対決に都が加わったタッグマッチ。前回の道場マッチでも華とタッグを組み、勝利を挙げている都は、法にサッカーキックの打ち合いを申し出るなど気合十分で臨んだ。連係の部分では法&直の方が息の合う攻撃を見せていたが、一方の都&華は都がリードというよりも、華が都の指示に対して素直に応える為にスムーズな展開になる。華が蹴りを連発し、良いタイミングで都につなぐ。タッグチームとして成立している都&華のタッグは、この試合2度目のトライで都を踏み台にした華のジャンピング式の前蹴りが直に決まり、最後は都が直からみやここクラッチでカウント3を奪取。先週に続いて連勝を飾った。
試合後、直「負けてしまいました。先週に引き続き、法とのタッグでした。私の中では法とのタッグは安定しているなと思っていたので、今日は華と都さんに勝てるかなと思っていたけど、私がみやここクラッチで負けてしまいました。法とはみやここクラッチには気を付けようって話をしていたんですけどひっかかってしまいました。私は最近、プロレスの勉強にはまっていて、いつかそれが活かせる時が来るなと思っています」と語ると、藤本「組長これ見て下さい。どうなっているんですか?"って。すごい勉強熱心に聞いてくるんですよ。今日は負けたけど、2回ぐらいスリー取った気がするから大丈夫だよ」と直をフォロー。
法「今日、Team DATEの4姉妹とアイスリボンの天然はちゃめちゃタッグの対戦だと聞いて、先週に引き続いて直とタッグなので、先週勝ったっていうのもあるし、私の憧れのアントニオ猪木さん、そして直の憧れの橋本真也選手とのタッグっていうイメージで勝つ気満々だったんです。なのに不可思議パワーだか、なんだか良く分からない変なタッグにしてやられて、すっごい悔しいです」と反省気味に語った。そして華「私も先週の道場マッチに引き続き、また都さんとタッグを組む事になって、正直、何で都さんとやらなきゃいけないんだろう。大変じゃんって…私は思わないんです。むしろ都さんの何をやるか分からないはちゃめちゃなところがすごく私は好きです。でも別に憧れとか、そういう事ではないので勘違いしないで下さい」。都「Team DATEの3人とやらされたんですけど、やっぱり…まだまだですね。一生懸命なのは分かるけど、プロレスを楽しむっていうところまで、全然たどりつけてないなって思って(藤本「どの口が言うんだよ」と突っ込まれるも)もっとこうしたら良いのになって思うところがいっぱいあるんですけど、別に教えてあげようとは思わないので。でも勝ったので嬉しいです」

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△藤田あかね(10分 時間切れ引き分け)雪妃真矢△


6月29日アイスリボン813でドローに終わっている2人のシングルの再戦。翌日の『せらリボン3』で藤本とのシングル戦が決定しているあかねにとっては、前回の決着をつけて藤本戦に臨みたい。一方の雪妃は8月27日の後楽園ホールで世羅とのタイトル戦が決まっているだけに負けられない。開始早々2人の闘志がリング中央でのエルボー合戦で爆発。パワーで圧倒しようとするあかねに対して、雪妃はグランド技、蹴り技で応戦。あかねは雪妃の蹴り足に的を絞った攻撃を仕掛けていくなど、前回以上に激しい2人のぶつかり合いとなった。そして終盤、雪妃のスノウトーンボムをかわしたあかねがテキサスクローバー、アバランシュホールドとつなぎ、みかんでポンを決めた瞬間にタイムアップ。終盤はあかねが有利に進めたが、結果的には2試合連続の引き分けに終わった。

