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2月14日紫雷美央所属4団体合同興行第2回『M.I.O』試合結果

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紫雷美央所属4団体合同興行第2回『M.I.O』
東京・新宿FACE
観衆:509人(超満員札止め)






第1試合
タッグマッチ20分1本勝負
加藤園子○&水波綾 vs 藤本つかさ&松本都×
(10分47秒 片エビ固め)
※ダイビング・ギロチンドロップ





第2試合
ミクスドタッグマッチ20分1本勝負
木高イサミ△&飯田美花 vs 桜花由美&風戸大智△





第3試合
6人タッグマッチ30分1本勝負
フェアリー日本橋×&ダイナマイト関西&石川修司 vs 諸橋晴也○&宮城もち&アジャコング
(11分12秒 横入り式エビ固め)





第4試合
4団体推薦者4wayマッチ 20分1本勝負
尾崎魔弓○ vs 渋谷シュウ×
(10分46秒 エビ固め)
※つくしのミサイルキックから。
もう一人はチェリー





メインイベント 時間無制限1本勝負
紫雷イオ× vs 紫雷美央○
(18分54秒 片エビ固め)
※ムーンサルドプレス







2月21日アイスリボン道場マッチ629試合結果

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アイスリボン629
2015年2月21日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆 90人


第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯希月あおい vs 235×
(6分58秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス






約2年ぶりのシングル対決。当時デビュー間もなかった235は、あおいの前に手も足も出ずに完敗を喫した。この日もスタートから試合はあおいのペースで進み、そのまま一気に追い込まれるかと思われたが、あおいの串刺しボディアタックをかわし、逆に串刺しボディアタックを決めると、コーナートップからのクロスボディ、あおいをロープに振ってのクロスボディと、ボディアタックの連発。しかし追い打ちを狙った2発目のクロスボディを振り払われるとSTFに捕まってしまった。なんとかロープに逃れ、追撃のダブルリストアームサルトもカウント2で返した235だが、粘りもここまで。最後はあおいの旋回式ダイビングボディプレスにフォールを奪われてしまった。敗れはしたものの2年間の成長を試合の中でしっかりとアピールしてみせた。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯藤本つかさ vs 長浜浩江(WAVE)×
(7分40秒 ギブアップ)
※極楽固め






雪妃と同期でもあるWAVEの長浜がアイスのシングル王者・藤本に初めてシングルで挑んだ一戦。ドロップキックに定評のある藤本に対して、ドロップキック、串刺しドロップキックを決めてみせた長浜。勢いに乗って藤本をコーナーに振る際、「長浜浩江、19歳!」「藤本つかさ、31歳!」と自身に気合を入れる言葉を投げるが、逆にこの言葉が藤本の怒りを買ってしまった。動きを止め、怒りの形相で長浜ににらみを利かせた藤本は、アバラッシュホールドで長浜をマットに叩きつけると、強烈なサッカーボールキックを叩き込み、フェイスロックから極楽固めを決めての快勝。一気に畳み掛けてみせた。試合後も「(干支が)同じいのしし年なので、いのししタッグを組みたい!」と迫る長浜に、拒否反応を示した藤本だが、「うちでやらなくても、GAMIさんが(WAVEで)試合組むからやめて!」と戦々恐々。その言葉を受けて「じゃあ、GAMIさんに明日言っておきます。」ときっちりと反撃を忘れない長浜だった。

第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×宮城もち vs 弓李◯
(6分18秒 スモールパッケージホールド)
※もう1人は世羅りさ





前回、初めてトライアングル戦に挑み勝利をモノにした弓李は「トライアングル・マスターを目指します!」と宣言。あれから1週間、再び弓李はトライアングル戦の舞台に立った。相手の世羅、もちはパワーを武器とするタイプだけに、まともにぶつかってはウエイトの軽い弓李は苦しい。予想通り、スタートからパワーでぶつかってきたもちに何度もつぶされそうになり、世羅のパワーを活かした攻撃に追い込まれた弓李だが、もちの指示でコーナートップから世羅にボディアタックを決めると、チャンスと見たもちが世羅をメタボリックサンドに決めるのを、コーナーで息をひそめ待機。もちが世羅をマットに叩き落とすと、タイミングをみてカットに入った弓李は、ダメージの残る世羅がうずくまっている間に、一瞬、無防備状態になっていたもちをくるりと丸め込んで3カウントを奪取。なんとトライアングル2連勝を飾ってみせた。試合後、敗れたもちは自分への試練として、次回2.25道場マッチで再度、トライアングル戦を組んでほしいと藤本に申し出た。しかも「試練なので、相手はめんどくさい選手、変な選手がいい。」と条件をつけたところ、「私には松本都しか浮かばない。」と藤本。
また試合後も笑顔が止まらない弓李は、猫子のブログを引用し「自分が今年中に猫子さんから3(カウント)を取ります!」とトライアングル王座への挑戦をアピールした。

第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
成宮真希&◯つくし vs くるみ&藤田あかね×
(12分30秒 でんでんむし)





昨年8月の後楽園大会のメインに出場したメンバー3人の中にあかねが加わったタッグ戦。あかねにとってはこの試合が公式戦初のメイン出場。気合十分で臨んだあかねは、開始早々の成宮とのロックアップで一歩も退かない足腰の強さをみせる。さらに3日後に高校受験、1週間後に美央とのICE王座挑戦者決定戦を控え、そして前日に放送されたテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演し、全国放送に登場するなど絶好調のくるみがあかねをアシスト。成宮とつくしに何度も追い込まれたあかねだが必死の粘りをみせて、メインに相応しいファイトで観客を沸かせてみせた。終盤にはつくしを捉えて、テキサスクローバー、さらにアバランシュ・ホールドを決めて追い込むも、最後はつくしのでんでんむしに丸め込まれてしまったが、あかねの頑張りが印象に残る一戦だった。試合後、試合に勝利した成宮がつくしとは丑年タッグであることを明かすと、なぜか藤本が「丑vsいのしし?」と拒否していた干支タッグに若干の興味を示す場面もみられた。

2月25日アイスリボン道場マッチ630試合結果

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アイスリボン630
2015年2月25日(水) 会場 アイスリボン道場
19時00分試合開始/19時開場
観衆74人

第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○飯田美花 vs 藤田あかね×
(7分40秒 ギブアップ )
※グランド卍固め

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○藤本つかさ vs 林結愛×
(7分35秒 ビーナスクラッチ )

第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○宮城もち vs 松本都×
(7分20秒 ずんだ餅クラッチ )
※もう1人は石橋葵

第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○新田猫子&星ハム子 vs 世羅りさ&235 ×
(13分29秒 片エビ固め )
※キャット空中ニャン回転

3/21後楽園ホール大会「アイスリボン・マーチ2015」に、猫ひろしさんの来場が決定。
新田猫子の持つトライアングルリボンの選手権試合が決定
挑戦者は、宮城もちが名乗りを上げる。もう1人は未定

3.29大阪リボン2015に、
松山座から松山勘十郎、松山かずのすけの2名の参戦
リングアナにNaoki氏が参加が発表された。

2月28日アイスリボン道場マッチ631試合結果

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アイスリボン631
2015年2月28日(土) 会場 アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時半開場
観衆117人(超満員)



この日は3月28日の道場マッチで生誕祭を行うあおいが、オープニングで熱唱。歌の間奏でこの日の対戦カードを紹介するという前説を務めた。

第1試合タッグマッチ分1本勝負
藤本つかさ&つくし○ vs 成宮真希&藤田あかね×
(10分25秒 片エビ固め )
※ダイビングフットスタンプ





成宮とあかねが、久々結成の元リボンタッグ王者のドロップキッカーズと対戦。試合序盤ではつくしのおてんばダッシュをコーナーで見ていた藤本が「私もやりたい!」とつくしにリクエストするも、これをつくしが軽くスルーするという展開が見られたが、試合が進むにつれて、徐々にドロップキッカーズが本領を発揮。ダブルのドロップキック、トップロープに成宮を固定してのサンドイッチミサイルキックと息の合ったW攻撃を的確にヒットさせる。最後はあかねを捉えると、カットに入る成宮をダブルドロップキックで吹っ飛ばし、返す刀であかねにも決めると、フィニッシュはつくしのダイビングフットスタンプ。あかねも軽量のつくしにテキサスクローバー、みちのくドライバーⅡを決め善戦したが、試合はドロップキッカーズの快勝に終わった。試合後、成宮がつくしに散々"クソババア"と呼ばれたことに触れつつ「私は身の程をわきまえたクソババアですから。まさか自らおてんばダッシュをやりたいっていう30代の人がいるなんて、びっくりしちゃいました。」と藤本をチクリ。つくしもまた「久々のドロップキッカーズ、おてんばダッシュをやりたいって言われて、ちょっと躊躇してしまったんですけど、つっかさんはまだピチピチで若いので、次はいっしょにやってあげますよ」と上から発言で藤本に追い打ちの一言。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
×星ハム子 vs 宮城もち○
(6分32秒 ずんだ餅クラッチ )





昨年3・30後楽園での復帰戦以来のシングル戦となったらぶりーぶっちゃーず対決。タッグパートナー同士の一戦は相手の手の内をわかっている分、読み合いを中心にした心理戦になりがちだが、肉体そのものを武器とする2人の対戦は別格。スタートから真正面からぶつかり合う肉弾戦を展開していった。試合はハム子がやや優勢のうちに進んだが、もちがハム子の攻めを要所要所で崩してみせ最後はエビ固めの応酬からもちが素早くずんだ餅クラッチでハム子を固めてのカウント3奪取。後楽園でのトライアングルリボン挑戦が決まっているもちがその勢いの差をみせた。

第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×235 vs 弓李○
(7分50秒 首固め )
※もう1人は新田猫子





3試合連続のトライアングル戦となった弓李。しかも今回は相手にトライアングル王者の猫子がいる。トライアングルマスターを目指すことを宣言している弓李にとっては3連勝を狙いたい。試合前から作戦を立てていたのか、この日の弓李はスタートから235と共闘し、猫子への攻撃を集中していった。2人がかりで、あるいは1人ずつ代わる代わる猫子を攻める。猫子は防戦一方となるが、王者のキャリアをみせ同士討ちを誘うと235と弓李があっという間に仲間割れ。その間隙をぬって一気に勝負に出たい猫子だが、ここで健闘したのが弓李。235を場外に落とし、猫子相手に真っ向勝負を仕掛けていった。ここに235も加わり試合は再び乱戦となったが、235と弓李2人をダウンさせ、勝負どころとみた猫子がキャット空中ニャン回転と狙いコーナーに上がったところを235と弓李が起き上がり、2人がかりで猫子のしっぽをロープに結んでしまった。動きが取れなくなり宙吊りになった猫子に飛び込みのダブルチョップを決めた弓李。続けて攻撃を仕掛けようと235が逆コーナーから助走をつけて飛び込みに行く。ところが、そのタイミングに合わせて、弓李が235をキャッチ。一気に首固めに丸め込み、3カウントを奪た。ぼう然とする235を尻目に勝ち名乗りを受ける弓李。弓李の見事な頭脳プレー。きっちりと戦局を読み油断させておいて、一瞬で仕留めるという戦法がトライアングル3連戦を経て身についたようだ。
試合後、弓李は連戦連勝の実績を引っ提げて「ずっと負け続けていたんですけど、トライアングルという道ができました。自分、今日試合をして言いたいことがあるんです。言っていいですか?自分、後楽園ホール大会でトライアングルリボンに挑戦したいです!」と猫子への挑戦を表明。猫子はこれを快諾。藤本の「猫子さん、若手にどんどん挑戦してきてほしいって言ってたの。やっと来ましたね、若くてピチピチでいいのが!」との言葉に、猫子は満足気な笑顔をみせた。これで3.21後楽園大会のトライアングルリボン選手権は王者・猫子vsもちvs弓李に決定。既に挑戦が決まっていたもちはこの日の一戦をエプロンでしっかり視察し、試合後は「今日、猫子の弱点を見つけました。しっぽを縛ってしまえばいいんだと。1回だけだったんですけど、私は50回ぐらい巻いてしっぽ対策を考えて後楽園に挑もうと思います」と語った。

第4試合 ICE×∞次期挑戦者決定戦 (再決勝戦)時間無制限1本勝負
×紫雷美央 vs くるみ○
(11分03秒 片エビ固め )
※ナッツクラッカー





2.7道場マッチでの一戦が両者KO決着に終わり、仕切り直しの再戦となったICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦。スタートから一気に勝負に出たのは美央。いきなりくるみに蹴りを叩き込むと、場外に落とし、前回のお返しとばかりにパイプ椅子をくるみに叩きつける。今回は場外カウント20の特別ルールということもあり、深追いすることなく、ダメージの残るくるみをリングに上げると、さらに蹴撃、逆エビ固め、ラクダ固めと、攻撃の手を休めない美央。しかし、ここでくるみを場外に誘い込むが、くるみはこの誘いを必死で逃れ、リング下に降りることを拒否。逆に拒否したことで、リングに美央が上がってくる間に息を整えたくるみは、強烈なタックルを決めると美央にキャトルミューティレーションを仕掛けていく。これは美央の引退の大きな理由となった首を狙っての攻撃であることは明らかだ。なんとかロープに逃れた美央はサーフボード固めからビックブーツで反撃に出るが、エルボー合戦でくるみの圧にロープに追い込まれると、2度目のキャトルを決められてしまう。再び必死にロープに逃げ膝蹴りからのブレーンバスター、エグ蹴りを決めると、首4の字固めで勝負に出る美央。強烈な絞めつけに苦悶するくるみだが、なんとかロープに逃げると、美央の追撃の蹴りを浴びながらも、強引にバックに回り込み、ジャーマン・スープレックスで再び美央の首にダメージを与える。ここで両者ダウン。決着をつけたいくるみは先に立ち上がると「終わり!」と叫び、コーナートップへ。これを追いかけてコーナーに上がってきた美央を蹴散らして、ダイビングボディプレスにいくが、間一髪かわされてしまう。勝負どころとみた美央は、くるみの肩口に飛び乗る。しかし、美央が技に入る前にがっちりと捕獲したくるみが、そのままマットに美央を叩きつけた。サイドバスターの形でくるみの体重をまともに浴びた美央はなんとかカウント2で返すも、今度はここでくるみが一気に勝負。トッププレス、そして間髪入れずにナッツクラッカーを決める必殺フルコース!これを食らって今まで立ち上がれた選手はいない。さすがの美央にもくるみのカバーを返す力は残っていなかった。くるみが前回を上回る激戦を制しベルトへの挑戦権を掴んだ。試合をリング下で観戦していた王者・藤本も「メイン後にここのリングに上がるのを躊躇するくらい、すごい試合でした。」と2人の戦いを評した。
敗れた美央は「ああ、強かった。引退を発表して、勢いづいてベルトいっぱい欲しい!って、やっていこうと思って言ってからは、私ずっと負けています。とても引退の流れに飲み込まれそうな感じを感じ取りピンチだなと思います。だが、有言実行!ここで私が気分落としちゃいけないので、ガンガン攻めていきたいと思います。」と語ったが、「ちょっと待って!何、負けてんの!」と美央の前に立ったのはつくし。「何、引退って?自分聞いてないんだけど!自分、知らなかったんだけど!まだ自分は紫雷美央に勝ってない…だから、次の道場マッチ…タッグ組め!(場内からどよめき)。藤本、いいだろ?タッグ組め!」と仰天要求。「タッグを組むの?今の流れだと、次の道場マッチシングルやれ!みたいな感じじゃなくて…。」と動揺する藤本に、「タッグ組むんだよ!美央、いいだろ!」とつくし。その迫力に美央も「えっ…く、組みます。なんで、この子、こんなに偉そうなの?」と戸惑いつつ了承。つくしの要求が通り、次週道場マッチで美央&つくしのタッグ結成が決定した。
美央に勝利し、タイトル挑戦権を掴んだくるみは「勝つことができました。あごがめっちゃ痛いですけど、やっと決着がついて、挑戦できることになりました。つっかさん、場所はどこでやるんですか?」と藤本に問う。藤本は「こんだけ盛り上がって、くるみが決定して、今から場所を発表させていただきます。場所は3月21日のアイスリボン、後楽園ホール大会です!」と今年初の後楽園のメインを指定したが「ただし、条件があります。くるみが上がって来たら、この条件を言おうと思っていました。あなたは今、中学3年生、受験生ですよね?受験に合格したら、タイトルマッチを後楽園ホールで行います。合格発表が再来週なんですよ。受かったら!受からなかったら…受からなかったら…どうしよう…ま、ちょっと考えます。」となんと高校合格をタイトルマッチ実現の条件とした。すでに受験を終えて発表待ちのくるみにとっては、もはや天に祈るしかない。「ああ、はい…合格していることを祈って、タイトルマッチできるように頑張ります。」と答えるのがやっとだった。





