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(春山香代子選手の考え)藤本つかさVS中島安里紗

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【藤本つかさVS中島安里紗、結果はどうなると思いますか?】
中島二勝


【藤本つかさがJWP無差別級王座になったら、嫌ですか?】
嫌です!

【その理由】
J愛を感じない


※この短い一言にとても納得しました。Power of loveってことですね。


12/28『RIBBON MANIA2014』大会割引画像!

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こちらの画像は、2014年12月28日アイスリボン後楽園大会『RIBBON MANIA2014』の大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-1000円】となります。




アイスリボン後楽園大会
『RIBBON MANIA2014』
2014年12月28日(日)
12時00分開始/11時30分開場


◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
渋谷シュウ(WAVE)&弓李 vs チェリー(ユニオン)&雪妃真矢

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
内藤メアリ&新田猫子 vs 235&藤田あかね

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&宮城もちwith風間ルミ vs 松本都&寿ゆり&with安藤あいか

◆第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
春山香代子(JWP) vs 希月あおい

◆第5試合 ユニオンプロレス認定
Fly to Everywhere ワールドチャンピオン選手権試合 30分1本勝負
[王者]紫雷美央 vs つくし[挑戦者]
※第4代王者の初防衛戦

◆第6試合 インタ-ナショナルリボンタッグ選手権試合20分1本勝負
[王者]成宮真希&世羅りさ vs くるみ&優華[挑戦者]
※第33代王者8度目の防衛戦

◆第7試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]藤本つかさ vs 中島安里紗(JWP)[挑戦者]
※第18代王者10度目の防衛戦


【当日券チケット料金】
最前列:完売
特別リングサイド:完売
リングサイド:6000円
指定席A:5000円
指定席B:4000円

12月27日アイスリボン道場マッチ615試合結果

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アイスリボン615
2014年12月27日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時30分開場
観衆 101人(満員)


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○希月あおい&星ハム子 vs 235×&藤田あかね
(9分45秒 ジャーマンスーップレックスホールド)





28日の後楽園大会では内藤&猫子のジェラシータイフーンとの対戦を控える235&あかねが、あおい&ハム子の重鎮コンビに挑んだ。引退前最後のビックマッチに臨む内藤の対戦相手に指名された2人はゴングと同時に相手コーナーに奇襲を仕掛けるなど気合十分。あおいのトリッキーな攻撃、ハム子の重厚な攻めに苦しみながらも今まで以上の粘りで必死に食らいつく。
ハム子に対して235がクロスボディアタックを仕掛けたところに、あかねがタックルを打ち込んでいく連係技も決めてみせた。最後は後楽園でJWPの春山とのシングル戦に臨むあおいのダブルリスト・アームサルト、ジャーマン・スープレックスの2連発を浴びた235がフォール負けを喫したが、翌日に期待を持たせる好ファイトをみせた。「明日は私が内藤さんから3を取りたいと思います」(235)「明日はもうちょっと連係をできるようにして、自分が大好きな内藤さんから3カウントを取りたいと思います」(あかね)とタッグを組みつつも、揃って内藤からのフォール勝ちを狙うことを口にした。


第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
成宮真希&×雪妃真矢 vs くるみ○&弓李
(9分10秒 ラ・マヒストラル)





成宮vsくるみは後楽園大会のリボンタッグを賭けて対戦、雪妃vs弓李も後楽園大会のオープニングで対戦決定しているW前哨戦となった試合で最も目立った動きをみせたのがくるみ。当面の敵である成宮はもちろん、雪妃に対する攻めもパワー全開!また弓李をうまくコントロールする司令塔としての役割もみせ、最後は不意を衝くラ・マヒストラルで雪妃を丸め込み自らフォール勝ちを飾った。慌ててリングに入った成宮だが、時すでに遅し。唖然とする成宮に対して凄まじいにらみを利かせるくるみ。タイトルマッチ本番に向けて闘志むき出しだった。試合後、初の後楽園での試合に向けて雪妃が「明日はデビューしての初の後楽園大会。いろいろ目標はあるんですが、とにかく初めての大会を楽しめたらいいなと思っています」と語ると、藤本からは「ずっとユキはプロレスが大好きで、プロレスを観てきたんですね。後楽園っていうのが違う場所に見えると。今までずっと見ていた場所で試合をする。今までずっと憧れていた選手とタッグを組むっていうのが、どれだけすごいことなのかなって。明日のユキは新たな夢を叶える日だと思うので、すごく楽しみです」と雪妃へのエールが送られた。タッグ王座を争う2人は「明日、8度目の防衛戦になります。自分はどうしてもチャンピオンとして年を越したいし、ベルトを持って初詣に行きたいと思っているので、明日獲られるわけにはいきません。しかもあと3ヵ月で30代になるって時に。本当に若いやつらに負けたくないって気持ちがふつふつと沸いてきました。それを思いっきりぶつけたいと思います」(成宮)「自分は明日、優華といっしょにベルトを獲って、ベルトをお守りに来年の受験を頑張って、高校合格できるように頑張ります」(くるみ)とそれぞれの思いを語った。


第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○藤本つかさ vs 内藤メアリ×
(9分48秒 エビ固め)
※インフィニティ(新技)






大晦日の引退試合を含めて残り4試合の内藤にとって、これが最後の藤本とのシングル。試合前の前説に姿を見せた内藤は「まともにいっても勝ち目はない。」と語り、何か秘策があることをほのめかしたが、ゴングが鳴るとマイクを要求。マイクを手にすると「相手が藤本さんでは、今日はマジックはいらないですね。マジックは若い選手用なので」と語り、一瞬藤本が気を抜いたところを狙っての丸め込みに出た。カウント2で返されると、今度は逆さ押さえ込みと一気に勝負を仕掛けるが、藤本はカウンターのド
ロップキック1発で内藤の動きを止めると、あっという間に試合の主導権を奪った。藤本もまた翌日のタイトルマッチ2連戦に向けて心技体ベストをアピールする動き。藤本のロープはりつけドロップキック狙いを逃れ、逆に藤本をはりつけにした内藤は、マジックを手にすると藤本の額に"二冠"の文字を入れた。翌日の大一番への内藤からの粋なエールだったようだが、これがさらに藤本の闘志に火をつけてしまった。藤本は「中島―っ!」と絶叫しながら、内藤に蹴りを連発し始めたのだ。内藤も必死の反撃を仕掛け、ネックブリーカー、キャメルクラッチと藤本を攻め込むが、完全にタイトル戦モードとなった藤本の強烈なドロップキックの連打、ミサイルキック、串刺し低空ドロップキック、さらに延髄斬りのフルコースを浴び、最後は藤本の新技インフィニティでフォール負け。試合後もグロッギー状態の内藤に藤本がお返しのマジック攻撃で試合を締めくくった。試合後の内藤は「藤本さんと最後のシングでした。試合が終わってから藤本さんに書かれてしまったので、何書かれちゃったんだろう?と思って見てみたら、"ありがとう∞"って書いてあるんですよぉぉ~!腹黒い藤本さんが。私がマジックに込めた思いが藤本さんに通じたんだなと思って感激しました。藤本さんにもらったこのエールを、明日は235とあかねにぶつけて、ぶっ潰したいと思います。2人は私から絶対(フォールを)取るって言っているけど、私と猫子がどんな気持ちで最後の後楽園(の相手に)指名したのか、しっかり受け止めてほしいと思います」と語ると、藤本から引退試合の対戦カードを聞かれ「私が当たりたかったけど、最後の最後で神様にそっぽを向かれた、インフルエンザで流れてしまった成宮真希とのシングル。私は最後に成宮とシングやって引退していきたいと思います。受けてくれるよね?(成宮が快諾すると)31日、最後なんでガンガンきてください。自分も行くんで。31日よろしくお願いします」と当初12・17道場マッチで予定していた成宮とのシングル戦をプロレスラーとしての最後の戦いに定めた。

第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&△つくし vs 紫雷美央△&優華
(時間切れ引き分け)





リボンタッグ前哨戦となる世羅vs優華、そしてFTE王座を争う美央vsつくしの前哨戦と第2試合同様のダブル前哨戦となったメインイベント。序盤は両チームが相手チームをけん制し合う攻防が続いたが、中盤からは優華が捕まり、世羅のパワフルな攻撃、つくしのスピーディな攻撃を連続して浴びる展開となっていった。しかし、窮地に追い込まれながらも決して折れない気持ちの強さが優華にはある。相手チームの波状攻撃を受けながらも、一瞬でもチャンスが出来れば、必死の反撃を仕掛けた優華は美央につなぎ、試合の流れを再び五分に戻していく。終盤はまさに一進一退。翌日に向けて「負けたくない!」という思い、意地が随所にみられ、試合は20分時間切れに終わった。試合後の4者のコメントは以下の通り。優華「タイトルマッチの前哨戦なのにドローに終わったし、ボコボコにされたし。本当にこのままではいけないなと思いました。でも何があるかわからない。試合は。私がコロッと勝つかもしれないし、くるみさんがドカーンって勝つかもしれない。何が起こるかわからない。それがエンジェルナッツらしいところだと思って、奇想天外な試合を引き起こしたいと思います。絶対にベルト獲って、あと4日で(デビュー)1周年なので、1周年にはベルトを巻いて、くるみさんの受験の発表にも行っきたいと思います」美央「私もWAVEで三冠になって、てめえにちゃらちゃらしているとか言われたのをちょっと黙らせたかったんですけど、それもドローに終わり、今日もドローに終わり。若干優華に勝たせようと贔屓目にしすぎたのがよろしくなかったと思います。でも明日。遂に決着がつく日です。私もお前のことだけ見ているよ」
世羅「まさかのドローに終わってしまい、(明日)今日みたいなことをしていたら、ベルトを落としてしまうし、このベルトを持って、個人的にも.STAP的にもやりたいことはまだまだたくさんあって、今日勝てなかったことは本当に悔しい。なんか後楽園前の試合って、自分いつもこうだなと思って。Teensの時(8月14日)もそうだったし、8月31日の時も一人ネガティブになってみんなを困らせて。今日もリングに上がるの実はちょっと…ためらうところもあったんですけど。でもそろそろ吹っ切れてもいいんじゃないかな!?世羅って思いました。今まで正統派としてやってきて、これからも正統派ですけど、あまりにもがむしゃらさが足りなかったんじゃないかなって思うところがあって、あまり悪いことをするつもりは無いですが、もっと無邪気にっていうんですか、無邪気に悪いことをしたいっていうんですか…勝つために無邪気にやってやりたいなと思います。今まで相手を蹴ることにためらい持っていた自分が今日吹っ切れました。明日はガンガン蹴るんでよろしくお願いします。」つくし「今日の結果が明日だったら通用しません。今年の最後の目標は紫雷美央に勝つこと。ベルトを獲ることです。ベルトを獲って、2014年を締めくくりたいなと思います。」


12月28日アイスリボン後楽園大会「RIBBON MANIA2014」試合結果

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アイスリボン後楽園ホール大会
『RIBBON MANIA2014』
2014年12月28日(日)
開始12:00/開場11:30
観衆 906人


第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
渋谷シュウ(WAVE)&×弓李 vs チェリー(ユニオン)&雪妃真矢○
(11分46秒 片エビ固め)
※スワントーンボム






憧れのチェリーにスワトーンボム指導を志願してから約2週間、雪妃が初の後楽園ホール大会でチェリーとのタッグを結成。試合は雪妃と新コスチュームの弓李でスタート。ロープ際の攻防で優位に立った弓李がペースを握るが、雪妃に代わってチェリーが入ると流れが一変。ラフ攻撃で弓李を翻弄する。弓李のパートナーであり、来年5月引退を表明した渋谷とはクラシックギャルズとして活動しているチェリーは、その渋谷には正拳突きからサソリ固めというムーブを決める。対する渋谷も負けじと弓李を呼び込み、チェリーにダブルの正拳突きを決めるなど同じムーブで応戦し、試合の流れを引き戻す。勢いに乗った弓李が雪妃に対しグランド技で勝負に出るが、これをエビ固めで雪妃が必死に切り返し、アシストに入ったチェリーが弓李、渋谷に熟女でドーンを連打。雪妃に「(コーナーに)上がれ!」と指示を出す。「はい!」と答えてコーナーに立った雪妃はゆっくりと精神統一したあと、本邦初公開のスワトーンボムを敢行。長い手足をまっすぐに伸ばしたそのフォームはまさに白鳥!弓李にパーフェクトな一撃を決めた雪妃が、初めての3カウントも奪取し初勝利を飾った。

第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
○内藤メアリ&新田猫子 vs 235×&藤田あかね
(13分38秒 ギブアップ)
※変形キャメルクラッチ






大晦日に引退試合を行う内藤にとって最後の後楽園ホール。猫子とのジェラシータイフーンを結成した内藤は、引退する前に気がかりだったという235&あかねを対戦相手に指名。クラッカーの束を手に内藤狙いをアピールしてリングに登場した235とあかねに対し、内藤は先発にこそ出たものの、試合の大半を猫子に任せコーナーで待機。中盤になってようやく猫子と交代した内藤はあかね相手に激しいチョップ&エルボー合戦を展開。あかねの強烈な頭突きにも同じ頭突きで返した内藤は235に対しては猫子との連係、そしてコーナー下から超巨大クラッカーを持ち出すと、猫子に羽交い絞めにされた235に迫る。なんとか体を切り返し、クラッカー攻撃を猫子に誤爆させた235だが、直後に内藤のダイビングエルボー2連発を浴び、最後は腕を巻き込んで絞り上げる内藤の変形キャメルクラッチにギブアップ。試合後マイクを手にした内藤は「今の気持ちを忘れるな」と235とあかねにメッセージを送り、「私はベルトを獲れなかった。でも新しいジェラシータイフーンがベルトを獲ってくれるのを楽しみにしている。あかね、今の悔しい気持ちを忘れないでやってくれるね?これから猫子と2人で新しいジェラシータイフーンでやっていってくれ」とジェラシータイフーン入りを望んでいたあかねに握手を求めたが、あかねは内藤の差し出す手を完璧に無視し、猫子に歩み寄りガッチリと握手。思わずその場で仰向けにリングに倒れる内藤であった。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○星ハム子&宮城もちwith風間ルミ vs 松本都×&寿ゆり&with安藤あいか
(7分53秒 片エビ固め)
※ダイビングボディプレス





都と寿に「セクシーじゃない!」と断言されたハム子は、元祖セクシーレスラーである"セクシーパンサー"風間ルミをセコンドに、この日が復帰となるもちとのらぶりーぶっちゃーずで試合に臨んだ。一方、風間ルミに対抗して都がセコンドに選んだのは久しく試合から遠ざかっているアイスリボンの元祖グラビア担当安藤あいか。入場から両チームともにリング上でダンスを披露するなど、観客に激しいアピール合戦を展開する。試合に入っても要所要所で両チームがポーズを決め、さらにはセコンドもリングに入って決めポーズに"参戦"するなどやりたい放題。しかし最後はチームとしてキャリアがあるらぶりーぶっちゃーずが、都にサンドウィッチボディアタック、ダブルバックドロップを決め、最後はハム子がダイビングボディプレスでフィニッシュ。試合後も3人でポーズを決めるぶっちゃーず&風間ルミ。セクシー対決はもっちり女子に凱歌。

第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
○春山香代子(JWP) vs 希月あおい×
(11分47秒 片エビ固め)
※ダイビングギロチンドロップ





