Quantcast
Channel: プロレスでハッピー!アイスリボン!!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1076

5月5日「横浜リボン2018GWⅡ~横浜プロレスまつり2018~ 」試合結果

$
0
0

横浜リボン2018GWⅡ~横浜プロレスまつり2018~ 
2018年5月5日(土祝) 関内ラジアントホール 
開場11:30/開始12:00 
観衆 340人(超満員札止め)



【プロレスサークルによるエキシビションマッチ】
横浜プロレスまつりでは恒例となっているプロレスサークル生によるエキシビションマッチが、今年も行われた。6人の生徒が両コーナーに分かれての6人タッグ戦は、現在、プロサーの指導担当であるつくしがレフェリーとして、またテキーラ沙弥がリングサイドから檄を飛ばす中、6人が生き生きとプロレスを楽しんだ。4月からアイスリボン練習生として過ごしているすずは、「早くデビューできるように一生懸命練習します。」と力強く話した。 

◆第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
〇小林香萌 (7分15秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド) テキーラ沙弥×


【第1試合】
メキシコ帰りの香萌とメキシカンカラーの沙弥の初シングルマッチ。序盤は香萌がグランドで優位に立つが、沙弥も意地をみせカウンターのクロスボディからブレンバスター、コーナーからの振り向き式クロスボディを決めると、グラン・マエストロ・デ・テキーラを狙うが、これを切り返した香萌がミサイルキックからフィッシャーマンズ・スープレックスでカウント3を奪った。

◆第2試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×弓李&桃野美桜&つくし (14分17秒 エビ固め) 〇尾﨑妹加&安納サオリ&本間多恵
※エビ固めの応酬を制して



【第2試合】
当初はこの日、マブダチ厨2病卍卍との準決勝が行われる予定だったが、まる子の欠場により、戦わずしてかしましトーナメント決勝戦進出を果たしたMAT。一方のマブダチメンバーである弓李、桃野にとっては、ここでMATに勝つことで、トーナメント不戦敗の屈辱を晴らしたいところ。マブダチのメンバーではないつくしが加わり、入場時の決めポーズこそ合わなかったものの、つくしの動きの速さがマブダチ2人とがっちりフィット。MATに負けないタッチワークで互角の攻防を展開する。最後は弓李vs妹加のGEKOKU娘対決となり、弓李が妹加のアルゼンチン・バックブリーカーを妹加の頭の上で腹固めに切り返すなど、遠慮なしの柔vs剛の真っ向勝負となるが、最後は弓李が仕掛けたエビ固めを切り返した妹加が弓李を押し潰す形でフィニッシュした。

■大御所vsヤングアイス全面対抗戦■
ヤングアイス軍、大御所軍の順に入場。全16選手がリングに揃ったところで、1試合終了ごとに本部席で佐藤肇代表がくじを引き、選ばれた対戦カードが順次行われていく形式。選手たちはコーナー下に控えて、常に臨戦態勢にいることになる。1勝を1ポイントとし、ポイントが多いチームが勝利。


〈以下試合順抽選〉

◆第3試合大御所軍vsヤングアイス タッグマッチ時間無制限1本勝負
〇星ハム子&宮城もち (7分53秒 ハムロール) 華蓮 DATE&星いぶき×


【全面対抗戦第1試合】
ベテランタッグチームのらぶりーぶっちゃーずとヤングアイスの中で今、最も勢いのある華蓮&いぶきのタッグ戦からスタート。タッグチームとしてのキャリア組であるらぶっちゃを相手に、あえて連係で勝負に出る華蓮&いぶき。華蓮のカサドーラからいぶきのイブロールにつなぐなど、合体技も決めてみせるなど、怖いもの知らずの若さを武器に、らぶっちゃを追い込む。しかし最後はハム子がいぶきに本家ハムロールを決め、勝利した。

