「アイスリボン1294」
2023年8月12日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆:39人
◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき(6分35秒 エビ固め)咲蘭×
※カサドーラを潰して押さえ込む
昨年8月6日『1219』大会以来約1年ぶりの、アイス最重量のトトロと最軽量の咲蘭によるシングルマッチ。「成長を見せる!」と入場式で語った咲蘭はいきなり片手を挙げて「来い!」とトトロを挑発。
トトロもがっちりと手を合わせると一気に絞り上げる。悲鳴を上げた咲蘭はトトロのつま先を踏みまくって逃れると、トトロの手の甲へのフットスタンプ、さらにロープ際に追い込んでの手の甲へのドロップキックからエプロンに出ての手の甲へのヒップドロップを決めると、コーナーに張り付けての背中引っ搔きから自らロープに乗ってトトロに鼻フック。
精神的にトトロを追い込んだ咲蘭がカバーに入るもトトロは咲蘭を吹っ飛ばしてキックアウト。思わず座り込んでしまった咲蘭の鼻をつまんだトトロは咲蘭の鼻先にチョップを入れると、顔面踏みつけで咲蘭をのけ反らせる。
咲蘭がエルボーで反撃もトトロもエルボーで応戦。さらに咲蘭をボディスラムで叩きつけたトトロはボディプレスでカバーもカウント2。
カミカゼを狙って咲蘭を担ぎ上げたトトロだが、咲蘭が必死に逃れカウンターのドロップキック。さらに2連発を決めカバーもカウント2。
咲蘭がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。トトロがコーナーに咲蘭を振り、咲蘭がコーナーに上がっての高角度回転エビ固めを狙うも、これを跳ね飛ばしたトトロは飛び込みのラリアットで押し潰してカバーもカウント2。トトロが動くこと雷霆の如しを狙って咲蘭を持ち上げるが、咲蘭がおんぶスリーパーで切り返す。
苦悶しながらコーナーに咲蘭を叩きつけたトトロは咲蘭をコーナーに振る。咲蘭がコーナーに上がっての高角度回転エビ固めを決めるもカウント2。
続けてカサドーラを狙った咲蘭だが、トトロが踏ん張り、押し潰してのエビ固めでカウント3を奪った。
◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
星いぶき&×しのせ愛梨紗(9分16秒 ギブアップ)AKARI○&Yappy
※ムイ・ビエン
8月26日後楽園ホール大会でリボンタッグ王座に挑むAKARI&Yappyのブラックファイヤーがいぶき&しのせのH!Flyタッグと対戦。ブラックファイヤーが入場でベルト獲りをアピールすれば、H!Flyタッグは持ち歌に合わせてダンスを披露。入場から盛り上がりをみせた一戦はブラックファイヤーの奇襲でスタート。逆にブラックファイヤーをコーナーに振ったH!Flyタッグだが、飛び込みを待っていたのはコーナーに上がったブラックファイヤーの絞首刑攻撃。
ダメージを与えての同時カバーに入るもH!Flyタッグがブリッジで逃れると低空ドロップキックをヒットしブラックファイヤーを吹っ飛ばす。試合はYappyvsしのせへ。しのせがドロップキックを放つも、これを払いのけたYappyはコーナー2段目にしのせを寝かせると、腹にチョップ、さらにボディアタックを決めカバーもカウント2。代わったAKARIが蹴りからカバーもカウント2。ボディスラムからカバーもカウント2。再びYappyに交代。Yappyは髪を掴んでしのせをぶん投げる。コーナーに詰めての顔面をヒップで押し潰す。
さらに変形サーフボードで絞め上げるもいぶきがカット。しのせがドロップキック2連発でカバーもカウント2。代わったいぶきもドロップキックをヒットさせるも、ここでAKARIがリングイン。ブラックファイヤーがいぶきをロープに振るもいぶきが側転でクローズラインをカットし、2人まとめてドロップキック。
続けてYappyをロープに追い込んでの踏みつけからカバーもカウント2。いぶきの飛び込みをボディアタックで吹っ飛ばしたYappyがロープに飛んでの旋回式ボディプレス。カバーもカウント2。Yappyが串刺しヒップアタック、串刺しボディアタックから雷電ドロップでカバーもカウント2。