11.24横浜リボンで藤本のICE王座に挑み敗れたものの、その存在感を充分に示したあおい。自ら「戦いたい!」とアピールした対戦相手がJWP春山だった。新人時代から戦い、タッグを組み、プロレスラーとしてのいろはを学んだ先輩とは長期欠場以降一度のからみもないまま、若い選手が多いアイスの中で、あおいは最年長のキャリアではあるものの常にトップ戦線にからむ存在ではなかった。マイペースで走ってきたあおいが藤本とのタイトル戦を経て、改めてプロレスに目覚め、来年の後楽園全大会に主役に躍り出ることを宣言した。あおいにとっては復帰後、初めての自己アピールであり、ハッピーメイカーからスーパーハッピーメイカーに生まれ変わったタイミングで、あおいは春山と戦うことで原点を今一度見つめ直そうとした。試合は握手と見せかけて、春山のバックに回り込んだあおいの投げっぱなしジャーマンからスタート。リング中央で共に一歩も退かないエルボー合戦を展開し、あおいがセントーンを決めれば、春山もカウンターのトラースキックをあおいの顔面に何発も叩き込む。そして中盤、息もつかせないあおいの投げっぱなしジャーマンの連発攻撃。何度も何度も春山のバックに回り投げていく。春山も踏ん張ったり、すかしたりせず、ジャーマンを浴びながら、それでも何度でも立ち上がるタフネスぶりをみせた。いつの間にか、あおいが泣いている。途中ジャーマンで投げた際に口の中を切り、口から血を流しながら、さらにまともに浴びた春山の蹴りに顔を腫らしボロボロになりながら、それでもあおいは何かを吹っ切るように、ひたすら春山を投げ続けた。そしてコーナーでの雪崩式ジャーマンからクロスアームスープレックスホールドでフォールを狙いにいったあおい。しかし、あおいが勝負に出たクロスアームの2連打をいずれもカウント2で返した春山は、強烈なラリアットを叩き込むと、フェイスバスター、キーンハンマー、オレンジ☆ブロッサム、ダイビングギロチンと、あおいの頑張りに敬意を払うかのように、自身のフィニッシュホールドを連続で決め、大の字のままピクリともしないあおいから3カウントを奪った。あおいが立ち上がるまでロープに座って待っていた春山は、立ち上がったあおいとしっかりと握手。あおいは春山に抱きついて笑顔をみせた。試合後、あおいは顔を腫らしたまま、インタビュー・スペースに現れると、感情のままに話し始めた。
「対春山香代子。自分は今年1年間反省しかないっていうところがありまして…ベルトが巻けなかった。全戦に参戦できなかった。ただその分、私はプロレスが大好きになったし、この気持ちを大事にして2015年のアイスリボンの主役は希月あおい!絶対、狙っていきたいと思います。自分には悔しいっていう気持ちが合うし、その気持ちがないと頑張れない。余裕があるのはかっこいいかもしれないけれども来年26歳。そんなことも言っていられないし今しかないと思っています。(来年は)10周年って言う節目も迎えるので、やりたいことをたくさん挙げて、2015年は希月あおいの年にします。後楽園も6回あるし、アイスリボンはまだまだ現在進行形でみんな頑張っているし、後輩たちの勢いも感じてるし、負けちゃうかもしれないけども、そこで今まで私は負けてきた。だから私は2015年は頑張ります。希月あおい試合も練習もそのほかも一生懸命頑張ります。頑張るってなんだろう…なんですか頑張るって!?でも自分なりに考えて、このやってきた10年間、休んでばっかりだったかもしれないけど、頑張ります!(口の中を切ったのは)ジャーマンであごを上げきれてなかったですね。アイスリボンに大きい選手がいないので、ハム子とか世羅とかいますけど、また違ったでかさなので。ああいうでかさの人と当たることがなかった復帰後の3年間なので。そういう面でも強くなりたいですね。絶対に強くなる!(春山から感じたのは)プロレスの奥深さ。奥深さってみなさんよく聞くかもしれないですけど、こんなにプロレスラーがいる中で、私がデビュー出来たのも奇跡だし、春山さんと出会えた事も奇跡だし。でもそれは運命だったのかもしれないけども(春山からは)プロレスの強さを感じました。技じゃないとか、気持ちでとか、そういうものがすごく勉強になったなと思います。たくさん蹴られたし、こういうのもアイスリボンであまり経験しないので。来年は他団体も出たいなって思います。(来年、戦いたい相手は)まずは藤本つかさですね。それと世羅りさ、新人の優華。その3人とはシングルやりたいですね。優華は後輩だけど、めっちゃ意識しますね。負けたくないの私は。やっぱり先輩になると余裕がでてくるじゃないですか。私はそういうの(先輩の姿)を見てきたから、私もそうなるのかなと思ったら余裕になっちゃったんですね。それが悔しくて。新人は一生懸命だし、一生懸命やっていれば、みんなに伝わるし、それが私はいいんだなって思いました。私が新人の頃みたいに春山さんと戦いたいって言ったのもそうなんですけど。優華を見て新人の頃って大事って思って。10年やってきた今もう1回やりたいなって思ったから、今回当たったっていうのがあります。私は2015年!プロレスに全部を捧げます」2015年の希月あおいに注目!

第5試合 ユニオンプロレス認定
Fly to Everywhere ワールドチャンピオン選手権試合 30分1本勝負
[王者]○紫雷美央 vs つくし×[挑戦者]
(9分13秒 土蜘蛛・速)
※第4代王者の初防衛戦に成功





団体所属になり「丸くなってつまらなくなった」とつくしが喧嘩を売る形で始まった美央との抗争はタイトルを賭けた決着戦となった。試合はリング中央でのエルボー、ナックル、張り手の激しい打ち合いから始まった。先手を取ったのはつくし。カウンターのドロップキックからおてんばダッシュ、弓矢固め、さらにドロップキックで美央を場外に落とすとコーナーからの場外ボディアタックを仕掛ける。しかし、場外戦では美央も負けていない。つくしを場外ブレーンバスターで叩きつけ、エプロンからの飛び蹴りをヒットさせる。リングに戻りブレーンバスター、首4の字で勝負に出るが、これを逃れたつくしはトゥインクルスターロックで反撃。ミサイルキック、ダイビングボディプレスを決め、ダイビングフットスタンプへ。これを間一髪かわした美央は、ダブルアームフェイスバスターの形から自身の膝の上に相手のストマックを叩きつけると、蹴りの連打で追い打ち。しかし、つくしもフラフラになりながら、ここでタイガースープレックスを炸裂。ダメージからか、ホールドに至らなかったものの気迫では負けていないところをみせる。でんでんむしを決めたつくしは美央をカウント2まで追い込むが、直後、美央が土蜘蛛で丸め込んでカウント3。ロックが外れ、マットを叩いて悔しがるつくしに、ベルトを腰に巻いた美央が歩み寄り挑発。美央を睨み返すつくし。試合後終わってもこの2人にノーサイドはなし。

第6試合 インタナショナルリボンタッグ選手権試合20分1本勝負
[王者]成宮真希&○世羅りさ vs くるみ×&優華[挑戦者]
(18分57秒 片エビ固め)
※ダイビングダブルニードロップ
※第33代王者8度目の防衛戦に成功





12.6道場マッチから本格始動したくるみ&優華のエンジェルナッツ。勢いに乗って.STAP8度目の防衛戦の相手に名乗りを挙げた。いきなり同時ドロップキックを決めたエンジェルナッツは、.STAPに場外戦を仕掛ける。南側席の中段までもつれあう成宮とくるみ。一方の世羅と優華は優華がドロップキックを決めたものの、世羅はエプロンからのダブルニーで応戦しリングに優華を引き戻す。場外戦から戻ってきた成宮との早いタッチワークで優華を攻め込んでいく。5分以上猛攻を浴びた優華だが、成宮にカウンターのドロップキック、ジャンピングエルボードロップを決めくるみにタッチ。しかし試合の流れは.STAPが握ったまま。突進してくるくるみに成宮がカウンターのスタナーからブレーンバスターを決める。試合の流れを変えようと優華が奮闘する。成宮にドロップキック、スイングDDT、グランドコブラ、さらに飛び込みエルボー、ミサイルキック、ダイビングボディアタックと猛ラッシュ。しかし成宮がカウンターのトラースキックで優華の追撃を止め、世羅がダブルニードロップの追い討ち。優華も粘る。世羅のセラリズムバスターを切り返し、スクールガールを決めると雪崩式フランケンシュタイナーでくるみにつなぐ。この時点で試合は15分が経過し残り5分となる。ドローの場合は王座剥奪となるだけに追い込まれたのは.STAP。セントーン、ジャーマン、一本背負い、さらに優華との合体ボディプレスと世羅に猛攻撃を仕掛けるくるみ。ラ・マヒストラルで勝負に出るが、ここで今度は世羅が奮起。ダブルニーをくるみに叩き込むと、アシストに入った優華を成宮がユルネバ、ダメージの残るくるみを世羅がエアーズロックを同時に決めると、くるみに合体ジャンピングパワーボム。そして最後は世羅がコーナーからのダイビングダブルニーを決めカウント3。くるみからフォールを奪った。V8を果たした.STAPは試合後次のように語った。
「8回目防衛。.STAPが取ることができました。最後世羅が粘ってくれて取ってくれて、相手の年齢は本当に若いし、本当に負けたくないっていう気持ちと、8回目の防衛戦っていうと見えてくるものが違うので、取ったときは正直、自分は喜びよりも先しか見えなかったです。手放しでは喜べない重圧がのしかかってきたなっていう、それが今の正直な気持ちです。」(成宮)「くるみさんから初勝利出来た事が嬉しいです。試合始まる前は8度目ともなるとベルトを巻いている嬉しさよりも落とすことの怖さの方がだんだん大きくなってきて、昨日も今日もそのことばかり考えてて。なんか変ですよね。8回も一緒にいるこの子(=ベルト)を落とすことの方が怖いってなったのは成長なのか分からないけど。今日くるみさんから初めて自分が勝って、自信がついたというか、もう迷わない。もう私たちが見ているのは防衛最長記録を更新していくこと。V20目指してやろうじゃないですか!その覚悟を持って今日、新たに.STAP上がっていこうと思っています。」(世羅)

第7試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○藤本つかさ vs 中島安里紗(JWP)×[挑戦者]
(13分42秒 エビ固め)
※ビーナスシュート
※第18代王者10度目の防衛戦








お互いの団体のシングルタイトルを賭け、1日でタイトルマッチ2連戦を行う藤本とJWP中島。まずは藤本のICE王座に中島が挑むタイトル戦がアイスリボン今年最後の後楽園大会のメインにマッチメイクされた。試合は手探り、手四つ、力比べでスタートするが、中島が顔面への蹴りからアキレス腱固めを決め試合が動き出す。同じアキレス腱固めで応戦した藤本はブレイク後、サッカーキックを決め、エースクラッシャーを狙う。これをすかした中島がお返しのサッカーキックからダブルアーム・スープレックス・ホールド。さらに場外に藤本を誘い、場外のマット上でジャーマン・スープレックス。これに耐えた藤本は場外へのミサイルキック。そして場外でのエースクラッシャーで場外戦を制しリングへ。サッカーキックを決め、コーナーに上がった藤本。阻止しようとコーナーに上がってきた中島に藤本は高角度回転エビ固めで切り返す。この辺の臨機応変な動きが藤本の王者としての巧さであり、結果的にこの機転がこの試合の勝敗を決める大きな要因となった。中島のジャーマン4連発をしのいだ藤本は、極楽固め、ミサイルキック、ダイビング・ローリングネックブリーカー、ツカドーラ、そして対中島戦用の新技インフィニティを3度目の仕掛けでようやく決めるも、中島はカウント2でキックアウト。この瞬間、藤本は「やっぱり私の代名詞であるビーナスシュートで狙うしかない」と思ったという。そして迷うことなく、立ち上がった中島に即座にビーナスシュートを敢行。これが見事にクリーンヒットし中島からカウント3を奪取。藤本の機転の良さが勝負を制した。試合後、リング上でマイクを手にした藤本は「10回目の防衛に成功しました!私は決して強くはないです。でもこういう時、不思議な力が湧いてきます。それはたぶん皆さんの声援です。その声援があったから今日は勝ちました。ただ今回ばかりはこれで終わりじゃないです。映画のように続きがあります。今日の夜ここにいる皆さんJWP後楽園ホール観に来てください。なぜなら、藤本つかさが二冠チャンピオンになるからです。そしてもうひとつ、1月4日新宿FACE大会。(世羅の)挑戦表明、受けます。楽しみにしていてください。」と語った。




藤本「今の勝ちはアイスリボンという自分のホームだったから、これに尽きると思います。中島安里紗に初めて出した技が今日あって、その名前をインフィニティってつけたんですけど、それも返されてしまって、やっぱり私の代名詞であるビーナスシュートで狙うしかないなと思いました。中島安里紗はやっぱり強いですし、改めてタイトルマッチっていう形式で戦って、本当にすごいなって、本当に尊敬する相手だなって思いました。戦いって憎しみとか悔しさとか、それだけじゃないって改めて思います。愛情の中にある戦いっていうのもあって、それが今日この試合だったと実感しました。ただアイスリボンのホームで勝てたって言いましたけど、次はJWPのホームで中島の声援は今以上にあると思うんですね。だから今、今日来たお客さん全員JWPに来てもらって、ここはアイスリボンなんだよって私が錯覚するくらい声援をほしいです。声援って本当に力になるんです。POWER OF LOVEじゃないですけど、本当に今はそういう気持ちで勝てたと思っています。(負けられない重圧には)自分が育ててきた後輩たちの前で負けるわけにはいかないし、今までたくさん悲しい思いをさせてきてしまっているので、今年の8月31日の後楽園のことを思うと、悲しい思いをみんなにさせてしまったので、あれから自分も成長しなきゃいけないと思って、その思いで戦いました。そしてその思いで勝てました。(防衛タイ記録のV10に関しては)過去と比べる必要はないと思うんですけど、やっぱり私は最多記録っていうのを超えたくて、このベルトを守ってきました。だから次、世羅りさと決まりましたが、そこが私の勝負、過去を超える勝負だと思っているので、そこはどうしても私が超えて勝ちたいです。(観客動員に関しては)今まででたぶん一番だと思います。入場した瞬間、ちょっと涙が出てしまって、思わずニコッとしてしまったんですけど、たぶんお客さんにも伝わったと思います。何人かと目が合って、笑い返してくれる人がいたので。でもこれは今まで積み重ねてきた結果だと思って、やっと結果が出始めているのかなと思いました。ただ、ちょっと自信が付き始めた頃に、東スポプロレス大賞が該当者なしだったり、週プロモバイルの試合結果ランキングにアイスリボンが100位以内に入っていなかったり、週プロ女子プロレス大賞もアイスリボンの名前がなかったり、そういう目で見てわかる結果っていうのがないので、そこは悔しい気持ちがありました。来年は後楽園大会が今発表している時点では6回ありますので、突っ走りますよ、アイスリボン。自信あります!(春先には志田の退団もあったが)それ今年なんですね。ずいぶん前の気がします。関係ないですね、まったく。(藤本個人としての2014年は)この1年は団体についてものすごく考えた1年でしたね。団体プロレスとは何か、団体愛とは何か、プロレス愛とは何かっていうのを考えて、今日の試合のテーマも愛だと思ったので、愛は終わらないって思いました。(新技のインフィニティは)いろんな人の体を借りて、これはどうかなって考えた結果があれなんです。そういう風にできるのも、団体じゃないとできないと思うんです。1人だったら、(身体)貸してっていうのができないじゃないですか。だから私は団体プロレスが好きです」




中島「昼夜同じカードでもちろん気合も入っていたし、向こうも同じことだと思うので、悔しいですけど、今は落ち込む時ではないので。きっちり取り返して、取り返してもそれで勝ち越しにはならないので、次勝ってつなげられるように。やっぱり藤本つかさのペースに持っていかれたっていうのが敗因だと思います。(青コスチュームは)挑戦者なので青っていう単純な、単純すぎて誰もやらないと思うので。(インフィニティは)新技ですけど、前哨戦で見たことあったので、対策というか、入られないようにっていうのはありましたけど、やっぱり悔しいですね。タイプがまったく違うと思うんですけど、ああいうスピードもある選手っていうのは、今までそういうタイトルマッチもなかったので。ペースを崩されたのかなっていうのはありますね。スピードについていけなかったというか、ついていく必要もないんですけど、そういうところですかね。(アウェイのやりにくさは)そこはあまりなかったですね。どっちの応援だろうがプロレスが好きな人たちなので。どっちを応援していても心はひとつだと思いました」