◆第4試合大御所軍vsヤングアイス シングルマッチ時間無制限1本勝負
〇藤本つかさ (6分46秒 ギブアップ) ジュリア×
※極楽固め



【全面対抗戦第2試合】
4・21『879』大会での初シングル戦で、藤本にわずか39秒で完敗を喫したジュリア。藤本からドロップキックのダメ出しをくらい、試合後、悔し涙を流しつつも、翌週の道場マッチでは気合の入ったファイトをみせ、改めて藤本をこの日の対戦相手に指名した。開始のゴングと同時に藤本にドロップキック。ジュリアはなおもドロップキックを連発し、がむしゃらに攻め込んでいく。ならばと藤本もドロップキックで応戦。しかしジュリアはこの試合、ドロップキックしかしていないほどドロップキックに拘っていた。途中、藤本が2度仕掛けていった極楽固めもジュリアはしっかりと切り返すなど、確実な成長ぶりを見せる。珍しく藤本が腕十字固めを仕掛け、ジュリアを揺さぶるシーンも見られたが、最後は藤本がドロップキック4連発からミサイルキックで反対コーナーまでジュリアを吹っ飛ばすと、ジュリアが体勢を立て直す前にがっちりと極楽固めを決め、ジュリアからギブアップを奪った。退場時、藤本はジュリアの頭を撫でてリングを降りた。

◆第5試合大御所軍vsヤングアイス シングルマッチ時間無制限1本勝負
〇世羅りさ (7分38秒 体固め) 直 DATE×
※シュバイン・バスター


【全面対抗戦第3試合】
道場マッチでも大型ファイター同士らしいド迫力の攻防を展開してきた2人が、万を持してシングルでぶつかった。開始早々から蹴りを狙う直に対して、嫌がる素振りをみせた世羅。直の蹴りが世羅の背中に何発も叩き込まれ、さらに世羅のテーピングしている右肩を狙った直のグランドでの関節攻撃と、序盤から中盤にかけては、直がペースを掴んでいった。しかし中盤、直の蹴りをステップバックでかわした世羅がセラリズムを決めたあたりから、試合の流れが変わりはじめ、再び肩を狙って組みに来た直をエアーズロックで切り返した世羅は、直の蹴りに苦しみながらも、最後はその蹴り足をキャッチして抱え上げると、一気にシュバインバスターで叩きつけ、フォール勝ち。この時点で3勝を挙げた大御所軍が対抗戦勝ち越しを決めた。

◆第6試合大御所軍vsヤングアイス 6人タッグマッチ時間無制限1本勝負
〇雪妃真矢&柊くるみ&藤田あかね (16分32秒 片エビ固め) 松屋うの&トトロさつき×&華 DATE 
※スノウトーンボム

 

【全面対抗戦第4試合】
大御所軍vsヤングアイスの発端となったあかねvsうのを含む6人タッグ。打倒、くるみに執念を燃やすトトロ、さらに雪妃からタッグマッチでフォール勝ちしている華が加わり、それぞれがそれぞれのスタンスで挑む意味深い顔合わせになった。試合はヤングアイス軍が積極的な攻めを仕掛け、これを大御所軍が叩き潰していくシビアな展開が続いた。特にあかねのうのへの攻撃は前回以上に激しく、何度もうのをマットに沈めたが、それでもうのは自身のペースを崩すことなく、トリッキーな動きと柔術仕込みの関節技で応戦していくハートの強さをみせた。最後はトトロを捉えた大御所軍が連続攻撃を仕掛け、雪妃のスノウトーンボムでフィニッシュした。

◆第7試合大御所軍vsヤングアイス シングルマッチ時間無制限1本勝負
〇松本都 (13分04秒 みやこここクラッチ) 朝陽×



【全面対抗戦第5試合】
華蓮、いぶきとのタイトル戦を終えた都には、今度は高校生の朝陽が「都さんからプロレスを学びたい」と自ら挑戦を申し出てのシングル戦。ビックマッチのメイン、しかもここまでヤングアイス全敗というプレッシャーからか、試合前から泣き顔を見せていた朝陽。だが、都に握手を求めるとみせかけて、引き回すと、ドロップキックの連打でペースを握り、都に真正面からぶつかっていった。普段の持ち技はもちろん、アームロック、アームブリーカーといった絞め技も決め、さらには都に対してみやここクラッチを仕掛けるなど、その積極果敢な好ファイトに会場は朝陽コール一色となった。最後はエビ固めの応酬の中、都がみやここクラッチからのみやこここクラッチを決めカウント3を奪い辛勝。全対戦を終え、大御所軍が5-0で勝利したが、朝陽の頑張りが大いに光った。