試合後あかね「あと3秒あったら勝てた!最後みかんでポンをもっと早く決めていればと思ったけど、その前の蹴りが思いっきりここ(=こめかみ)に入りまして、体の自由が利かなかった。初めて蹴られてこめかみにたんこぶが出来ました。それがあっても無くてもあと3秒あれば勝ったんですけど…(藤本に)なんとかなりませんか?」と悔しがる。雪妃も「負けた人からしゃべるんですよ座談会は。あっどっちも負けてないか。私、負けた気になりました。(「3秒あれば勝てたって」と藤本に言われ)5秒あったら、それをキックアウトして、なんか仕掛けられたんですけど」と不完全燃焼をアピールすると、藤本が「もう1回シングルする?」と再戦を2人に打診。雪妃が「すぐじゃなくていいや」と言うと、藤本は「じゃあ、すぐしましょう。8月13日(雪妃に)あなたタイトルマッチ決まっているんだからね。そして(あかねに)あなた私と明日シングルだからね。今、注目の2人。試合時間は検討します」と1週間後の再戦を決定した。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯長崎まる子&テキーラ沙弥(12分41秒 片エビ固め)松屋うの×&トトロさつき
※まる投げ


8月27日後楽園ホールでTeam DATEとの対決が決定している新世代軍4人によるタッグマッチがメイン。この一戦、最近うのから気持ちが伝わらないと感じたまる子、沙弥の要望で実現。その経緯もあり、まる子と沙弥は序盤からうのに的を絞った攻撃を仕掛けていく。苦しい攻防を強いられたうのだが、そのうのを好フォローしたのがトトロ。まる子がうのを逆エビ固めに決め、沙弥がトトロを牽制すると、その沙弥を捕まえて逆エビ固めを決めたり、まる子が突進してきたタイミングで、目をむき出して吼えるという迫力での"顔面"攻撃でたじろがせるなど、インパクト大のファイトを見せた。トトロの頑張りにうのも巻き返し反撃に出るが、最後はまる子のミサイルキック、低空キック、そしてまる投げを浴びてフォール負け。
試合後、うの「(7月17日)横浜リボンの時に藤本さんが"(後楽園での対抗戦のメンバーは)もしかしたらうのじゃなくていぶきかもね"って言われたのが、すごくショックで悲しい気持ちになっていました。頑張って努力して這い上がって来いって、今日、まる子さんが教えてくれたような気がしました。これからも泥臭く、松屋うのらしく頑張ろうと思います」と語り、下がろうとするとトトロがそれを引き留め、マイクを持つ。いきなり泣き出すトトロに驚くうのに向かって「しんどい練習いっぱいしてきたじゃないですか!横浜でああいう事を言われてて、自分も悔しくて。でも今日、まる子さんと沙弥さんと同じコーナーじゃ無かったけど、4人で試合したら、すごく楽しくて。自分はTeam DATEとの対抗戦、うのさんと4人でやりたいです。だからこれからも一緒に頑張りたい」と訴えると、今度は沙弥がトトロのマイクを奪い「私にとってはアイスリボンで同期はうのしかいない。その思いを泣きながらイベントで語り、ツイッターにも書いたのに、うのにスルーされた。だからうのが何を考えているか分からないけど、同期は1人しかいないから。私はうのと頑張りたいと思っている」。まる子がマイクを取り「誰と戦いたいじゃなくて、4人で始めた戦いなんだから、4人で終わらないと意味がないと自分は思ってます。だけどDATEに対して本気と思える気持ちのある人を自分はそばに置いて戦いたい。うのちゃん、横浜で藤本さんから言われた言葉は正直やばいよ。でもその通りだよ。ホール、8月だよ。夏だよ。もっと熱くなれよ!もっともっと熱くなれよ」と檄を飛ばすと、これに反応したのが沙弥。「もっと熱くなれ?大黒摩季?大黒摩季!♪エブリバディゴー!エブリバディゴ~♪」と歌い出すが、唖然とするまる子。「対抗戦、大丈夫かな?」と会場の反応、まる子の無反応にやや動揺する沙弥に藤本が「まる子、大黒摩季を知らないんじゃない?」と一言。新世代軍にジェネレーションギャップ問題が浮上した。


そして藤本は「ちょっといじわるしていい?4人の気持ちはすごく分かったけど、両国KFC大会、うの対いぶき。勝った方が8月27日DATEとの対戦に出られるというのは、どうでしょうか?」と提案。うのは「いぶきちゃんにこのカードを譲るわけにはいきません。私にも意地があるんで。なんとしても勝って後楽園ホール大会で、まる子さん、沙弥、トトロ、私の4人でTeam DATEをぶっ倒したいと思います。やります。お願いします」といぶき戦を快諾。後楽園での対抗戦出場の4人目の枠を賭け、うのVSいぶきが決定した。また両国のメインは当初予定されていたリボンタッグ戦は延期となり「こういう時だからこそチャンピオンがしっかりしなければいけないという世羅の言葉を受け、8人タッグマッチをします。世羅りさ、柊くるみ、藤本つかさ、華 DATE 対星ハム子、宮城もち、華蓮 DATE、豊田真奈美、こちらに変更させていただきます。華も格闘技のチャンピオンだからね。」と発表した。