12月31日アイスリボン道場マッチ617試合結果

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アイスリボン617「大晦日リボン」
2014年12月31日(土) アイスリボン道場
15時00分試合開始/14時30分開場
観衆 135人(超満員札止め)


第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇チェリー vs 雪妃真矢×
(5分13秒 春夜恋)





スワントーンを指導し後楽園大会ではタッグを結成したチェリーと雪妃が対角コーナーに対峙したシングル戦。チェリーのセコンドには日本トシキテル連合のパートナーであり、この日の主役の内藤がついた。内藤がチェリーに声援を送る中、ロープに詰めてのエルボー連打、ロープに振ってのドロップキックで先制攻撃に出た雪妃だが、チェリーは慌てることなく追撃を狙う雪妃を捕まえると髪むしり、背中引っ掻き、首絞めと、後楽園でみせたチームワークもどこ吹く風のラフファイトを展開。雪妃も足踏みつけ攻撃を避け逆に仕掛け、ミサイルキック、ドロップキック連打で反撃に転じたものの、最後はカウンターの熟女でドーンで体勢が崩れたところを春夜恋に固められフォール負けを喫した。



第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
〇希月あおい 〇紫雷美央 vs 新田猫子×
(5分19秒 ダブルフォール)
※美央の逆さ押さえ込みに希月も加わり同時にフォール





内藤の同期でありジェラシータイフーンとしてタッグを組んできた猫子がトライアングル戦であおい、美央と対戦。トライアングル王者の猫子にとっては、自分の土俵であり、セコンドの内藤のためにも勝利していい形でメインにつなぎたいところ。攻守が激しく入れ替わる中、スピーディな動きと切り返し技で試合をリードしていった猫子は美央にカウンターのエルボーを決めると、飛びつき式のエビ固めで勝負を仕掛けるが、これを逃れた美央が逆さ押さえ込みへ。さらにその体勢の猫子をあおいも押さえ込んだ為、さすがの猫子も3カウントを聞くしかなかった。レフェリーの判定はダブルフォールにより勝者もあおい&美央の2人。(トライアングルルールではWフォールの場合は、下の選手の勝利となるが、今回は押さえている二人が左右であったため)あおいと美央にとっては納得いかない結果であり、負けた猫子にとってもチャンピオンとしてこのまま退くわけにはいかない。同じ顔合わせでの決着戦が1.4新宿FACE大会でトライアングル選手権試合として行われることが決定した。

第3試合 10人タッグマッチ30分1本勝負
藤本つかさ&星ハム子&宮城もち&×235&藤田あかね
vs
世羅りさ〇&つくし&くるみ&弓李&優華
(14分26秒 片エビ固め)
※ダイビングダブルニードロップ





昭和生まれと平成生まれに分かれての10人タッグは、1.4新宿FACE大会のメインで行われる藤本vs世羅のICE∞戦の前哨戦でもあった。試合はスタートから両チームが入り乱れるめまぐるしい展開。カットプレイには全選手が入り、控えの選手が多すぎて全員がエプロンに立てずにセコンドのようにリング下で待機するなどレアなシーンやレアな攻防が随所にみられた。そのなかで藤本vs世羅の顔合わせは二度実現。勢い込む世羅を藤本がサッカーキックを連打しその出鼻をくじいた印象だが、最後はこの日がデビュー二周年の235を捉えた世羅が、つくしのダイビングフットスタンプ、くるみのダイビングボディプレスからのダイビングダブルニードロップを決め乱戦を制してみせた。



第4試合 内藤メアリ引退試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負
×内藤メアリ vs 成宮真希〇
(16分55秒 片エビ固め)
※ユルネバ





2014年大晦日。36歳でプロレスデビューを果たし約4年間アイスリボンのリングで戦い続けてきた内藤メアリが最後のリングに立った。青コーナーにはこの日の対戦相手成宮が険しい表情で佇んでいる。当初は12.17道場マッチで予定されていた2人のシングル戦は内藤がインフルエンザにかかったため流れてしまった。しかし内藤は引退試合の対戦相手として、再度成宮を選んだ。同期でありながら常に先を走る成宮に、内藤は常にジェラシーを抱え、更に自身のファイト・スタイルが成宮には受け入れられていないとし、Nキューブ解散後は自然と距離を置くようになっていた。しかしそれは内藤側からの思いであり、直接成宮の本音を確かめたわけではない。プロレスラーを引退するにあたり内藤はどうしても成宮とシングルで試合をせずにはいられなかった。戦わなければ分からない成宮の本音を確かめた上でプロレス人生にピリオドを打ちたかったのである。
試合は内藤のクラッカー攻撃からの丸め込みでスタートした。1度返されても2度、3度とトライする内藤。本気で勝ちを狙っての速攻勝負だった。しかしいずれも成宮にキックアウトされた内藤は、今度は場外へと成宮を誘い込む。エプロンからのダイブを決め、さらにはストンピング、客席へのスローイングと主導権を握った内藤はリングへと戦場を戻す。ここでカンパーナを狙った成宮だが内藤はこれも阻止し、エビ固め、逆片エビ固め、おばさんバスターと攻めまくる。再度、成宮がカンパーナを狙うも、切り返した内藤はなんと成宮に掟破りのカンパーナを決め、会場をどよめかせてみせた。屈辱の逆カンパーナを決められた成宮も火がついた。カウンターのスピアーで内藤をテイクダウンさせると、馬乗りになってのエルボー。更に内藤の後頭部をマットにガンガン打ちつけ逆エビ固めで絞りあげる。なんとかロープに逃れた内藤は成宮の正面に立つと袈裟切りチョップを叩き込む。これを胸を張って受けた成宮はエルボーで応戦。両者向かい合ったまま、一歩も譲らないチョップ、エルボーの激しい打ち合いを展開する。その最中、強烈な頭突き2連発を打ち込み、成宮をダウンさせた内藤は、コーナーから箱を持ち出し、リング中央に数10本のマジックをばらまいた。クラッカー、そしてマジック…この2つのアイテムにこだわってきた内藤。そのマジックの海に成宮を投げ落とすことで、自身のプロレス観を成宮の体に刻もうとした。しかしここで成宮が逆に内藤をマジックの海にブレーンバスターで叩きつけた。痛みにこらえ内藤もボディスラムで成宮をマジックの海へ。この瞬間、内藤は自身が誤解していたことを初めて気づいたという。成宮は決して内藤の試合スタイルを否定していたわけでも、バカにしていたわけでもなかった。だからこそ、内藤が散りばめたマジックの上に内藤を投げ落としたのである。両者背中にダメージを残したまま、膝をついた体勢でエルボー、チョップの打ち合いを展開。もはやそこに憎しみはない。相手の攻撃を正面から受け、逃げずに反撃する。戦いを通じての同期2人の"会話"がそこにはあった。先に倒れたのは内藤。その内藤になおもエルボーを打ち落とした成宮は、内藤を引き起こすと蹴りの連打からユルネバを狙う。これを必死に踏ん張った内藤はまたも頭突きを決め、スリーパーで落としにかかる。ロープに逃れた成宮は、先に立ち上がるとスピアーの2連打からブレーンバスター3連発、さらに雪崩式ブレーンバスターを決め、とどめのユルネバ零を炸裂。カバーに入る成宮。しかし内藤はそのカバーを切り返しエビ固めで逆フォールへ。なんとか成宮を丸め込んだ内藤だが既に固める力はなく、そのまま体勢が崩れてしまう。さっと起き上がった成宮は内藤を引き起こして抱え上げると、じっくりと絞めあげた上、ユルネバで内藤を投げ落とすと、内藤が見せる仰向けになって自らの体を反り返して押さえ込む逆片エビ固めでカウント3。粘る内藤を遂に下した。勝利した成宮は試合後も俯いたまま。大の字の内藤を抱き起すとリング上で抱き合い言葉を交わすとどちらともなく声を上げて泣き始めた。もう2人の間に何のわだかまりもない。リングを降りる者はリングに残る者に、自分のなし得なかったすべての思いを託した。紆余曲折はあったものの、内藤にとって自身の思いを託せる相手、それは成宮が唯一無二の存在だったということだ。



試合を終えた内藤はマイクを手にすると、「なるみー、ありがとう、試合してくれて!」と叫ぶと一呼吸入れ、静かに話始めた。「私は運動神経もないのに、なんの取り得もないのに、36歳でこのアイスリボンでデビューしました。こんな36才の内藤メアリを受け入れてくれたアイスリボン。本当に本当に感謝しています。私は運動が全然できなかったけど、そんな自分がかっこ悪くて運動会も体育の授業も人の前で運動するのなんか恥ずかしくて出来なかったけど、でもプロレスに出会って、プロレスを観る中で、勝つ人だけが輝くんじゃない。負けた人も輝けるんだって。プロレスで知ったから、そこからモノの見方が変わったし、色々出来なくてウジウジしている自分が嫌いだったけど、そのままでいていいんだって思ってプロレスの世界に飛び込みました。でも皆さん、ご存じのとおり内藤メアリは勝てないし、練習しても技をすぐに覚えられないし、でも、なんとかしがみついてやってきました。だからこの12月31日で引退を決めましたけど悔いはないです。チェリーさんとも最後、トシキテルで若い子をぶっ潰したし。それから私を、こんな私を見て、1回諦めたプロレスデビューをもう1回しようと思って、もう一歩踏み出してくれるヤツとか、プロレスサークル始めてくれる人とか出てきたし、そして最後、ずーっとずーっとずーっと悔しかった成宮真希と、成宮は同期だけど、どんどん先行っちゃって、こんな出来なくて、マジックとかやっている私を本当はずっとずっとバカにしていると思っていたよ。生きる世界が違うって思っていると思って。私はそれが悔しくて悔しくて、Nキューブ解散してから、もう本当は成宮の顔を見てしゃべるのもつらかったし、このまま引退しちゃうのかなって思っていたけど。試合ができて本当に良かった。本当にありがとう。私はこれからファンになってプロレスを観に来るので、成宮真希のファンとして、応援したいと思います。だから、私はもう悔いがないんです。本当にありがとうございました。でも、ひとつあったかな…。2011年2月26日からレスラーをやって今度の2月で丸4年になるんですけど、私は1度もチャンピオンというものにはなれませんでした。それだけが内藤メアリの心残りです。」
リング下でじっと内藤の話を聞いていた藤本が「内藤さん!」と声を掛けた。「アイスリボンはシングル、タッグ、トライアングル。この3つだけがベルトじゃないんですよ。もうひとつあります。なんだかわかります?ひとり1分。11人がけ24の瞳ベルト、それがあるんですよ。11人がけを達成したら、その証として王者に認定されます。内藤さん…やる?」
成宮との激戦を終えたばかりの内藤だが、藤本の提案に迷うことなく「やりますよ!やらせてください!」と即答。急遽、内藤の最後の、最後のベルトへの挑戦が始まった。



特別試合/アイスリボン認定24の瞳選手権試合
(1分×17人掛け)

既に成宮とのシングル戦で全力を出し尽くした内藤だが、"ベルト"のかかった一戦に再び気力を奮い立たせた。コーナーに立つというよりももたれかかった状態ながら目は死んではいない。最初の相手はまたも成宮。「もういいよねえ…。」と困惑する成宮に内藤はエルボーを連打して突っ込んでいった。どこにその力が残っていたのかと驚くほど内藤の動きがいい。しかし、成宮もならばと、全力で反撃開始。成宮がユルネバ零を決めたところでタイムアップとなった。続く雪妃、弓李、美央とはドローに持ち込んだ内藤だが、5番手の藤本は「そうだ!他団体で一人、内藤さんと試合がしたいって言っていた選手がいたのを忘れてました!飯田!」とWAVEの飯田を呼び込む。飯田が串刺しエルボー、藤本が串刺しドロップキックを入れ、さらに2人で内藤にエースクラッシャーを敢行。さすがにこれは返せず、5試合目でフォールを許してしまった。ダメージの残る内藤に、なおも休みなく襲い掛かる選手たち。内藤に袈裟切りチョップをリクエストし、胸を張って受けて立った世羅は、フィニッシュ技のダイビングダブルニーを決めるが時間切れ。続くつくしはハルカゼで内藤を秒殺し優華につなぐ。ここで内藤が生き返った!いつも通り、優華をロープにはり付けると活き活きとした表情でマジックを手にする。「今日は書いてください!」と思わぬ優華の言葉に応え(!?)額にらくがきをし、ようやく"悲願"を果たした内藤だが、続くあおいのクロスアーム・スープレックス、くるみのダイビングボディプレス、もちのメタボリックサンド、ハム子のスモーピオン、235のスクールボーイ2乗に4連敗。都とはドローにし、あかねにはおばさんバスターからフォール勝ちを飾ったものの、続くチェリー、猫子とはドロー。猫子はゴングが鳴る直前にコーナーに上がり、ドローに終わったものの、そのまま続けてキャット空中ニャン回転で内藤をカバー。レフェリーが3カウントを入れ、内藤、最後にもう一人の同期である猫子の下で最後の時を迎えた。結果は18戦1勝7敗10分ながら、急遽挑んだ18人がけを完遂したその執念は凄まじい。藤本からベルトを手渡された内藤は、そのベルトを宝物のように抱え込むと、この日、最高の笑顔をみせた。


①△内藤メアリ(時間切れ引き分け)成宮真希△



②△内藤メアリ(時間切れ引き分け)雪妃真矢△



③△内藤メアリ(時間切れ引き分け)弓李△


④△内藤メアリ(時間切れ引き分け)紫雷美央△



⑤×内藤メアリ(51秒 体固め)藤本つかさ〇
※飯田美花とダブルでのエースクラッシャー


⑥△内藤メアリ(時間切れ引き分け)世羅りさ△


⑦×内藤メアリ(21秒 ハルカゼ)つくし〇


⑧△内藤メアリ(時間切れ引き分け)優華△


⑨×内藤メアリ(35秒 クロスアームスープレックスホールド)希月あおい〇


⑩×内藤メアリ(35秒 体固め)くるみ〇
※ダイビングボディプレス


⑪×内藤メアリ(42秒 体固め)宮城もち〇
※メタボリックサンド


⑫×内藤メアリ(27秒 ギブアップ)星ハム子〇
※スモウピオン


⑬×内藤メアリ(57秒 スクールボーイ2乗)235〇


⑭△内藤メアリ(時間切れ引き分け)松本都△


⑮〇内藤メアリ(47秒 片エビ固め)藤田あかね×
※おばさんバスター


⑯△内藤メアリ(時間切れ引き分け)チェリー△


⑰△内藤メアリ(時間切れ引き分け)新田猫子△


※18人掛け完走につき、内藤メアリを第5代24の瞳王者に認定








ベルトを腰に巻いた内藤にアイスリボン所属選手、吉野レフェリー、佐藤レフェリー、WAVEの飯田とZABUNの二上社長、雫あき、そしてOGのしもうま和美、内藤の実の妹から花束が贈られる。最後にマイクを手にした内藤はおもむろに「それでは聞いてください。言いたいことはさっき言っちゃったから。」と猫子のアコーディオン演奏で唄を歌いだす。途中「この広い世界のどこかで巡り合い、愛し合い、別れていく。でもさよならの代わりに一言だけ言わせてください。プロレスに出会えて幸せでした」と最後のメッセージを贈り、10カウントゴングを聞いた。千春リングアナのラストコールと同時に、リングには会場のファンから内藤カラーの赤い紙テープが投げ込まれた。両手を挙げて笑顔で紙テープに包まれた内藤は、リング上で選手に胴上げされ、最後は藤本、成宮、猫子が作った騎馬の上に乗って会場内を周り、プロレスラー内藤メアリに幕を降ろした。