 



【メイン終了後~エンディング】


試合後、大御所軍がリングに上がり勝ち名乗りを受ける。そしてメインを務めた都がマイクを手にした。
都「(リング下で介抱を受けている朝陽に)朝陽、大丈夫?危なかった。ちょっと上がって来れる?大丈夫?危なかったーっ。私はここ横浜ラジアントで、プロサーの、今日もやってたけど、エキシビションのときに、初めてあなたを見て、あ、この子はきっとプロになりたいんだろうなって思ったの。そしたら、こうやってプロになって、今日のメインでチャンピオンの私と、試合したよね!夢、叶えてんじゃーん!すごいよ!けっこう危ないところまで追い込まれちゃったし、なかなかね、いい素質を持っていると思う。今日、私と試合できて、勉強になったと思うから、泣いているけど、試合前から、けっこう。ね、頑張って!見込みあるよ。」
朝陽「プロサーのときから都さんと試合したいって思っていて(都以外の選手と会場がざわつく)…でもリスペクトしているわけじゃないです。いぶきや華蓮は、都さんとのシングルがタイトルマッチだったけど、自分は実力が全然足りないから…今日、本当はタイトルマッチしたかったです。チャンピオンの都さんとタイトルマッチしたかったけど(と号泣しながら)今日は実現できなかったので、いつか絶対、自分とビックマッチのメインでタイトルマッチしてください!お願いします!今日、試合していただいて、ありがとうございました!勉強になりました!(と都に深々とおじぎ)。」
都「可愛いねーっ!アイスの若手、みんなこんな子ばっかりだったらいいのにな。でも今日の若手対大御所、すごい勢いを感じてね、なかなか良かったと思うよ。(藤本がリング下のヤングアイス軍にリングにあがるよう促す)今日、やってよかったね。若手の勢いをすごい感じた。」



ここであかねがマイクを持つ。
あかね「両国での私とうのの試合を観たことがきっかけで、藤本さんが思いついたという対抗戦。自分、大御所軍とかに入ってますけど、わしだけベルトを巻いたことがないんですよ。ケガばっかりしている間に、キャリアばかり重ねていって、大御所軍に入ってますけど、わしの気持ちはヤングです。けど、わしがヤングだった頃、やっぱり先輩と当たるから、負けてもしょうがない。先輩と組むから先輩が助けてくれるだろう。そんな気持ちを正直、持っていました、昔は。ここ最近のヤングたちにもそれを感じていまして、特にお前(とうのを指差す)。なので、あんな厳しく当たったりしたんですけど、こうやってヤング対大御所、対抗戦やって、すごい気持ちが見えたなと思いませんか?(客席から拍手)やって良かったと思うし、こうやって所属だけでヤング対大御所が組めるのもアイスリボンの強みだなと。ヤングの勢い、大御所の勢い、こうやってやっていけるのが、アイスリボンの強みだと、団体力だと思います。このままの勢いで、両方勢いを上げて、後楽園ホール、文体と満員にしていきましょうーっ!」
お客さんも拍手をした。そこに安納がリングに入り、あかねからマイクを奪う。
安納「アイスリボンの皆さん、いつも参戦させていただきありがとうございます。安納サオリでございます。あかねさん、その気持ち、他団体の私も便乗していいですか?世羅さん、雪妃さん、お2人が巻かれている、そのベルトに挑戦してもいいですか?」