 

8月6日『せらリボン3』試合結果

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世羅りさ地元凱旋大会『せらリボン3』
2017年8月6日(日) 甲山農村環境改善センター多目的ホール (広島県)
12時00分試合開始/11時30分開場
観衆:341人(満員)

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
◯世羅りさ&長崎まる子&尾崎妹加(14分18秒 エビ固め)松本都×&宮城もち&松屋うの
※みやここクラッチ切り返し

◆第2試合 松江だんだんプロレス提供試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯スサノオKID&ダイナマイト☆カドワキ(7分35秒 ウラカン・ラナ)ALLマイティ井上×&隠岐しゅうぞう

◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
◯弓李(7分47秒 ブロックバスターホールド)テキーラ沙弥×

◆第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
◯藤本つかさ(11分12秒 片エビ固め)藤田あかね×
※ビーナスシュート

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
◯世羅りさ&雪妃真矢(19分44秒 片エビ固め)柊くるみ&トトロさつき×
※ダイビングダブルニードロップ


 

8/13『アイスリボン両国大会』大会割引画像

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こちらの画像は、2017年8月13日『アイスリボン両国大会』大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。
こちらの画像を会場のチケット受付にご提示ください。


▼当日券販売、リボン直販予約や選手予約等のチケット引換は、
大会当日会場入り口のチケット受付にて【16時00分】より開始となります。
※試合開始直前は混雑が予想され、試合開始に間に合わない場合もございますので早めの引換をお願いします。

【当日券チケット料金】
■最前列 完売
■特別RS席 完売
■RS席 5500円
■指定席 4500円
※割引画像を提示頂くと、当日券を前売り価格(500円割引)で購入頂けます。
※他の当日券割引との併用は出来ません。

★当日券のみ(割引画面対象外)
◇中高生 1000円(学生証提示)
◇小学生以下無料(保護者要同伴)

・横断幕・紙テープ、試合写真撮影可能
※試合中の撮影はフラッシュを使用しないでください。
・許可のない動画撮影、音声の録音、売店の写真撮影は禁止となります。
・売店での撮影はグッズ購入者様のみになります。
・連写や脚立や自撮り棒のご利用は禁止となります。

【会場】
両国・KFCホール
〒130-0015 東京都墨田区横網(よこあみ)一丁目6番1号
『国際ファッションセンター』3F
アクセス:都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より徒歩0分。
※「両国駅」A1出入口を出てすぐ左のビルの3階になります。

【対戦カード】

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
松屋うの vs 星いぶき

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
松本都 vs 長崎まる子

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
テキーラ沙弥&トトロさつき vs 法 DATE&直 DATE

◆第4試合 シングルマッチ10分1本勝負
弓李 vs 尾崎妹加

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負
藤田あかね vs 雪妃真矢

◆メインイベント 8人タッグマッチ45分1本勝負
藤本つかさ&世羅りさ&柊くるみ&華 DATE
vs 豊田真奈美&星ハム子&宮城もち&華蓮 DATE

 

8月13日『アイスリボン両国KFCホール大会』試合結果

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「アイスリボン両国KFCホール大会」
2017年8月13日(日)両国KFCホール
17時30分開始/17時00分開場
観衆:346人