【引退興行を終えた直後の内藤の話】


――試合を終えての感想をお願いします。
「内藤メアリのレスラー人生のなかで一番ハードで日でしたが、やりきらせてもらって、本当に幸せな一日でした。ありがとうございました。」
――結果的に希望していた全選手との試合もできました。
「そうなんです。全選手とシングルをしたいって社長に言っていたんですけど、自分がそもそも参戦する日が少なかったので、これはしょうがない。けど残念だなとは思っていたので、こんな形で実現させてもらって本当に良かったです。ユキとも当たれたので。」
――気持ち的には完全燃焼ですか?
「はい!もちろん、期待に応えられなかったり、理想のレスラー像とはかけ離れていたけど、自分は満足です。」
――初めて腰に巻いたベルトはどうですか?
「(しばしベルトを見ながら)やっぱり離したくないって感じです。色もばっちり、コスチュームにぴったりだったんで、自分のベルトのようで、はい!」
――成宮選手に関しては?
「やっぱり皆さんのなかに仲良しの同期っていう印象があったと思うんですけど、本当にジェラシー・タイフーンですね。ずっとうらやましかった。私は私のスタイルでいいんだって思ってNキューブを解散してから突っ走っていったんですけど、でもやっぱり私の事を認めてないなっていうのがあったから。同期なのに。それが伝わってないというか、いろんなプロレスがあっていいけど、成宮には伝わってないのかなっていうのがあって、それは自分の中に大きくあったので、本当に最後、色々あって、まさかの延期(インフルエンザで内藤が欠場)もあったり、もう神様にも見放されたと思ったんですけど、31日に自分の引退の相手として成宮と試合が出来たので、全部意味があるんですね。そう思いました。」
――最後は理解し合えたように見えましたが。
「自分がマジックを(ばらまいて)スラムを狙ったんですけど、ああいうマジックに乗ってこないかなと思ったんですけど、そこにブレーンバスターをしてきたので、痛かったですけど、気持ち的には嬉しかったです。」
――猫子選手とも最後に戦えました。
「引退試合の相手は猫子なのかっていうのを色んな人に言われたんですけど、猫子は最初から一緒だったので。普段もずっと一緒なので対戦するっていうより、横にいたりっていう。自分の中ではそういう存在だったから。猫子と最後やり合ってっていう気はなかったんですけど、こういう機会をもらったので、最後ニャン回転で自分のレスラー最後の試合が終わったので、それは良かったなと思っています。」
――約4年間のプロレスラー生活を振り返って、いかがですか?
「もともと36だったんで、運動もできないしっていうんで、それを恥ずかしいとか隠したりしてもムダだとは思っていて、若い先輩がいっぱいいるけど、私は新人だと思って、開き直ってやってきましたけど、もう情けなかったり、悔しかったりっていうのはすごい多かったので。でも、私はアイスリボンの誰でもできるプロレスっていうのに感動して、格闘技じゃできないけどプロレスだからできることがあるんで。私はこれで途中で辞めたらそれを否定することになると思ったので、みんなに送り出してもらえるぐらいはなんとか頑張ろうと思ってやってきて、今日、こんな場を作っていただいたので、自分的には満足です。」
――今後は職場に戻ると。
「そうですね。あとはプロレスの会場のほうには、デビューしてからは全然行けてなかったので、ちょくちょく顔を出すと思います。(アイスリボンに限らず)いろんなのが観たいです。」
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「内藤メアリ、皆さんのおかげで今日までやってくることができました。応援していただいた皆さんにはかっこいいところよりも、情けなかったり、残念な、悔しい思いをいっぱいさせてきたかとは思いますが、ずっと応援してきてくださってありがとうございました。そして最後のベルトも獲ることができ、本当にあきらめなければ、夢は叶う。プロレスでいっぱいいっぱい、夢を叶えさせてもらいました。プロレスは本当に素晴らしいです。観ているお客さんもプロレスを盛り上げる仲間だと思っているので、これからもアイスリボン、プロレス、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」

1/4『新春リボン2015 in 新宿FACE』大会割引画像!

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こちらの画像は、2015年1月4日アイスリボン新宿大会『新春リボン2015 in 新宿FACE』の大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。




新春リボン2015 in 新宿FACE
(アイスリボン619)
開場17:30 試合開始18:00


▼場所:新宿FACE
東京都新宿区歌舞伎町1-20-1
ヒューマックスパビリオン

▼当日料金
最前列 完売(お年賀+お土産)
カウンター 完売(お年賀+お土産)
RS席 5,500円(お年賀+お土産)
指定席A 4,500円(お年賀付)
指定席B 3,500円

※別途ドリンク代500円が必要となります。

第7試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
(王者)藤本つかさ vs 世羅りさ(挑戦者)
※第18代王者11度目の防衛戦

第6試合 トライアングル選手権試合 15分1本勝負
(王者)新田猫子 vs 希月あおい(挑戦者)vs 紫雷美央(挑戦者)
※第20代王者初防衛戦

第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
中島安里紗(JWP)&松本都(崖のふち)vs つくし&ラビット美兎(JWP)

第4試合 ドリンクマッチ30分1本勝負
ジ・ウィンガー(FREEDOMS) vs 成宮真希
※5分毎に用意された日本酒を一気飲みして試合を行う。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
チェリー(ユニオン)&渋谷シュウ(WAVE)vs 春日萌花(WAVE)&雪妃真矢

第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&SUSUMU(FREEDOMS) vs 宮城もち&葛西純(FREEDOMS)

第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
くるみ&弓李vs235&藤田あかね

1月3日アイスリボン道場マッチ618「新春リボン」試合結果

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アイスリボン618「新春リボン」
2015年1月3日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時半開場
観衆120人(超満員札止め)

2015年の戦い初めは、出場選手がタッグ王者が2つにに別れ、成宮チーム、世羅チーム(チーム分けは入場式での公開くじ引きで決定)を結成。シングル(5分1本勝負)3試合、タッグ(10分1本勝負)2試合を行い、それぞれの試合の勝者がメイン(時間無制限1本勝負)に出場(ドローの場合は両チームの選手とも出場不可)。メインで勝利した選手は願い事が叶えられる権利を獲得し、勝利した選手の所属するチームには勝利チーム賞としてお年玉が贈られる。試合組み合わせは両チームがそれぞれ選手の出場順を決めた紙を山口リングアナに渡し、入場式の最後に第5試合までの組み合わせが発表された。

第1試合 シングルマッチ5分1本勝負
〇紫雷美央 vs 弓李×
(3分14秒 片エビ固め)
※ダブルアーム式フェイスバスター
※紫雷美央(世羅チーム)のメイン出場

開始早々エルボーの連打を打ち込んでいった弓李は、美央をキャメルクラッチに決めるとたこ焼き攻撃に出る。美央もブレーンバスターから首4の字を仕掛けるが、これを切り返した弓李は腕ひしぎ十字固めで応戦。フィッシャーマンズ・スープレックスで勝負に出たが、これは美央がカウント2でクリア。さらに美央の腕を掴み、ストンピングを仕掛けるが、美央のカウンターの蹴りが2発決まり一気に形勢逆転。動きの止まった弓李をダブルアーム・フェイスバスターに決めた美央が3カウントを奪い世羅チームが1勝。

第2試合 シングルマッチ5分1本勝負
△藤本つかさ vs 235△
(5分00秒 時間切れ引き分け)
※両者メイン出場ならず

第1試合で勝利した美央から「あいつ、大人げないから気をつけろ!」とアドバイスを受けた235は、開始早々藤本のドロップキックを浴びたものの、素早く場外に逃げるとリング周りを走り出した。ドロー狙いで藤本と追いかけっこを展開する。なんとか235を捕まえリングに戻した藤本はロープはりつけドロップキック、サッカーキックと畳み掛けるが、235もエビ固め、スクールボーイ2乗と必死の応戦。さらにエプロン周りを走り、再度藤本から逃げ回る235。235の予想以上の粘りに藤本の表情に焦りの色が浮かぶ。パワースラム、サッカーキックから極楽固めを決めたものの、この時点で残り時間は10秒。渾身の力で絞め上げる藤本だが、会場の大声援を受けた235が耐え抜き試合はタイムアップ引分けに。番狂わせの235の頑張りに客席から大きな拍手が起こった。

第3試合 タッグマッチ10分1本勝負
△新田猫子&藤田あかね vs くるみ&雪妃真矢△
(10分00秒 時間切れ引き分け)
※両者メイン出場ならず

早くも新生ジェラシータイフーンが始動。この日が誕生日のあかねは猫子の指示&アシストを受けながら、くるみ&雪妃に正面から挑んでいった。内藤の必殺技だった、相手の腕を巻き込みながら絞りあげる変形キャメルクラッチをくるみに決めるなど、あかねの動きが良い。中盤馬乗りになり、みかんをくるみの口に押し込む攻撃に出たあかねだが、そのみかんをくるみにしっかりと咀嚼されてしまい、逆にくるみの腕十字を浴びてしまった。ペースを掴んだくるみは、あかねをアシストする猫子をジャーマンで投げ飛ばし、あかねにダイビングボディプレスを決めたが時間切れとなってしまいドロー。第3試合終了時点で世羅チーム1勝のまま第4試合へ。

第4試合 タッグマッチ10分1本勝負
希月あおい&〇つくし vs 星ハム子×&宮城もち
(7分26秒 タイガースープレックス)
※希月あおい&つくし(成宮チーム)がメイン出場

試合開始と同時に奇襲攻撃を仕掛けたのはあおい&つくし。ハム子にダブルドロップキックを決め、一気に試合ペースを握る。らぶりーぶっちゃーずも連係、お腹を駆使しながら応戦するが、あおい&つくしはスピーディな攻撃とセオリー無視の変則的な動きを止めるには至らず。勢いに乗ったあおい&つくしはハム子を捉え、あおいのジャンピングラリアット、投げっ放しジャーマン、そして最後はつくしのタイガー・スープレックスが決まりカウント3を奪取。ようやく成宮チームが勝利を飾り、あおい&つくしがメイン出場権を手にした。

第5試合 シングルマッチ5分1本勝負
△成宮真希 vs 世羅りさ△
(5分00秒 時間切れ引き分け)
※両者メイン出場ならず

運命のいたずらか?チーム対抗戦最後のシングル戦は、昨年5.10『Nキューブ解散興行』以来の.STAP対決。ゴングと同時に放った世羅のドロップキックを成宮がすかし、その直後の成宮のブレーンバスターは世羅が踏ん張って阻止と、お互いの手の内を知り尽くしている2人の一戦は序盤から力の入った攻防戦へ。先手を取ったのは世羅。コーナーに上がった成宮をデッドリードライブでマットに叩きつけ、ロープに飛んでのダブルニーを決めると、ドロップキックからセラリズムへとつなぐ。しかし、世羅のカバーを2カウントでキックアウトした成宮は雪崩式ブレーンバスター、スピア―、ブレーンバスターで反撃。更に世羅をアルゼンチンに担ごうとするが世羅が踏ん張る。成宮のドロップキックをかわすと、ゆりかもめをロックしグランドへ。なんとかロープに逃れた成宮は追撃を狙う世羅のエアーズロックを崩すと、世羅を担ぎ上げユルネバ零を炸裂。しかし、世羅はカウント2でキックアウトすると、逆にエアーズロックで成宮を叩きつける。成宮も意地でキックアウト。両者一歩も譲らないまま、残り時間は1分。最後は丸め込みの応戦となったが、両者ともにカウント3は許さず、試合は前回(10分1本勝負)に続きドローに終わった。結果チーム対抗戦は1勝1敗3引き分けに終わり、メインはあおい&つくしvs美央のハンディキャップマッチに決定した。

第6試合 ハンディキャップマッチ時間無制限1本勝負
〇希月あおい&つくし vs 紫雷美央×
(11分36秒 片エビ固め)
※旋回式ボディプレス
※成宮チームの勝利

10分弱のインターバル(メイン出場以外の選手によるインフォメーション・コーナー)を経て、メインのリングに立った3選手。不利な状況に試合前から腰が引け気味の美央に対して、勢いに乗ると止まらないあおい&つくしは2人がかりの情け無用の猛攻を仕掛けていく。必死の粘りを見せ上手く2人を分断しながら勝負に出る美央だが苦しい展開。美央のピンチに世羅チームのくるみがリングに乱入し美央を再三アシスト。試合は乱戦ムードとなったが、流れに乗ったあおい&つくしの勢いは止まらず。最後はあおいの旋回式ダイビング・ボディプレスが決まりチーム対抗戦決勝は成宮チームが勝利しお年玉をゲットした。メインでフォール勝ちを飾ったあおいは、試合後マイクを手にすると「5月1日で10周年を迎えます。10周年記念DVDを発売するぞーっ!デビュー戦の映像が残っているかわかんないけど。超超超豪華なDVDを発売したいと思っています!2015年何が何でも私はがむしゃらに希月あおいの年にしたいと思っています。何が起こるかわかんないけど、私は絶対に怪我なく突っ走りたいとここ(リングを指し)に誓います!」と願い事と2015年のさらなる飛躍を誓った。

1月4日アイスリボン道場マッチ619「新春リボン2015 in 新宿FACE」試合結果

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アイスリボン新宿大会
『新春リボン2015 in 新宿FACE』(アイスリボン619)
2015年1月4日(日) 18時00分開始/17時30分開場
観衆 365人(満員)


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○くるみ&弓李 vs 235×&藤田あかね
(10分13秒 体固め)
※ダイビングボディプレス





2015年最初のビックマッチのオープニングは平成vs昭和タッグ対決。スタートから押していったのは平成コンビ。くるみに対して絶対の信頼を寄せている弓李をくるみが上手くコントロールしながら試合を進めていく。235&あかねも必死に反撃を試みるが最後はくるみのダイビングボディプレスが235に決まりくるみ&弓李が勝利。


第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
×星ハム子&SUSUMU vs JUN○&宮城もち
(7分23秒 片エビ固め)
※スリングブレイド





らぶりーぶっちゃーずが両コーナーに分かれFREEDOMSの男子選手と組んでのタッグ。ところが葛西と組む予定のもちが1人でリングイン。これに抗議するハム子&SUSUMUだが、そこに現れたのが茶髪&長髪でアニマルジャージの男。マイクを手にすると「葛西純はアイスリボンでは都っちとしか組まない。その代わりに帯広が生んだ伝説のチャラ男、J!U!N。JUNが相手になるぜ」と葛西の代打としての出場を表明。試合開始後もチャラさ全開のJUNが試合のペースを握り、更にには相手チームのハム子に「よく見ると超可愛いじゃん!」と迫りまくる。最後も「たぎってきたぜ!」とアピールしながらボマイエ、スリング・ブレイドを連続して決めハム子を撃沈。試合後もチャラチャラしながら勝ち名乗りを受けた。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○チェリー&渋谷シュウ vs 春日萌花&雪妃真矢×
(14分18秒 片エビ固め)
※チェリトーンボム





チェリー&渋谷のクラシックギャルズに、8年ぶりのアイスリボン参戦春日萌花が雪妃との初タッグが挑んだ一戦。積極的にダブルの攻撃を仕掛けていく春日&雪妃だが、WAVEタッグ王者にもなった実績のあるクラシックギャルズの分断はならず。逆にダブル正拳突き、ダブルのサソリ固め、さらにはサンドウィッチ・ラリアットがズバズバと決まりクラシックギャルズが試合ペースを握っていく。チェリーにスワトーンボムを狙った雪妃だが、師でるチェリーは事前にカット。渋谷のアシストを受けつつ最後はチェリトーンボムを雪妃に決め勝利をモノにした。


第4試合 ドリンクマッチ30分1本勝負
×ジ・ウインガー vs 成宮真希○
(8分14秒 ドリンク固め)
※1分毎に用意された日本酒を一気飲みして試合を行う。





試合経過1分毎に日本酒を一気飲みし、試合を続けるというドリンクマッチに、アイスリボン1の酒豪&酒乱の成宮が挑んだ。試合前の段階から「最初に一杯飲ませろ!」とやる気(飲む気)満々の成宮に対して、正月に飲み続け、喉を酒焼けで痛め体調不良を訴えるウインが―は消極的。途中、成宮の頭を掴んで振り回す、コーナーに逆さづりにしたり、滞空時間の長いパイルドライバーを決めるなど酒を回らせる作戦に出たウインガ―だが成宮には全く効果なし。というより酔えば酔うほどに狂暴化していく。最後はアームホイップで投げながら、腕のロックを外さずに十字固めの形でフォールして勝利。試合後は吉野レフェリーや敗れたウインガー、セコンドの選手にもつっかけるなど凶暴さが止まらない成宮だった。