世羅「いいよ。誰と?」
安納「……尾﨑妹加!」
尾﨑が驚きの表情を見せる。弓李が妹加に対してチームであることをアピールする。
安納「まあね、そう思いますよね。大阪で(GEKOK娘が挑戦した)タイトルマッチ観たんですよ。負けてましたよね~弓李ちゃん。あなたじゃないってことなんですよ。妹加の隣に立った私が2人でどう戦うか、弓李ちゃんもちゃんとエプロンで観ててね~。」
弓李が突っかけようとすると本間が阻み、弓李と本間が掴み合いになるが、藤本が仲裁に入る。
世羅「妹加はいいの?」
複雑な表情をみせた妹加だが、安納と視線を合わせ、安納と握手。
世羅「いいよ。じゃあ、1週間後、5月13日、両国KFC大会。スケジュール空いてますか?」
安納「夜に(同じ両国で)アクトレスガールズがあるんで。」
世羅「じゃあ、そこでやりましょう。」
安納「よろしくお願い致します。」
藤本「一つだけいい?本間さんと弓李、タッグで対戦させたいな。いいかな?」
コーナーにうずくまり首を振りまくる弓李。
藤本「ちょっとカードは考える。」
観客との握手周り後、円陣を仕切ろうとマイクを持つ都からハム子がマイクを奪う。
ハム子「自分勝手で、自己満足している松本都。人として、一番大事なもの、私がその日、教えてあげます。あなたからベルト獲ります。」
締めもハム子が担当し、札止めの横浜リボンを終えた。


【藤本つかさによる対抗戦総括】
――藤本選手の発案で行われ今回の対抗戦ですが、いかがでしたか?
「あかね対うのの前回の両国の試合を観て、すっごい面白くて!あかねも欠場はしていたけど、プロレスをやってきたプライドがあったり、うの氏も柔術のプライドがあったりとか、そのプライドを大御所とヤングアイスに分けて対抗戦したら面白いだろうなって思ったんですよ。結果、やって良かったですね。あんなにヤングアイス軍が奮闘すると思わなかった。こういう対抗戦がアイス内でできるのは確実に強みだし、底上げにつながったなっていうのは、素直に思います。」
――勝敗は大御所軍の全勝には終わりましたが…。
「5-0っていう記録は付きますけど、向こうが得たのはゼロではないですよね。私達大御所軍もポイント以上のものが得られたんじゃないですかね。」
――藤本選手から見て、一番良かった選手は?
「みんな良かったですよ。直接対戦したので、ジュリアのことを話しますが、前回、39秒で私が勝って、その悔しさが爆発したなとは感じましたね。」
――極楽固めを必死に逃れようとしていました。
「すごい研究してきたなって思いますし、結果、記録は極楽固めでギブアップってなりますけど、その記録文字だけでは語れない感情が今日は見えましたた。もし、今度シングルマッチをしたときに、極楽固めをエスケープされたら、なんか感動して泣いてしまいそうですよね(笑)。させないけど!そういう成長物語が、この短期間で垣間見れたなって思うので、本当にやって良かったです。
――今後も対抗戦は継続していきますか?
「やりたいですね。これだけ盛り上がって、こんだけ個々の力も底上げできたので、来るべき時が来たらまたやりたいです。」
――今年の横浜プロレス祭りでアイスリボンは2大会行いましたが、今年の大会はどうでしたか?
「横浜リボンは本当にホームだなと思っています。今回もチケットがありがたいことに完売です。完売の何が嬉しいって、もちろん、試合のことだけを考えられるっていうのもありますが、チケットが完売っていうのは何人来るっていうのがわかっているわけじゃないですか。その何人の人がこの日のために、事前にわざわざチケットを購入して、楽しみにしながら、この日を待ちわびているんだなって思うと、本当に嬉しいです。この勢いを持続して、次の両国KFCも満員にしますし、7月8日の後楽園だったり、横浜文体ですね。関内駅の南口ですよ!沢山のお客様にアイスリボンのハッピー力を知って欲しいです。アイスリボン、勢いつけていきます!」
 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1076

Trending Articles