代わったAKARIがエルボードロップでカバーもカウント2。AKARIが串刺しエルボー、ミサイルキックでカバーもカウント2。
いぶきが逆水平チョップ。AKARIがエルボーで応戦。打ち合いからいぶきがアッパーエルボー、ロープ際での飛び込みビックブーツ、飛び込みニーでカバーもカウント2。
いぶきがトラースキック、ダブルチョップでカバーもカウント2。代わったしのせがクロスボディ2連発でカバーもカウント2。
いぶきを呼び込んでのダブルの低空ドロップキックからカバーもカウント2。AKARIがカウンターのビックブーツでカバーもカウント2。
AKARIがグランドでフェイスロック。ロープに逃れたしのせに619。
続けてYappyがギロチンドロップを決め、AKARIがカバーもカウント2。AKARIのフィッシャーマンズ・スープレックスをこらえたしのせにAKARIがエルボー。しのせがカウンターのタックルからカバーもカウント2。
しのせがダイビングボディアタックでカバーもカウント2。AKARIが飛び込みラリアットを決め、Yappyがロープ際にしのせを追い込んでの開脚ヒップアタック。
AKARIがカバーもカウント2。アシストに入ったいぶきにYappyがアックスボンバー。AKARIがしのせをムイ・ビエンに決め、ギブアップを奪取。
ブラックファイヤーは未だ負け知らずで、連勝記録を8に伸ばした。
◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○ダーク・シルエタ(9分6秒 片エビ固め)海乃月雫×
※シルエタドライバー
8月6日ソラマチ大会に続き、再びシルエタと海乃が道場マッチで対戦した。試合前、海乃の握手を拒否したシルエタ。ロックアップに出るも、逆にシルエタをロープ際に追い込んだ海乃がエルボー連打、さらにロープに上がって上からのチョーク攻撃。
レフェリーにブレイクされた後、海乃のバックに回ったシルエタはサッカーキック連打からカバーもカウント2。
下からシルエタの腕を取った海乃が腕ひしぎ十字固めで反転。再び反転したシルエタが押し潰す形でカバーもカウント2。ヘッドロックの取り合い、バックの取り合いからコーナーにシルエタを詰めた海乃がシートの部分が抜けたパイプ椅子を持ち出してシルエタに攻撃を仕掛ける。
切り返したシルエタがパイプ椅子を奪って反撃すると髪を掴んで海乃を投げ飛ばしサッカーキックからバックに回って海乃の口元を両手で引っ張る。
さらにコーナーに海乃をはりつけての踏みつけ、エルボーから変形キャメルクラッチ。さらにロープ際に追い込んでのストンピング連打。場外に落ちた海乃を先にリングに入れ、場外からロープ越しに仰向けにした海乃のあごを引っ張る。
さらに海乃をコーナーに詰めてのチョップを決め、対角コーナーに振るも、エプロンに逃れた海乃がネックロープから場外を走ってのジャンピング片足キック。カバーもカウント2。海乃がフェイスロック。ロープに逃れたシルエタがカニばさみで海乃をネックロープ。
さらにコーナーからロープ際の海乃にドロップキックを決める。シルエタがカバーもカウント2。シルエタが変形フルネルソン。
そのまま反転して丸め込むもカウント2。海乃がエルボー連打でロープ際に追い込む。
さらに顔面への片足ドロップキックでカバーもカウント2。海乃がスワン式ミサイルキックでカバーもカウント2。
海乃がフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うがシルエタがこらえる。シルエタがカウンターのトラースキックでカバーもカウント2。
シルエタがボディスラムの形で海乃を持ち上げ、そのまま垂直にマットに叩きつけるシルエタドライバーを決めカウント3を奪取。
試合後、海乃は花道を引き揚げるシルエタに不敵な笑みを浮かべてハートマークを作った。2連戦で通じる部分があったのか、翌日のタッグ結成が注目される。
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○YuuRI&杏ちゃむ(9分36秒 片エビ固め)鈴木ユラ&松下楓歩×
※スワントーン・ボム
ICE×∞王者のYuuRI&杏ちゃむによるタッグチーム『Q.V.』がメインに登場。ユラ&楓歩を迎え討っての一戦は、YuuRIvs楓歩でスタート。