また、この日の道場マッチ入場者が115名を超えたため(=117名・超満員札止め)、月間入場者数新記録(=平均106名)を更新!藤本からは「もっともっと道場マッチを広げていくために、もっと大きな会場で出張道場マッチを行います。
日時は8月17日、場所は・・・・・後楽園ホールーっ!後楽園ホールで出張道場マッチをやらせていただきます。このままのアイスリボン。もちろん座談会ですとかを後楽園ホールに持っていきたいと思います。(道場マッチと一緒の)全席3,000円となります。」と、道場マッチの後楽園"進出"が発表された。




3月7日アイスリボン道場マッチ632試合結果

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アイスリボン632
2015年3月7日(土) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 96人

この日の前説は、あおいと千春リングアナに呼び込まれる形で優華が登場。昨年の大晦日リボン以来のリングで「高校2年への進級が決まりました!」と元気に近況を報告。進級が危ないために学業に専念するという理由で欠場していた優華だったが、進学も決まり(但しまだ補講と追試もあるが練習参加は保護者からの許可が出て)リング復帰に動き出すことになりそうだ。




第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星ハム子 vs 235×
(7分08秒 片エビ固め)
※ダイビングボディプレス





昨年3.9名古屋リボン以来の約1年ぶりのシングル対決。前回と明らかに違うのは235に勢いがあった。試合途中コーナーにハム子を振り、お・し・り・だー!を決めた235。その後の動きがなかった為、ハム子の反撃を受けることになってしまったが、この手のムーブが出来るようになれば試合運びに広がりが出る。ハム子の肉弾攻撃を浴びながらも切り返しの丸め込みを仕掛け、あわやカウント3と思わせた反撃技も。直線的な攻撃の多かった235だが、この日は実に柔軟な攻撃を見せハム子を大いに苦しめた。試合はラリアットからのダイビングボディプレスでハム子がフォール勝ちだったが「最近、ハム子さんに元気がないって言われたので、ハム子さんみたく元気いっぱいに真似をしてやってみました。そしたら、けっこう声援が聞こえて、よりパワーアップしたんですけど、最後は負けてしまいました。やっぱり声出すっていいなって思いました」と試合後も前向きな235。ハム子も「235は怒ったり褒めたりしても、いつも泣いてばかっりいるんですよ。だからもっと元気出せって言ったら、私の真似をしてきて。"ダーッ""ダーッ"って試合中に言ってきて"お前はアントニオ猪木か!?"って思ったぐらい"ダーッ"しか言わないんですよね。それでも私の言ったことを守ってくれているんだなって思って嬉しかったです。私もプロレスラーになるまで、すごい不器用で時間かかったし、プロレスが好きでここまで続けてこれました。235、プロレス、好きですか?もっともっとプロレスを好きになって、私といっしょに上を目指していきましょう!」と235の頑張りにエースを送った。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○新田猫子 vs 弓李×
(6分54秒 ギブアップ)
※猫じゃらしロック





3.21後楽園大会で行われるトライアングルリボン王座戦の前哨戦。トライアングル戦負け知らずの弓李は試合巧者の猫子相手に、シングルでもグランドでの関節技を駆使しながら好ファイトをみせた。関節技で猫子の腕を絞めあげ、さらにその腕への集中攻撃を仕掛けるなど、理にかなった攻撃を決めていった弓李は、猫子のミサイルキックからのカバーを切り返して首固めに決めるなど、トライアングル戦での勝利が決してフロックでないことを証明してみせた。最後は猫子の奥の手・猫じゃらしクラッチにギブアップを喫した弓李だが、「(タイトルマッチが決まって)自分、家族にも"ベルト獲ってね"って応援されて、メラメラってなったんですよ。すごい頑張ったんですけど。負けたのすごい悔しいです。後楽園前にもう1回、前哨戦やれたら猫子さんから3カウント取りたいと思います」と猫子に対して勝てる手応えを掴んだ様子。一方の猫子は「きのう猫ひろしさんに死にそうな特訓をしていただいきました。だから後楽園はトライアングル防衛だニャー!」と必勝宣言。


第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×藤田あかね vs 希月あおい&くるみ○
(12分57秒 体固め)
※ナッツクラッカー







無事高校合格が決まり、晴れて後楽園のメインで藤本のICE×∞王座戦に挑むことが決定したくるみ。あおい、美央を破って挑戦権を獲得したくるみの勢いは、前哨戦のこの日のタッグマッチにおいても止まらない。先発を買って出たくるみはあかねを蹴散らし、コーナーの藤本にもタックルを叩き込む。常に藤本を視野に入れながら、あかねを痛ぶる心理戦に出た。一方の藤本はあおいに対して飛び技を連発し、好調ぶりをアピールすると、7分過ぎこの試合で唯一の藤本vsくるみの直接対決が実現。あかね、あおいを背負ってのボディプレスで先手を取ったくるみだが、アルゼンチンバックブリーカーからのフェイスバスターを着地して切り返した藤本は、顔面へのドロップキック、サッカーキックの連打で反撃。さらにグランドでのフェイスロックに移行。ところがフェイスロックを決められた状態で、くるみが藤本を抱えて起き上がると、バックドロップで後方に叩きつける豪快な切り返しからサンセットフリップを決め、ジャーマンを狙いでバックに回る。今度は藤本がフランケンシュタイナーで切り返し、串刺しドロップキックを叩き込み、間髪を入れずにミサイルキックを決めるスピーディな猛ラッシュ。5分に満たない攻防ながら、パワーとスピード真正面からぶつかり合う内容の濃い直接対決となった。優位に立ったタイミングで藤本があかねにタッチ。藤本への反撃の機会を逸したくるみはあかねを一気に潰しにかかるが、ここであかねが奮起。メアリ直伝の腕巻き込み式キャメルクラッチ、アバランシュホールドをくるみに決めていく。しかし、くるみも負けるわけにはいかない。粘るあかねを振り子式サイドバスターでマットに叩き落とすとアシストに入った藤本の延髄斬りを巧みにカットし、逆にジャーマンで叩きつけ、最後はあかねをナッツクラッカーで沈めてみせた。試合後もリング上で視察戦を展開する藤本とくるみ。タイトル戦に向けて両者共に一歩も退かない構えだ。
そして、試合後の座談会。くるみが藤本に「後楽園まであと2週間。ですが…つっかさん。後楽園の次の週、大阪リボンですよ。ちゃんと考えてるんですか?」と問いかけた。「考えてますよ!バスの手配もしたし、イベントも何回かやって」と答える藤本に「違う、違う、違う。そういうことじゃないくて、まさか大阪リボンでタイトルマッチしないつもりですか?自分、チャンピオンになったら、やりたい相手がいるんですよ。ていうか、その前にカードひとつも決まってないですよね、大阪リボン。どうするんですか?」と問い詰めるくるみ。「えっ…くるみはもしチャンピオンになったら、誰とやりたいの?」と切り返すと「自分がやりたい相手はつくしです。次期挑戦者トーナメントで唯一当たってないのがつくしです。なので、大阪リボンでタイトルマッチしたいです。つっかさんは誰とタイトルマッチやりたいですか?」と藤本に逆質問。藤本が言葉に詰まっていると「先を考えている方がチャンピオンになります!以上!」と一気に話を終わらせたくるみ。座談会の"攻防"は仕掛けたくるみの一本勝ちだった。




第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
×世羅りさ&宮城もち vs 紫雷美央&つくし○
(14分45秒 ソフトクリーム)





正式発表されるまで美央の引退を知らなかったつくしは、前回の道場マッチの座談会でその不満を美央本人にぶつけつつ、なぜか美央に「タッグを組め!」と強要。つくしの一方的な申し出により、これまでシングルマッチでも激しく感情をぶつけ合ってきた2人が同じコーナーに立った。試合は美央vs世羅でスタート。直前に行われた東村山でのおでかけプロレスの流れを受けた張り手攻撃を巡る攻防が続き、もちが美央に捕まった。ロープにもちを固定した美央はコーナーのつくしに声を掛ける。美央の指示でもちに張り手を見舞うつくし。さらに美央が後頭部へのビックブーツを決めるのをしっかりアシスト。おてんばダッシュでは美央を誘いながら、美央が嬉しそうに決めると、つくしが無表情で完全にスルーするシーンも見られたが、その後は終始スムーズな連係をみせた。中でも美央の肩口に乗り、その位置から世羅につくしがフットスタンプを決めた合体技は、一撃必殺の強烈な破壊力を感じさせた。しかも最後はリボンタッグ王者の世羅からつくしが3カウントを奪取。試合後もハイタッチで喜び合うなど、すっかり息の合ったところをみせた美央&つくし。



試合後の座談会では、散々張り手を浴び、背中に手形がついたもちから「なんと(背中に)天使の羽が生えたみたいで。それは置いておいて、このかりんこりん共!(何?と聞き返され)かりんこりんだよ!細いってこと。私のもっちりした可愛いお肌に傷をつけるなんて、いい度胸しているな!いつかお前らアザだらけにしてやるからな!」と迫られた美央&つくしだが、宮城もちっていうくらいに、叩けば叩くほど、いい音するわ~。また今度試合があったら叩き合いましょうね。でも私はかりんこりんだから、お前ほどはいい音でないだろうな。」ともちに切り返した美央は「そんな事は置いておいて。つくしとタッグを組んだんですけど、合体技も見事に決まりました。つくしとのタッグはなんだかんだ息が合うという事で、今後も続けていけたらいいなと私的には思ったんですけども…ツンケンしているつくしの事だから、どう思っているのかが気になりました」とつくしとのタッグ継続を希望。これに対してつくしが「つくしは紫雷美央とのタッグ、あまりいいとは思わないけど。まあずっと組んであげてもいいけど」とツンデレに語り「ずっと組んでいくなら、チャンス掴んでもいいと思います。今日、負けたリボンタッグチャンピオンの世羅さん。後楽園、リボンタッグ(選手権)どうですか?」と今度は美央とのタッグでのタイトル挑戦を打ち出した。「でも今日、成宮さんいないですし…」と口ごもる世羅に「美央、組むよね?」と美央を呼び寄せたつくし。それでも「成宮さん、いないですし。自分ひとりでは…」とはっきりしない世羅に、マイクを手にした美央が「ほんとダメだわこの子。もじもじしちゃってチャンピオンなのに。どうすんの?あっでもそうだよね。私たち即席タッグでいきなりねえ、チャンピオンに挑戦するなんておこがましいよね。でもおこがましいけど、今日勝っちゃったのも事実っちゃ事実なんだよね。これどうしたもんかなあ~!?ほんとに申し訳ないんだよね。なんならナルミーもいないからさあ、余計にちょっと心苦しいとは思うんだけど。あっ無理なら無理でいいんだよ、でも私たちが勝ったっていう事実はそのまま残るんだけどね。それでもよかったら、このままこの挑戦を流してもらっても…」と息をつかせぬマシンガントーク!我慢できずに美央の言葉を遮り「挑戦させてやりますよぉぉぉぉ!」と2人の挑発に乗ってしまった世羅。チャンピオン側OKと見なした藤本が、その場で後楽園でのリボンタッグ戦を認め.STAP10度目の防衛戦の相手が美央&つくしに正式決定した。



3月11日アイスリボン道場マッチ633試合結果

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アイスリボン633
2015年3月11日(水) 会場 アイスリボン道場
19時30分試合開始/19時開場
観衆99人


オープニング
大会前に、4年前の3.11東日本大震災の被害者に1分間の黙祷を行った。


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○大畠美咲&235 vs 渋谷シュウ&松本都×
(8分58秒 ジャーマン・スープレックスホールド)

誤爆からの敗北に納得のいかない都は、後楽園ホールでの渋谷とのシングルを要求
渋谷は、引退前、最後のアイスリボン後楽園ホール大会参戦は、松本都とのシングルとなった


第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○はやて vs がばいじいちゃん×
(8分44秒 ラ・マヒストラル )

東北にゆかりのあるはやての対戦相手は、藤本の母がファンであるというがばいじいちゃん。
座談会での6.27仙台リボンの参戦オファーを受諾し、がばいじいちゃんの仙台リボン参戦が決定した。


第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△世羅りさ vs 紫雷美央△
(10分00秒 時間切れ引き分け )

6.21後楽園ホール大会でのタッグタイトル前哨戦、1年半ぶりのシングルマッチは前回同様の時間切れドローとなった。


第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&○宮城もち vs 星ハム子&藤田あかね×
(11分39秒 片エビ固め )
※メタボリックサンド

宮城県出身タッグのセコンドには、同じ宮城県出身の大畠がついた。
対するは藤本同様に2度の被災地キャラバンに参戦したハム子と、第2回被災地キャラバンを企画した藤田あかねのタッグ。


大会の最後に藤本は「あの日の気持ちは忘れられませんね。安堵したこと、恐怖、罪悪感…これからも皆さんと色んな気持ちを共有していけたら良いなと思いつつこの言葉で締めたいと思います。プロレスでハッピー!アイスリボーン!」
で締めくくった。
また7日と11日の道場マッチで行った東日本復興募金で集まった義援金額は108,416円。
全額日本赤十字を通じ災害復興に使われます。


アイスリボン後楽園ホール
『アイスリボンマーチ2015』
2015年3月21日(土・祝)後楽園ホール
11時30分開場/12時試合開始


【新規決定カード】
◆シングルマッチ(ルール未定)
松本都(崖のふち)vs渋谷シュウ(WAVE)

◆カード未定参戦他団体選手
大畠美咲(ZABUN)、中島安里紗(JWP)、春山香代子(JWP)


【既報・決定対戦カード】
◆ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】藤本つかさ vs くるみ【挑戦者】
※第18代王者12度目の防衛戦

◆リボンタッグ選手権試合 20分1本勝負
【王者】成宮真希&世羅りさ vs 紫雷美央&つくし【挑戦者】

◆トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
【王者】新田猫子vs宮城もち【挑戦者】vs弓李が決定【挑戦者】
※第20代王者2度目の防衛戦



[会場]
後楽園ホール 

[チケット料金]
最前列:8000円
特別リングサイド席:6000円
リングサイド席:5000円
指定席A:4000円
指定席B:3000円
☆各当日券は1000円UPとなります。

[チケット販売]
・アイスリボン大会売店
・チケットぴあ
・後楽園ホール
・リボン直販(メール予約システム)

3月14日アイスリボン道場マッチ634試合結果

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アイスリボン634
2015年3月14日(土) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 112人(超満員)