第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
中島安里紗&×松本都 vs つくし○&ラビット美兎
(13分00秒 タイガースープレックスホールド)






久々にアイスリボンでのタッグ結成となった春兎。対するは中島&都という異色タッグ。序盤から連係を駆使する春兎に対して、都の勝手&気ままっぷりにペース乱されっぱなしの中島は苦しい展開を強いられる。10分過ぎには春兎がターゲットを都に絞っての集中攻撃をみせ、最後はつくしのタイガー・スープレックスが都を沈めた。試合後、中島はマイクを手にすると11日のJWP浅草大会で藤本とのタッグ結成をアピール。対戦相手には春兎を指名した。アイスリボン側もこれを了承し藤本&中島の女王タッグの出陣が決定した。

第6試合 トライアングル選手権試合 15分1本勝負
[王者]○新田猫子 vs 希月あおい×[挑戦者]
(9分29秒 ネ・コヒストラル)
※もう1人は紫雷美央
※第20代王者初防衛戦に成功






【第6試合】
大晦日の道場マッチにおいて二人でフォールし猫子を下したあおい&美央。その結果を踏まえてのタイトル戦が組まれた。序盤から試合をリードしていたのは今年を勝負の年とするあおい。駆け引きも巧みに好ファイトを展開していく。対する王者・猫子は追い込まれつつも、要所要所であおいの追撃をかわし勝負どころを探る。そして9分過ぎ、美央ににゃんこ空中ニャン回転を決めるとあおいに指示。あおいが美央に旋回式ボディプレスを決め、そのまま美央をエビ固めに固める。しかし、これは猫子の仕掛けであった。この瞬間を待っていたと素早くあおいのバックに回った猫子はあおいをネ・コヒストラルで丸め込みそのまま3カウントを奪取。一瞬の隙をつく押さえ込みでの逆転勝ちで王座防衛を果たした。

第7試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○藤本つかさ vs 世羅りさ×[挑戦者]
(15分40秒 インフィニティ)
※第18代王者11度目の防衛に成功





【第7試合】
昨年6.15広島リボン以来の顔合わせとなった藤本vs世羅のICE戦。前回は世羅の凱旋興行でのタイトル戦だったが、今回は昨年12.17道場マッチのメインでのタッグ戦(藤本&中森vs中島&世羅)で世羅が藤本から直接フォール(クロスアーム式スモールパッケージホールド)を奪ったことにより、今回のタイトル戦に至ったという経緯がある。タッグ王者として8連続防衛を果たして世羅だけに前回の挑戦時よりもさらに成長しての2度目のシングル王座挑戦となった。しかし、その世羅以上にこの一戦に賭ける思いが強いのは王者・藤本。ICE王座防衛回数新記録がかかった大一番であった。現在、12.28後楽園ホールで縫った顎をガードするために黒いマスクを着けている藤本に対し世羅も同じマスクを着けて入場。向かい合った藤本が「えっ?」という表情をみせたが、過去のタイトル戦においても様々な選手に心理戦を仕掛けられている藤本だけに、それも一瞬。開始と同時にエアーズロックを仕掛けてきた世羅の先制攻撃にも冷静に対処。蹴りを軸に徐々に試合ペースを握っていく。世羅も粘りをみせ必死に食らいついていったが、防衛新記録を目指す藤本は心技体最高潮。最後はビーナスシュートからのインフィニティで世羅からフォール勝ち。堂々の王座防衛新記録V11を果たした。この牙城を崩すのは誰か?藤本にとっては、ここからの防衛戦は前人未到である。
試合後リング上でマイクを手にした藤本は「新記録V11、達成しました!裏で東京ドームというビックマッチがある中、アイスリボンを選んで頂き、本当にありがとうございます。世羅!デビューしてまだ2年ちょっとだよね?もう立派なメインエベンターです。映画の企画でプロレスラーになったっていうのは私と一緒。だから特に思い入れがある後輩です。いつかいつか世羅はこのベルトを巻く選手だと思う。それがいつになるかはわかんないけど、まだまだまだ私はチャンピオンでいたい。2015年もアイスリボンをもっともっと飛躍させるために藤本つかさがチャンピオンで、アイスリボンもっともっと上にいきたいと思います。」と語った。さらに「シングルチャンピオン・藤本つかさ、タッグチャンピオン・.STAP、トライアングルチャンピオン・新田猫子。良くも悪くも定着しつつあると思います。ベルト、なんでもいい…いろんな選手に挑戦して欲しいと私は心から思います。」と話しているところにチェリーと渋谷がリングに登場。「挑戦して来ていいっていうんでしたら、タッグのベルト、私たち、クラシックギャルズが挑戦してもいいんですかね?」とチェリーが世羅と成宮に言葉を投げる。これに対して成宮は「もちろんです。自分たちも今度の1月12日横浜大会でタイトルマッチやって防衛数を重ねてやろうっていう話をちょうどしていたので。どうですか横浜?」と挑戦を了承。「では1月12日横浜でタイトルマッチ。これ決定でいいですか?」とチェリーが藤本に確認を取ろうとすると「ちょっと待って!」と間に入ってきたのが渋谷。「12日はだめだよ。12日は同じ時間にREINAでタイトルマッチがさっき(昼間のWAVEで)決まったの」とダブルブッキングになることを明かすと、チェリーが渋谷のバンダナを投げ捨て「わかりました。私が1月12日横浜でタイトルマッチしてくれるっていうなら、スゴイ大物選手をつれてきますよ!絶対度胆抜かれるから」と大物パートナーの投入を予告。これにより1.12横浜での.STAPvsチェリー&Xのタイトル戦が決定した。

【試合後バックステージ】




藤本:
「ありがとうございました。このタイトルマッチが決まったのは28日の後楽園なんですけど、世羅が挑戦表明をしたのは後楽園前の大会だったんですね(12・17道場マッチ)。で、28日に藤本つかさ対中島安里紗を見て、相当世羅の中でプレッシャーはあったなと思いました。彼女自身、最近すごく不安な顔がっていうのを感じていたので。相当あったんだろうなっていうのは思ってました。だからって私も28日に防衛をしたばかりなので負けるわけにはいきませんでした。あごを怪我して縫ってしまっていて、けっこう自分の中では不安だったんですけど、この黒いマスクでいろんなものを隠そうと思って。私の中ではお守りみたいな感じで戦うことが出来て本当に良かったです。世羅もマスクをして入場してきた時はちょっと心理戦で。こいつやるなって思ったんですけど。さすが私の後輩だなって思いました。アイスリボンではやり尽くして2周目に入っている感じですね、V11っていうのは今までの(防衛回数)新記録達成で。2015年これから私もアイスリボンを引っ張っていくともりなので、これからのアイスリボン期待していって下さい。(世羅に足りないものは?)世羅に関して言えばマイナス思考な所ですかね。まだ自分なんてって思うところが彼女にはあって、それが性格なのかもしれないんですけど。チャンピオンになるにあたって自分がいかなきゃっていう場面はすごく多くなると思うんです。その点ではまだまだ新人なので。その部分を鍛え直してまた挑戦してきて欲しいと思ってます。それを突破できれば彼女はこのベルトを必ず巻くと思っています。プロレスって長く続けていれば面白いですし、長く観ていればもっと面白いですし、深く行けば色んな事を知れて楽しくなる。今そういう次元に自分がいっているので、本当に楽しいです。(次の挑戦者として、気になる相手)1回負けているくるみ。まだこのベルトで戦ったことがないのが紫雷美央、つくしがちょっと気になっています。」



世羅:
「今回、自分の挑戦が決まったのが道場マッチで、自分が藤本さんからコロって勝って、28日の防衛戦で勝った方とって言っていて28日に挑戦を受諾して頂いたんですけど、28日の試合を観て、自分は藤本さんにコロって勝ったけど、また違う次元に行ってしまったなっていう。いつも追いつこうと追いつこうと、藤本さんの背中を見て、やっと勝って隣に並べたかなって思ったら、またすごく差をつけられてっていう、その繰り返しの気がして。今回革命を起こすって言っていたんですけど、やっぱり今の藤本さんから自分が勝って時代を変えたいなって。アイスリボンって今、本当に藤本さんがワントップっていう感じで。誰もかなわない。そんな感じになっていて私が勝つことで何か変えられたらなって思っていたんですけど敵わなかったです。でも今回シングル王座挑戦出来た事で自分の中で何かが吹っ切れて何も怖くないっていうと嘘になるかもしれませんけど何にでも挑戦できるような気がしてきて。だから私も藤本さんとは違う別次元にいけたらなって思ってます。(マスクを着けてきたのは)マスクしているとすごい息が上がるんですよ。その気持ちをまずは知りたかった。マスクを着けている事で藤本さんがハンディキャップって思われたくなかった。やっぱ着けているしんどくなってきちゃって。二重にすれば勝てるかもっていう、そういうあくどい心も生まれてきて藤本さんに2枚着けたんですけど勝てなかったですね(苦笑)。マスク着け慣れているのか?息上がっているようにも思えなくて。悔しかったです。(横浜のタッグタイトル戦) .STAPも新記録更新間近で。その新記録更新の相手に大物が絡んで来てもらえるっていうのは、自分たちの飛躍につながるんじゃないかなって思うので楽しみです。どんな試合になろうが私たちが勝って新記録を作って。まだまだベルトは渡さないぞっていう感じで頑張っていきたいと思います。」


1/12『新春横浜リボン2015』大会割引画像

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こちらの画像は、2015年1月12日アイスリボン横浜大会『新春横浜リボン』の大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。



『新春横浜リボン2015』
アイスリボン621
2015年1月12日(月・祝)関内・ラジアントホール
試合開始12:00/開場11:30

[チケット当日券料金]
最前列 完売
指定席 4500円

[会場]
関内・ラジアントホール
〒231-0033
神奈川県横浜市中区長者町5丁目85番地 
明治安田生命ラジオ日本ビル1F

第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
林小雪(信州ガールズ) vs 弓李

第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
紫雷美央 vs 雪妃真矢

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
新田猫子&松本都(崖のふち) vs 星ハム子&宮城もち

第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
藤本つかさ&希月あおい&235 vs つくし&くるみ&藤田あかね

第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合
ハードコアリボン20分1本勝負
[王者組]成宮真希&世羅りさ 
vs チェリー(ユニオン)&伊東竜二(大日本プロレス)[挑戦者組]
※第33代王者9度目の防衛戦

1月10日アイスリボン道場マッチ620試合結果

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アイスリボン620
2015年1月10日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆 108人(満員)


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
◯つくし&弓李 vs 宮城もち&林小雪×
(8分38秒 片エビ固め)
※ダイビングフットスタンプ






12日の横浜大会のオープニングマッチで3度目の同期シングル対決に臨む弓李と小雪が、つくし、もちをパートナーにタッグ前哨戦でぶつかった。弓李と小雪がお互いを意識しながら相対する中、試合をリードしていたのはつくし。この日の前説に登場したつくしは横浜での6人タッグに向けて、自分がフォール勝ちを取ると宣言するしやる気満々。その気迫が早くも全開となり飛び技、回転技を駆使。重力級のもちに対しても正面から挑んでいった。そしてフィニッシュを決めたのもつくし。小雪にミサイルキックを浴びせ、最後はコーナー最上段からのダイビング・フットスタンプでピン。横浜に向けて弾みのつく勝利をモノにした弓李も試合後「横浜大会で小雪さんと3度目のシングル。3度目の正直ということで勝ちたいと思います。」と笑顔で語った。


第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯星ハム子 vs 雪妃真矢×
(8分13秒 ギブアップ)
※抱え込み式逆エビ固め





これがシングルマッチ4戦目となる雪妃。ハム子をロープ際に追い込んでのエルボー連打、更にドロップキックをヒットさせる等、序盤から気迫を出して挑むが、その雪妃をがっちりとヘッドロックに決めたハム子は雪妃を理詰めに追い込んでいく。後ろ回し蹴り、串刺しドロップキックで流れを変えようとする雪妃に対し、ハム子は逆エビ固めでその動きを止めていく。最後も抱え込み式の強烈な逆エビ固めでギブアップ勝ち。ハム子は「新人は何も出来なくて当たり前なんですけど、その中でどれだけの気持ちで向かってくるか!っていうのを確かめたくて。まだまだやれることは少なかったんですけど、シングル初勝利の喜びをユキに味わってもらいたいなって思います。リングの上では先輩も後輩も関係ないので。もっと自分の気持ちを表してください」と雪妃にメッセージを贈った。シングル1戦1戦が雪妃のプロレスラーとしての血となり肉となる。横浜では美央とのシングル戦


第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×235 vs くるみ◯&藤田あかね
(10分29秒 片エビ固め)
※ナッツクラッカー






1.4新宿でICE王座V11を達成した藤本。次期挑戦者候補として藤本が名前を挙げたのが、くるみ、つくし、美央の3人だった。特にくるみはタッグマッチで藤本からフォールを奪っており(昨年11.22アイスリボン606)、挑戦者候補の中でもトップコンテンダーに位置している。それを意識してか試合は藤本vsくるみでスタート。スピードでペースを掴もうとする藤本に対して、どっしりと構えたくるみはパワーで藤本の流れを打ち崩していく。絶対王者の藤本に対して臆することなく自信満々に挑んでいく怖いもの知らずのくるみ。藤本を称して「違う次元にいってしまった」と語ったのは新宿大会で藤本に敗れた世羅だが、ここまで負けない王者を切り崩すにはくるみのような、いい意味での無鉄砲さが必要なのかもしれない。さらにくるみの場合は駆け引きの技術にも長けている。この日はあえて藤本ではなく235を捉え、ダイビングボディプレス、ナッツクラッカーを決め完勝してみせた。その上で、試合後「横浜、次、つっかさんがこういう風になると思います」と藤本へプレッシャーをかけるあたりはベテランの貫録。「その新しいコスチュームいいねえ。誰がデザインしたと思ってんですか?」と突っ込みを入れる藤本にも「次の横浜でぺちゃんこになるであろう人からデザインしてもらいました!」と切り返す。勢いはくるみにあり。と同時に、この日絶好調の動きをみせたつくしも藤本狙いを宣言している。横浜では、くるみ&つくしが6人タッグで藤本と対する。くるみ&つくしの包囲網を藤本が切り抜けて王者としての貫録をみせるか、あるいはくるみ&つくしのどちらかが、藤本を沈め王座獲りに名乗りを挙げるか?横浜の6人タッグは今後のシングル戦線を占う大一番となりそうだ。


第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯成宮真希&世羅りさ vs 希月あおい&松本都×
(12分17秒 片エビ固め)
※ユルネバ





横浜のメインでリボンタッグ9度目の防衛戦に挑む.STAP。今回の相手はチェリー&伊東竜二の異色タッグであると同時に、初のハードコアリボンルールとなる。.STAP試練の防衛戦となるが、その.STAPに「ハードコアリボンをなめるな!」と挑発してきたのが松本都。この日パイプ椅子を手に入場してきた都は、タッグ王者に対して「私が胸を貸そう!」とばかりに上から目線で対した。タイトル戦を前にしてリズムを崩されそうな対戦相手を迎えた.STAPだが試合ではペースを乱すことなく、主導権をモノにしながら試合を進めていった。形勢が逆転したのは8分過ぎ。あおいをブレーンバスターに決めた成宮がスピア―を狙ってロープに走ったところ、エプロンにいた都が成宮の背中にパイプ椅子をヒット。動きの止まった成宮にジャンピング・ラリアット、ジャーマン、旋回式ダイビングボディプレスと一気に勝負に出たあおい。なんとかクリアーした成宮に、再び都がパイプ椅子を持ってリングに入ると、背中への乱打。さらには成宮にイスを投げた上でのシャイニングを決めるなど、ハードコアスタイルの猛攻を仕掛けた。マンマミーアZを狙ってコーナーに上がった都だが成宮が奮起。椅子を都に投げつけると雪崩式ブレーンバスターに切って落とす。都のアシストに入るあおいを世羅とのダブルのジャンピングパワーボムに沈め、最後はユルネバで都からフォール勝ちを飾った。結果的に都のイス攻撃が成宮の怒りに火をつけ.STAPが勝利を掴んだが、伊東竜二の攻撃は都のイス攻撃どころではない。ハードコアのトップに立つ伊東を相手に、.STAPが果たしてどのような戦いをみせるか…!?

