アイスリボン863
2018年1月27日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 133人(超満員札止め)
◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
星ハム子&◯藤田あかね (10分48秒 片エビ固め) テキーラ沙弥×&松屋うの
※オクラホマ・スタンピート
【第1試合】
先週に続き、同期の沙弥とうのがchuの上ズッ!を結成。この日はハム子&あかねと対戦した。ハム子相手にセクシーポーズを仕掛けるなど、大胆不敵なchuの上ズッ!だが、パワーで勝るハム子、あかねに正面からぶつかって来られると、どうにも分が悪い。試合ペースはハム子、あかねが握っていく。うのは得意の変幻攻撃で、沙弥は切り返しの丸め込みでなんとか流れを変えに行くが、最後は沙弥があかねに捕まり、オクラホマスタンピートにフォールを奪われた。 試合後、「今日も不甲斐ない結果に終わってしまいまして、原因は分かっています。自分の今一歩の粘り強さ、頑張りが足りないんだなと思います。精進いたします。」と反省しきりの沙弥に対して、うのは「沙弥さん復活してchuの上ズッとして組むこと最近多いね。でもなかなか勝てないね。それはたぶん私にも原因があると思う。沙弥さんの分までカバーできるほど強くないってことだよ。でも、また組ませてもらえるんだったら、また組むときはさ、勝てるように頑張ろう。てか勝とう。有言実行。言葉にすれば絶対実行できるから。頑張ろう。」と励ました。またハム子も「今日はあかねが勝ってくれて、この二人と対戦するのは、私もちとリボンタッグのトーナメントの一回戦で対戦してるんですけれども、なんか全然、強くなったなって今日思いました。まだまだ私が負ける気はしないけれども、二人の息は合ってきてるかな?って思います。あなたたちのセクシーポーズは精神的にやられると思う。対戦相手は。だからそういうのもちゃんと磨いた方がいいよ。全てがプロレス。私のセクシーポーズも得意技として見せてるの。だから、やるなら中途半端にやらない。思いっきりやる。」と2人にアドバイスを送った。 そしてあかねは「久しぶりのハムさんとのタッグ楽しかったで~す。丸め込みで何回も危ないところがありましたね。あの、デブは丸め込みに弱いという、その気持ちがハムさんは分かるみたいでいっぱいカットに来てくれて助かりました。あと一つだけ、中の上ではない。あと大阪、いっぱいカード決まってますけど、自分まだ決まってないんですよ。今日ちょっと試合見てて思ったのが、お母さん、娘さんいいっすね。いぶとタックル合戦やりたい!シングルを、いぶとやりたい!いいですか?」と2月12日大阪でいぶきとのシングル戦を要求。藤本が了承し、2人のシングル対決が決定した。
◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
×雪妃真矢&ジュリア (10分56秒 ネ・コヒストラル) 弓李◯&尾﨑妹加
【第2試合】
シングル初対決後、ジュリアに対してシンパシーを感じていることを明かした雪妃。今回はそのジュリアとタッグを結成した。対するはGEKOKU娘。前日に古巣アクトレスガールズのリングに参戦した妹加は安納のPOP王座に挑戦し、惜敗するも、試合後は「モヤモヤが晴れた」と、改めて弓李との結束を固める決意を語った。この日も序盤からGEKOKU娘の連係が光り、試合をリード。ジュリアも雪妃のアシストを受けながら好ファイトを見せるが、どうしてもチーム力はGEKOKU娘が上。しかも、最後は弓李が雪妃をフィッシャーマンズ・スープレックス、カウンターのブロックバスターとつなぎ、ネ・コヒストラルでフォール。
リボンタッグ王者から勝利したGEKOKU娘は試合後、タイトル挑戦をアピール。「タッグチャンピオンに勝ちました~!!これがどういうことだか分かりますよね?雪さんも世羅さんも今日負けてますよね?藤本さんに至っては勝っても負けてもないですよ。チャンピオン達がこんなんでいいんですか?GEKOKU娘、タッグベルトに挑戦します。」と弓李。雪妃は「負けまして。はい、もちろん受けさせて頂きます。誰でも、そう。アジュレボに、リボンタッグベルトに挑戦するのに一番の近道は私に勝つことだと思う。私に勝って挑戦してくれたら私がベルト巻いてる意味もあると思うんですよ。まあ、あの、私たち目標は最多防衛記録なので、こんなところで足止め食らってる場合じゃない。絶対に渡しません。」とタイトル戦を了承。