オープニング
藤本、あおい、優華がリングインし、後楽園ホール大会に優華復帰が保護者の許可が出ずに出場出来ない事を報告。
3.21ホールの追加カードとして下記カードが発表された。
6人タッグマッチ20分1本勝負
大畠美咲(ZABUN)&235&長浜浩江(WAVE) vs 飯田美花(WAVE)&藤田あかね&雪妃真矢
※雪妃真矢の復帰戦
入場式では、3.21にリボンタッグに挑戦する紫雷美央&つくしのタッグ名が「紫春鬼(ししゅんき)」と発表された。





第1試合の選手入場前、2日後にレフェリーとして15周年を迎える佐藤淳一レフェリーにリッキー・フジからのお祝いメッセージが送ら読み上げられた。リッキーのファンクラブ会長を務めていた淳一レフェリーは熱いメッセージに思わず涙。まんまと泣き虫淳一を泣かせることに成功した藤本はリングサイドで思わずガッツポーズ!座談会にも参加した淳一レフェリーは「藤本さんに"15周年なんだけど、リッキーさんとからみたかったな"みたいなメール入れたんですけど、何も返してくれなくて、今日来て改めて言うのもあれなんで黙っていたら・・・アイスリボン怖いですね。あと何年続けられるか分からないですけど、僕のレフェリーの最後はアイスリボンだと思っています」と感謝の意を述べた。





第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
希月あおい&×藤田あかね vs 星ハム子○&235
(11分04秒片エビ固め)
※ダイビングボディプレス





【第1試合】
3.21後楽園大会前、最後の道場マッチは全ての試合が後楽園の前哨戦として行われた。まずはJWPとの混合タッグ(中島&ハム子vs春山&あおい)で対戦するあおいとハム子。更にこの日の前説で後楽園大会の最後の決定カードとして発表された、大畠&235&長浜vs飯田&あかね&雪妃の6人タッグでの235vsあかねのW前哨戦。
前々回の道場マッチ(アイスリボン632)でのハム子とのシングル戦でお・し・り・だー!をハム子相手に決めた235は、今回は四股踏みからの逆エビ固めに挑戦するが、肝心の四股踏みが今イチのアンバランスぶりで、思わずコーナーのハム子がアドバイスを送る場面も見られたが、その積極的な攻めからも好調さがうかがえた。対するあかねは、勝ち星には恵まれていないものの、何度もメインに出場し成長を見せている。技のつなぎに気持ちと体の動きが上手く噛み合わない場面もあるが、技の力強さでは235を圧倒していた。最後はハム子のダイビング・ボディプレスに沈んだあかねだが、試合後は「今日、ハムさんに負けた。(でもホールでは)負けません。調子上がて来たと思うので負けません」と語り、一方の235も「先週は大畠さんと組んで勝ちました。今日はハム子さんと組んで勝ちました。後楽園ホール、私がフォールを取って勝ちます」と必勝宣言。後楽園での対戦では、ここに約1ヵ月ぶりの戦線復帰の雪妃が加わることで試合がどう動くか?雪妃と長浜の同期対決も注目される。
また、あおいが現在JWPのタッグリーグ戦で、ハム子が熱烈に慕っている春山とのタッグでブロック首位で決勝進出していることから、序盤は「春山は私のもの!」という両者の春山を巡っての譲らない攻防が見られたが、試合が進むうちに共に熱くなり、相手の事だけに集中しての攻防へと変わっていった。特にハム子は最後にあかねにプレスを放つ際、「春山!」と叫びながら決めていくなど、確実に後楽園に向けてテンションが上がっている印象を残した。あおいが「後楽園のカードも決まりましたので、22日のJWP(タッグリーグ)決勝と2日間連続でオレハピがきっちり勝って、次につなげられたらなと思っています」とあくまで春山とのタッグでの連勝を目指せば、一方のハム子は「別に春山香代子なんていらねえ。私は希月あおいからフォール取ります」と狙いをあおい一本に定めた。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○宮城もち vs 弓李×
(7分02秒 ずんだ餅クラッチ)





【第2試合】
後楽園で猫子の保持するトライアングル王座に挑むもちvs弓李のシングル対決。前回(=1.31アイスリボン625)もちが弓李に奮起を促してのシングル戦だったが、あのシングル戦がきっかけとなり、弓李のトライアングル戦での快進撃がスタートしている。開始早々セクシー・ポーズを決めて間合いを取るもちに対して、間合いを詰めての首固め、さらにネックブリーカー連打、グランドでのワキ固め、腕ひしぎと積極策に出た弓李。前回とは明らかに違う勢いと自信が感じられる先制攻撃。なんとかロープに逃れたもちだが、弓李の波状攻撃が襲い掛かる。もちにとっては苦しい展開となったが、その流れの中で、あと一歩の攻めを許さないカウンターの反撃技をきっちりと決めていくもちの上手さ。試合全体の印象は弓李が攻めるだけ攻めて、最後の最後で丸め込まれてしまった感があるが、そのフィニッシュに至る布石を、もちは要所要所できっちりと決めていた。その上でのずんだ餅クラッチ。結果的に試合を支配していたのはもちだった。「ここ最近、トライアングル3戦3勝していて、天狗になっていて、やはりシングルではまだまだなんですけど、トライアングルは得意になってきているので、絶対にベルト獲りたいと思います」と試合後の弓李。一方のもちは「天狗になっているような人は後楽園でも勝てないんじゃないかと思いました。無い頭でどうやったら勝てるか?考えて来たらいいと思います」と自信たっぷり。過去のトライアングル戦では頭脳プレーが結果につながった弓李が、念願の初タイトル挑戦に、どのような戦略を立てて挑むか、その弓李の若い勢いを試合巧者のもち、そして王者・猫子がいかにさばくか…一瞬も目が離せないトライアングル王座戦となりそうだ。

第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
△藤本つかさ&紫雷美央&つくし vs 成宮真希&世羅りさ&くるみ△
(30分00秒 時間切れ引き分け)





【第3試合】
メインはICE×∞王座戦とリボンタッグ戦の王者と挑戦者が揃い踏み。6人タッグで火花を散らした。「当初は王者組と挑戦者組に分けようかと思ったのですが、なんか自分と美央さんとつくしがしっくりいくので、この組み合わせにしました」と試合前に語っていた藤本だが、たしかに連係、息の合ったタッチプレーでは藤本、美央、つくしが上回っていた。しかし、一方の.STAP&くるみは3人が並ぶと、立ち姿だけで相手を圧倒するだけの雰囲気がある。藤本たちよりも頭ひとつ身長で上回ると同時に、パワーという点では完全に.STAP&くるみに分があり、その豪快な攻撃が再三、藤本らを追い込んでいった。序盤は1ヵ月ぶりにタッグを結成した.STAPが挑戦者チームの美央&つくしに、ダブルのカンパーナを決めれば、入場式で紫春鬼(ししゅんき)というチーム名を発表した美央&つくしは、美央がつくしを肩口に立たせて、そこからフットスタンプを決める高角度フットスタンプを世羅に叩き込み応戦。途中6選手が入り乱れての場外戦を経て、20分過ぎからは藤本とくるみが本番を思わせる熱い攻防戦を展開。藤本を紫春鬼が、くるみを.STAPがアシストする形となり、タイムアップまで一度も他の選手にタッチすることなく真っ向勝負を繰り広げた。特に最後の最後でみせたくるみのコーナートップからのダイビング・ボディプレスの2連打は豪快無比の破壊力。試合後も天を仰ぎ、なかなか立ち上がれない藤本の姿が印象に残った。結果は30分ドローながら6選手が動きっぱなしの激しい攻防戦は、1週間後の後楽園での好試合を期待させるに十分の内容だった。

試合後の6選手のコメントは以下のとおり。
世羅「30分ドロー。初めて体験した30分でした。でも今日、ほんと久々に.STAP組んで、私はこの人ともっともっと上を目指したいと改めて思いました。V10という壁は厚いかもしれないけど、それを乗り越えてこその.STAPだと思っていますので、成宮さん、これからもよろしくお願いします!まずは後楽園、V10取って、.STAPの名前を世界中に知らしめてやりましょう!」
成宮「久しぶりに道場マッチに来てみたら、来週のタイトルマッチが決まっていました。大丈夫です。いつものことです。でもたとえ自分がいないときでも、タッグパートナーの世羅が決めたことだから、なんでも受け入れるつもりです。自分の気持ちを知っている世羅が受け入れているから、自分も同じ気持ちだっていう、そんな感じです。そして、もうひとつ、自分は前回のタイトルマッチ勝利したけど、ハードコア(結果ではなく内容に納得出来ていないので)どうにか近いうちにリベンジしたいとずっと言い続けてきました。(そして)決まりました。大阪大会、ハードコアルールで、しかも.STAPでさせていただくカードは、.STAPvsヤンキー二丁拳銃。3月29日、3月ラストのアイスリボンの大会で、ハードコアで.STAPが二丁拳銃に挑みます。必ずベルトを持って大阪に乗り込んで、凄い試合。そしてあの2人から私たちは女だからとか、そういうことは関係なく、ぶつかって絶対、勝利を掴みたいと思います」
つくし「今日でつくしはプロレス人生5周年を迎えました!丈夫に生んでくれたお母さん、お父さんに感謝です。それとアイスリボン所属で良かったなって改めて思えた日でした。まずはつくしの5周年の目標はベルトを獲ること。紫春鬼でベルトを獲ることです。別に美央さんのことは好きじゃないけどね」
美央「(.STAPに)ちょっと先のことを見据えすぎじゃない?うちらが先にいるんだから。1週間後ですよ!!ちゃんと見て、我々、紫春鬼を」
くるみ「ドローという結果になってしまいました。でも自分は負けていません。後楽園まであと1週間、自分は絶対、藤本つかさからICE×∞のベルトをナッツクラッカーで獲りたいと思います」
藤本「ナッツクラッカーで獲る…だったら私はくるみに今まで出したことがないビーナスシュートでくるみから勝利をします。今まであえて、くるみにはビーナスシュートを出していませんでした。でも今回は違います。ガンガン蹴っていきますので、覚えておいてください。」

新規追加カード

アイスリボン大阪大会『大阪リボン2015』
大阪・城東区民ホール
2015年3月29日(日)
12時試合開始/11時30分開場

▼新規カード▼
ハードコアリボン 30分1本勝負
成宮真希&世羅りさvs宮本裕向&木高イサミ

[チケット料金]
最前列:完売
R S席:5000円
指定席:4000円
※各当日券は500円UPとなります。

■チケット取り扱い
・チケットぴあ Pコード:827-880
・アイスリボン大会売店
・モーニングプロダクション

3/21『アイスリボンマーチ2015』大会割引画像

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こちらの画像は、2015年3月21日アイスリボン後楽園大会『アイスリボンマーチ2015』の大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-1000円】となります。



アイスリボン後楽園ホール大会
『アイスリボンマーチ2015』
2015年3月21日(土・祝)
試合開始12:00/開場11:30


【当日券チケット料金】
最前列:完売
特別リングサイド:7000円
リングサイド:6000円
指定席A:5000円
指定席B:4000円


[会場]
後楽園ホール
東京都文京区後楽1丁目3-61

≪対戦カード≫

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
大畠美咲(WAVE・OSAKA女子)&235&長浜浩江(WAVE)
vs チェリー(ユニオン)&飯田美花(WAVE)&藤田あかね

◆第2試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負
渋谷シュウ(WAVE) vs 松本都(崖のふち)

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
中島安里紗(JWP)&星ハム子 vs 春山香代子(JWP)&希月あおい

◆第4試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
【王者】新田猫子 vs 宮城もち【挑戦者】vs 弓李【挑戦者】
※第20代王者2度目の防衛戦

◆第5試合 リボンタッグ選手権試合 20分1本勝負
【王者】成宮真希&世羅りさ vs 紫雷美央&つくし【挑戦者】
※第33代王者10度目の防衛戦

◆第6試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】藤本つかさ vs くるみ【挑戦者】
※第18代王者12度目の防衛戦

3月21日アイスリボン後楽園大会「アイスリボンマーチ2015」試合結果

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アイスリボン後楽園ホール
『アイスリボンマーチ2015』
2015年3月21日(土・祝)後楽園ホール
11時30分開場/12時試合開始
観衆 588人

第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
大畠美咲&×235&長浜浩江 vs チェリー&飯田美花&藤田あかね○
(12分31秒 エビ固め)
※みかんでポン





【第1試合】
今年初の後楽園大会のオープニングは、235とあかねが対する6人タッグ戦。ベテランのチェリーから新人の長浜までバラエティに富んだメンバーの中でも、235もあかねもしっかりと存在感をアピールする熱の入った好ファイトをみせた。味方のアシストありきとはいえ試合の流れをきっちりと読みながらテンポの良いスムーズな動きが出来ていたあたりに2人の成長が感じられた。最後も2人の攻防となり、チェリーの熟女でどーんからフィニッシュを決めたのはあかね。235を豪快に担ぎ上げ、ジャンプしながら前方に叩きつける"みかんでポン"でカウント3。あかねにとっては初の自力勝利。試合後は思わず涙ぐむシーンもみられた。

第2試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負
○渋谷シュウ vs 松本都×
(6分46秒 タイムマシーンにのって)





【第2試合】
5.3引退試合まで残り1ヵ月半を切った渋谷。アイスリボンの後楽園大会最後の対戦相手となったのは不運にも(!?)都。なぜか、共に相手のコスチュームで登場すると、マイクを手にした都の「今日は純プロレスで勝負だ!」とのアピールに渋谷も真顔でうなずく。戸惑うレフェリーを無視し、試合は都ワールドにしっかりと対応しながら、随所で細かい技を仕掛けていく渋谷と、自由気ままな試合運びの都が思った以上に手の合う攻防を展開。最後は都に対してみやここクラッチを決めた渋谷が、カウント2でキックアウトした都を間髪入れずにタイムマシーンにのってで丸め込んでの快勝。2人の戦いはこれで完全決着と思われたが…引き上げようとした渋谷に都は「私、今日が最後のシングルなんて嫌です!渋ちゃん。引退前の4月末か5月、崖のふちプロレス参戦してください!」と要求。渋谷は「お客さんを沸かせる都の気持ちはすごく勉強になりました。お願いします!」と迷うことなく快諾した。自分で再戦を申し出ておきながら「今日みたいな試合だと思っていたら、大やけどするから」と上目線の都。さらにディープな崖のふちのリングに渋谷が最初で最後の参戦を果たすことになった。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○希月あおい&春山香代子 vs 星ハム子×&中島安里紗
(14分33秒 クロスアームジャーマンスープレックスホールド)





【第3試合】
JWPのタッグトーナメントで決勝進出を果たした春山&あおい組がアイスリボンのリングに登場。対するは春山LOVEを自認するハム子とJWPのシングル王者・中島の。試合はJWP4.5後楽園大会で無差別王座を賭けて対戦する中島と春山が、真正面からぶつかり合う激しい攻防を展開。タッグ連係に於いては一歩リードする春山とあおいが息の合ったチームワークを見せ、徐々に試合の流れを掴んでいく。最後はハム子のスモーラリアットをかわしたあおいがバックに回ってのクロスアーム・スープレックスでカウント3。試合後、春山に抱きつこうとするハム子を振りほどき2人で仲良く勝ち名乗りを受けた。

第4試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
【王者】○新田猫子 vs 弓李×【挑戦者】
(8分2秒 ネ・コヒストラル)
※もうひとりは宮城もち
※第20代王者2度目の防衛に成功。