1月12日アイスリボン横浜大会「新春横浜リボン」試合結果

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アイスリボン621「新春横浜リボン」
2015年1月12日(月・祝) 横浜ラジアントホール
12時試合開始
観衆人247(満員)

第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○林小雪 vs 弓李×
(5分21秒 カサドーラ)





2013年8月デビューの弓李と小雪の同期が3度目のシングル戦。ここまで2連敗の弓李にとっては3度目の正直。小雪からの初勝利をモノにしたいところだが勝ちを意識しすぎたか弓李の動きがカタい。ネックブリーカー、グランドでのワキ固め、腕十字もやや極まりが浅く小雪に切り返されてしまう。最後も一瞬の隙を衝かれてのカサドーラに3カウントを許してしまい対小雪3連敗となってしまった。


第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○紫雷美央 vs 雪妃真矢×
(7分29秒 ギブアップ )
※首四の字





11月24日横浜でデビューした雪妃。デビューの地で美央とのシングルマッチ。ドロップキックの先制打をヒットさせたが後が続かない。中途半端なドロップキックの自爆時は「蹴るのか、蹴らないのかハッキリしろ!」と美央に檄を飛ばされ、胸を張って受けて立つ構えの美央に打ち込んでいくエルボー連打も途中で動きが止まってしまったりとちぐはぐな攻めが続いた。美央の蹴りからのカバーは全てキックアウトする粘りはみせたが美央のリズムを崩すまでには至らず。最後は美央の首4の字にギブアップを喫した。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
新田猫子&松本都× vs ○星ハム子&宮城もち
(9分7 秒 片エビ固め)
※ダイビングボディープレス






らぶりーぶっちゃーずとしての今年最初の対戦相手は猫子&都の異色タッグ。とはいえ両チームともに過去にリボンタッグ王者になっている元チャンピオン同士。序盤は両チームが連係、タッチワークを駆使しながらぶつかり合うタッグマッチらしい攻防が続いた。そぁそ徐々に都が暴走。その都に狙いを定め、サンドウィッチボディアタック、ダブルバックドロップ、とどめはハム子のダイビング・ボディプレスでフォール。

第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
△藤本つかさ&希月あおい&235 vs つくし&くるみ△&藤田あかね
(30分00秒 時間切れ引き分け )






藤本&あおいとTeensがぶつかり合った6人タッグ。序盤は両チームに加わったキャリアの浅い235とあかねが相手チームの猛攻を浴びる展開になったが、試合が進むにつれて、藤本、あおい、つくし、くるみが出ての攻防が中心に。あおい、つくしが場外ダイブを続けざまに決めるなど熱い戦いが繰り広げられた。会場を沸かせたのはくるみのパワー全開の暴れっぷり。試合終盤、藤本に決めたダイビングボディプレス2連発&ナッツクラッカーは、あおい、235がカットに入らなければICE王者から3カウントを奪っていた衝撃度だった。試合は両チームが終始動き回っての30分ドローに終わった。



試合後マイクを手にしたのがくるみが藤本に対して遂にタイトル挑戦を表明。それに続くようにつくし、あおいもタイトル挑戦をアピールしリング上はにらみ合いに。マイクを手にした藤本は「いいですよ、いいですよ!光栄ですよねえ。3人!?中途半端だなぁ」と(観客の声の後押しのあった)ング下にいた美央をリングに招き入れ「トーナメントします。この4人でトーナメントをして優勝した選手が次の私の挑戦者にします」と4人全員を挑戦者候補とした。試合後インタビュー・スペースに姿を見せた藤本は、時折笑顔をのぞかせながら「30分ドローっていう結果に終わって、これがもしICE×∞選手権試合でしたら私の腰にはベルトがないっていう状態ですね。ただ今回試合が終わった後クラクラしました。どっちが南かわからないくらい。何が原因かっていうのは、くるみのダイビング・ボディプレスですね。あれは本当に危険な技で反則だろうってくらいに感じます。希月あおいはパートナーでしたけどシングルのベルトを今年は必ず巻くって言ってましたし、くるみは前回挑戦してきたときよりもパワーがついて別人になっているので。挑戦したいって最後出てきたんだなと思います。つくしは負けたことをずっと根に持っているので。誰が来ても面白いですね。紫雷美央はちゃらちゃらしているように見えるんですけど根はまじめですし、ベルトを狙ってきてくれたら面白い選手だなと思っていたので。今回アイスリボンのトップどころの選手が挑戦に名乗り出てくれたのはとても嬉しいし光栄です」と語った。

第5試合
インターナショナルリボンタッグ選手権試合 ハードコアリボン20分1本勝負
[王者]○成宮真希&世羅りさ vs ×チェリー&伊東竜二
(15分24秒 片エビ固め)
※ユルネバ
第33代王者9度目の防衛に成功






リボンタッグ最多防衛タイ記録を賭けた一戦は、.STAPにとって未知の戦いとなるハードコア戦が用意された。しかも対戦相手は大日本プロレスのデスマッチドラゴン伊東竜二。試合前からコーナーにはパイプ椅子が置かれ、入場してきた伊東の手には竹刀、チェリーの手には正月らしく熊手が握られていた。一方の.STAPも成宮が番傘、世羅が広島出身をアピールするお好み焼きのヘラ、カキの殻をバケツを手に登場。リング上はいつもとは違った物々しいムードに包まれた。先手を取ったのは.STAP。チェリーを捉え、成宮が番傘で脳天を痛打。さらに世羅が馬乗りになってお好み焼きのヘラを振り下ろす。しかし伊東がリングに入ると流れは一変。世羅に竹刀、パイプ椅子をフルスイングで振り落とし、世羅が持ち込んだカキの殻の上、さらにはパイプ椅子の上に世羅をボディスラムで叩きつける。伊東のアシストを受け、リボンタッグ6度目の挑戦となったチェリーもビニール袋を世羅にかぶせてのチョーク攻撃、成宮の上に椅子を置いてのチェリトーンボムなどベルト獲りに必死の攻め。勝負どころとみたチェリーは、成宮を羽交い絞めにして伊藤にパイプ椅子をぶつけるように指示。しかしこの一撃を成宮がかわし椅子はチェリーを直撃。すかさず世羅がエアーズロックを決め、とどめは成宮のユルネバ。最後は.STAPが連係でチェリーから3カウントを奪った。これで王座防衛記録を「9」としマッスルビーナスの持つ最多防衛記録に並んだ.STAPは、さらなる目標を胸に2ケタの防衛記録に挑む。






試合後のコメント
成宮「9度目の防衛に成功しました。最初自分たちがこのベルトを獲ったときから9度目は意識せざるを得ない回数だったので。やっと来たなっていう感じですけど、そんな9度目の防衛戦が急遽ハードコアになって、(世羅に)びびったよね?しかも相手が伊東竜二選手って事で。どうなるのかな?っていう不安はあったんですけど。色んな思いはあるし、試合に対しても色々あるけれど、今、大切なのは9回目の防衛が出来たっていう。その事かなと自分の中では思ってます」
世羅「初めてのハードコアに挑むということで、最初聞いた時はかなり怖かったですけど。1人じゃないっていうことの力強さとずっと大日本さんにはチケット売りとか行っていて拝見はしていたんですけど、実際やってみると想像以上に痛くて。イスの上に落とされる恐怖が半端なくて、ずっと手が震えてて怖いですね。なんかイスとかカキの上に落とされたりとか、私が(フォールを)取られたら終わりだから。成宮さんのところに帰らなきゃって思いしかなくて。こうして怪我なく終われたっていうのは、今後やっていく上でもすごい糧になっていく試合だったんじゃないかなと思ってます。V10もう目の前ですよ。それを超えてどんどん最多防衛記録を更新していけたらなと思っています」

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「再犯者率」は年々増加。再犯を防止するため私たちができることは?様々な取組を紹介

1月17日アイスリボン道場マッチ622試合結果

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アイスリボン622
2015年1月17日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆 82人


第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○藤本つかさ vs 雪妃真矢×
(8分44秒 ギブアップ)
※極楽固め





新人雪妃が、団体TOPのICE王者藤本に挑んだ。いきなり藤本のサッカーキック連打を浴びたが、ロープはりつけドロップキックをかわし逆に藤本にドロップキック。更にサイルキックをかわし藤本の足をロックしながらの変形サーフボード固めを初公開するなど積極的な攻撃を仕掛けていった。最後は藤本のサッカーキック、フェイスロック、極楽固めの流れるようなコンビネーション攻撃にギブアップを喫したものの、座談会では「試合中は苦しくてギブアップしてしまうんですけど、試合が終わると落ちておけば良かったとか思ったりするわけです。耐えられるように強くなります。」と涙ながらに語り心身共に確実に成長していることを印象づけた。


第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○世羅りさ vs 235×
(7分14秒 エビ固め)
※エアーズロックⅡ





昨年8.2アイスリボン579以来の同期シングル対決。現在タッグ王座として最多防衛記録、他団体を含め年末年始4週連続タイトルマッチ、週刊プロレスでも今年の一押し女子プロレスラーに選ばれるなど業界内でも注目される存在になった世羅。デビュー3年目をながら未だ新人枠として扱われ大きく差をつけられた感のある235。この日の235は、クロスボディアタック、スイング式DDT、スクールボーイ2乗と得意のムーブを決め、更には執拗なスリーパーで世羅をあと一歩まで追い込むなど気合の入った攻撃をみせた。最後は235のスリーパーにダメージを負いながらも世羅がリバースネックブリーカー。そして横ではなく前に落とすエアーズロックⅡでフォールを奪った。途中相手の得意技(世羅のダブルニー、235のクロスボディ)をすかし合い、その上で世羅がクロスボディ、235がダブルニーを仕掛ける場面もみられるなど同期に意地の張り合いならではの攻防は場内を大いに沸かせた。座談会では「世羅との同期対決。また負けてしまったんですけど、今日は前よりは食らいつけたかなと思いました。でもまだまだだと思います。絶対いつか勝って、自分だってチャンピオンになれるように頑張りたいと思います」(235)「235は同期でお互い一番近くで見てきた存在であるので。235は私がチャンピオンになった時、複雑だったっていうのを聞いて。でも自分は235に勝っているってハッキリとは言えないっていうのもあって、シングマッチで負けたことありますし。なので今後もお互い近くで見合って、よく練習も一緒にするんですけど、235のクロスボディアタックは世羅が一番受けていたり、世羅のダブルニードロップは235が一番受けていたりと、お互いの技も知り合えているという事で、一番近い存在としてこれからも共に歩んでいきたいなと思っています」(世羅)


第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
成宮真希&×弓李 vs 宮城もち○&新田猫子
(10分41秒 ずんだ餅クラッチ)





かっぱ巻き(=弓李と真希のタッグできゅうりまき→かっぱ巻き)vsもち&猫という道場マッチならではのユニット同士のタッグ戦は、なぜか試合前からテンションが高かった成宮がいきなり猫子と同じ動きをみせ、爪を立ててにらみ合うというカオスな攻防からスタート。成宮の弾けっぷりに思わず弓李がリングに入り「しっかりしろ!」と成宮にストンピングで激を飛ばし軌道修正。試合は中盤に入ると、その弓李が重量級のもちに正面から勝負を挑み、もちをフィッシャーマン・スープレックスに決めるなど好ファイトを展開。さらに成宮との連係を活かしながら、もちをあと一歩まで追い込む健闘をみせた。一方のもち猫も、猫子のスピーディかつ立体的な動きとヘビー級のもちの肉弾攻撃がうまく絡み合い、試合は両チーム五分の攻防戦となったが、最後は食い下がる弓李を、もちがサイドに回り込みながら、両足をからめて丸め込みホールドする新技・ずんだ餅クラッチでカウント3。敗れたかっぱ巻きが「かっぱ巻きは今までに3回組んだことがあり3回とも負けていて、それは自分が弱いせいで、いつか世羅さんから成宮さんを奪えるように強くなって、ベルトを獲れるようになりたいと思います」(弓李)「取り合いって嬉しいですね。でもかっぱ巻き3回組んで3回負けているっていうのもあるんですけど、私、後輩と組んだ時に勝てない事が多いので、それは自分の先輩として引っ張る力の甘さかなと思って反省しつつ、自分の課題にしたいなと思っています。今年に入ってくじで決まったとはいえ、世羅とシングルマッチやって、次の日ドリンクマッチやって、そしてタイトルマッチでハードコアをやってっていう形で、自分の中でも全然違うタイプのものがポンポンポーンと試合が来たんですけど、それをやった事で自分の中で今年目指したいものが少しずつ出てきたので。それをもっともっと形にできるようにしていきたいなと思う次第です」(成宮)と語れば、「(ボードを出して、藤本が代読)新宿でトライアングル防衛して、2015年幸先の良いスタートを切ってます。そしてもち猫タッグも楽しいニャー。」(猫子)「今日はもち猫タッグでかっぱ巻きをスピーディな攻撃で畳み込んでやりました。今日はおいしいごはんが食べれそうで嬉しいです」(もち)とにっこり。


第4試合 トライアングルリボン15分1本勝負
△紫雷美央 vs 希月あおい△
(時間切れ引き分け)
※もう1人はつくし





1.12横浜で次期ICE挑戦者に名乗りを挙げ、挑戦者決定トーナメントを行うことになったあおい、美央、つくし、くるみ。この日のメインは、学校行事のため欠場のくるみを除く3選手が前哨戦としてトライアングル戦でぶつかった。序盤はお互いの手の内を探る静かな展開となったが、大晦日の後楽園で美央にフォール負けを喫しているつくしが、美央に喧嘩腰の攻撃を仕掛けたあたりから試合がヒートアップ。通常のトライアングル戦では、いかに策を巡らせて勝ちのチャンスを狙うかが焦点となるが、この一戦に関しては3選手が3選手ともに「勝ちたい!」という本能で正面からぶつかり合う計算抜きの攻防を繰り広げ、誰かがカバーに入れば、残ったもう1人がそのカバーを切り返してカバーに入るなど凄まじい勝利への執念が爆発。終盤、つくしのタイガー・スープレックスを浴びた美央が首を痛めるシーンも見られたが、3者のテンションは終始上がったまま一歩も譲らず。もつれ合いながら、試合はあっという間に15分ドローに終わり決着は本番のトーナメントへ持越しになった。
試合後「悔しいです。決着をつけれなかったことが悔しいです。来週から始まるトーナメントは気持ちを整理して、自分がチャンピオンになりたいと思っています。」(あおい)「1年前につっかさんにベルトを獲られて、1年前とつくしは何が変わったの?正直ここが変わったって自信持って言えないって事は1年前と何も変わってないんだなと、今日改めて思いました。トーナメント始まる前に自分も気持ちと頭を整理してデビューした頃のつくしを思い出してトーナメント頑張りたいと思います。誰にも負けません。(藤本に「1年間って言っているけど、1年5か月前になるよ」と言われ)自分はもうすぐ5年迎えるので、つっかさんからベルトを獲りにいきたいと思います。本当に悔しいです!(と涙声で)悔しいです!デビューして今までポーンと上がってきて何も変わってないし、お客さんからももっともっと注目されたい。優華とか世羅とか今上がってきてるけど、つくしもいるんだよって。第1試合に組まれても"あ、珍しいな"とか思われなくなったし。もっともっと自分を見てください。ベルト巻きたいと思います!」(つくし)「(つくしに)涙で注目集めようとしてんじゃねえよ。こういうときだけ子供ぶってんじゃねえ。ふざけんな。マジで首が痛いです。前哨戦としては自分的にも悔しいは一緒ですよ。ただ、涙を見せるところじゃありません。トーナメントでこの悔しいは返すべきです。首が痛い。お前らの首も痛くしてやる!」(美央)とそれぞれの思いを語った。





座談会の最後にそのトーナメントの抽選が行われた。抽選箱からそれぞれの選手が24日、31日の日付の入った紙を引き、同じ日にちを引いた選手同士が対戦することになったが、ここで美央が24日がユニオン出場のため、最初に31日の紙を手に持ち、残り3枚をあおい、つくし、藤本(=くるみの代理)が引いた。結果24日はあおいvsくるみ、31日は美央vsつくし、その勝者同士が2月7日に挑戦者決定戦を行うことが決定。ちなみにタイトルマッチの日程は挑戦者が決まった時点で、改めて検討される。果たしてトーナメントを勝ち上がり藤本の対角線に立つのは誰か?





