アイスリボン729
2016年6月4日(土)
アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆:107人(満員)
◆エキシビションマッチ3分間
長崎まる子 (0-0) 宇野(仮)
【エキシ】
練習生宇野(仮)の初エキシビション。開始早々まる子に攻め込まれ防戦一方。途中でまる子のドロップキックをかわし、ドロップキック、ボディスラムと攻めに転じたが、攻めきれず3分間終了のゴング。
練習生:宇野(仮)プロフィール
生年月日:1984年1月18日(32才)
身長:164cm
体重:57Kg
出身地:新潟県
血液型:0型
スポーツ歴:水泳
昨年プロレスサークル興行では「小日向あゆみ」のリングネームで出場経験がある。
プロサー入門は、先にデビューしたテキーラ沙弥より1ヶ月早く、更に入門前にも他団体のプロレス教室にも半年間通っていた。
164cmと長身だが、かなりの緊張体質。好きな食べ物は牛丼。
◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○柊くるみ&雪妃真矢 vs 藤田あかね&テキーラ沙弥×
(8分42秒 体固め)
ダイビングボディプレス
【第1試合】
前回の道場マッチで復帰後、初勝利を飾り勢いに乗るくるみ。先発はくるみとあかねでスタート。タックル合戦を仕掛けたあかねだが、逆にくるみのタックルで吹っ飛ばされてしまう。くるみはパワー全開。あかね、沙弥に対して圧倒的なパワーで襲い掛かった。くるみのアシストを受けて雪妃も蹴りを中心の攻めで攻勢に出る。途中あかねがくるみに対してパワースラムから腕取りラクダ固めを決め反撃に出るが、最後はくるみが沙弥をトッププレスで圧殺しての快勝。試合後あかねは「勝っておいしいテキーラ飲もうと思ったんですけど。くるみさんと文体の時はあんまり当たれなかったので、久しぶりに当たったんですけど、やっぱり怪物ですね。ちょっとでも張り合えるように頑張りたいと思います」と苦笑い。くるみが「楽しいです。本当ストレスが溜まってるんで。欠場して動け無かった分もあったので。どんどん試合していって。まる子とも1回も試合した事が無いので、まる子をぺちゃんこにしたいと思います」と笑顔で語れば、試合をエプロンで観ていた藤本は「すごいとしか言えないよね。ケガ明けなので、第1試合でタッグマッチでお願いしますって言われてたけど、もう良いんじゃない?」とくるみの最前線復帰を示唆した。
◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○弓李 vs 235×
(6分26秒 ネ・コヒストラル)
※もう1人はつくし
【第2試合】
5月4日横浜文体でトライアングル王座を戴冠した弓李が、王者として初トライアングル戦。最近は、まる子にフォール負けを喫するなど精彩を欠く弓李に対して、つくしが策士ぶりを発揮し試合の流れを混沌とさせる。しかし、つくしを場外に落とした235がつくしを場外の鉄柵に括りつけて動けなくするとリング上の弓李との一騎打ちに。なんとかして勝ち星の欲しい235は必死の攻めを見せるが、弓李がインサイドワークでいなすと、最後はネ・コヒストラルで丸め込んでのカウント3。漁夫の利を得る形ではあったものの、弓李が王者としての面目を保った。試合後久々の勝利を飾った弓李はベルトを肩に「5月4日以来のトライアングルでした。自分の記憶の中ではまる子に負けたことが悔しくて。でも今日トライアングルで勝って、トライアングルをやるためにプロレスに入ったんじゃないかって思いました。だから後楽園はトライアングルのタイトルマッチをしたいと思っています(まる子に前に歩み寄り)誰の挑戦でも待ってます」と後楽園大会での防衛戦を明言した。
◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△松本都(崖のふち) vs 宮城もち△
(時間切れ引き分け)
【第3試合】
昨年9月5日のアイスリボン676大会以来、4度目となるシングルマッチ。ポーズ合戦で幕を開ける展開から、試合は徐々に動き出す。リングに受け身を取った都がアリキックを仕掛けていく。この日、モハメド・アリが逝去したことを知ってか知らずか、リング上は一瞬、猪木アリ状態。さらにコブラツイスト、卍固めと猪木イズム爆発の都。しかしお互いに決めきれずに試合は10分タイムアップドロー。試合後の都は「あと5秒あれば勝てたのに…」と語りつつ、「ブログで見たけど、7月のホール、次期タッグの挑戦者決定戦をやるの?いいよ、やってあげても。私のパートナーといえば、葛西さん」と7月3日後楽園ホールで行われる予定の次期リボンタッグ王座挑戦者決定戦への出場を申し出ると、もちが「私も挑戦する!」、つくしが「自分も立候補します。」更に優華が「タッグといったら、自分ですよ」と4選手(4チーム)が名乗りを挙げた。藤本の発案により次回6月11日の道場マッチで4WAYを行い勝ち抜けした2選手が、パートナーと共に、7月3日後楽園ホールで行われる次期挑戦者決定戦に出場となる。
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&×長崎まる子 vs 藤本つかさ&優華○