【第4試合】
トライアングル戦で3戦3勝負け知らずの勢いで、一気にベルト獲りを狙う弓李がスタートからもちを仲間に引き込み、猫子に集中攻撃を仕掛ける。さらにもちを巻き込み、猫子ともち2人を同時腕ひしぎで決めにいくなど、積極策に出るも。猫子はもちろん、もちも海千山千のトリッキーな選手だけに、徐々に2人のキャリアが弓李の流れを断ち切っていく。特にチャンピオンの猫子は挑戦者2人に攻めさせながら自身は返し技やインサイドワークで試合を進めていき、相手の隙を見つけてじわじわと追い込んでいく戦法に終始。この試合の立会人として登場した猫ひろしから事前に受けていた特訓の成果か?ダウンした2人の周りを「ニャセラ~、ニャセラ~」と軽快なダンスで回り、つられてダンスに加わったもちには、ジャンプしながらアッパー気味に突き上げる掌底打ち(昇竜拳)をヒット。最後も善戦する弓李に同じ掌底打ちを決めるとハイスピードのネ・コヒストラルで丸め込み王座防衛を果たした。


第5試合 リボンタッグ選手権試合 20分1本勝負
【王者】成宮真希&×世羅りさ vs 紫雷美央&つくし○【挑戦者】
(14分56秒 ハルカゼ)
※第33代王者10度目の防衛戦に失敗。
 紫雷美央&つくし組が第34代王者となる。








【第5試合】
大畠とのタッグでWAVE認定タッグ王座を手にした美央。引退までのカウントダウンに入りながらもベルト獲りに異常な執念を燃やし、つくしとの紫春鬼で王座防衛V10を目指す.STAPに挑んだ。タッグとしてのキャリアは.STAPが圧倒しているものの、スタートから積極的にダブルの攻撃を仕掛けていったのは紫春鬼。さらに場外戦に王者チームを誘うなど、開始早々、主導権を握った。すっかりペースを乱された.STAPは苦しい展開が続く。試合後、美央が勝因について「分断することに集中したこと」と語ったが、.STAPはこの作戦にはまってしまい、いつもの息の合った連係も見られない。過去9度、苦しい戦いの中でも、ここぞというタイミングで一気に攻め込んでいく.STAPの戦法がこの日ばかりはハマらない。一方の紫春鬼は美央がコントロールタワーとなり、つくしが水を得た魚のように躍動する。最後はそのつくしが世羅を捉えた。タイガー・スープレックスこそ、カウント2で返されたもののアシストに入った成宮のスピアをかわすと、電光石火のハルカゼで世羅からカウント3を奪取。1年間タッグ王者として君臨してきた.STAPの牙城をワンチャンスで崩してみせた。つくしの半ば強引なタッグ結成要求から1ヵ月も経たず紫春鬼がタッグの頂点へと駆け上がった。尚、敗れた.STAPは試合後、成宮がチーム解散を電撃発表。2人の今後も気になる。



〈試合後の紫春鬼〉
美央「獲った!」
つくし「獲りました!」
美央「お前、やっぱスゲーよ!ハイレベルのJKだよ!お前、強いよ!もう仲いいね?」
つくし「どうかな~」
美央「そこでツンデレ出る。そうか。私は一方的にこれで仲がもっと深まったと思うんで。私、WAVEの方でも大畠さんとタッグのベルト持っているんだ。それで引退までずっと持っておきたいですって目指す目標掲げているから。これも引退まで一緒に防衛してくれないかな?」
つくし「はい!」
美央「ありがとう!」
つくし「ああ、でもなあ…好きだけど嫌いです。つくしは大畠さんとの2人のタッグに負けたくない。私のほうが美央さん嫌いだけど、大好きな気持ちは強いです。だって、すごい強かったじゃないですか.STAP。それに勝ったんですよ。だから負けたくない。美央さん、取られたくないです」
美央「そういう気持ちを持っているんだったら、このタッグ、もっともっといいタッグになっていくと思います」
つくし「頑張ります!つくしが美央さんを引っ張っていきます。引退まで」
美央「(勝因は)分断することに集中したところかなと思います。向こうは連係がすごいっていうのがありますけど、私は(.STAPがリングの)下に落ちている間、地味にダメージ与えるようにチョーク・スリーパーしたりしていたから」
つくし「タイガー(・スープレックス)返されるとは思ってなかったです。びっくりしました。ティーンズ興行でも(世羅から)タイガーで取っているので、なんか成長しましたね、世羅個人としても」
美央「でかいから、防御力が高いよね、あいつね」
つくし「でもここで負けたらつくしじゃないし、今まで美央さんとシングルして(戦って)きたのもあるし、つくしのほうが強い気持ちだったので、勝てたんだと思います」



〈試合後の.STAP〉
成宮「10回目の防衛、成功することなく負けてしまいました。でも10回目成功しなかった時、どんな思いかなとか?勝ったときどんな思いかな?っていうのもあったんですけど、自分が予想していた以上に、紫春鬼強かったなと。強い紫春鬼と最後に戦えたのはすごく良かったです。この1年、世羅と.STAPでベルトの為にやっていて、本当にいろいろ学ぶこともあったし、良かったなと思っています。」
世羅「(しばらく下を向いたまま)…なんか、ここまで来てたのになっていう…」
成宮「でも今度の紫春鬼は防衛回数とかにこだわることなく、アイスリボンを引っ張っていってくれると思うので。そういう意味では自分たちがマッスルヴィーナスが返上したベルトを獲った事に、この1年に意味があったんじゃないかなと。アイスリボンの記録に、記憶に少しでも.STAPが残ってくれたんじゃないかなと思っています。(.STAPでのリマッチは)私はないです。すでに大阪でvs二丁拳銃でハードコアマッチ、たぶん会社もまさかうちらがベルト落とすなんて思ってなくて組まれたのかもしれないですけど、私のなかでは.STAP、それが最後だと思っています。理由は今はちょっと言えないですけど、ベルトっていうのが繋ぎ止めていた自分の思いっているのもあるし、シングルにいきたいっていうのもあるし。いろんな思いはあるんですけど、突っ走ってやり切った感はあるので。世羅はもう1人でやっていくべきだと。私が隣にいるべきではないなと思うので、今度の大阪が.STAPラストだと思っています」
世羅「(泣きながら)何も言えないです…すいません。」



第6試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】×藤本つかさ vs くるみ○【挑戦者】
(19分28秒 体固め)
※ナッツクラッカー
※第18代王者12度目の防衛に失敗。
 くるみが第19代王者となる。





【第6試合】
圧倒的なパワーを武器に次期挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いたくるみ。無事、高校にも合格し心身共に絶好調でアイスリボンの頂点に立つ藤本に相対した。昨年後半あたりからのくるみの肉体的成長はもちろん、プロレスラーとしての成長を見てきたファンにとっては、くるみが現時点での最強挑戦者であることに異論はないだろう。しかも、あおい、美央、つくしとのトーナメントを勝ち上がっての王座挑戦である。満を持してとは、まさにこの日のくるみの為にある言葉だ。特にくるみの成長ぶりを語る上で、ダイビング・ボディプレスの破壊力アップ、さらに新たなフィニッシュ・ホールドとなったナッツクラッカーをモノにしたことも外せない。ナッツクラッカーは決めれば百発百中…未だにこの技を浴びてキックアウトできた選手は皆無なのだ。
後楽園大会1週間前の道場マッチにおいて、くるみはそのナッツクラッカーで藤本を仕留めると宣言した。ナッツクラッカーへの絶対的自信がくるみ本人にもあるということだ。一方の藤本はこの発言を受けて、くるみへのフィニッシュ・ホールドとしてビーナスシュート解禁を宣言。相手の側頭部に決めるこの技を、藤本はまだ義務教育課程にあるくるみに仕掛けることをあえて避けてきた。しかし今のくるみはまだ数日は中学生とはいえ、藤本にとって、ビーナスシュートを温存して勝てる相手ではないと判断したのだろう。まさに現在進行形のアイスリボンの頂上対決が後楽園のメインを飾ることになった。
試合は19分28秒、両者が一歩も譲らない消耗戦を繰り広げていった。藤本は試合の中でビーナスシュートに3度トライしている。1度目はかわされ、2度目はコーナーに上がった時点で阻止された。さらに3度目のビーナスシュートはダブルスレッジハンマーで豪快に叩き落とされてしまった。試合後、藤本が「中3とは思えない。怪物です」と苦笑いを浮かべていたが、くるみのパワーとその爆発力はまさにモンスター級。これまで様々なタイプの選手を相手に王座を11度防衛してきた絶対王者でさえも、そのモンスター・パワーを打ち砕く活路を見出せなかった。しかも最後は予告どおりのナッツクラッカー。わかっていながらもかわすことも返すこともできず、藤本はくるみの下でカウント3を聞いた。アイスリボンにとって、今年初の後楽園大会はタッグ王座に続き、シングル王座も移動するという衝撃的なエンディング。春の訪れとともに、アイスリボンは新たなステージを迎えることになった。







〈試合後のリング上〉
くるみ「勝ちました!絶対王者と言われていた藤本さんから、このベルトを獲ることができました。つっかさんにはいろいろ迷惑を掛けて心配させて、すごいお母さんみたいな存在です。そして今日は(中学の)先生と友だちが観に来てくれました。先生にたくさん迷惑掛けてきたけど、これで恩返しができたなと思います。ありがとうございました。(コーナーに腰を下ろしている藤本に)つっかさん、今まで迷惑掛けてごめんなさい。高校生になったら、もっとしっかりします。これからもよろしくお願いします」
藤本「(マイクを持って、くるみに歩み寄り)お母さんか…なんか複雑です。今日、試合に負けてすごく悔しいです。でもちょっとだけ嬉しいです。くるみ、強くなったねえ。そしてデカくなった。でも大丈夫です。自分はまだまだベルトはなくなったけど積み上げてきたものはゼロではなくなったから、これからも11回の防衛を誇りに思って、女子プロレス界を引っ張っていきたいなと思います。ありがとうございました。あ、でもちょっと待って!もう1回、ベルトに触らせて!(とくるみに接近)」
くるみ「つっかさん、往生際が悪いです。次、このベルトに触るときは、自分に挑戦するときです。なので、帰ってください(ここでつくしがリングイン)」
つくし「くるみがICE×∞のベルトを獲ったら、次、つくしとタイトルマッチしたいって言っていたよね。今の試合を観て、自分も挑戦したい。3.29大阪リボン、タイトルマッチどうですか?」
くるみ「お願いします」
3.29大阪リボンでのくるみvsつくしのICEx∞選手権試合が決定した。



〈試合後のくるみ〉
「つっかさんから勝つことができました。やっぱり絶対王者と言われてきたので、その人に挑戦するっていうのはすごい不安もあったんですけど、最後は勝てて、本当に嬉しいです。みんなに恩返しができたんじゃないかなって思っています。今日、先生と友だちが来てくれて、学校ではだらだらしていて、みんなにかっこいい姿とか全然見せられなかったので、昨日卒業式終わって、今日かっこいい姿を見せてあげられたので、自分のなかでは一生の思い出です。(みんなへ掛けてきた迷惑は)授業中に寝ていたりとか、授業中にダラダラしていたり、友だちとはしゃぎまくってすごい怒られたり、宿題出さなくて怒られたり、そういう迷惑をたくさん掛けてきました。(キッズレスラー卒業は)小学校5年生でデビューしてから、ずっとキッズレスラーで。中学生になってからすごいどんどんでっかくなっていって。でもまだ中学生だからキッズレスラー扱いされていたけど、周りから"中学生でプロレスやっているの?"って、すごく言われていたことに対してはすごい悔しかったので。卒業した今、ちゃんとした立派なレスラーになって、そうやって言っていた人たちを見返せるように頑張りたいです。(次のつくし戦は)前回の道場マッチで、自分がベルトを獲ったら、つくしと大阪で試合がしたいって言っていてそれを実現させたくて。前に後楽園のメインで、つくしがチャンピオンで、自分が挑戦者として試合をして、その日のエンディングのマイクで自分は、いつかはくるみ対つくしとしてやりたいって言っていたので、それが実現できるのは嬉しいです。(今後は)自分が新しく明るいを未来を見せていって、自分が団体の顔になりたいと思っています。」



〈試合後の藤本〉
「負けました。さっきも言ったんですけど、負けてすごく悔しいんですけど、その中にちょっとだけ嬉しさがあったなと思いました。それはくるみが練習生になるときから知っていて。こうやってメインでタイトルマッチが出来て、成長を直に感じて、初めて負けたっていう、その過程を全部自分が知っていたからだと思います。もちろん勝負なので悔しいし、ベルトがないっていう状況はずっと一緒にいたものがいなくなった感じがしてすごく寂しいんですけど。でもそれだけくるみが成長したってことなので、失ったものもあったけど得たものもあったなって思います。今回、(ライターの)須山さんから"『くちびるに歌を』っていう映画を観たほうがいいよ"って言われて、観に行ったんです。それが15歳の子供たちが泣いたり、笑ったり、学校生活を通じて、合唱を通じての葛藤を描いてる物語だったんですけど、その内容がくるみに思えて、プロレスを通じて今までの葛藤を描いているようだなって思ったんです。くるみ自身もキッズレスラーっていう枠ですごく悩んだり、悔しいこととかもあったと思うんですけど、今回、私からベルトを獲ったっていうことで、すごい誇りに思ってほしいなって思います。私はまだ全然、諦めてないので。また挑戦することもありますし今まで積み上げてきたものはゼロになるわけではないので。そこから上がった土台から更に上がりたいなと思います。全然、前向きなので心配しないでください。(くるみの印象は)今までは手の取り合いとか、リストロックとかも簡単にできたんですけど、パワーで押し切られる。どうしても体格にはかなわないですね。中3には思えない怪物です(笑)。これを機に優華、弓李、くるみ、つくしに15年後の手紙を書かせようと思っています。15年後にそれを読んで、それがひとつのプロレス界の物語になれば面白いなって思いました。(くるみには)私から獲ったっていうことを誇りに思ってほしいです。今まで防衛してきた11人の選手の顔を思い浮かべてほしいですし、くるみには長期政権を経て、また私が獲り返せたらなって思います。本当にあのベルトに触るときはくるみに挑戦して勝った時だと思っているので、これからセコンドについたとしても触らないです。私がベルトを獲ったら触ります」

3/29『大阪リボン2015』大会割引画像

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こちらの画像は、2015年3月29日アイスリボン大阪大会『大阪リボン2015』の大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。



アイスリボン大阪大会
『大阪リボン2015』
2015年3月29日(日)
12時試合開始/11時30分開場

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
235 vs 藤田あかね

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
希月あおい vs 弓李

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
松山勘十郎(松山座)&新田猫子 vs 松山かずのすけ(松山座)& 松本都(崖のふち)

◆第4試合 ハードコアリボン30分1本勝負
世羅りさ&成宮真希 vs 宮本裕向(666)&木高イサミ(ユニオン)

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
藤本つかさ&紫雷美央 vs 星ハム子&宮城もち

◆第6試合 ICEx∞選手権試合30分1本勝負
くるみ vs つくし
※第19代王者初防衛戦。

[会場]
大阪・城東区民ホール
〒536-0005
大阪府大阪市城東区中央1丁目3-6

[チケット料金]
最前列:完売
R S席:5000円
指定席:4000円
※各当日券は500円UPとなります。

3月28日アイスリボン道場マッチ636試合結果

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アイスリボン636「希月あおい生誕祭」
2015年3月28日(土) 会場アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時20分開場
観衆126人(超満員札止め)


オープニング
この日はあおいの生誕祭として行われた。前説MCもあおい。歌いながらリングに立ったあおいは、間奏の間に対戦カードと見どころを伝え、暴走することなくきっちりと前説を務めた。






