『アイスリボンおでかけプロレスin SKIPシティ』
会場:SKIPシティ プロムナード
観衆:不明
◆オープニング
試合前にはアイドルユニットによるLIVEが行われた。信州ガールズの大会でもおなじみの長野県のご当地アイドル『あっぷる学園』と、『WenDee』がリングをステージに代えての熱いパフォーマンスで会場を沸かせた。
イベントということもありプロレス初観戦のお客さんの為にプロレスの勝敗を決める基本的なルール「フォール」「ギブアップ」を選手が見本を示しながら分かりやすく説明。また子供たち参加によるプロレス教室では、スクールボーイを練習するなど選手が子供たちとのコミュニケーションを楽しみながら盛り上がった。
◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○新田猫子 vs ×林小雪
(7分02秒 片エビ固め)
※ミサイルキック
信州ガールズの小雪がおでかけプロレスに参戦。猫子に正面からぶつかっていったが、直線ファイトを切り崩すテクニックに長けた猫子の独特の動きに翻弄され、序盤から試合は終始、猫子ペースで進んでいく。途中、低空ドロップキックをヒットさせ、得意のドロップキックの連打に出た小雪だが、渾身の丸め込みも猫子に返されると、ローリングのしっぽ攻撃、バッククラッカー、さらにミサイルキックの3連打を浴びフォール負けを喫した。
◆第2試合 COWPER提供タッグマッチ20分1本勝負
○オー粗チン・エイリース&ハミチツ二郎 vs マラデカイ&テント・ハリゾー
(8分55秒 片エビ固め)
※450スプラッシュ
社会人アマチュアプロレス団体COWPERによるタッグマッチが行われ、コミカルな場内実況と選手たちの小気味よい動きが会場を沸かせていた。
◆第3試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
チェリー&内藤メアリ&○寿ゆり vs つくし&くるみ&×235
(12分12秒 片エビ固め)
※チョークスラム
日本トシキテル連合とギャルが合体した異色トリオが実現。この日の会場である川口市出身の寿は先発を買って出るなど、凱旋試合に気合十分。途中スピードで勝負するつくし組の猛攻を浴び、くるみが235&つくしをおぶって決めた強烈なボディプレスに悶絶しながらも、必死に立ち上がり反撃に出る寿。その寿の頑張りをトシキテル連合の2人もしっかりアシストしながら試合を進めていく。最後もチェリーが熟女でどーんを235に放ち、寿がチョークスラムを決めての快勝。最後は地元・川口で自力勝利をモノにした寿をセンターに3人で勝利のパラパラダンス!
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○成宮真希&世羅りさ vs 藤本つかさ&×優華
(13分14秒 エビ固め)
※変形スパインボム
開始早々、藤本&優華が場外戦を仕掛け、優華が世羅、藤本が成宮を捉え、屋外大会ならではの広範囲にわたっての場外大乱闘を繰り広げた。子供たちに世羅を攻撃(!?)させる優華、一方藤本と成宮は場外相当奥にある居酒屋になだれ込み、生ビールをめぐって争うなど開始から5分以上、場外カウントがないことを逆利用した攻防が延々と続いた。ようやくリング上に試合が戻ったあとも勢いがあるのは藤&&優華。優華をうまく斬り込み役とし要所要所を藤本が締める攻撃パターンでタッグ王者の.STAPを苦しめる。しかし前日の道場マッチで手痛い黒星を喫している.STAPにとって2連敗は許されない。10分過ぎ、成宮のカウンターのスタナーが優華に決まり、ここから一気に.STAPがラッシュ。世羅の串刺しダブルニーを受けて、成宮がブレーンバスターからユルネバを爆発。これは藤本のカットにあったものの、藤本をダブルの攻撃で場外に蹴散らすと、最後は成宮のここ一番のフィニッシュであるアルゼンチン式スパインボムでフィニッシュ。最後の最後で.STAPらしいダイナミックな猛攻が見られたことは、横浜に向けても意義深い。横浜まであと8日。.STAPはこのまま勢いに乗ることができるか!?
◆エンディング
イベント主催の川口法人会の理事であり、寿の叔父さんにあたる須賀さんをリング上で挨拶。寿の音頭で「プロレスでハッピー!SKIPシティ」で、今年最後のアイスリボンのおでかけプロレスが終了した。
↧
11月16日アイスリボンおでかけプロレスin SKIPシティ試合結果
↧