【試合前】
入場式の前に佐藤肇代表取締役と藤本つかさ取締役選手代表がリングに上がり、アイスリボン所属の未成年選手の逮捕および勾留に関する、その後の経過説明が行われた。
佐藤「アイスリボン両国KFCホール大会ご来場いただきまして誠にありがとうございます。以前からですね、何回か7月の後半に起きましたアイスリボン所属未成年選手の逮捕という事態が起きまして、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、この場を借りてご報告とお詫びの方を申し上げようと思っております。現状、7月後半に口論から友人レスラーに怪我をさせてしまったということで、現行犯で駆けつけた警察に逮捕されました。現在は勾留期間が過ぎまして、来週からは家裁の方に送られまして審判が行われるという状況です。まだ未確定の状況も多々ありまして、私ども選手スタッフ一同は、このような事態を起こしてしまったことは業界内に対して大変申し訳ないとともに、応援いただいた皆様に対しても大変申し訳ないなという気持ちでいっぱいですが、今現状に起きましては勾留期間が過ぎ、今後の家裁での審判待ちという状況になっていることをご報告申し上げます。」
藤本「引き続き、お騒がせしておりまして本当に申し訳ございません。私たちも、待つことしかできず、皆さんにきちんと状況を伝えることができなくて、とてももどかしいです。ですが、どんな結果であろうと必ず報告させて頂きますので、アイスリボンを信じていただきたいです。どうか勝手なお願いではありますが、よろしくお願いします。」
佐藤「このあと選手が一生懸命試合をします。是非応援の方よろしくお願いします。」

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯松屋うの(4分57秒 スクールボーイ)星いぶき×

【第1試合】
8・27後楽園ホール大会で行われる新世代軍vsTeam DATEの4対4全面対抗戦。その出場権をうのといぶきが争うこととなった。新世代軍の中にあって、気持ちが見えないと言われたうのは、前回の道場マッチにおける新世代軍同士のタッグ戦で奮起。ようやく仲間たちからは認められたものの、藤本はうのに対して、後楽園前に最後の査定試合を用意した。それが今回のいぶき戦だ。いぶきもまた同い年で同期の華蓮に対してライバル心を燃やしており、このチャンスはモノにしたいところ。開始と同時にいきなり仕掛けていったのはうの。スクールボーイで秒殺を狙う。カウント2でいぶきが返すと、キャメルクラッチ、串刺しドロップキックと攻勢に出る。突っ張りを連打し、逆エビ固め、フライング・ボディアタックと反撃に出たいぶきだが、この一戦に賭けるうのは、スクールボーイを連発し、執念のカウント3を奪取。後楽園での対抗戦出場を決めた。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
×松本都(8分31秒 猪突猛進)長崎まる子◯

【第2試合】
新世代軍リーダとして対Team DATEに闘志を燃やすまる子と、ここ最近、自称“七色の”みやここクラッチを駆使して、白星が先行している都の異色シングル対決。例によっての変則的な動きでまる子を翻弄しようとする都に対して、要所要所でドロップキックを決め、都に決定打を許さない攻防をみせたまる子。レインメイカーの入り方を間違えても、まったくペースを崩すことなく、攻めに徹していた都だが、リバース・タイガードライバーをまる子に切り返されたことで、リズムに乱れが生じた。最後は丸め込みの応酬からまる子がこの日、2回目の猪突猛進を決め、都からきっちりとカウント3を奪い、新世代軍エースとしての勢いを示した。 

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
テキーラ沙弥&◯トトロさつき(12分30秒 体固め)法 DATE&直 DATE×
※フォーリング・トトロ

【第3試合】
7・15『816』大会以来の再戦。前回は沙弥が法からフォール勝ちを奪ったが、3大会連続のタッグ結成となる法と直もチームとしてのクオリティを確実にアップしている。8・27後楽園にもつながる注目の一戦は両チームがタッチワークを活かした攻防を展開する中、前日、WAVEの大田区大会で文子、里村、奈七永という女子プロ界の横綱トリオを相手に必死のファイトをみせたトトロがこの日も奮闘。トトロの頑張りに沙弥も動きの良さで法&直の蹴りを中心とした攻撃を止めると、最後は直を捉え、ファンタスティックフリップの連係から、沙弥のムーンサルトプレス、トトロのフォーリングトトロの連続攻撃で、トトロが直からフォールを奪取。後楽園での対抗戦を前に、この日、新世代軍は全員が白星を奪取。現時点での勢いは新世代軍が一歩リードしていることを示した。