「私、今はここに居場所があるんで、弓李さんと二人で、準地元である大阪大会でベルト戦したいんですけど、いいですか?」と妹加。藤本が了承し、アジュレボvsGEKOKU娘のリボンタッグが大阪大会で行われることが決定した。また、この試合で雪妃と組んだジュリアは「ボンジョルノ~。ボンジョルノ~。先週までちょっと落ち込んでいて、暗い感じだったんですけど、本当のジュリアは明るくてうるさい人です。陰キャラじゃないので、お願いします。今日はユキさんとタッグを組んで、自分が足を引っ張って負けてしまったと思います。自分のせいだと思ってます。でも、タッグ戦は自分じゃなくてユキさんと世羅さんのタッグなので、自分じゃなく、世羅さんなので、絶対にアジュールレボリューションさんズが防衛すると思います。私がこのアジュールレボリューションズさんのセコンドについて応援します。世羅先輩とユキ先輩大好きなので絶対勝って下さい。すみません、DD(誰でも大好き)です。私、アイスリボン大好きで、ファンだったので、本当にみんなが大好きなんです、アイスリボンが大好きです。」と大阪ではアジュレボのセコンドに入ることを宣言した。
◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×世羅りさ (8分22秒 7色のみやここクラッチ) 松本都◯
※もう1人は藤本つかさ
【第3試合】
今大会が行われる前に、横浜・ラジアントホールで5月3日~5日に行われる横浜プロレスまつりの会見に出席した世羅は、その会見の場に乱入した鈴木秀樹とすっかり意気投合。「話してみたらいい人でした」と鈴木を評した。この話を聞いた反・鈴木同盟の藤本と都は入場式から共闘して世羅を倒すと明言。実際、試合は藤本&都vs世羅の図式で進んでいった。しかし、2対1でも世羅はパワーで応戦。2人を担ぎ上げたり、まとめて逆片エビ固めに決めたりと、堂々渡り合ってみせた。徐々に藤本vs都の攻防も見られ、トライアングルの戦いへと雪崩れ込む中、藤本をトップロープ越しから場外に勢い良く落とした世羅は、都を抱え上げ勝負に出る。ところがここで都がスルスルと逃れ、一気にみやここクラッチを決めて世羅からカウント3を奪ってしまったのだ。リングに戻ってきた藤本も唖然の逆転勝利だった。
試合後、世羅は「アジュールレボリューションズさんズです。さんズ。さんズ。アジュールレボリューションズさんズにね。トライアングルが…自分が6年目ですけども、トライアングル戦やったのが3回目ぐらいですね。もうそれぐらい、トライアングルから逃げ続けた女なんですよ。それを今日、このカードで組まれ、どうしたもんだとは思ってたんですけど、まんまとみやここにやられたなとは思います。でも、このままトライアングル苦手意識のままは悔しいんで、自分なりのトライアングル対策を考えて、またトライしたいなと思いますので、そのときはよろしくお願いします。」と語った。都は「今日はもう試合中何回も死んだと思って、もうコンタクト取れるし。私視力0.01しかないんですよ、本当に見えない。片目、独眼竜の状態で、最後まで戦い抜いて勝ちました。とっても嬉しいです。世羅、鈴木秀樹サイコパスの一派とかになるからこういうことになるんだよ。本当にやめときな、分かったでしょ?ね?分かったよね?」と世羅に語りかけるが、「ちょっと何言ってるか分かんない。」と世羅。都は「つっか!もし、今日これがトライアングルのタイトルマッチだったら、ベルト私に移動してるんですよ。分かってる?私のこと試合後、蹴り入れたりしてたけどさ。私に挑戦する資格あるんじゃないですか?あれれれ?今日がタイトルマッチだったらどうなってたのかなぁ?つっかさ~ん!私は片目でも勝ちましたよ。どうなの?」とトライアングル王座への連続挑戦をアピール。「いいよ、やってやるよ。やりましょうよ、みやこさん」と藤本。推薦者未定のまま、2月24日の横浜リボンでのタイトル戦が決定したが、ここで世羅が「あの~、私は鈴木秀樹を推薦します。今日会見一緒にやって思ったんだよ。あの人は良い人なんだよ!ボコボコにしてくれるからな~。鈴木秀樹を呼ぶぞ!2月24日。いいですよね、社長?いいって!いいって言ってる!推薦しました。いつも誰か推薦して決まるじゃないですか、トライアングルって。私の推薦がある、鈴木秀樹。同期じゃないですか~。」と半ば強引に世羅の推薦枠で鈴木秀樹をトライアングル王座の挑戦者にしようとした。「やだ。欠場します。私。」と都。「私も…。返上する…。」と藤本。すっかり2人はトーンダウンしてしまったが…。端から見ると、とても見所たっぷりなトライアングルが実現するのか…?