第1ハッピー シングルマッチ10分1本勝負
○くるみ vs 藤田あかね×
(7分25秒 片エビ固め )
※ナッツドライバー






3.21後楽園大会でICE×∞新王者となったくるみが、あおい生誕祭のオープニングマッチに登場。新王者に挑むのは同じ後楽園大会で悲願の自力初勝利をモノにしたあかね。あおいが今最も注目している若手として抜擢を受けた。あおいの期待に応えるかのように、スタートからくるみ相手に真正面からパワーで挑んだあかねは、これまでなら気持ちの折れそうなくるみの猛攻にも耐え抜き、きっちりと反撃を仕掛けていく。初勝利を挙げたことがあかねを精神的にも一回り成長させた。一方、新王者のくるみは春休み限定という赤く染めた髪で登場。あかねの攻撃を正面から受けながら、要所要所で反撃に出ると、最後はあかねをタックルで吹っ飛ばし回転式サイドバスターからナッツドライバーにつないでのフォール勝ち。チャンピオンらしい相手の攻撃をすべて受け止めた上での横綱相撲だった。

第2ハッピー あおいなりきりマッチ15分1本勝負
○つくし&弓李 vs 宮城もち&235
(10分48秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディープレス





生誕祭恒例のなりきりマッチ。出場4選手があおいのコスチュームを着用し、特別レフェリーのあおいが認めたあおいの技でのカバーのみフォール・カウントが入るフィニッシュ・ホールド限定マッチでもある。開始直後は4選手がおあいを急襲し、連続の串刺し攻撃でアイスリボン流のご祝儀をプレゼント。手荒い祝福を受けたあおいは、自らもちをスラムに取り、つくし&弓李と共に青春ピラミッド。更に235にセントーンを決めると、自らカバーに入るが、つくしに指摘されてレフェリーに"復帰"。ようやく試合がスタートした。もちがコーナーでのチョップ連打、モンゴリアンチョップ、ジャンピング・ラリアットを決めれば、235がエレベーター式モンゴリアンチョップ、セントーン(2回自爆した後に決める)を披露。弓李がジャイアントバックブリーカーからのリバースバスターを鮮やかに決めるなどレフェリーのあおいも選手のムーブに感嘆の声を挙げるシーンが見られた。そして最後はつくし。自身の技であるコーナートップからのダイビング・フットスタンプをもちに決めると、間髪入れずにコーナーに上がり、完コピの旋回式ダイビング・ボディプレス。文句なしのあおいのフィニッシュホールドが決まりカウント3を奪って快勝。


第3ハッピー シングル マッチ時間無制限1本勝負
×プロレスでハッピー塾1号生筆頭・ハッピー仮面 vs 松本都○
(13分48秒 片エビ固め )
※マンマミーヤ





プロレスでハッピー塾1号生筆頭の触れ込みで登場した緑のマスクと緑のマント姿のハッピー仮面。セコンド役のハッピー仮面3号を引きつれリングに立った。都の攻撃にいちいちリアクション代わりのポーズを決めたり、都を抱えコーナーに上げると、その体勢から都にスイング式DDTを決めさせるなど、そのムーブは不可解。さらに場外戦では男性客を巻き込んでの欠場プロレスの流れを汲んだ寸劇、リングに椅子を持ち込んでの「朝までテレビ」テイストのトークコーナーもありと、思わず淳一レフェリーが都に「これ、崖のふちじゃないよね?」と確認する程のカオスな展開が続いた。練習用マットの上に投げ捨てパワーボムを決め、フィニッシュをアピールするハッピー仮面だが、マットの上に落とされた都にダメージはなし。逆に都のレインメーカー、シャイニングウィザード、フィニッシュはマンマミーヤと都のフルコースを浴びてのフォール負け。快心の勝利に大喜びの都。ハッピー仮面のハッピーは、どうやら対戦相手をハッピーにすることだったようだ。そして試合後、都にマスクを奪われたハッピー仮面。マイクを手にし、素顔を見せるとその正体は元タイガースマスクの丸山敦。「正体がばれてしまった以上、もうここにはいられない」と肩を落としてリングを後にした。


第4ハッピー  タッグマッチ20分1本勝負
○希月あおい&藤本つかさ vs 真琴&成宮真希×
(13分38秒 クロスアームジャーマンスープレックスホールド )





あおいにとって、真琴は初めてできた後輩として思い入れの強い選手。今回のメモリアルマッチの相手として、あおい自身がオファーを出した。真琴の道場マッチ参戦は昨年9.24アイスリボン591以来の半年ぶり。あおいとの対戦は、一昨年7.14新宿FACEでのシングルマッチ以来の1年8カ月ぶりとなる。先発に出たあおいと真琴はお互いに「久しぶり!」「元気だった?」と叫びながらエルボーの打ち合いを展開。勢いに乗るあおいが真琴、成宮、味方の藤本もスラムに決め、3人を踏みつけての青春ピラミッドを決めるも、直後、成宮と真琴に捕まり、エプロンに張り付けにされての"歳の数だけ"水平チョップを2人から交互に浴び、さらに「来年の分!」と藤本からもチョップを浴びてしまう。試合中盤はあおいから指名を受けての参戦となった真琴が好ファイトを展開。成宮のギロチンドロップとフットスタンプの合体攻撃を藤本に決め、あおいにはスピア、グランドでのアームブリーカー、そしてダブルアーム・スープレックス・ホールドと一気に勝負を仕掛けていく。しかし自身の主役興行で負けるわけにはいかないあおいは真琴の猛攻をしのぐと、成宮の追撃にも耐え、成宮にジャンピング・ラリアット、ダブルリスト・アームサルト、旋回式ダイビングボディプレス、ジャーマン・スープレックスと畳み掛け、フィニッシュはクロスアーム・スープレックス・ホールド。メインハッピーをきっちりと締めてみせた。



試合後、真琴からプレゼントをもらったあおいは大喜びでそのプレゼントを開けるが、中から出てきたのは、何やらREINAで見覚えのあるマスク。「希月さんに似合うと思って…。」との真琴の言葉を受けて、「可愛い~!かぶってもいい?」とノリノリのあおいは、マスクをつけてハイテンション。そこで真琴が「もうひとつプレゼントがあるんですけど、そちらを被って、4月5日のREINA新木場大会に出てください。3代目バリカタ・コッテリーヌさんです」とあおいにバリカタ・コッテリーヌとしての試合出場を要請した。真琴の誘いにあおいは「マスク被っちゃったし、みんなに似合っているって言われたから、4月5日、出てやるよ!」と迷うことなく出場を了承。4.5REINA新木場で松山勘十郎、渋谷シュウ(=2代目バリカタ・コッテイr-ヌ)との3WAYに臨むことになった。





エンディング
試合を終えたあおいは「着替えてくるから」とマイクを藤本に渡して控室へ。つなぎを頼まれた藤本は翌日の大阪大会のメインとなるICE×∞王座戦出場のくるみとつくしをリングに上げ、試合への抱負を聞くと、藤本自身の注目カードとして、第1試合でシングル初対決を行うあかねと235にもインタビュー。更に松本都が次回4.27崖のふちプロレスのPR。最後に真琴を呼び込み、あおいへのどっきりを打ち合わせ。最後の円陣の際に真琴が倒れ、それを藤本が介抱しながら、あおいを動揺させるという作戦を決めたところで、あおいが登場。「26歳までプロレスを続けてこられたのはファンの皆さんのおかげです」と語ると、感謝の思いを込めて、1曲歌うと最後の円陣へ。「プロレスでスーパーハッピー!希月あおい!」のこの日限定の掛け声の後、予定通り真琴がうずくまる。駆け寄り介抱する藤本。困惑気にそれを覗き込んだあおいだったが、なんとマットを叩き、その場でフォールカウント。思わず2カウントで真琴がキックアウト。あおいの機転の良さが真琴を救うというアドリブに、仕掛けた藤本と真琴も思わず笑顔。まさにスーパーハッピーメーカーの本領発揮。しかし直後に雪妃がバースデーケーキを持って入場するとドッキリでは見せなかったあおいの涙が…。最後はもう一度、円陣を組んでの締めで大会終了。まさに笑いあり、涙あり!試合を含めて、あおいワールド全開の希月あおい26歳の生誕祭となった。

また、本日の観客が126人で、3月の道場マッチ平均来場者数が108.25人となり、先月の平均106人を越え、3ヶ月連続の道場マッチ観客動員数記録の更新となった。











3月29日アイスリボン大阪大会『大阪リボン2015』試合結果

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アイスリボン大阪大会『大阪リボン2015』
2015年3月29日(日)大阪・城東区民ホール
12時試合開始/11時30分開場
観衆 298人


第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
×235 vs 藤田あかね◯
(4分58秒 みかんでポン)

第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
◯希月あおい vs 弓李×
(10分28秒 体固め)
※旋回式ダイビングボディプレス

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
松山勘十郎(松山座)&◯新田猫猫子 vs 松山かずのすけ(松山座)& 松本都(崖のふち)×
(11分11秒 片エビ固め)
※キャット空中ニャン回転

第4試合 ハードコアリボン30分1本勝負
世羅りさ&×成宮真希 vs 宮本裕向(666)◯&木高イサミ(ユニオン)
(12分00秒 片エビ固め)
※ファイヤーサンダー

第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
藤本つかさ&×紫雷美央 vs 星ハム子◯&宮城もち
(13分30秒 女の執念)

第6試合 ICEx∞選手権試合30分1本勝負
◯くるみ vs つくし×
(13分51秒 片エビ固め)
※ナッツクラッカー
※第19代王者初防衛に成功。


4月8日アイスリボン道場マッチ639「くるみ生誕祭」試合結果

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アイスリボン639「くるみ生誕祭」
2015年4月8日(水) アイスリボン道場
19時30分開始/19時00分開場
観衆 92人

オープニング
くるみが1人で登場し、各試合の見所等を説明し大会スタート


第1試合 くるみなりきりマッチ10分1本勝負
△紫雷美央 vs 宮城もち△
(時間切れ引き分け)
※くるみコスチューム着用&くるみの技でのみフォールが認められる。

くるみの1つ前のコスチュームを着用したもち。小学生時代のコスチュームを着用した美央。
両選手ともくるみの持ち技に苦労し時間切れ。


第2試合 国旗当てクイズマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&○235 vs 松本都&世羅りさ×
(14分03秒 チャド共和国)
変形オクラホマロール
※ツーカウント取って国旗クイズ正解で勝利となる。

次々と各選手が回答権を得るも国旗当てに正解できず、時間切れ寸前までもつれるも
偶然、「wikiで235で検索すると出てくるから知っていた」と国際電話番号235のチャド共和国を知っていた235が勝利した。


第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○希月あおい vs 藤田あかね×
(7分52秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス



第4試合 くるみドリームマッチ20分1本勝負
○くるみ&石井慧介(DDT) vs 星ハム子×&入江茂弘(DDT)
(16分32秒 片エビ固め)
※ナッツクラッカー

高校生になり、20時以降の試合に出場可能となったくるみが、平日初メイン。
アイスリボンからのプレゼントとして、大好きなDDTのチームドリフとのタッグマッチとなった。
くるみが指名し、くるみvs入江からスタート
タックル合戦を制した入江の容赦無い攻撃がくるみに襲いかかる。
変わったハム子とアイスリボン初参戦の石井。石井はハム子のセクシー攻撃に戸惑いつつも
4人が入り乱れての激しい攻防の中、最後は本日の主役くるみがナッツクラッカーでハム子から勝利した。

試合後マイクを手にした入江が「本当は高尾君が参戦予定だったのに、怪我で欠場となってしまって申し訳ない。
なので、誕生日プレゼントを持ってきました」とサプライズで高尾選手がケーキを持って入場。

くるみが感謝を延べマイクをとり「自分はキッズレスラーを卒業し、リングネームを”くるみ”(の音)を残しながら
新しいものにしたいと思っています。5月4日には改名したいと思います。皆さんのアイデアを募集します」とリンクネーム改名すること発表し大会を締めた。

4月11日アイスリボン道場マッチ640「都&235合同生誕祭」試合結果

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アイスリボン640「都&235合同生誕祭」
2015年4月11日(土) 会場 アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時半開場
観衆145人(超満員札止)





オープニング
この日の道場マッチは都のリアル誕生日、3日後の4月14日が235の誕生日という事から2人の合同生誕祭として開催された。オープニング前、吉野レフェリーの「これより松本都の緊急記者会見を行います」のアナウンスを受け、神妙な顔つきの都がリングに登場。マイクを手にした都は、「本日は蕨という辺鄙なところまで、こんなにたくさんのご来場、本当にありがとうございます。この場をお借りしまして緊急公開重大記者会見を行わせていただけたらと思います」と前置きした後「私、松本都は本日、2015年4月11日の誕生日をもちまして年齢を非公開とさせて頂くことをここに発表させていただきます。以上で本日の記者会見を終了させていただきます」と語り、会場中から大きなどよめきと失笑を受けた。客席からの「なぜ今さら非公開に?」の質問にも「人間、いつでも思い立った日が吉日といいますので、その質問は愚問だと思います」と平然と切り返し会見を終わらせた。そしてオープニングでは都と235の2人が前説を務め、都の所属するブラックDPGによるミニライブも行われた。また入場式で「今日で28歳なので、美央さんとの試合は15分1本勝負ではなく28分1本勝負にしてほしい」と235がリクエストすると、藤本が「じゃあ、メインの都の試合は30歳(非公開)ということで、30分1本勝負!」とし2試合の試合時間が変更になった。



第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○弓李 vs 藤田あかね×
(6分47秒 スモールパッケージホールド)





3.29大阪リボンでシングル初勝利を飾り評価が上り調子のあかね。この日の対戦相手の弓李は2013年デビュー同期のシングル初対決。弓李も3.21後楽園大会では敗れはしたもののタイトルに初挑戦など成長を見せている。序盤は勢いに乗るあかねがが主導権を握りながら試合を進めていく。途中、弓李も相手の腕と首を巻き込みながら絞り上げるオリジナルの関節技を決めるなど要所で反撃に出るが、フライングボディアタックをがっちりとキャッチされ、膝へのバックブリーカーで切り返されるなど、あかねのパワーに苦しい展開が続く。勝負に出たあかねは腕巻き込み式ラクダ固め、アバランシュホールドを決めると、みかんでポンを狙って、弓李を持ち上げにいくが、ここで弓李が切り返しのエビ固めで応戦。カウント2でキックアウトしたあかねだが、弓李はあかねが体勢を整える前に、スモールパッケージホールドで丸め込みカウント3。勝利目前のあかねにとっては最後の詰めで逆転負け…一方、まさに柔よく剛を制す鮮やかなフォール勝ちを飾った弓李は快心の笑顔を見せた。

第2試合 なりきりタッグマッチ15分1本勝負
4vs1のハンディキャップマッチ
○希月あおい&つくし&宮城もち&くるみ vs 世羅りさ×
(13分25秒 みやここクラッチ)
※ノータッチルール採用






誕生日恒例のなりきりマッチは、都チーム、235チームに分かれての一戦。出場選手は発表されていたものの、誰がどちらのチームかは未発表のまま、選手入場へ。まずは235と同期の世羅が235のコスチュームでリングイン。ところが以降、出てくる選手は全員が都のコスチューム…思わず特別レフェリーの都にクレームをつける世羅だが、考えてみれば、235のコスチュームは今のコスチュームが2パターン目であり、過去のコスチュームはひとつしかない。それを世羅が着てしまえば残りの選手は必然的に都のコスチュームとなる。試合は1対4のハンディ戦となってしまった。スタートこそ"本物"の都が都になり切った4選手に襲われ、世羅も加わっての手荒い誕生祝い攻撃を浴びたものの、世羅も4選手相手では分が悪い。しかも相手はコスチュームがはち切れそうなヘビー級のくるみ、もち、そしてスピーディな攻撃を仕掛けてくるつくし、さらにはトリッキーな動きのあおいと、持ち味の違う選手が代わる代わる襲い掛かってくるのだからたまらない。レフェリー都本人の都チーム寄りのレフェリングもあり、必死の粘りをみせた世羅だが、最後はあおいのみやここクラッチを4人がかりで固められてのフォール負け。