◆第4試合 シングルマッチ10分1本勝負
×弓李(8分58秒 片エビ固め)尾崎妹加◯
※マイカバスター

【第4試合】
タッグチームとしてより成長したいというGEKOKU娘同士のシングル戦。先手を取ったのは弓李。グランドに妹加を引き込むと、関節技を決めながらレフェリーの目を盗んで妹加の口を手で塞いだり、妹加の目を覆ったりと、弓李ならではの揺さぶりを仕掛けていく。パワー全開で反撃に出る妹加だが、あと一歩と追い込んだところで、弓李の切り返しに合い、なかなかペースを掴めない。終始、主導権を握っていた弓李はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド、カウンターのスクールボーイでフォールを狙う。なんとかカウント2で返した妹加に再度、スクールボーイを狙い飛び込んでいった弓李だが、この動きを読んでいた妹加はカウンターのラリアットをクリーンヒット。最後は弓李を肩口に持ち上げるとマイカバスター(=筋肉バスター)で逆転フォール。パートナーの弓李からシングル初勝利を飾った。

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負
×藤田あかね(12分39秒 片エビ固め)雪妃真矢◯
※スノウトーンボム

【第5試合】
6・29『813』大会、8・5『819』大会といずれも10分ドローに終わっている2人の3度目のシングル戦は、試合時間を15分に延長しての決着戦として行われた。序盤はお互いが相手を牽制し合う静かな展開となったが、徐々にヒートアップ。あかねが雪妃の胸元に強烈なチョップを放ち、自ら胸を突き出すも、一方の雪妃はローキックで反撃。共に痛みをこらえながらも、チョップとローキックを打ち合い、雪妃がサソリ固めを決めれば、あかねがテキサスクローバーを仕掛けるなど、意地の張り合いが会場を熱くする。両者が見ていて気持ちがいいくらいの真っ向勝負を展開。どちらが勝ってもおかしくない攻防戦となったが、最後はあかねの頭部に蹴りを連発した雪妃がスノウトーンボムでフィニッシュ。3戦のトータルタイム32分39秒で遂にあかねの壁を超えてみせた。

試合後、雪妃はマイクを手にすると「勝った!私は今月8月27日アイスリボンの後楽園ホール大会でアジュールレボリューションのタッグパートナーである、世羅りさの持つアイスリボンのシングルのベルトに挑戦することが決まっています。そこで、アジュレボの絆を深めたうえで、私があの青いベルトをもぎ取るので、そのベルト巻いたら、あかねさん、一番最初に挑戦とかしませんか?上からすいません。」と語り、あかねも「負けといて喋るの嫌やな~。結局3秒でも5秒でもなかったけど、あ~、負けたくなかった~!!そうね、おユキ、どうも私はちょっとまだ年齢出してないからあまり詳しいことは言えんけども、デビューも遅くて、デビューできたらできたで怪我ばっかしてさ~、よくね、ご飯とか行って泣いたやん。そんな二人が今日は満足いく内容ができたかどうかは分からんけども、こういうビッグマッチで、セミをシングルでやらせてもらえるとは、あの頃なんか絶対思わなかったやん。やけど、このあとメインでチャンピオンいっぱい出てくるけど、あの人たちじゃなく、これからのアイスリボンはわしらが引っ張っていくつもりで、怪我だけにはお互い気を付けて頑張ろうや!27日、ベルト、絶対獲ってよ。そしたらハードコアで挑戦するけん。お前は、ベルトを獲ったうえにハードコアも勉強しとけ!」とタイトルを賭けての再戦を快諾し、雪妃にエールを送った。

またあかねは雪妃がリングを降りた後で、「言うこと忘れとった。27日、後楽園ホール、おユキがベルトを獲る日のわしのカードは、昨日は(WAVEの大田区大会で)Yシャツマッチで対戦しましたKAORUさんとシングルです。形式はまだ未定ですが、期待していてよろしいんじゃないでしょうか?ありがとうございます。それと、もう一つ個人的なお知らせがあります。自分はシングルプレイヤー宣言をしてこうやってシングルばっかりずっとやってきてますけども、まだまだ勝率が良い方ではありません。なので、これから自分を高めるために9月3日の大阪リボン終わりから1ヶ月間アメリカに修行に行ってきます。今、数試合決まっていて、まだこれから増えるかどうか、ハードコアの試合ができるかどうかっていうのはまだ全然決まってはないんですけど、よければSNSなどで自分の情報もチェックしてもらって、そして、帰ってくるビッグマッチがたぶん10月9日、ここKFCホールなので、大きくなった自分も観に来てください。」と後楽園でのKAORU戦、そして初のアメリカ武者修行に向かうことを明かした。 