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
宮城もち&◯トトロさつき (10分50秒 片エビ固め) 星いぶき×&つくし
※フォーリング・トトロ
【第4試合】
2月12日大阪大会でくるみとの大一番が決定したトトロ。しかし、くるみはトトロのタイトル戦を要求には応じず。この日はもちとタッグを組み、いぶき&つくしと対戦したトトロ。学校行事のため試合のなかったくるみもトトロの試合を確認するために、来場し、本部席から目を光らせる。試合で目立っていたのはつくし。復帰後、初のもちとの攻防ではドロップキック、ミサイルキック、クロスボディと攻勢を仕掛け、トトロに対しても真正面からエルボーをぶち込んでいく。またいぶきも気合の入った動きをみせた。そして、くるみの目を意識しながら必死に戦うトトロは最後にラリアットからのフォーリング・トトロを決めて、いぶきから勝利を奪ったものの、悔し気な表情を浮かべ、今ひとつ自身のファイトに納得のいかない様子だった。
試合後、いぶきは「今日は久しぶりのつくしさんとのタッグでした。凄い、楽しかったです。つくしさんと戦うことが多かったんですけど、今回は組んでみて凄い楽しかったので、また是非組める機会があったらお願いしたいです。そして、もちさんとのタックル合戦はまだまだ自分が弱いと思ったので、もっと、タックルを練習して、あかねさんにぶつかっていきたいと思います。」と語り、大阪でもちとシングルマッチを行うつくしは「去年の年末は、藤本さんと対戦、1月はハム子さんと対戦、そして2月はもちさんと対戦です。特に思いがあるメンバーとの対戦なので、試合で今思ってることをしっかりと伝えたいと思います。自分シングル組まれて、凄い嬉しかったんですよ。特に思いがある人だから。気持ちがある人だから。それを試合で、身体で感じて、触れて、伝えられることが凄い嬉しくて、シングル組んでくださってありがとうございます。それを言いたかったです。大阪観に来てください。よろしくお願いします。」と涙ながらに語った。そしてもちは「つくしおかえり~!!改めて、あの、私、今日ね、つくしが復帰して初めて試合したんですけど、相変わらず気が強くて、技も鈍ってなくて、本当に戦ってて楽しかったです。大阪はね、邪魔する人もいなく、シングルということなので、私も試合でつくしに伝えたいことたくさんあるし、お互いに、全部出し切って、思い切り楽しく、激しく戦いましょう。ありがとうございました。」と語った。
トトロは「先週の道場マッチがあって、今日試合して、改めて思ったのは、勝つのってほんまに難しいし、でも、勝つとこんなに嬉しいんだって思いました。自分は2月12日の大阪リボンでくるみさんのベルト挑戦したいです。」はくるみにタイトル戦を迫るが、くるみは「今日試合を見て、先週よりかは本当に良くなってるなって思いました。でも、まだまだかわれると思うんですよ。今よりももっともっと変われるっていうのを自分は期待してるんですよ。だから、もうちょっと考えさせてもらってもいいですか?あと2週間?3週間?でも、もうちょっとだけ時間をください。いいですか?タイトルマッチは今はできません。」とトトロの申し出を保留とした。