第3試合 実は同級生対決28分1本勝負
ランバージャックルール採用
×235 vs 紫雷美央○
(11分39秒 片エビ固め)
※バズソーキック







235のセコンドには魔界錬闘界の仲間たちがつくことになったが、試合前のレフェリー・チェックで魔界軍もリングイン。さらには「私たちも戦いたい!」とレフェリーに詰め寄る。もちろん素人を戦わせるわけにはいかないため、試合をランバージャック・ルールに変更。練習用のグルーブを魔界軍に着用させ、リング下に落ちた選手をボコることを許可した。なぜか美央のセコンドのつくし、くるみらも美央に対して、容赦なく殴ることを宣言。美央にとってはセコンドが全員敵という状況でのランバージャック戦となってしまった。スタートの力比べから235を圧倒する美央だが、セコンドからの強烈なブーイングを浴びてしまう。さらにタランチュラを決めたものの、ブレイクの際、そのまま場外に落とされ待ち構えていたセコンド陣、さらにメインを控えた藤本も飛び入り参加してのボコボコ攻撃を受ける美央。一方の235が落ちた際は誰も手を出すことなく、むしろ235を介抱しながらリングに戻す始末。すっかり"精神的"に追い込まれた美央にフライングボディアタック、スイング式DDT、ダイビングボディアタック、スクールボーイ2乗、低空ブレーンバスター固めと、一気に勝負に出た235だが、なんとか逃れた美央はダブルアーム・フェイスバスター、紫閃光からカバーに入る。ここで235も必死の粘りをみせ反撃を狙ってコーナーに上がる。しかし逆に美央に捕まり、雪崩式ブレーンバスターを浴びると、最後は狙いすましたバズソーキック。セコンド陣の大声援も届かず、235がフォール負けを喫してしまった。


第4試合 30代タッグマッチ30分1本勝負
○松本都&藤本つかさ vs 新田猫子&星ハム子×
(12分44秒  片エビ固め)
※マンマミーヤZ





藤本との同期タッグでメインに登場した都。先に入場した藤本は「都30歳おめでとう!」の手製プラカードを持って現れるが、後から入ってきた都はそのプラカードをへし折り必死の抵抗。全員が30代タッグマッチと銘打たれての一戦ということもあり、都の年齢非公開もほとんど意味のないまま、試合がスタート。ハム子、猫子の試合巧者コンビの狙いはもちろん都。早いタッチワークで都に仕掛けていくが、パートナーの藤本のフォローを受けながら、この攻撃に耐え抜いた都は、藤本とのダブルマンマミーヤこそハム子の剣山にガードされたものの、コーナーでの卍固め、藤本のサッカーキックとシャイニングウイザードの合体攻撃、マンマミーヤを決める健闘。最後は藤本のビーナスシュートのアシストもあり、ハム子にマンマミーヤZを決めてのフォール勝ち。ひとつの節目となる30歳(非公開)の誕生日を勝利で飾ってみせた。


試合を終えた都はセコンドの選手からケーキのクリームに見立てた泡を顔面に浴びると、後から入ってきた235にも"おすそ分け"。顔面を泡まみれにした主役2人は「最後のこんなプレゼントを頂いて、嬉しいやら腹立つやら。でも結果オーライで楽しかったです」(235)「生誕祭、非公開にしての1戦目。無事マンマミーヤZで勝利を収めることができて、とってもとってもとってもとっても、今までで一番。誕生日の思い出と言えばDJニラさんとここでシングルをしたぐらいしかなかったんですけど、それを更新して、今日はすごくいい日になりました!自分からプロレスを取ったら、ただのちょっとかわいい女になっちゃうので、これからもプロレス、本当にありがとう、アイスリボン、みんな本当にありがとうっていう気持ちです」(都)と語り、最後の円陣も「アラサーでハッピー!みやこことふみここ!」で締めた。





4月18日アイスリボン道場マッチ641試合結果

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アイスリボン641
2015年4月18日(土) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 107人(満員)







前説が行われる前に藤本が入場し、現在欠場中の優華を呼び込んだ。マイクを手にした優華は「自分から皆様にご報告させて頂きたいことがあります。自分はプロレスが大好きです。欠場している間、目をつぶるとプロレスをしていて、頭の中で練習していたり、いろいろな試合をしている場面が思い浮かびます。プロレスできない現実がとても辛くて、両親に自分の気持ちを伝えました。告げられたことはプロレスか学校のどちらか1つを選択しなさいと言われました。自分はプロレスも学校も大好きです。ですが自分はプロレスを続けていくという道を選び学校を退学しました。お父さんはプロレスを選んだのなら“ずっと続けなさい”と言ってくれました。自分はプロレスに就職します。今は毎日練習をして早く復帰できるように鍛えています。皆様にご迷惑とご心配をかけてしまいすみません。これからも宜しくお願いします」と学校を退学し、プロレスに専念することを明かした。しかし優華がプロレスを選択し退学したことを事後報告として受けた藤本は「事前に聞いていたら、反対していた」としながらも「やるからにはトップを狙ってほしいと思います。そして、ひとつ約束をしたんですけど、優華とは高校の通信に通う約束をしました。9月からになってしまうのですが高校卒業の資格だけは取るという約束をしたので頑張ってください。これからは社会人ということになるので、自立しなければいけないんですけど、まだ未成年なのでそういう精神的な部分は会社がフォローしてこれからはプロレス専業としてやっていきますので宜しくお願いします」と優華のバックアップを宣言し25日の道場マッチで、まずエキシビションマッチを行い、5月4日の横浜への試合出場をマストとしたうえで、その対戦カードを藤本vs優華のシングルマッチと発表。一瞬悲鳴を上げた優華だが「ほんとですか…頑張ります。」と改めて復帰への決意を語った。



また、新しい練習生の長崎も紹介された。現在19歳で、その名前通り長崎出身の長崎は、新日本プロレスを観てプロレスラーに憧れ、アイスリボンの門を叩いたという。「何を教えても吸収が早い」と評した藤本に対して、前説として優華に代わってリングインしたあおいは「九州だけに吸収が早い!」と切り返し、緊張して強張っていた長崎を笑わせた。

習生名:長崎(仮)
生年月日:1995年10月30日
出身:長崎県
慎重:156cm
体重:53kg
血液型:0型

人物紹介: 長崎県出身、4人姉妹の3人目。県立としては長崎県一の難関進学校に通うも学校があわず3年次に通信制高校に転校 中学時代にテレビで見た新日本プロレスに興味を持って、昨年末にアイスリボンに短期合宿を行い(学校に於いては就職の研修扱い) この春の卒業式を終え上京。正式にアイスリボンに入団

第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯藤本つかさ vs 藤田あかね×
(8分34秒 片エビ固め)
※ミサイルキック





昨年7.19アイスリボン575以来、藤本との2度目のシングル戦に挑んだあかね。前回は長期欠場からの復帰直後、デビューから数えて9戦目ということもあり、藤本が横綱相撲を展開。あかねの技を正面から受けきっちりと勝利を飾った。見た目にはあかねが善戦した印象は残ったが、それはあくまで藤本の手のひらでのことだった。あれから9ヵ月。この日の藤本はスタートから主導権を握ると、矢継ぎ早に攻撃を仕掛けていった。防戦一方となったあかね。途中青息吐息となり、藤本から「立て!」と檄を飛ばされるシーンも見られた。これは決して藤本が一方的に勝ちを狙いに行ったというわけではない。むしろ藤本があかねの成長を認めたからこその非情な攻めでもあった。反撃してこなければ、一気に叩き潰す。それを藤本にさせないためには、あかねが藤本の攻めをかいくぐり、なんとか自分のペースに持ち込まなければいけない。前回とはワンランク上の試練があかねに課せられた。そしてあかねはその藤本の思いに応え、藤本のミサイルキックをかわすと、藤本を抱え上げての水車落とし、さらにアバランシュホールドと反撃をみせた。最後は藤本の2度目のミサイルキックにフォール負けを喫したが、あかねの精神的な強さ、成長が垣間見れた一戦だった。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
◯松本都(崖のふち) vs 235×
(4分48秒 片エビ固め)
※シャイニング・ウィザード





1週間前に合同生誕祭を行ったばかりの都と235によるシングル戦。試合は終始、都の崖のふちスタイルに支配されたが、その中で235は都のY字バランスでの“ヤーッ!”を決めてみせるなど、最近得意とする相手選手の決めポーズ攻撃(!?)をこの日も披露。さらにクロスボディアタック、ダイビングボディアタック、スクールボーイ2乗も繰り出した235だが、最後は都のシャイニングウイザードにフォールを奪われた。試合後「また機会が合ったら、ぜひ。次はヤーッもやって勝ちたいです」と語る235に「235はヤーヤーッとか簡単そうに言うけど、あれで私はこの6年半、プロレスで生き抜いてきてますから。そんな甘いもんじゃないんですよ。でもマンマつっかよりは良くできていたんじゃないかなと思います」となぜか変な説得力のある“ヤーッ”ポーズへのこだわりを語る都だった。

第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
くるみ&×新田猫子 vs 希月あおい&弓李◯
(13分02秒 スモールパッケージホールド)





3.21後楽園でトライアングルリボン王座に初挑戦するも猫子に敗れた弓李。そしてベルト獲りを宣言しながらも4選手参加のICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメントで現王者のくるみに1回戦敗退を喫したあおい。その2人がタッグを結成した。しかも相手は2人を破ったくるみ&猫子のチャンピオンコンビ。巻き返しに燃えるあおいと弓李はスタートからエンジン全開でチャンピオンコンビに挑んでいった。試合は必然的にくるみvsあおい、猫子vs弓李の流れになっていく。あおい&弓李はあおいがうまく弓李をフォローしながら、試合を進めていくが、一方のチャンピオンコンビは、くるみが猫子のプレス攻撃に合わせて、ボディプレスを決めるのだが、相手選手にダメージは与えるものの、それと同時に猫子にもくるみの重みが加わり、逆に猫子の動きが止まってしまうという大きな誤算を生んでしまった。そこをうまく衝いたあおい&弓李は、ダメージの残る猫子に照準を絞り好連係から、最後は弓李が執念の丸め込みを決め猫子からの初フォールを奪取した。 試合後の座談会においても「勝ちましたーっ!自分はトライアングルのベルトをあきらめていません。横浜でベルトに挑戦したいです」と猫子への再挑戦を申し出た弓李。猫子もこれを快諾し、5.4横浜での弓李の王座連続挑戦が決定した。「後楽園の反省を活かして横浜で獲りたいと思います」と語った弓李は、さらに「あともうひとつ。25日の優華のエキシビション、自分が相手をやりたいです。自分、優華のデビュー戦の相手だったんです。優華は自分の復帰戦の相手だったんです。だったら、今度はこっちから受けて立とうかなみたいな」と語り、藤本がこれを承諾。優華の再スタートの相手が同期で同級生の弓李に決まった。 また勝敗には関わらなかったものの、圧倒的なパワーを存分に示したくるみは「今、自分、高校でもすごいやる気なんですよ。自分、生徒会に立候補したんです。立候補して、まだ選挙やってなくて、立候補しただけなんですけど、やる気なんです。プロレスでもずっとやる気だし、横浜でも4日の初日、自分が絶対にベルトを守りたいと思います」とICE王座2度目の防衛戦への思いを語ると、あおいからは「今年の目標であるベルトを巻いて、チャンピオンになるっていうことを、私はあきらめていません。ネバーギブアップ精神で頑張っています。(トーナメントでの借りのある)くるみがしっかり防衛してくれることを私は願っています。」と意味深なエールが送られた。

第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
つくし&×世羅りさ vs 星ハム子&宮城もち◯
(14分28秒 片エビ固め)
※雪崩式メタボリックサンド





3.29大阪リボンで現タッグ王者の美央からフォール勝ちを飾りリボンタッグへの挑戦を表明し、早々に6.24後楽園でのタイトル戦を決めたらぶりー・ぶっちゃーずが、つくしとの前哨戦に臨んだ。しかし、ここでぶっちゃーずはスタートこそつくしを急襲したものの、試合が進むにつれて、つくし一本にターゲットを絞らず、世羅に対して集中攻撃を浴びせていった。なんとか流れを変えたいつくしは必死に世羅をフォローするが、連係、タッチワークで勝るぶっちゃーずは自分たちのペースを崩すことなく試合を進めていく。最後もつくしをダブルのバックドロップに決めたうえで、世羅を捉えると、もちが雪崩式メタボリックサンドで豪快にマットに叩きつけてのフォール勝ち。試合後、悔しがるつくしの前でベルトを巻くポーズをみせるハム子。タッグチームとしてキャリア、実績で紫春鬼を圧倒するらぶりー・ぶっちゃーずだけに、約2ヵ月後のタイトル戦まで、じわじわと王者チームを追い込んでいきそうだ。 そして試合後の座談会。まずマイクを持ったのは世羅「声が治ったと思ったら、このざまですよ。でも試合が終わっても声が出せる幸福を今、すごく感じています。(ぶっちゃーずに向かって)いやぁ~セクシー?大人の魅力?そんなの知らないですけどね。世羅はねえ、自他ともに認めるロリコンなんですよ!大人の魅力なんて、クソ食らえですよ!セクシーなんて、クソ食らえですよ!」と一気にまくし立てた。突然のカミングアウトにざわつく客席。そしてティーンズの選手を世羅からカバーする他の選手たち。微妙な空気に「あれ?ですよね、つくしさん?あれ?覚えとけよ!」と世羅。.STAP解散後遺症か…世羅の暴走ぶり(!?)には一抹の不安が残るが。続いてマイクを手にしたつくしは「つくしの恋人、紫雷美央はどこにいるんでしょうか?きっと大畠さんといるんじゃないかなと思います。あーっ!浮気ヤロー!マジ!前哨戦負けてしまったんですけど、紫雷美央がいないとつくしは弱いなんて思われたくないので、次、前哨戦が組まれたときはつくしが勝って、オープニングの(入場式の)人気投票もつくしが1位になりたいと思っています。本当に本当に恨んでます、宮城もち」と語った。どうやらつくしは、入場式の人気投票で、もちとのタイマン勝負にまさかの敗退を喫したショックを最後の最後までひきづっていたようだ。 一方、ノリノリなのはらぶりーぶっちゃーず。「世羅、今日声が出て喜んでいるみたいだけどねえ、あたしたちはいつもお腹が出ているんだよ!」と高笑いでお腹を誇示するハム子。もちが「前哨戦から私たちのペースに持ち込み、順調ですよね。私は星ハム子がいれば、赤の他人ですけど一心同体ですから。」と語ると、すかさずハム子が「なんか、ちょっと寂しかった、今(苦笑)。赤の他人ですけどね、たしかにね」としながらも、「とにかく私たちのお腹にタッグベルトが巻かれる日を待っていてください」と最後はもちと2人で必勝宣言。勢いは圧倒的にらぶりー・ぶっちゃーずにあるだけに、5.4横浜でのダブル前哨戦(ハム子vsつくし、もちvs美央のシングル戦)が紫春鬼にとって、巻き返しへの大勝負となりそうだ。

4月29日アイスリボン道場マッチ643試合結果

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アイスリボン643
2015年4月29日(水・祝) 会場 アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時半開場
観衆114人(超満員)


エキシビションマッチ3分間
紫雷美央(0-0)雪妃真矢





5.4横浜での復帰が決定している雪妃本人の希望で実現したエキシビションマッチは、当初予定されていた5分間から3分間に変更して行われた。これは決して雪妃の調子が悪いということではなく、この一戦を復帰戦の"予告編"と位置付けたため。実際、前半は受けに回る場面が多かった雪妃にエンジンがかかったのは残り1分を過ぎてから。エルボーの連打、ドロップキック、ボディスラム、丸め込みと、ようやく攻めに移ったところでタイムアップ。もっと戦いたい雪妃と、もっと観たい観客の思いはそのまま5.4横浜へTo Be Continueとなった。


