アイスリボン629
2015年2月21日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆 90人
第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯希月あおい vs 235×
(6分58秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス
約2年ぶりのシングル対決。当時デビュー間もなかった235は、あおいの前に手も足も出ずに完敗を喫した。この日もスタートから試合はあおいのペースで進み、そのまま一気に追い込まれるかと思われたが、あおいの串刺しボディアタックをかわし、逆に串刺しボディアタックを決めると、コーナートップからのクロスボディ、あおいをロープに振ってのクロスボディと、ボディアタックの連発。しかし追い打ちを狙った2発目のクロスボディを振り払われるとSTFに捕まってしまった。なんとかロープに逃れ、追撃のダブルリストアームサルトもカウント2で返した235だが、粘りもここまで。最後はあおいの旋回式ダイビングボディプレスにフォールを奪われてしまった。敗れはしたものの2年間の成長を試合の中でしっかりとアピールしてみせた。
第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯藤本つかさ vs 長浜浩江(WAVE)×
(7分40秒 ギブアップ)
※極楽固め
雪妃と同期でもあるWAVEの長浜がアイスのシングル王者・藤本に初めてシングルで挑んだ一戦。ドロップキックに定評のある藤本に対して、ドロップキック、串刺しドロップキックを決めてみせた長浜。勢いに乗って藤本をコーナーに振る際、「長浜浩江、19歳!」「藤本つかさ、31歳!」と自身に気合を入れる言葉を投げるが、逆にこの言葉が藤本の怒りを買ってしまった。動きを止め、怒りの形相で長浜ににらみを利かせた藤本は、アバラッシュホールドで長浜をマットに叩きつけると、強烈なサッカーボールキックを叩き込み、フェイスロックから極楽固めを決めての快勝。一気に畳み掛けてみせた。試合後も「(干支が)同じいのしし年なので、いのししタッグを組みたい!」と迫る長浜に、拒否反応を示した藤本だが、「うちでやらなくても、GAMIさんが(WAVEで)試合組むからやめて!」と戦々恐々。その言葉を受けて「じゃあ、GAMIさんに明日言っておきます。」ときっちりと反撃を忘れない長浜だった。
第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×宮城もち vs 弓李◯
(6分18秒 スモールパッケージホールド)
※もう1人は世羅りさ
前回、初めてトライアングル戦に挑み勝利をモノにした弓李は「トライアングル・マスターを目指します!」と宣言。あれから1週間、再び弓李はトライアングル戦の舞台に立った。相手の世羅、もちはパワーを武器とするタイプだけに、まともにぶつかってはウエイトの軽い弓李は苦しい。予想通り、スタートからパワーでぶつかってきたもちに何度もつぶされそうになり、世羅のパワーを活かした攻撃に追い込まれた弓李だが、もちの指示でコーナートップから世羅にボディアタックを決めると、チャンスと見たもちが世羅をメタボリックサンドに決めるのを、コーナーで息をひそめ待機。もちが世羅をマットに叩き落とすと、タイミングをみてカットに入った弓李は、ダメージの残る世羅がうずくまっている間に、一瞬、無防備状態になっていたもちをくるりと丸め込んで3カウントを奪取。なんとトライアングル2連勝を飾ってみせた。試合後、敗れたもちは自分への試練として、次回2.25道場マッチで再度、トライアングル戦を組んでほしいと藤本に申し出た。しかも「試練なので、相手はめんどくさい選手、変な選手がいい。」と条件をつけたところ、「私には松本都しか浮かばない。」と藤本。
また試合後も笑顔が止まらない弓李は、猫子のブログを引用し「自分が今年中に猫子さんから3(カウント)を取ります!」とトライアングル王座への挑戦をアピールした。
第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
成宮真希&◯つくし vs くるみ&藤田あかね×
(12分30秒 でんでんむし)
昨年8月の後楽園大会のメインに出場したメンバー3人の中にあかねが加わったタッグ戦。あかねにとってはこの試合が公式戦初のメイン出場。気合十分で臨んだあかねは、開始早々の成宮とのロックアップで一歩も退かない足腰の強さをみせる。さらに3日後に高校受験、1週間後に美央とのICE王座挑戦者決定戦を控え、そして前日に放送されたテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演し、全国放送に登場するなど絶好調のくるみがあかねをアシスト。成宮とつくしに何度も追い込まれたあかねだが必死の粘りをみせて、メインに相応しいファイトで観客を沸かせてみせた。終盤にはつくしを捉えて、テキサスクローバー、さらにアバランシュ・ホールドを決めて追い込むも、最後はつくしのでんでんむしに丸め込まれてしまったが、あかねの頑張りが印象に残る一戦だった。試合後、試合に勝利した成宮がつくしとは丑年タッグであることを明かすと、なぜか藤本が「丑vsいのしし?」と拒否していた干支タッグに若干の興味を示す場面もみられた。
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2月21日アイスリボン道場マッチ629試合結果
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