1月24日アイスリボン道場マッチ623試合結果

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アイスリボン623
2015年1月24日(土) 会場アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時半開場
観衆92人


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&235× vs ○世羅りさ&藤田あかね
(7分21秒 片エビ固め)
※エアーズロック2





試合前の合同練習で7選手が参加して行われた相撲対決。そこで優勝を果たし初代横綱に就いたのはあかねだった。その対戦であかねに敗れた藤本は相撲対決で最弱の235を従え試合に挑んだ。試合開始早々に藤本が行司となって、あかねと235が相撲で対戦。あっという間にロープに追い詰めての寄り切りであかねが横綱の貫録を見せた。その直後、あかねに挑んだ藤本があかねの突進を逆利用した払い腰で勝利し、見事リベンジに成功。本番に強いチャンピオンらしさを示した藤本だが敗れたあかね以上に敗戦にエキサイトしたのがパートナーの世羅だった。藤本、235にパワーで応戦し圧倒していく。藤本の好リードで健闘した235だが、最後は世羅のリバースネックブリーカー、エアーズロックⅡを浴び、前回のシングル戦に続き世羅に2連敗を喫した。試合後あかねが「チームしまなみ(=瀬戸内しまなみ海道。世羅の地元広島とあかねの地元愛媛、尾道から今治を結ぶ瀬戸内海の海道)勝ちました~っ!なんですけど、わずか数時間で横綱の座を奪われることになって。でも今日は何10回って相撲を取っているので、そのせい(で負けたの)だと思うのですが。ちょっと相撲の楽しさを発見しましてアイスリボンを相撲部屋にして自分が女横綱として君臨できるようしたいと思います」と相撲部屋構想を発案すると、世羅も「自分も相撲やりたかったのに、一人蚊帳の外みたいになっちゃったのでぜひ横綱に今度挑戦させていただければなと思いますので相撲部屋、私は賛成です。ぜひぜひあかねを後押ししたいなと思っています」と賛同。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○つくし vs 雪妃真矢×
(5分37秒 片エビ固め)
※ダイビングフットスタンプ






雪妃のシングルマッチ7試合目の相手はつくし。試合を重ねるごとに技のレパートリーも少しずつ増え、試合運びもスムーズになってきた雪妃だが、一方のつくしは1週間後の美央との一戦に向けて気合十分。試合中雪妃をロープにはりつけると「紫雷美央!」と叫びながらドロップキックを叩き込むなど、この日は雪妃に胸を貸すというよりも、雪妃を仮想・美央に見立てての調整試合という印象が残った。途中雪妃が初めて仕掛けたレッグロックからのサーフボード、サーフボードからのキャメルクラッチのコンビネーションに苦しむも、最後は強烈なコーナー最上段からのダイビングフットスタンプを決めたつくしが快勝した。「3月でキャリア5年目を迎えます。5年目は区切りだと思っているので、ベルトを獲って証を残したいと思います。そして、もう紫雷美央に勝った先のことを考えています。ベルト獲ります。くるみとの決勝戦、楽しみです」と語った。

第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
成宮真希&弓李× vs ○宮城もち&松本都
(11分35秒 片エビ固め)
※メタボリックサンド





2大会連続のタッグ結成となった成宮&弓李のかっぱ巻き。対戦相手は前回と同じもち、そして猫子に代わって都がパートナーとなってのタッグ戦。試合前から気合が入っていたという弓李は積極的な動きを随所にみせ、成宮との連係、タッチプレーも回を重ねるごとに息が合ってきた。弓李に刺激されてか、成宮も積極的に動き、かっぱ巻きとしてチーム初勝利まであと一歩と迫るが、弓李のグランド、切り返し技に苦しめられていたもちがウエイトを活かし徐々に流れを掴むと、最後は都とのシャイニング連係からメタボリックサンドで弓李から勝利を奪った。そして試合後「かっぱ巻き4度目の結成。負けてしまいました。すごく悔しいです。また31日にかっぱ巻きで組めたらいいなと思っています」と淡々と語った弓李に、もちが噛みついた。「弓李!負けて悔しいって、いつも座談会で当たり前のこと言ってんじゃねえよ。勝って嬉しい。負けて悔しい。そんなの当たり前じゃね?お客さんに何が響くの?あんたは、タッグがどうのこうのとか言っているけど、自分自身が強くなることでタッグも強くなっていくんだよ。わかる?あたし、弓李にはまだまだ負けない自信があった。だけど今日戦って本当にヤバいと思った。私は弓李の本気がまだまだ見たい」と弓李に奮起を促す。これを受けて弓李のパートナーの成宮も「また負けてしまって、それは自分が先輩として引っ張る力の足りなさかなと反省しています。でもこうやって、かっぱ巻き、かっぱ巻きって、弓李が言ってくれて、すごくこのタッグ楽しいし、組んでいて勝ちたいという気持ちもどんどん強くなっています。でも弓李、今もちさんに言われて悔しいよね?すごい嫌だよね?ひとつ提案があります。だったらもちさんとシングルで勝ってください。もし弓李がシングルでもちさんに勝ったらかっぱ巻きとして活動していきましょう。私は弓李の本気が見たいです」と語り、次回道場マッチで宮城もちvs弓李のシングル戦が決定した。ところが都が「わかったよ成宮。私も今日成宮とちょっと当たって、なかなか見込みはあるなと思ったから。私も31日シングル。やってあげてもいいよ。もし、ないけど。もし成宮が勝ったらタッグ組んであげてもいいよ!」となぜか上から目線で流れに同調。対する成宮は「都さん、それはどうしても私に勝ちたいからの提案ですか?でもいいですよ。もしシングル。その提案であっても、私本気で勝ちにいきます。そして私が勝って、タッグ結成したときのタッグ名は”もうすぐ三十路タッグ”でお願いします!」と都の申し出を受けた。

第4試合 ICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
×希月あおい vs ○くるみ
(10分59秒 ラ・マヒストラル )
※くるみが次期挑戦者決定トーナメント決勝(2月7日)へ進出





タッグでは絡む事も多いあおいとくるみだが、シングルでの対戦となると2013年3月23日のアイスリボン456以来。実に1年10か月ぶり。しかも今回は藤本の持つICE∞王座への挑戦権を賭けたトーナメント1回戦という大一番。スタートのロックアップから力の入った攻防となり、ヘッドロックひとつにも勝ちへの執念が感じられる重厚な展開が続いた。くるみが肉体を武器にしたパワーファイトに出れば、あおいはSTFを仕掛けるなどベテランらしい奥深さで応戦する。ジャーマンの打ち合いでは両者ダウンを喫すなど一進一退の戦いの中、勝敗を分けたのはくるみのラ・マヒストラル。一度は切り返しの丸め込みでディフェンスしたあおいだが、息つく間もなく仕掛けられた2度目のラ・マヒストラルは返せず。パワーばかりでは無いくるみの試合運びの巧さが光った一戦だった。試合後あおいは「ベルト、巻くチャンスを逃してしまいました。1年前だったら、このままあきらめていたと思います。でも今のあおいは違います。ベルト巻くこと絶対にあきらめません。また自分でチャンスを切り開いてこの手にベルトが来るまであきらめずに続けていきたいなと思っています」と悔しげな表情をのぞかせながらベルトへの執念をみせた。勝ったくるみは「次、つくしが来ようが、紫雷美央が来ようが自分はなんでもいいです。その2人どっちが来るかわかんないけどぶっ倒して自分はつっかさんの持つICE×∞のベルトを獲ってアイスリボン、もっともっと変えていきたいと思います。序列を変えます。」と勢いのあるコメントを出した。

1月28日アイスリボン道場マッチ624試合結果

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アイスリボン624
2015年1月28日(水) 会場 アイスリボン道場
19時30分試合開始/19時開場
観衆93人


第1試合シングル マッチ10分1本勝負
○石橋葵 vs 藤田あかね×
(5分45秒 ビスケットスター)


第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
○宮城もち&飯田美花 vs 雪妃真矢×&長浜浩江
(11分58秒 片エビ固め )
※メタボリックサンド


第3試合シングル マッチ10分1本勝負
○松本都 vs 神田愛美×
(8分08秒 ギブアップ)
※グラウンド卍固め


第4試合 ルチャリボン6人タッグマッチ30分1本勝負
○ 藤本つかさ&○はやて&こまち vs 新田猫子&守部宣孝×&中里哲弥×
(13分08秒 藤本→守部 ツカドーラ/はやて→中里 スーパー・ウラカン・ラナ)
※レレーボス・デ・アウストリアーノスルール採用
 (キャプテンがフォールされるか、キャプテン以外の2人がフォールされたら負け)
※キャプテン 藤本つかさ、新田猫子


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1月31日アイスリボン道場マッチ625試合結果

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アイスリボン625
2015年1月31日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
☆写真撮影可能なシャッターリボン!
観衆 136人(超満員)


第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○宮城もち vs 弓李×
(6分53秒 片エビ固め)
※メタボリックサンド





1.24アイスリボン623のタッグ戦でもちに善戦した弓李。試合後もちは「弓李に負けない自信はあったけど、今日戦って本当にヤバいと思った。私は弓李の本気が見たい」と弓李に熱いメッセージを送った。弓李とのタッグ"かっぱ巻き"のパートナーの成宮も弓李に対して「もちとシングルで戦って、弓李が勝ったらかっぱ巻きで活動していきましょう」と提案。この日のシングル戦が決定した。
先手必勝とばかりにゴングと同時に丸め込みを仕掛けた弓李は、もちにキックアウトされると今度はグランドに移行し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを狙う。さらにもちをボディスラムで投げ、コーナートップからのボディアタックも決めるなど必死の攻めをみせる。対するもちは苦しみながらもカウンターの攻撃を要所要所に決め弓李の追撃を許さない。あと一歩と迫った弓李だが、ロープに飛んだところをもちのカウンターのボディアタックを浴び、直後のメタボリックサンドにフォール負け。試合の組み立て、勝利への執念と1ランクアップした動きをみせた弓李だが、試合巧者のもちの壁はまだ分厚かった。
試合後「負けてしまって、すごく悔しいです。本当にかっぱ巻きが組みたかったです。でも強くなって、またもちさんとシングルをしたいなと思いました」と肩を落とす弓李に「本当に悔しい?その強い気持ちがあれば上に行く為の素敵な力になると思う。だから今はタッグにこだわらなくても自分自身が強くなって。まずそこからだよ。私はそういう信念でやってきたつもり。またシングル、いつかやりましょう。そのときも私は負けません」とエールを送るもち。そして弓李の負けを知った成宮は「まずは弓李が負けたという結果を聞いて自分も残念です。でもこの1週間、弓李が研究して頑張ってきた姿を知っているので、弓李は一人でも必ず強くなれると思います。そしてもっともっと強くなった時に、弓李がそれでもまだかっぱ巻きと言ってくれるのであれば、そのときまた組みましょう」と弓李の奮起を促した。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○成宮真希 vs 松本都×
(8分03秒 ドリンク固め)






成宮の提案により実現した第1試合に対して、この試合は都の「成宮と戦って、なかなか見込みがあると思った。シングルやってあげてもいいよ。もし成宮が勝ったらタッグ組んであげてもいいよ」という上目線発言が発端。この都の挑発に成宮は「私が勝ってタッグ結成したときのタッグ名は"もうすぐ三十路タッグ"でお願いします!」と切り返し、結果的に都にとって"負けたら罰ゲーム"的なシングル戦となってしまった。
都のペースに惑わされることなく自身のペースで対する成宮は、終始余裕の表情をみせながら都を追い詰めていく。途中年齢ネタから切れて狂ったような都の蹴りの猛ラッシュを浴び、シャイニング、グランド卍固めを決められた成宮だが、ピンチはこのシーンのみ。最後は1.4新宿大会でウインガーを破ったドリンク固めできっちりと3カウントを奪った。
「今日は自分から言い出した試合だったんですけど、すごい試合してて気分悪かったし、すごいハラスメント的な試合で。ちょっと後悔してます。こんなことを言ってしまったこと。私はこんな人といっしょに枯れるつもりはないし、譲ってあげるよ弓李。やだ!!一緒にされたら困るので、組むのは嫌です」と試合後リング上でバタバタと駄々をこねる都に対して、「都さん、約束は約束なのです。都さん、私勝っちゃいました。ということで、本日からもう"すぐ三十路タッグ"決定!大人として約束は守りましょうよ都さん。私、今日戦ってみて都さんの蹴りを食らって、すごく見込みあるなと思いました。都さん楽しいです!いっしょに戦いましょう!」と握手を求める成宮。都はこれを拒み続けたが、藤本が次回2.7道場マッチでの三十路タッグ結成をその場で決定した。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&×藤田あかね&雪妃真矢 vs くるみ○&希月あおい&長浜浩江
(16分04秒 体固め)
※ダイビングボディプレス





ICE次期挑戦者決定トーナメント決勝進出を果たしたくるみが王者藤本と相対した。そのくるみと1回戦で対戦したあおいもまたベルト挑戦を諦めていないだけに、試合はくるみ、あおいvs藤本の展開になるかと思われたが、試合の中でインパクトを残したのは雪妃とWAVEの長浜の同期2人のぶつかり合いだった。デビュー後、初めて同期選手との対戦となった雪妃は、これまでの試合では見られなかった激しい感情を爆発し長浜に真っ向勝負を仕掛けていく。これを長浜がしっかりと受け止めシングルマッチのような攻防を展開。いずれ実現するであろう2人のシングルマッチへの期待が高まった。この新人2人のファイトに他の選手も触発され、試合は6人タッグらしいめまぐるしい攻防戦となった。最後は粘るあかねをつくしがダイビングプレスでフォール。試合後の座談会でも「藤本つかさ!自分は藤本つかさだけを見ています。」と心身ともに絶好調にあることをアピールした。
また同期対決を終えた2人の感想は以下の通り。
雪妃「同期の方と試合をするのが初めてでして。昨日もWAVEさんのYOUNG OH! OH!を観させて頂いたのですが、刺激をてんこ盛りに受けまして。いろんな団体で、いろんな地域で、同期の選手が頑張っているんだなと思って。自分も頑張らなきゃと思ったのと、やっぱり先輩方と試合をするのとちょっと違って気持ちが違うので同期対決はすごい楽しかったです。」
長浜「くるみさんがフォール取って頂いた事により、自分、今日、初勝利できました!!雪妃さんとは同期で、すごい熱くなれるし、アイスリボンさんでも同期の試合組んでもらえたらなと思っています」