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○紫雷美央&つくし vs 世羅りさ&235×
(13分20秒 片エビ固め)
※バズソーキック





前回の道場マッチの試合内容が好評価を受けた世羅&235の同期タッグが、現リボンタッグ王者の紫春鬼と対戦するチャンスを掴んだが、立体的に動き回るつくしを美央が巧く活かしながら好連係とタッチワークで試合を有利に進めていく紫春鬼に対して、同期コンビは苦しい戦いを強いられてしまう。劣勢の中、奮起したのが世羅。タイトルを奪われた3.21後楽園以来の紫春鬼との再戦だけに防戦一方ではいられない。235を腰の位置に持ち上げると、丸太棒を振り回すように235を美央にフルスイングでぶつけていく。前回の試合で見せた235(にーさんごー)はロープにもたれた相手に決める619のアレンジ技だったが、この235の進化系2355(にーさんごーごー)は、相手のポジションに関係なく振り回す荒技。試合は235が美央のダブルアーム・フェースバスターからのバズソーキックにフォール負けを喫したが、タッグ王者に対してきっちりと爪痕を残した同期タッグは「このタッグを浸透させていきたいと思います」(235)、 「2355を決めることができてとても満足しています。ふみちゃんとのタッグは本当に楽しいので正式なタッグパートナーとなるかはわからないんですが定着はさせていきたいと思います」(世羅)と前向きにコメント。なお藤本からは235に対して「235の目標は紫雷美央が引退するまでに紫雷美央から勝つこと。どんな手をつかってもいいから」との課題が出された。

第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○弓李 vs 優華×
(8分31秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ)





前回のエキシビションマッチを経て優華がアイスリボンのリングに帰ってきた。1日も早く試合がしたかったという優華の思いは入場時の優華の表情からも十分に伝わってきた。その思いのたけを込めるかのように、いきなりドロップキックを放った優華だが、自ら復帰戦の相手に名乗り出た弓李は、これを冷静にすかすと側転式ボディプレス、逆片エビ固め、ネックブリーカードロップ、ワキ固めと、気負う優華の動きを読み、試合の主導権を奪う。飛び込み式エルボードロップ、串刺しドロップキック、ミサイルキック、スクールガールと、優華も必死の反撃を仕掛けるが、勝負どころで弓李に動きを読まれ、弓李のペースを奪うには至らない。最後も優華の首固めをキックアウトした弓李が、そのままジャパニーズ・レッグロール・クラッチを決め優華からシングル3戦目にして初勝利をモノにした。試合後はレフェリーに食って掛かるシーンもみられた優華だが、座談会では笑顔をのぞかせ「約4か月ぶりに座談会で話すことができて、自分のテーマ曲が鳴って、コスチュームを着て、本当に嬉しかったです。結果は負けてしまいましたが、今日から、今からが始まりだと思っているので、これからどんどん伸びていって、絶対に弓李さんから3カウントを取りたいと思います」と復帰できた喜びを語った。

第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△くるみ vs 希月あおい△
(10分00秒 時間切れ引き分け)





1.24ICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦以来3ヵ月ぶりのシングル戦。ベルト獲りを公言するあおいにとっては重要な一戦。スタートからシリアスファイトに徹したあおいは、インサイドワークでじわじわとくるみを攻め込んでいく。一方の王者くるみは一発の重さで応戦。このくるみが放つ一発一発には、あおいが積み上げていく勝利への積み木をあっという間に崩壊させてしまう問答無用の破壊力がある。常に真正面からぶちかましていくくるみのスタイルは、チャンピオンになっても変わらない。変わらないどころかベルトを手にした自信からか、更に威力が増している。王者の猛進に苦しい戦いを強いられたあおいだが、何度倒されても気持ちは折れることなく果敢に挑んでいった。退かない2人の戦いに10分は短すぎた。結果は時間切れドロー。あおいは「いつかどこかで絶対に決着をつけたいと思います。だから5.4横浜。絶対に防衛してください」とくるみとの再戦を見据えたうえでエールを送った。一方のくるみは「10分は普段生活しているなかでは、とても長いし、授業している時はとても長く感じるんですけど、試合になると10分って短いんだなって、改めて思いました。5.4自分は下野さんから絶対に勝って、怪物になりたいと思います」と自ら怪物への覚醒を宣言した。


第4試合タッグ マッチ20分1本勝負
星ハム子&○宮城もち vs 藤本つかさ&藤田あかね×
(13分13秒 片エビ固め)
※メタボリックサンド





6.24後楽園大会で紫春鬼のリボンタッグに挑むらぶりー・ぶっちゃーず。第1試合でも2人でリング下から紫春鬼の試合をじっくりと視察するなどタイトル戦に向けて万全の態勢を整えつつあるが、この日のメインでは予想外の苦戦を強いられてしまった。対戦相手はフットサルのカンボジア遠征からの帰国第1戦に、やる気満々の藤本。そして評価を上げて来ているあかね。入場時に自分のコーナーを間違え、苦笑いを浮かべていた藤本だが、試合になれば全体の流れをきっちりと見極める冷静な動きをみせる。スタートからフルスロットルでぶっちゃーずに挑むあかねを好フォローしながら試合を進めていく。藤本の勢いに押され気味だったぶっちゃーず。途中ダメージからかもちの動きが止まってしまう。このチャンスにもち狙いのラッシュに出た藤本&あかねだが、もちのピンチにハム子が奮起。ハム子のフォローで徐々にダメージを回復させていったもちが、最後はメタボリックサンドで粘るあかねを沈めての逆転勝ち。ピンチに直面した時こそタッグチームの実力が問われるもの。結果的に、らぶりー・ぶっちゃーずの地力の強さを証明する結果となった。
試合後「今日の私たちは最高だったとはいえないかもしれないですけど、結果的には勝ちました。もち、私は北海道までにもちとのタッグ、らぶりーぶっちゃーずでタッグ王者として札幌に行きたいです。だからどんなにペースを崩されても、私があなたを引っ張って、絶対にタッグベルトを獲って、札幌に持っていきたいと思います。もち。一緒に頑張っていきましょう!」とハム子が語れば「ちょっと、感動しちゃうじゃないの。そんなの言うまでもありませんよ」ともち。2人の絆は揺るぎない。

5/4『横浜リボン2015GW』大会割引画像

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こちらの画像は、2015年5月4日アイスリボン横浜大会『横浜リボン2015GW』の大会割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。
※6大会通し券は割引画像対象外となります。




横浜プロレス祭り2015GW
『横浜リボン2015GW』
2015年5月4日(月・祝)関内・ラジアントホール
12時00分開始/11時30分開場

◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
藤本つかさ vs 優華

◆第2試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
希月あおい&235&雪妃真矢 vs 真琴(REINA)&松本都(崖のふち)&藤田あかね
※雪妃真矢復帰戦

◆第3試合 シングルマッチ20分1本勝負
紫雷美央 vs 宮城もち

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
つくし vs 星ハム子

◆第5試合 トライアングル選手権試合15分1本勝負
[王者]新田猫子 vs 弓李[挑戦者] vs ジ・ウインガー(FREEDOMS)[推薦者]
※第20代王者3度目の防衛戦

◆第6試合 ハードコア6人タッグマッチ30分1本勝負
世羅りさ&星野勘九郎(大日本)&稲葉雅人(フリー) vs 成宮真希(REINA)&宮本裕向(666)&木高イサミ(ユニオン)

◆第7試合 ICE×∞選手権試合30分1本勝負
[王者]くるみ vs 下野佐和子(OSAKA女子)[挑戦者]
※第19代王者2度目の防衛戦


[チケット料金]
最前列=完売
指定席=4,000円
※当日500円増

※当日のみ
中高生=1,000円、小学生以下は無料
(保護者同伴に限る)


◎6大会通し券は15,000円
※当日は1,000円増し
※こちらは割引画像対象外となります。


[会場]
横浜・ラジアントホール
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町5丁目85番地
明治安田生命ラジオ日本ビル1F


※写真撮影・紙テープ、横断幕OKです。
※売店での写真撮影等は禁止です。
※許可のない動画や音声の録音は禁止です。

5月2日アイスリボン道場マッチ644試合結果

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アイスリボン644
2015年5月2日(土) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 118人(超満員)

オープニング





試合前に前日のWAVEの大会で左膝を負傷し、今大会を欠場することになった渋谷シュウが松葉づえをついてリングに上がり、観客に欠場の挨拶を行った。またこの日10周年記念試合を行うあおいが前説でライブを行い、この日から発売されたハッピーはっぴを着たお客さんの緑のペンライトが振られるなか熱唱。
入場式ではメインで行われる各選手の試合時間の抽選会が行われた。 また、くるみが次回9日の道場マッチがアイスリボン所属の10代レスラーによるプロデュース興行になったことを報告し大会スタートのかけ声。


第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
×藤田あかね vs 弓李◯
(7分07秒 スモールパッケージホールド)





あかねvs弓李の同期対決。シングルで連敗のあかねは気合十分で弓李にはないパワーを武器に攻め込んでいく。逆に弓李は追い込まれながら、あかねの隙を衝いてグランドでの関節技に持ち込み痛めているあかねの左肩を狙っていく。両選手の意地が真っ向からぶつかり合う中、勝負は一瞬の隙を衝く弓李の丸め込みで決まった。納得のいかないあかねはレフェリーに食い下がるが後の祭り。弓李は2日後のトライアングル王座挑戦にいい形で歩を進め、試合後の座談会では第2試合で敗れた王者の猫子を「猫子さん、何負けているんですか?明後日ですよ試合。自分今日勝ったんです。今日弾みをつけたので絶対に勝てる気がします」とチャンピオンを挑発しながらの勝利宣言

第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
紫雷美央&×新田猫子 vs 星ハム子&世羅りさ◯
(11分14秒 片エビ固め)
※ダイビングダブルニードロップ





スタートからタッグタイトル戦に向けて意識し合う美央とハム子が先発を買って出ると、例によって美央がハム子を罵倒。対するハム子はその言葉に笑顔を浮かべてセクシー・ポーズで応えるなど心理戦を交えながらの激しい攻防を展開。その中で、世羅がいきなり猫子に場外戦を仕掛けていった。場外でパイプ椅子を手にした世羅はなんの躊躇もなく猫子の脳天、さらに止めに入った美央の脳天に振り下ろしていく。横浜で成宮とのハードコア戦に臨むにあたって世羅は3.29大阪大会において成宮から椅子を凶器とすることに戸惑いがあると指摘を受けた。横浜大会を2日後に控えて世羅は成宮からの指摘を否定すべく吹っ切れた自身の思いをこの日のイス攻撃に込めた。リングに戻った後もレフェリーの目を盗んで、猫子にパイプ椅子をフルスイングで決めた世羅は、ハム子のブロックバスターを受けてコーナー最上段からのダイビング・ダブルニードロップで猫子をフォール。試合を終えた世羅は「今日の試合で私の覚悟は見ていただけたかなと思います。横浜では凶器はイスだけじゃないので、少し考えがありまして。成宮から3カウント取りたいと思います」と横浜での勝利、成宮からのフォール勝ちを誓った。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯くるみ&つくし vs 藤本つかさ&優華×
(15分17秒 ジャーマンスープレックスホールド)





試合前から表情が硬かったくるみ&つくし。スタートは、くるみvs藤本のスピーディな攻防が見られたが、優華が出てくるや、くるみ&つくしの攻撃に厳しさが増していく。まさに相手をぶっ潰しにいくかのような集中砲火を浴びせ、序盤から優華に大ダメージを与える。優華も必死に食らいついてはいくもののシングル王者&タッグ王者である2人の壁は分厚い。ひとつ返せば、それが5倍、10倍になって返ってくる。優華のピンチに藤本も必死のアシストに出るが、その藤本を場外に落とし優華を孤立させての猛攻が続く。最後はくるみの豪快なジャーマン・スープレックスが決まり優華がフォール負けを喫した。シビアな攻撃に終始した2人の思いを、試合後の座談会でくるみが藤本にぶつけた。

「つっかさん、自分が高校入るときに、高校辞めたらプロレスも辞めさせるって言ってましたよね。なんで優華はいいんですか?それっておかしくないですか?つっかさんはプロレスを続けるなら高校に入れって言いましたよね。自分は頑張って高校入りました。でもなんで優華は学校を退学して、それでもプロレスを続けさせる…。それに自分は納得いかないです。どうなんですか?今日試合しても途中で心が折れていて、自分と当たるのが怖いのか?よくわかんないですけど。ずっと自分は優華の退学、プロレスに就職するって言ってたのは、全然納得いってなくて。1対1で決着つけたいです。なので9日、来週の道場マッチでシングルお願いします」
9日の道場マッチはティーンズのプロデュースで行われるため優華とのシングルを決定。文武両道を目指すくるみ、つくしにしてみれば、優華の待遇は過保護に映るのだろう。もちろん選手にはそれぞれの事情がある。答えはリングで出すしかない。だから、あえて藤本もくるみの言葉に返答することなく「それぞれの気持ちが痛いほどわかるので何とも言えないんですけど。私ができることはアイスリボンを盛り上げること。なので横浜大会、超満員札止めにしたいと思います」との発言にとどめた。


第4試合 希月あおい10周年記念特別試合10人掛け
(1人/1・3・5分1本勝負)

3分1本勝負
△希月あおい(切れ引き分け)星ハム子△



5分1本勝負
◯希月あおい(2分38秒 体固め)藤田あかね×
※旋回式ダイビングボディプレス



3分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)世羅りさ△




1分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)新田猫子△



3分1本勝負
◯希月あおい(1分41秒 ギブアップ)優華×
※STF



3分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)渋谷シュウ(藤本つかさ)△



1分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)紫雷美央△



1分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)つくし△



1分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)くるみ△



5分1本勝負
△希月あおい(時間切れ引き分け)春山香代子(JWP)△




5月1日にデビュー丸10年を迎えたあおいの記念試合は、あおいにとっては初体験となる10人掛け。試合時間は入場式のくじ引きで1分1本勝負が4本、3分1本勝負が4本、そして5分1本勝負が2本。試合順は入場曲がなってから判明となる。試合は3分のハム子戦からスタートした。1本目はまだ余裕のあったあおいがハム子のムーブを真似ながら、試合を進めていく。意表を衝かれたハム子が気おくれする間に、あおいが一気に勝負に出るも試合は3分ドローに。2本目であかねからフォール勝ちを飾ったあおいだが、3本目に登場した世羅の奇襲にペースを乱されてしまう。3分間逃げ切ったものの、世羅の再三のゆりかもめにスタミナを奪われたあおいに、今度は猫子が襲い掛かる。猫子の攻撃を受けながらの1分間ドロー。あおいは防戦一方となってしまった。5本目は、第3試合のダメージが残る優華を1分41秒の秒殺で破ったものの、今度は渋谷のコスチュームを着た藤本が登場。モンゴリアンチョップの打ち合いから、売店にいた渋谷のところにあおいを引っ張り、渋谷本人からもモンゴリアンの洗礼が。最後は藤本、あおいが渋谷のタイムマシーンにのってを狙うが、共に入り方が分からず、体勢を崩してのフォールの奪い合いをしている間に終了のゴング。この時点で14分39秒、ほぼインターバルなしで戦ってきたあおいに、美央、つくし、くるみが次々と襲い掛かる。なんとかドローに持ち込んだところで、最後に出てきたのはJWP王者・春山。リングインするなり、あおいに襲いかかた春山は、さらにラリアットの連射を叩き込んでいく。万事休すかと思われたがあおいが奮起。春山の巨体を2度、3度とジャーマン・スープレックスで投げ飛ばし、試合の流れを引き戻す。最後は春山のトラースキックの連打に苦しんだが試合は5分間戦い抜いてのドロー。