〈インタビュー・スペースでのあかね〉

――今日の試合の感想から。
あかね いや~強いっすね~、ユキ。もうそれだけです。正直負けると前回も前々回も10分のとき最後自分が押していたので、あとちょっとあれば勝てるもんだと自分で勝手に思っておりましたが、あんなにも粘り強くて打撃も強くて、そんなことができるなんて思ってなかったので、素直に本当に悔しいです。
――で、次の後楽園がKAORU選手っていうことですが、どういう印象を持たれてますか?
あかね 机の人。昨日危うくあれ食らうところだったんですよ。避けたんですけど。で、2回ほど頭を殴られましてですね。いや~、あんなキレイな笑顔でなんて酷いことをするんだろうっていう印象です。
――KAORU選手もハードコアの試合を得意としている選手じゃないですか。そういう意味でやりがいがあると言うか。
あかね そうですね。男子とあと自分のとこ以外で試合するのはハードコア初めてなので、しかもハードコアクイーンって呼ばれてたこともあるんですよね、KAORUさんて。なので、ハードコアクイーンとして成長していくためにはうってつけの相手っていう、上からの言い方で申し訳ないんですけども、凄く楽しみです。
――それが終わったらアメリカ?
あかね とりあえず9月3日に大阪行って、アメリカに行きます!
――どの団体とかっていうのは決まってるんですか? 
あかね 決まってるのは数試合しかないんですけど、自分のためにもこのままずっといても、頭打ちになる気もしてるので、ここで心機一転気持ち切り替えて行ってこようかなと思ってます。
――海外は行くの初めて?
あかね 行くの初めてです。まだパスポート取ってません。
――パスポートを持ってない(笑)。
あかね 申請してたんですけど忙しくて取りに行けなくて(笑)…まだまだ先が長いんですよ。準備も一個もしてないんですよ。部屋の掃除もしてないんですよ。どうしましょう?(笑)
――そのまま行きますか?
あかね 帰ってきたら部屋、虫湧いてそうですけど、ちょっと困るので掃除してから行きたいと思います。
――ちなみに場所ってどの辺行かれるんですか?
あかね いや、もうバラバラです。最初はカリフォルニア。
――カリフォルニアから転々とする…。
あかね はい。そうですね。
――1ヶ月の間にこういうものを身につけたいとか得たいっていうのはありますか? あかね なんかちょっとした情報によりますと、その拠点というわけではないんですけど、ちょっとあるところにいるんですけど、そこに練習場か何かがあるらしくて、そこの教えてる人がどうもハードコアが得意だと。凶器の使い方も教えてくれるんじゃないかっていうことを聞いたので、何かしら自分のバット以外の上手い使い方できる凶器を身につけて帰ってきたいなと思ってます。 

◆休憩時間

メイン前の休憩時間終了後のインフォメーションのコーナーで8月15、16、17日の上野大会で練習生のゆうひ(仮)が毎大会でエキシビションマッチを行うことが発表された。
紹介されてリングに上がったゆうひ(仮)は「練習生のゆうひ(仮)です。頑張ります。よろしくお願い致します。」と語った。

◆第6試合 8人タッグマッチ45分1本勝負
藤本つかさ&世羅りさ&◯柊くるみ&華 DATE(21分15秒 体固め)豊田真奈美&星ハム子×&宮城もち&華蓮 DATE
※ナッツクラッカー

