アイスリボン618「新春リボン」
2015年1月3日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時半開場
観衆120人(超満員札止め)
2015年の戦い初めは、出場選手がタッグ王者が2つにに別れ、成宮チーム、世羅チーム(チーム分けは入場式での公開くじ引きで決定)を結成。シングル(5分1本勝負)3試合、タッグ(10分1本勝負)2試合を行い、それぞれの試合の勝者がメイン(時間無制限1本勝負)に出場(ドローの場合は両チームの選手とも出場不可)。メインで勝利した選手は願い事が叶えられる権利を獲得し、勝利した選手の所属するチームには勝利チーム賞としてお年玉が贈られる。試合組み合わせは両チームがそれぞれ選手の出場順を決めた紙を山口リングアナに渡し、入場式の最後に第5試合までの組み合わせが発表された。
第1試合 シングルマッチ5分1本勝負
〇紫雷美央 vs 弓李×
(3分14秒 片エビ固め)
※ダブルアーム式フェイスバスター
※紫雷美央(世羅チーム)のメイン出場
開始早々エルボーの連打を打ち込んでいった弓李は、美央をキャメルクラッチに決めるとたこ焼き攻撃に出る。美央もブレーンバスターから首4の字を仕掛けるが、これを切り返した弓李は腕ひしぎ十字固めで応戦。フィッシャーマンズ・スープレックスで勝負に出たが、これは美央がカウント2でクリア。さらに美央の腕を掴み、ストンピングを仕掛けるが、美央のカウンターの蹴りが2発決まり一気に形勢逆転。動きの止まった弓李をダブルアーム・フェイスバスターに決めた美央が3カウントを奪い世羅チームが1勝。
第2試合 シングルマッチ5分1本勝負
△藤本つかさ vs 235△
(5分00秒 時間切れ引き分け)
※両者メイン出場ならず
第1試合で勝利した美央から「あいつ、大人げないから気をつけろ!」とアドバイスを受けた235は、開始早々藤本のドロップキックを浴びたものの、素早く場外に逃げるとリング周りを走り出した。ドロー狙いで藤本と追いかけっこを展開する。なんとか235を捕まえリングに戻した藤本はロープはりつけドロップキック、サッカーキックと畳み掛けるが、235もエビ固め、スクールボーイ2乗と必死の応戦。さらにエプロン周りを走り、再度藤本から逃げ回る235。235の予想以上の粘りに藤本の表情に焦りの色が浮かぶ。パワースラム、サッカーキックから極楽固めを決めたものの、この時点で残り時間は10秒。渾身の力で絞め上げる藤本だが、会場の大声援を受けた235が耐え抜き試合はタイムアップ引分けに。番狂わせの235の頑張りに客席から大きな拍手が起こった。
第3試合 タッグマッチ10分1本勝負
△新田猫子&藤田あかね vs くるみ&雪妃真矢△
(10分00秒 時間切れ引き分け)
※両者メイン出場ならず
早くも新生ジェラシータイフーンが始動。この日が誕生日のあかねは猫子の指示&アシストを受けながら、くるみ&雪妃に正面から挑んでいった。内藤の必殺技だった、相手の腕を巻き込みながら絞りあげる変形キャメルクラッチをくるみに決めるなど、あかねの動きが良い。中盤馬乗りになり、みかんをくるみの口に押し込む攻撃に出たあかねだが、そのみかんをくるみにしっかりと咀嚼されてしまい、逆にくるみの腕十字を浴びてしまった。ペースを掴んだくるみは、あかねをアシストする猫子をジャーマンで投げ飛ばし、あかねにダイビングボディプレスを決めたが時間切れとなってしまいドロー。第3試合終了時点で世羅チーム1勝のまま第4試合へ。
第4試合 タッグマッチ10分1本勝負
希月あおい&〇つくし vs 星ハム子×&宮城もち
(7分26秒 タイガースープレックス)
※希月あおい&つくし(成宮チーム)がメイン出場