第4試合 次期ICEx∞挑戦者決定戦1回戦 時間無制限1本勝負
○紫雷美央 vs つくし×
(11分17秒 片エビ固め)
※バズソーキック





因縁の2人の3度目のシングル戦が次期ICE×∞王座挑戦者決定戦1回戦として実現した。かつてICE×60王座に就いている2人だけに巡ってきた王座返り咲きのチャンスに気合十分。序盤から激しい攻防が展開された。前回の試合で敗れているつくしはスピーディな攻撃を美央に対して矢継ぎ早に浴びせ試合の主導権を握るかと思われたが、中盤、美央のスリーパー、さらに首4の字固めに追い込まれ、試合は一進一退の展開になっていく。つくしがタイガー・スープレックスを決めれば、直後に立ち上がった美央がカウンターの蹴りをヒットさせ両者ダウンを喫するなど消耗戦へ。最初に勝負に出たのはつくし。膝立ちの美央の側頭部にレッグラリアット気味にニーを決める葉隠をヒットさせると、コーナー最上段からのフットスタンプ。これをカウント2で返されると、プレスをアピールしながら、再度コーナー最上段へ。ここで美央がコーナーに上がり、つくしの動きを止めると、そのままつくしを抱え上げて雪崩式アバランシュ・ホールドで豪快に叩きつけた。ダメージの残るつくしに、美央はダメ押しとばかりに自らロープに飛んでのバズソーキックをヒットさせてのフォール勝ち。試合後3カウントを奪ったあともなかなか立ち上がれなかった美央だが、つくしとの激戦を制し決勝に進出。いよいよ、次は絶好調くるみとICEx∞王座挑戦権を賭けた一戦に挑む。
つくし「紫雷美央に負けました。前回みたいに泣いていたら、またバカにされるので泣きません。悔しいです。このあとのマイクで紫雷美央はきっと"もうつくしとは終わり。もういいだろ"って言うかもしれません。でも自分はまだまだ紫雷美央とは終わっていません。勝つまで、そう勝つまで…だから紫雷美央、お前、絶対ベルト巻け!今のつくしは紫雷美央に勝たなければ意味がありません。だから絶対に巻けよ」
美央「勝てました。そうだね。お前の言う通り、最初はもうお前とは終わりだ!って言うつもりだったけど、でも振り返ってみれば、今の試合はとてもお互い気持ちが出ていたと思う。お前の私のことが嫌いっていう気持ちで、お前がもっと上に上がるんだったら、ずーっと嫌いでいろ!私はそれに応えていく。そしてくるみよ。ホップステップジャンプで乗り越えられるほど、私が簡単な選手だと思うなよ。藤本つかさばっかり見ていて、私に足元取られないようにね」

2月7日アイスリボン道場マッチ626試合結果

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アイスリボン626
2015年2月7日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆 112人(超満員)


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○藤本つかさ&新田猫子 vs 世羅りさ&雪妃真矢×
(8分14秒 ビーナスクラッチ)





【第1試合】
ニコ生の週間アイスリボンでMCを担当している世羅と雪妃が初タッグを結成した。序盤は前回の道場マッチですっかり意気投合した藤本&猫子のルチャタッグの連係に苦しめられたものの世羅が猫子を捉え徐々に流れを押し戻す。雪妃も世羅の好フォローを受けながら試合を展開。最後は雪妃が藤本をボディスラムに投げたところ、逆に投げられながら雪妃を丸め込んだ藤本のビーナスクラッチにフォールを奪われたがが見た目のスマートさやチームとしてのフレッシュなムードが今後に期待を持たせる"セラユキ"の初陣だった。試合後、雪妃も「世羅さんとのタッグはすごく楽しかったので、また機会があったら組んでいただきたいと思います。周知されているとおり浮気性の世羅さんなので、自分5番目とか6番目でも大丈夫なんで」と控えめではあるがチーム継続に積極的なコメントを残した。


第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○希月あおい vs 宮城もち×
(8分56秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス





【第2試合】
今回がシングル初対決となったあおいともち。試合巧者の2人だけに観客を沸かせるツボも心得ている。試合は両者が持ち味、個性を存分に発揮。さらに技の読み合い、相手の裏をかく仕掛けと、見応えのある攻防戦を展開。最後はキャリアで勝るあおいがジャーマン・スープレックスでカウント2と追い込み、ダメージの残るもちに旋回式ボディプレスを決めてのフォール勝ち終止符を打った。敗れたもちだが「今日はあおいさんとシングル初遭遇で、先輩の格をまじまじと見せられた気分でした。でも私的には怪我も治って、練習環境も整い、他団体参戦も徐々に増えて来てます。むしろリア充です」と満足気に語り、あおいは「もちとはずっとシングルで対戦したいと言っていて、ただ、このカードが第2試合に組まれたのが私はすごく悔しいです。だから年内にはこの2人でメインができるぐらいに自分も上になっていけたらなと思います。でも対戦するより今度は組んでみたいなって思ったので、道場マッチでタッグ組んじゃうかな!」とお互いの進化を促しつつタッグ結成をアピールした。


第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
成宮真希&○松本都 vs つくし&林結愛×
(9分40秒 片エビ固め)
※シャイニングウィザード





【第3試合】
1.31『アイスリボン625』でのシングル戦で成宮に敗れた都は、成宮との"もうすぐ三十路"タッグを結成することとなった。試合前、つくし=17歳&結愛=16歳と同じ青コーナーに立ち、なんとかティーンズの中に入ろうとする都だが、リアルティーンズに蹴散らされ、成宮に助けを求めざるを得ない状況となってしまった。試合中も半べそ状態で試合に集中できない都を成宮が必死にフォロー。ダブルの攻撃もちぐはぐなまま、まったく息の合わなかった"三十路"タッグだったが、都が結愛を追い込み、チャンスとみた成宮がユルネバ零でアシストし、都がシャイニングウイザードでフィニッシュ。結果的に鮮やかな連係が勝利を掴んだ。試合後「初めてのもうすぐ三十路タッグ、勝利で飾ることができて本当に良かったと思います。私、リアルにあと2ヵ月で30になるんですけども、このラスト20代。すごく色んな事を思うわけですが、なんで都さんはこんなに30になるのが嫌なんだろうと思った時に、私の中で30っていうのはすごいキラキラしているんですけども、きっとそのキラキラした30になるための準備が都さんの中で出来ていなくて、怖がっているんだなというのに気づきました。なので都さんがしっかりと三十路になれるように、私がタッグパートナーとして教育していきたいと思います」と語る成宮に対して、都は「もうやだ~本当、やだ~。でも今日、勝てたので。私は…もうやだ~30歳なんかになったら恥ずかしくて外、歩けない!もうやだ~ほんとうに今日は来なきゃよかったです」と言い出す始末。果たして"もうすぐ三十路"タッグの再結成はあるのか?


第4試合 次期ICEx∞挑戦者決定戦(トーナメント決勝戦) 時間無制限1本勝負
△紫雷美央 vs くるみ△
(10分34秒 両者KO)







【第4試合】
あおい、美央、つくし、くるみの4選手によるトーナメントで決勝に進んだのは美央とくるみ。決勝戦であると同時に、注目の初シングルマッチでもあった。試合はくるみがスタートからパワー全開で美央を追い込んでいった。蹴りを要所要所で仕掛けながら、その流れを変えようとする美央は珍しくウラカン・ラナを決めるなど一発逆転を狙う。しかしくるみは慌てることなくどっしりと構え強引に力でねじ伏せにいく。苦しい展開を強いられた美央。7分過ぎにはくるみのジャーマンに首を痛め、場外で苦悶。そこにくるみが襲い掛かり、パイプ椅子を脳天に叩き込む。この攻撃でさらに流血に追い込まれた美央だが、なんとかリングに戻ると、フィニッシュを狙ってコーナーに上るくるみを捕まえ、一気に雪崩式アバランシュ・ホールドで叩きつけた。まさに最後の気力を振り絞っての一撃を決めた美央はそのままダウン。一方のくるみも美央、渾身の一撃に立ち上がることが出来ず。そのまま両者が10カウントを聞き両者KO。藤本の持つICEx∞王座に挑むトーナメント決勝が未決着のまま、終わってしまった。
ダメージの残る美央はそのまま控室へ。座談会に出席したくるみは、頭をアイシングしながら「これって、負けたんですか?」と藤本に問いかけた。「負けてないです」と藤本。
くるみ「じゃあ、勝った?」藤本「勝ってもないです」くるみ「じゃあ、もう1回、試合しないとダメですよね」藤本「まさかこうなるとは思わなくて、私も戸惑っているんですけど、くるみはどう?」くるみ「決着がついてないなら、もう1回、試合したいです」藤本「たぶん紫雷美央もそうだと思うし、お客さんもそうだと思います。ただ、次は場外カウントありにしよう。また同じような事になってしまったら、そのまま失格になってしまうので…」――決勝戦の再戦は28日の道場マッチにて、場外リングアウト(20カウント制)ありのルールで行われることが決定した。




2月11日アイスリボン道場マッチ627試合結果

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アイスリボン627『ツインテールリボン』
★参加選手は全員ツインテール
2015年2月11日(水・祝)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 121人(超満員札止め)


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&◯雪妃真矢 vs 世羅りさ&藤田あかね×
(10分26秒 片エビ固め)
※スノウトーンボム


第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯希月あおい vs 松本都(崖のふち)×
(7分26秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス


第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯成宮真希 vs 弓李×
(7分46秒 片エビ固め)
※ユルネバ零


第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
紫雷美央&◯つくし vs くるみ&宮城もち×
(8分46秒 でんでんむし)


スペシャルマッチ
「第1回相撲リボントーナメント」

一回戦
◯藤田あかね(寄り切り)雪妃真矢×
◯くるみ(渡し込み)世羅りさ×
◯つくし(寄り切り)紫雷美央×
◯宮城もち(寄り切り)藤本つかさ×
◯弓李(寄り切り)松本都×


二回戦
◯くるみ(上手投げ)藤本あかね×
◯宮城もち(下手捻り)紫雷美央×

準決勝
◯くるみ(寄り切り)成宮真希×
◯宮城もち(寄り倒し)弓李×

決勝戦
◯宮城もち(寄り切り)くるみ×

※宮城もちが優勝

2月14日アイスリボン道場マッチ628試合結果

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アイスリボン628
『バレンタインリボン』
2015年2月14日(土)アイスリボン道場
14時00分開始/13時30分開場
観衆 124人(超満員札止)



第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○つくし vs 藤田あかね×
(7分44秒 片エビ固め)
※ダイビングフットスタンプ






ウエイトで上回るあかねがつくしに挑んだシングルマッチ。前回(昨年11.22「606」)の初対決ではつくしの2カウントフォールによる3人掛けの1番目の対戦相手を務めたあかねだったが、早い勝負に出たつくしに何もできずに4分でギブアップ負けを喫した。この日のあかねは前回とは違いつくしの動きを見る冷静さもみせ、ボディスラムを皮切りに、逆エビ固め、腕巻き込み式ラクダ固めとパワーで正面からつくしに向かっていった。しかし巧みな間の外し方、相手の裏をかくフェイント攻撃と、あかねのパワーに対して切り返しのうまさを存分に発揮したつくしは、要所要所でしっかりとダメージを与えながら、じわじわとあかねを攻め込んでいく。そして勝負のタイミングを逃さず最後はトゥインクルスターからコーナー最上段からのフットスタンプと畳み掛けての快勝した。


第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
×松本都(崖のふち) vs くるみ○
(4分59秒 片エビ固め)
※ダイビングボディプレス





2週間後に美央との次期ICE×∞王座挑戦者決定戦の再戦を控え上昇気流に乗っているくるみにとっては、一歩間違えれば乱気流に巻き込まれかねない都との一戦。しかしスタートのロックアップからいきなりパワー差を存分にアピールしたくるみは、途中、都の卍固め、ロープを使っての卍固め、グランド卍固めの攻撃を受け腕にダメージを受けたものの、まったくペースを乱すこともなく、この試合2発目の都のシャイニングウイザードを叩き落とすとサマーソルトを決め、最後はロープ2段目&最上段からのダイビング・ボディプレスの連続攻撃で都を圧殺した。「久々に都さんとシングルマッチをしたんですけど、全然、変わってないなと思いました。自分がデビューしてからけっこうシングマッチ組まれていて。歳だけ取ったなと思いました。自分は来週土曜日に試合して、再来週受験が待ってます。この調子で受験も頑張りたいと思います」と試合後、余裕の表情をみせていたくるみ。この勢いで受験、そして美央との再戦を突破できるか?



第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×235 vs 弓李○
(9分10秒 首固め)
※もう1人は藤本つかさ






試合前から235が弓李に対してライバル心を燃やしまくり、試合開始のゴングが鳴ったあとも弓李から視線を外そうとしない。いきなり蚊帳の外の藤本だが、ここはあえて強引に試合に"参加"。なんと235、弓李の2人を捕まえての交互サッカーボールキック、両腕を使っての2人同時ドラゴンスリーパー、2人まとめて逆エビ固め、さらには2人まとめてエースクラッシャー、ビーナスクラッチと、1人で2人を相手にする"勝手に"ハンディキャップマッチに挑んでいった。しかし、途中攻め込みに行こうとしたところを、弓李の「許してニャン」の一言に一瞬、躊躇してしまい、直後弓李の反撃を浴びた辺りでペースダウン。弓李に逆「許してニャン」を仕掛けるが、30代のアピールは10代には効果なし!?そのまま弓李の反撃を受け一瞬の隙を衝かれて、弓李に場外に転落させられてしまった。藤本を場外に落とした弓李は、すかさず235を丸め込んでカウント3。トライアングル初出場の弓李がビギナーズラックの勝利を飾った。試合後「今日、久しぶりの道場マッチだったんです。弓李に負けてめっちゃ悔しいです。トレーニングやって筋肉ついてきたなと思ったんですけど、負けたからには次がある。今度はぜってえ負けねえから!」と悔しがる235を尻目に、弓李は「今日は初めてのトライアングルでした。初めてなのに勝っちゃいましたよ。これは自分がトライアングルに向いている、素質があるんじゃないかと思います。今年中にトライアングルマスターになりたいと思います」と自身満々で語った。



第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○成宮真希&世羅りさ vs 希月あおい&宮城もち×
(10分10秒 ドリンク固め)





2.7「626」で初シングルマッチを行ったあおいともち。試合後あおいが「対戦するより今度は組んでみたい」とアピールしていたあおい&もちの初タッグが実現。しかもいきなりリボンタッグ王者の.STAPとの一戦でメインに組まれた。開始早々、「今日はバレンタインだから、私を食べて!」と両手を広げて世羅にアピールするもち。執拗に「ほれ、食べてみろ!今日はチョコレート味だから」と腕を出して迫るもちに、世羅も半ばやけくそ気味に腕に噛みつくが「意外においしい!」と予想外のリアクション。さらにはあおい&もちで青春ピラミッドを決めた後は、.STAPの周りを流行りの8.6バズーカーネタをもじって「青春ピラミッド!青春ピラミッド!」と2人で行進。「ちょっと待って、青春ピラミッドってなんですのん?」と突っ込む.STAPだが、関西人の吉野レフェリーからダメ出しを受けてしまう。試合は序盤から、その場の空気に関係なく自由にアピールしまくるあおい&もちのペースとなってしまった。
もちろん、ネタばかりでなく試合運びにおいても独特のリズムを持つあおいともちに、なかなかペースの掴めない.STAPに猛攻撃を仕掛け徐々に追い込んでいく。初タッグとは思えない2人の攻撃に押されまくった.STAPだが、王座9連続防衛中の底力が最後の最後に出た。あおいのダイビングセントーン、もちのスプラッシュ、さらにもちのメタボリックサンドと猛ラッシュを浴びた成宮が、世羅の好フォローを受けカムバックすると、更にとどめを狙って勢い込むもちにドリンク固めで丸め込んでの逆転勝ち。「ここで負けるわけにはいかない」という.STAPの執念が試合を制した。
試合後もちは「アイスリボンは夢かなう団体という事で、あおいさんとの初タッグだったんですけど、惜しくも負けてしまいました。でもあおいさんと組んでいて、すごいワクワクしたし、.STAPをすごい翻弄したんではないかなと思います。1枚も2枚も、36枚ぐらい上だったんじゃないかなと思いました」と試合には負けたものの、あおいとのタッグに手ごたえを掴んだ様子。一方フィニッシュを決めた成宮は「.STAP、今チャンピオンですけど。正直、最後は危機を感じてしまいました。でも絶対に負けるわけにはいけないという思いの強さ。最後丸め込む事が出来て、本当に良かったなと思っています。いろいろ思うところ、考えるところ、最近すごく多いんですけど。こうやって.STAPで勝てるとホっとして大丈夫だと思える自分もいるので。絶対に負けられないなと思いました。」と弓李とのかっぱ巻き、都とのもうすぐ三十路タッグとは違うシリアスな表情をみせた。

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