【第6試合】
「こういうときこそ、チャンピオンが頑張らなければいけない。」という世羅の言葉を受けて、当初、予定していたリボンタッグ戦に代わってマッチマイクされたのは、アイスのベルト保持者3人にジョシカク3冠王者の華を加えたチャンピオンズチームと、次期タッグ王座挑戦権を持つらぶりー・ぶっちゃーずに、華蓮、そして豊田を加えた豪華8人タッグ。この日は初めて華が自身の保持する格闘技三冠ベルトのうちの1本であるSKKB女子フライ級王座のベルトを肩に入場。4人のチャンピオンがリング中央でポーズを決めた姿は、それだけで十分に絵になるものだった。試合はスタートから両チームが入り乱れる激しい攻防戦を展開。中でも6・25大さんばし大会以来のアイス参戦となった豊田の張り切りぶりが会場を大いに沸かせた。5カ月後に引退が決まっている選手とは思えない豊田の好ファイトぶりに、他の選手が燃えないわけがない。藤本がその豊田を捉え、遂にロープを利用することなく肩口に豊田を抱え上げ、逃げられたものの、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスの体勢に入ったときは、観客からも大きなどよめきが起こった。そして、最後は現在、1人タッグ王者のくるみが奮起。ハム子を捉え、猛攻を仕掛けると、華の蹴り、藤本のインフィニティ、くるみのダイビングボディプレス、世羅のダイビングダブルニーの連続攻撃がハム子に決まり、とどめはくるみのナッツクラッカー。チャンピオンズ・ホールドが一気に爆発するスペシャルなフィニッシュが熱戦に終止符を打った。


試合後、マイクを手にしたくるみは「勝ちました。自分はこのリボンタッグのベルト、返上する気はありません。今日流れたらぶりー・ぶっちゃーずとの試合、8月の後楽園1対2でもやってやるよ!」と語ると、豊田が「おいおいおいおい、1対2じゃなくて、私が組んであげる。いい?面白そうじゃんこのカード。最強よ。」とくるみのパートナーに立候補。ここでもちが「ちょっと待ってよ~!最強過ぎんじゃん。よかったよ!最強のお前らを満員の後楽園で倒す。こんな最高なことありますか?8月、スケジュール大丈夫なんですよね?」と豊田に確認。豊田がOKすると、もちは「やりましょう!ハムさん。ね。最強の2人にうちらで勝つ。それだけです。」とハム子と並ぶ、豊田、くるみに対する。「うちらだよ?色気だけじゃ通用しねーよ。」とする豊田に「豊田さん、私たちは色気があっても強いんですよ!」とハム子。この一戦を了承し、豊田&くるみvsらぶりー・ぶっちゃーずのノンタイトル戦が決定した。


そして、エンディングでマイクを取ったのは世羅。「本日もこんなにたくさんのお客さまにお集まりいただき、本当に本当にありがとうございました。じゃあ、ハッピーということで、本日もプロレスでハッピーと締めたいと思います。次のビッグマッチは8月27日後楽園ホール大会。自分はタッグパートナーの雪妃真矢とこのベルトの防衛戦が決まっています。今だからこそできる私の大切なタッグパートナーだと思って、この因縁の地、両国で改めて宣言したいと思います。雪妃!絶対、絶対負けないから。」と語ると、雪妃が世羅の目の前に歩み寄り、そのまま顔をつきあわせると、なぜか軽くチュっとキス。雪妃は「とりますから。」とドスのきいた声で一言。世羅が最後、円陣で締めようとすると、場内が暗転となり、スクリーンで来年2018年8月26日、横浜文化体育館大会決定の映像が流れる。思わず、その場で腰砕けとなる藤本。世羅が藤本を励まし、起こす。マイクを手にした藤本は「豊田さんも出て欲しいです!(豊田が「引退してるから無理。観に行くから」と返すと)是非来て下さい。マジか!マジか!やってやろう!アイスリボンやってやろう。今こそ団体力です。豊田さんと出会って本当によかったし、アイスリボンでよかったし、こんな素敵な仲間と出会えてよかったです。頑張ろう!やってやろう!後楽園満員にして、横浜文体も満員にしてみせます!あっちの横浜も来て下さい。改めまして、私が気合いを入れて締めたいと思います。皆さんご起立ください!団体力というのは、お客さんも含めて団体力です。なのでここにいる皆さん、私がプロレスでハッピーと言ったら、大きな声でアイスリボンと言っていただけたら嬉しいです。それではいきますよ?いきますよ!いくぞー!プロレスでハッピー!アイスリボン!」と最後は藤本が締めた。