(12分03秒 裏エンジェルストランペット)
【第4試合】
7月3日の後楽園ホールでICE×∞王座を賭けて戦う世羅と藤本の前哨戦。それに優華vsまる子のバチバチした対決が加わり、試合はスタートから激しい攻防が展開された。まる子が猛スピードの攻めを仕掛ければ、これを藤本、優華は応戦。藤本、優華が連係、ダブル攻撃を多用する中、世羅はパワーで2人まとめて蹴散らすなど、それぞれの選手が持ち味を発揮する。最後は優華vsまる子の一騎打ちとなり、優華がエンジェルストランペット・スープレックスを仕掛ければ、キックアウトしたまる子はまる投げで応戦。さらに優華のスクールガールにはまる子がまるコロリンと一歩も退かない意地の張り合いから、最後はローリングエルボーをヒットさせた優華が、世羅戦で初公開した裏エンジェルストランペット・スープレックスを決めてのカウント3。切り札の多さで優華に軍配が上がった。試合後、優華との実力差を感じつつも再戦を望むまる子だったが、藤本から弓李のアピールを無視している件を聞かれ「今度の北沢タウンホールで弓李さんとのシングルが決まっているで、そこで勝ってトライアングル挑戦したいです。勝てば挑戦出来ますよね?(藤本から既に一度タッグで勝っている事を言われ)自分の中では納得していんです。シングルで勝って挑戦したい。トライアングルのベルトは欲しいので。今が獲るチャンスだと思っている」と語ると藤本が「北沢後じゃなくて、今言っちゃえ」と挑発。まる子も「良いんですか?トライアングルのベルト挑戦させてください」と弓李に詰め寄る。「お願いします」と弓李。7月3日後楽園ホール大会での弓李vsまる子のトライアングル選手権が決定した(残り1名は未定)。世羅は「私、6月16日から19日に舞台があり、その後に後楽園ホール大会で藤本つかさとのICE×∞選手権が決まってますけど、7月30日になったら、つっかさん33歳ですねえ。33歳か…。今度舞台でおばさんの役やるんです。35歳。って事は(役のおばさんと)2歳しか変わんない人が一番近くにいる事はチャンスだなと思って。7月3日の事もあるし、そのおばさん役になり切る為に、今日から藤本つかさの生態を観察して、舞台でおばさん役をきちんと演じられるか、演じられないかは…あなた次第です。つづく」と、例によっての精神的な揺さぶりを仕掛けるが、藤本は6月25日北沢タウンホール大会のメインカードとして「世羅りささんが苦手な6人タッグマッチ、世羅りさ&雪妃真矢&優華vs藤本つかさ&つくし&豊田真奈美」を発表し、世羅に向かってニヤリ。世羅の精神的な攻撃に対して反撃に出た藤本。後楽園大会1週間前の北沢での6人タッグで両者がどう動くか注目の前哨戦となりそうだ。また北沢から新コスチュームで出場する予定だったつくしは「豊田さんとのタッグは、豊田さんから貰ったコスチュームが着たいので」と新コスチュームを次回の道場マッチから披露することを発表した。
北沢の対戦カードをあかねが、藤本尋ねると「忘れてた。前回の道場マッチでハードコアやりたいって言ってたじゃない?ハードコアやりなよ北沢で。(北沢は)デスマッチのカリスマ、葛西純が参戦します。カードは考えるので、あかねと葛西さん絡みのカードにしようかなと思ってます」と言われ、「言ってみるもんやな。やったーっ」と大喜びのあかねだった。
座談会の最後に、昼間我闘雲舞(市ヶ谷大会)に招待を受け優華と赴いたことを報告した藤本は、6月22日の我闘雲舞後楽園ホール大会で、藤本つかさ&優華vsさくらえみ&「ことり」が決定したことを伝えた。「ただ3つ条件を言われまして、1つ目が今後、選手を含め、お客さんもですかね?アイスリボンの選手と我闘雲舞の選手の試合が見たいとか、私が試合をしたいとか、そういう事を言うのは一切禁止。2つ目はアイスリボンの全選手がセコンドにつくことはやめてくれ。そして3つ目はシングルではなくタッグマッチで決定しました。本当に最初で最後の試合になると思います。私も出るからには超満員の所で試合がしたいし、ガラガラは勘弁して下さいという感じなので、6月22日是非来て頂きたいと思います」と語り、優華に市ヶ谷の印象を聞くと「自分試合かと思って、駅のトイレでコスチューム着替えて、グーグルで調べたんですよ。住所がわからなくて、そしたらアメブロが出てきて、チョコレート広場って書いてあったので、チョコレート食べるイベントかなと思って。駅員さんに"チョコレート広場ってどこですか?"って聞いたら"どこそれ?そんなの無いよ"って言われて。藤本さんと一緒に行ったら、チョコレート広場じゃなくて、すんごい驚いたなって」「聞いた私がバカでした」と返した藤本だが「でも知られてないのは無いのと一緒ですから、駅員さんに知らないのは、そういう事です」とサラリ。「アイスリボンって西川口の警察も蕨の警察も、いつも守ってくれますもんね。すごい!」と目を輝かせる優華に藤本は「そう言う事です。私たちアイスリボンの代表として、タッグチーム名はアイスリボンでいきます」と語った。
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6月4日アイスリボン道場マッチ729試合結果
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