楓歩がヘッドロックからロープに振ってのタックルを決めれば、YuuRIがアームホイップを決め、YuuRIの低空ドロップキックを楓歩が払いのけたところで杏ちゃむ、ユラに交代。杏ちゃむがドロップキックを決め、YuuRIのソバットから杏ちゃむがフェイスクラッシャーを決めるQ.V.連係。
杏ちゃむがカバーもカウント2。ユラが串刺しニーからサッカーキックでカバーもカウント2。
ユラが脇固め。反転した杏ちゃむがキャメルクラッチを決めYuuRIがロープへ走っての顔面への低空ドロップキックの連係攻撃。
続けて杏ちゃむがアームバーから腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れたユラに低空ドロップキックを決め、さらに串刺しダブルニーからカバーもカウント2。
代わったYuuRIがサマーソルトドロップ、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。ユラがカウンターのミドルキックからカバーもカウント2。
ユラがビクトル投げからの膝十字固め。逃れたYuuRIが低空ドロップキックからPKも、これをユラがかわすと追撃の低空ドロップキックを側頭部にヒット。ユラがボディスラムでカバーもカウント2。代わった杏ちゃむにもボディスラムを決め楓歩と交代。
楓歩がドロップキック、串刺しエルボー、ミサイルキックでカバーもカウント2。楓歩がはりつけドロップキックからカバーもカウント2。
エルボーの打ち合いから杏ちゃむが膝十字固めでテイクダウンさせ、そのまま丸め込むもカウントは2。杏ちゃむがSTF。ロープに逃れた楓歩に杏ちゃむがサッカーキック。カバーもカウント2。代わったYuuRIがミサイルキック、串刺しエルボー。
楓歩がサイドバスターでカバーもカウント2。楓歩がエルボー連打。YuuRIがカニばさみから619を狙うもかわした楓歩がエルボーからブレーンバスターでカバーもカウント2。
楓歩がサッカーキックを決め、ユラもサッカーキックのアシスト。続けて楓歩がサッカーキックを決めてカバーもカウント2。楓歩がラリアットも抱きつく形で、受け止めてYuuRIがネックロープ。杏ちゃむが低空ドロップキック、YuuRIが619を決め、サンドイッチサッカーキックからYuuRIがカバーもカウント2。
杏ちゃむがダイビングボディアタック。カットに入ったユラが杏ちゃむをボディスラム。コーナーに上がったYuuRIをデッドリードライブで投げ飛ばし、そこに楓歩がバズソーキック。
楓歩が変形ブロックバスターもカウント2。楓歩がYuuRIを、ユラが杏ちゃむを同時にロープに振るも、杏ちゃむがフィッシャーマンズ・スープレックス、YuuRIがブレーンバスターで切り返す。Yappyが楓歩をカバーもカウント2。YuuRIがバズソーキックでカバーもカウント2。続けてYuuRIがスワントーンボムを決め、楓歩からカウント3を奪った。
試合後、リング上に1人残ったYuuRIはマイクを手にすると「今日はYuuRIが勝利しましたーっ!昨日のガンジョの板橋グリーンホール、メインでこのベルトの初防衛に成功しましたーっ!私はそこでも言った通り、このままベルトを守り続けて、ガンプロのベルトにこの前挑戦して獲れなかったけど、まだ二冠のベルトを狙っています。昨日ガンジョにアイスリボンの選手が参戦してくださって、そこで星いぶきが私の持っているこのベルトに挑戦表明してくれました。(※いぶきがリングに上がり、YuuRIと対峙する)私はアイスリボンの選手が挑戦してくれることはすごい嬉しいし、後楽園ホールで実現するという…改めて皆さんに確認します。8月26日、私といぶきさんの試合、観に来てくれますよね!(※会場から拍手が起こる)正々堂々、誰にも邪魔されない1対1のシングルで熱い熱い試合をしましょう!(※YuuRIがいぶきにマイクを渡そうとするが、いぶきが拒否)よろしくお願いします」と語り、YuuRIが先に握手を求めて、いぶきが握り返す。
最後はYuuRIがガンプロ流でお客さんを立たせてから「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。