〈インタビュー・スペースでの藤本、世羅、華〉


藤本 当初タッグタイトル戦という形で発表されていたんですけども、急遽カード変更という形になって、タッグチャンピオンそろい組、自分たちアイスリボンのベルトは3つしかないんですけども、Dateの華が格闘技のチャンピオンということで、4人も揃って同じコーナーに立てるということは、こんなことは今までなかったので、改めてDateが入ってくれたことも嬉しいなと思います。4人でチャンピオン同士で組めたことも嬉しく思います。相手に豊田さんがいてくれたので、より、深い意味のあるカードになりました。今くるみはちょっとダメージで休憩してるんですけれども、くるみも色んな思いを背負って本当に余計なものまで背負わせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけども、その分くるみが勝ってくれたので本当によかったなと思います。そして今日豊田さんをロープ持たないでサイクロンで担ぎ上げたんですよ。ただ決めることができなかたので、その前にダメージを蓄積させて絶対に投げきってやりたいと思います。
世羅 チャンピオンがずらりと並んだのはすげー頼もしかったし、戦ってて楽しかったです。仲間がいるって改めてこう思いました。この試合で、私たちは一人じゃないなっていうのを改めて感じました。8月27日後楽園ホール大会で防衛戦決まってますけども、来年の8月26日横浜文体発表されたということで、ビックリして、あの私は声が出ない派だったんですけど、ビックリして。先を見据えた防衛戦にしていきたいなって思いました。来年の8月26日にもこのベルトが私の腰にあるようにもっともっとチャンピオンとして精進していきたいと思います。
華 私はデビュー戦のときにレジェンド豊田真奈美さんとタッグを組んでいただいて、今回は相手として戦うことができてよかったです。実際に戦ってみて、まだまだ自分の力じゃ勝つことはできなく、まあ当たり前ですけど、それでも先輩方、チャンピオンの先輩方がいたので、チームで勝つことができてよかったです。しっかり自分の力で勝てるように頑張ります。ありがとうございました。
――後楽園の豊田、くるみvsらぶりーぶっちゃーずは、王座決定戦っていう形になるんですか?
藤本 決定戦というか、普通のタッグマッチになると思います。
――ベルトは賭けない?
藤本 ベルトは賭けられないので。はい。
――来年の横浜が発表されました。
藤本 文体ですか?本当に聞いてないんですけど(笑)あの、まあ社長からのプレゼントなのかなと思ってます。私がちょうど10周年なんです、来年。なので最高の舞台を用意していただけて、嬉しく…思います。
 

8月15日『アイスリボン夏祭り in 上野』第1部・第2部試合結果

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アイスリボン夏祭り in 上野 対戦カード
 東京・上野・水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)
■2017年8月15日(火)

◎アイスリボン822~血液型対抗戦~
13:00開始/12:30開場
観衆 223人

◆エキシビション3分間
星いぶき(0-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
△テキーラ沙弥 (時間切れ引き分け) 直 DATE△

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負 ~A型VSO型対抗戦~
弓李(A)&×トトロさつき(A) (6分27秒 牛とじ) 長崎まる子(O)&松屋うの(O)○

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負~B型VSAB型対抗戦~
世羅りさ(B)&×尾崎妹加(B) (13分31秒 片エビ固め) 星ハム子(AB)○&華蓮 DATE(AB)
※ダイビングボディプレス

◎アイスリボン823~フランクシスターズプロデュース~
16:00開始/15:30開場
観衆 201人
 

◆エキシビション3分間
松屋うの (0-0) ゆうひ(仮)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負~華は確実アンダー60㎏都はアンダー60㎏?
とりあえずU60㎏対決!~
松本都 (無効試合) 華 DATE

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負~文字だけみてもお腹が空いてくる!美味しそうなものを集めてみたマッチ~
○星ハム子&弓李 (11分55秒 ハムロール) 宮城もち×&法 DATE

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
筋肉おじさんず~再来~VS綺麗なお姉さん'S
 ×藤田あかね&長崎まる子(16分08秒 ラ・マヒストラル) 藤本つかさ○&雪妃真矢

 

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