試合開始と同時に奇襲攻撃を仕掛けたのはあおい&つくし。ハム子にダブルドロップキックを決め、一気に試合ペースを握る。らぶりーぶっちゃーずも連係、お腹を駆使しながら応戦するが、あおい&つくしはスピーディな攻撃とセオリー無視の変則的な動きを止めるには至らず。勢いに乗ったあおい&つくしはハム子を捉え、あおいのジャンピングラリアット、投げっ放しジャーマン、そして最後はつくしのタイガー・スープレックスが決まりカウント3を奪取。ようやく成宮チームが勝利を飾り、あおい&つくしがメイン出場権を手にした。
第5試合 シングルマッチ5分1本勝負
△成宮真希 vs 世羅りさ△
(5分00秒 時間切れ引き分け)
※両者メイン出場ならず
運命のいたずらか?チーム対抗戦最後のシングル戦は、昨年5.10『Nキューブ解散興行』以来の.STAP対決。ゴングと同時に放った世羅のドロップキックを成宮がすかし、その直後の成宮のブレーンバスターは世羅が踏ん張って阻止と、お互いの手の内を知り尽くしている2人の一戦は序盤から力の入った攻防戦へ。先手を取ったのは世羅。コーナーに上がった成宮をデッドリードライブでマットに叩きつけ、ロープに飛んでのダブルニーを決めると、ドロップキックからセラリズムへとつなぐ。しかし、世羅のカバーを2カウントでキックアウトした成宮は雪崩式ブレーンバスター、スピア―、ブレーンバスターで反撃。更に世羅をアルゼンチンに担ごうとするが世羅が踏ん張る。成宮のドロップキックをかわすと、ゆりかもめをロックしグランドへ。なんとかロープに逃れた成宮は追撃を狙う世羅のエアーズロックを崩すと、世羅を担ぎ上げユルネバ零を炸裂。しかし、世羅はカウント2でキックアウトすると、逆にエアーズロックで成宮を叩きつける。成宮も意地でキックアウト。両者一歩も譲らないまま、残り時間は1分。最後は丸め込みの応戦となったが、両者ともにカウント3は許さず、試合は前回(10分1本勝負)に続きドローに終わった。結果チーム対抗戦は1勝1敗3引き分けに終わり、メインはあおい&つくしvs美央のハンディキャップマッチに決定した。
第6試合 ハンディキャップマッチ時間無制限1本勝負
〇希月あおい&つくし vs 紫雷美央×
(11分36秒 片エビ固め)
※旋回式ボディプレス
※成宮チームの勝利
10分弱のインターバル(メイン出場以外の選手によるインフォメーション・コーナー)を経て、メインのリングに立った3選手。不利な状況に試合前から腰が引け気味の美央に対して、勢いに乗ると止まらないあおい&つくしは2人がかりの情け無用の猛攻を仕掛けていく。必死の粘りを見せ上手く2人を分断しながら勝負に出る美央だが苦しい展開。美央のピンチに世羅チームのくるみがリングに乱入し美央を再三アシスト。試合は乱戦ムードとなったが、流れに乗ったあおい&つくしの勢いは止まらず。最後はあおいの旋回式ダイビング・ボディプレスが決まりチーム対抗戦決勝は成宮チームが勝利しお年玉をゲットした。メインでフォール勝ちを飾ったあおいは、試合後マイクを手にすると「5月1日で10周年を迎えます。10周年記念DVDを発売するぞーっ!デビュー戦の映像が残っているかわかんないけど。超超超豪華なDVDを発売したいと思っています!2015年何が何でも私はがむしゃらに希月あおいの年にしたいと思っています。何が起こるかわかんないけど、私は絶対に怪我なく突っ走りたいとここ(リングを指し)に誓います!」と願い事と2015年のさらなる飛躍を誓った。
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1月3日アイスリボン道場マッチ618「新春リボン」試合結果
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