試合後マイクを手にした春山は「あおい!10周年おめでとうございます!そして、この記念試合に呼んで頂いてありがとうございました!プレゼントじゃないんですけど、私からひとつ提案があります。(5.10)博多に出るよね?JWPの。そこで私が後楽園でベルト巻いたら一番最初に挑戦したいって言ってくれたよね?私ベルト巻きました。私はあおいちゃんの事を良いタッグパートナーでもあり、ライバルだと思っています。ぜひ、私の故郷、福岡で私が巻いているJWPの無差別、ぜひ博多で挑戦してもらえませんか?」と王者からタイトル挑戦を求められたあおいは差し出された春山の手を握り「お願いします。」とタイトル戦を了承。「私とあおいならすごい戦いが出来ると思う。でもそう簡単に地元であおいにベルトを渡す気はない。でもハッキリ言ってこの無差別のベルト巻けたのもあおいの力があったからだと思っています。なのであなたとはきっちりとシングルでベルトを巻いて戦いたいと思っていました。博多で待ってます」と語った春山は先にリングを後にした。
座談会の席であおいは「10人掛けありがとうございました。思ったより想像を絶するもので、終わった後に香代子から無差別に挑戦してきてほしいということは素直に嬉しいんですけど。自分には狙っていたものもあります。気持ちはちょっと複雑なところもあるんですけど。大好きな香代子から、信頼できるタッグパートナーの香代子から言われたということで、私は博多で挑戦して無差別を獲って、ここに戻ってきます。プロレスは何があるかわからないけれども、今思えることは欠場したり、休んでいた事も沢山ありました。けれどもプロレスを辞めなかったことが一番の自分の誇りです」と語り、さらにエンディングの円陣では「無差別も決まり11年目を迎えた今。応援してください。よろしくお願いしますなんてもう言いません。封印します!走り出した止まらない私の背中についてきてください。今ならなんでもできる気がしてきます。負けそうになっても新しい希月あおいに会うために。これからは遠慮なく輝きます!」と11年目への思いを語った。



また、座談会終了後、この日の道場マッチを欠場することになった渋谷シュウをリングに呼び込み、感謝状、花束、安全祈願のお守りがアイスリボンの選手から贈られた。翌日の後楽園での引退試合を目前に控えた渋谷は「素敵なものをいただきました。ケガだけはするな。ケガだけはするなとみんなに言われてきて、最後ケガをしました。自分でもどうしていいかわからないです。たくさんアイスリボンに参戦させてもらって、毎回、毎回、本当に楽しかったですし、いろんな選手がいて刺激にもなりました。私は明日1試合だけですけど、(アイスリボンの選手の皆さんは)これからも沢山沢山試合があると思うので。くれぐれもケガだけは注意してプロレス界を盛り上げていってください」とアイスの選手たちに最後のメッセージを送った。






5月4日横浜リボン2015GW試合結果

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横浜プロレス祭り2015GW『横浜リボン2015GW』
2015年5月4日(月・祝)関内・ラジアントホール
12時00分開始/11時30分開場
観衆350人(超満員札止め)

◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○藤本つかさ vs 優華×
(9分47秒 ギブアップ)
※極楽固め





4.29アイスリボン643で復帰しシングルマッチ、タッグマッチを各1試合ずつ消化した優華だが、今ひとつ調子に乗れていない印象を残した。復帰後最初のビッグマッチとなった横浜大会では、優華の相手に藤本が名乗りを挙げた。試合前、優華の差し出す手を無表情でスルーした藤本は、試合中も終始、硬い表情のまま強烈な攻撃を仕掛けていく。優華も必死に食らいつき、ウラカン・ラナも鮮やかに決めてみせたが、藤本を追い込むには至らない。最後は藤本の極楽固めにギブアップを喫した。試合後うなだれる優華に藤本の檄が飛んだ。「何、ギブアップしてんの!高校辞めてプロレスに就職するって言ったよね。プロレスだけは絶対、ギブアップすんなよ!わかったか!わかったか!女子プロレス界のトップになれ。わかったか!ここにいる皆さんが証人です」そして続けて「そんな優華に6月24日アイスリボン後楽園大会のカードを発表します。優華対豊田真奈美。私はこの人とやって変わりました。いい?豊田さんは強いよ。そして重いよ。期待してます。頑張って」と藤本。その言葉ひとつひとつに必死の形相でうなずく優華。6.24後楽園での豊田戦の前に、まずは次回5.9道場マッチではくるみとのシングル戦も待っている。専業レスラーとなった優華の試練は続く。

◆第2試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
○希月あおい&235&雪妃真矢 vs 真琴&松本都×&藤田あかね
(14分19秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス





2.11アイスリボン627以来、4.29での3分間エキシを経て雪妃真矢が戦線復帰を果たした。この日は対戦相手に都が入っていたため、試合は両チームがバタバタと動き回るめまぐるしい展開に終始したが、そのなかで伸びのあるドロップキック、スピンキック、ソバットと蹴りのバリエーションをしっかり決めた雪妃は、心身共に好調であることをアピール。試合は春山香代子のJWP無差別級王座への挑戦を決まり、勢いのあるあおいが都を旋回式ダイビングボディプレスで下しフィニッシュ。雪妃に復帰戦での勝利をプレゼントした。

◆第3試合 シングルマッチ20分1本勝負
○紫雷美央 vs 宮城もち×
(6分44秒 片エビ固め)
※ずんだ餅クラッチを切り返す






6.24後楽園大会でのリボンタッグ戦に向けて、王者チームと挑戦者チームの前哨戦シングルマッチ2試合が横浜で行われた。まずは美央vsもち。序盤から美央を挑発するかのように、のらりくらり戦術で対したもちは、美央の攻撃を巧みに切り返しながら徐々に試合ペースを握っていく。しかし美央も試合巧者らしい動きを見せ、もちの"あと一手"を許さない。もちに攻められながらも試合の流れをしっかり掴んでいた美央は、最後ももちのずんだ餅クラッチをくるりと切り返しての逆転勝利。美央の頭脳プレーが光った。

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
×つくし vs 星ハム子○
(11分12秒 片エビ固め)
※スモウラリアット






リボンタッグ前哨戦の2試合目はつくしvsハム子。先にもちが敗れているだけに負けの許されないハム子には、プレッシャーがあったか、入場と同時に奇襲攻撃を仕掛けたつくしの連続攻撃の前に防戦一方の苦しい戦いを強いられてしまった。ここでつくしが勝利すれば、タッグタイトル戦に向けて心理的には王者チームが有利になるだけに、つくしの立体的な動きにも必死に食いついていったハム子。耐えに耐えたハム子の粘りが終盤一気に爆発。10分過ぎつくしのでんでんむしを返したハム子は、ラリアットを突破口に、バックフリップ、ダイビング・ボディプレスとつなぎ、スモウラリアットで一気にフィニッシュ。ここぞというチャンスを逃さぬハム子の執念が実った。これで前哨戦シングルは五分五分。タイトル戦まであと1ヵ月半、両チームのさらなる駆け引きが続きそうだ。

◆第5試合 トライアングル選手権試合15分1本勝負
[王者]○新田猫子 vs ジ・ウインガー×[推薦者]
(6分45秒 ネ・コヒストラル)
※もう1人は弓李[挑戦者]
※第20代王者3度目の防衛戦に成功






猫子vs弓李のトライアングル選手権の第2ラウンドは、ここに推薦者としてジ・ウインガーが加わったことで、スタートは猫子&弓李vsウインガ―の構図でスタート。いきなり集中攻撃を受けたウインガ―は「ベルトを獲って、かわいい子と試合をしたい!」という本音を口にしながら、男子レスラーのパワーを見せつけるかのように反撃に出る。しかし猫子、弓李も応戦し、試合は一進一退の状況に。その中で動いたのが弓李。猫子のしっぽをロープに結び付けると、ウインガ―にタイマン勝負を仕掛けていった。さすがに1対1ではウインガーに分がある。ウインガーに弓李が追い込まれるも、なんと猫子が突然、試合に参戦!弓李にかぶさるウインガーをくるりと丸め込み、そのまま3カウントを奪てしまった。弓李に結ばれたしっぽはそのままロープに残っているにも関わらず、タイトル防衛を果たした猫子にはしっかりしっぽが生えている。猫子は爬虫類のように、脱皮する生態を持っていることが明らかになった。そして3度目の王座防衛を果たした猫子は、ウインガーが入場時に持ち込んだ酒をラッパ飲みしマイクを手にすると「3度目の防衛戦、無事勝つことができました。トライアングル・リボンは王者がころころ変わるので、過去に続けて3回以上防衛した選手はいません。このトライアングルの猫子といわれる私が、その防衛記録、これからどんどん塗り替えていきたいと思います。そして今日は皆さんにお伝えしたいことがあります。私、新田猫子は今年12月31日、大晦日で引退させていただくことを決めました。このトライアングルのベルトはそれまで防衛し続けたいと思います。本当はどんどん若手に挑戦してきてもらいたいです。引退までにやりたいことがたくさんあるんですけど、その中のひとつが決まったのでお伝えしたいと思います。10月18日、日曜日。もう一度岐阜リボンをやります!12月31日までやりたいと思っていることを全部やり尽くして悔いのないように最後の日を迎えたいと思います」と大晦日での引退を表明。インタビュー・スペースでの猫子のコメントは以下のとおり。 「引退を意識したのはずいぶん前なんですけど、それからいろいろあって、やっぱり続けようと思ったり、やっぱり引退かなって思ったりを繰り返しながら今日に至りました。でももうリング上でお客様にお伝えしたので、ここからはまだ8カ月ぐらいあるんですけど、最後の日に向かってやりたいことをやり尽くして10カウント・ゴングを聞きたいと思います。(具体的な引退の理由は)ひとつこれっていうのがあるわけじゃなくて、障碍者団体でもプロレス始める前から仕事しているんですけど、ほぼフルタイムでそっちでも仕事をしていて、でも私は兼業レスラーってことを逆に誇りに思っていたんですけども、たしかに練習する量とか、いろいろ研究する時間とかは専業でプロレスをやっている選手に比べたら、ずっと少なくなってしまうので、それはやっぱりもどかしかったりとか、悔しかったりとかっていうこともたくさんあったんですけども。でもたとえば自分と同じくらいの世代の人で、仕事に追われて、毎日疲れたなっていう感じで帰って来るだけで、毎日が追われてしまっている方たちがいたら。その中でも好きな事を、またもうひとつ見つけて。そこに踏み出すのはすごい勇気もいるし、覚悟もいるし、大変だけれども。自分の世界が、人生が広がるので、そういう姿を一人の方にでもお見せできたらなと思ってやってきていて。なので兼業で仕事していることがつらいときもたくさんあるんですけども、それだけが理由でもなくて、年齢のことだったりとか、体力的なことだったりとか、環境の変化だったりとか、すいません、いろいろです。(やりたい事は)トライアングルにこだわりたいっていうのがあって、トライアングルの試合をいろんな選手とやりたいなと思って、今までアイスリボンには上がらなかった選手も積極的にオファー受けて頂けたらやって行きたいなとか。引退まで防衛はしたいです。あとちょっとハードコアもやりたくて、大日本さんのだと私が死んでしまうので、ソフトコアというか…。ハードコアのトライアングルができたらいいなとか。あとは遠征もいっぱい行きたいです。フルタイムの仕事があるので、連休、3連休っていうのが難しかったんですけど、うちの職場も私がプロレスをやっていることに協力してくれているので、最後だけ、ちょっとお願いって言わせてもらって、遠いところにも積極的に行って、猫子を見てもらえればと思っています」

◆第6試合 ハードコア6人タッグマッチ30分1本勝負
×世羅りさ&星野勘九郎&稲葉雅人 vs 成宮真希○&宮本裕向&木高イサミ
(17分42秒 片エビ固め)
※ラダーの上へのユルネバ






.STAP解散を一方的に宣言しアイスリボンを退団しREINAに移籍した成宮。円満移籍とはいえ、残された世羅にしてみれば納得はいかない。3.29大阪で成宮に対してハードコアでの対戦を求めた世羅。5.2ではパイプ椅子を使った攻撃で決意を示した世羅は、平成極道コンビの2人を従えさらし姿でリングに立った。気合十分でスタートから成宮を狙うが、場外戦で成宮の反撃を受け額から流血。その傷口を二丁拳銃がえぐり傷口はさらに開いてしまう。「姉さん!姉さん!」と檄を飛ばしながら、必死に世羅をフォローする極道コンビ。その極道コンビの頑張りに息を吹き返した世羅は再び成宮に挑みかかる。最後はリング上にラダー、パイプ椅子を持ち込み、そこに世羅が成宮を叩きつけようとするが、これを逃れた成宮が逆に世羅をユルネバに決めカウント3を奪取。結果的に成宮に返り討ちにされてしまった。マイクを手にした成宮は「世羅、1ヵ月前大阪で終わりにしようと思ったけど、今日、1ヵ月前と全然違う覚悟のある世羅と戦えて、私は本当に良かったと思っている。世羅、私はあんたと一緒に、あんたが隣で一緒に走って来てくれて、すごく楽しかったし、すごく心強かったし、こないだの大阪じゃなくて、今日があって本当に良かったと思っている。今日を作ってくれた世羅に心から感謝している。本当にありがとう!」と感謝の思いを語ったが、この成宮の言葉に世羅が「勝手に終わらせてんじゃねえよ!私の覚悟はこんなもんじゃない!成宮さんへの思いはこんなもんじゃない!痛い…けど私の覚悟をもっと見てくださいよ!もっとできる!私はやると言ったら、やります。6月後楽園大会、蛍光灯デスマッチ。私は絶対やり遂げてみせる!そして成宮さんから勝ちたい!このままで終わらせたくない!世羅の思いを受け取ってください!(極道コンビに)蛍光灯やる!お前らついてこい!」と絶叫。蛍光灯デスマッチでの再戦を申し出た。回答せずに引き上げた成宮&二丁拳銃、リングに残った極道コンビは「蛍光灯?もっと痛いですよ。傷だらけになりますよ。本当にやるんすね?」と世羅に確認するが、世羅の言葉に"本気"を感じた2人は世羅のバックアップを確約したが、6.24後楽園で同じ顔合わせによる蛍光灯デスマッチが行われるのか?

◆第7試合 ICE×∞選手権試合30分1本勝負
[王者]○柊くるみ vs 下野佐和子×[挑戦者]
(12分59秒 片エビ固め)
※ナッツクラッカー
※第19代王座二度目の防衛に成功





3.22大阪で開催された『YOUNG OH! OH!』での5vs5イリミネーションマッチで下野にフォール負けを喫したくるみは、リベンジを喫して4.4の道場マッチで下野とタッグマッチで対戦したものの、最後はパートナーのあかねが下野の雷電ドロップに敗れてしまった。試合後くるみは王者のプライドを賭けて下野にシングル戦を要求。今回のタイトル戦が決定した。4.4以降、一度も前哨戦を行うことなく、この日を迎えたくるみだが戦いに迷いはなし。前日にデビュー丸5周年を迎え、新しいリングネーム「柊(ひいらぎ)くるみ」を入場式で披露したくるみにとっては、この試合が6年目の新たな一歩でもある。くるみはスタートから真っ向勝負で下野に向かっていった。リング上で両者がブチかましを仕掛け合う。両者共に一歩も退かない。バチーン!バチーン!という肉体のぶつかり合いが繰り広げられる。パワー・ファイター同士の気持ちのいいくらいに真っ直ぐな攻防戦が展開されていった。最後はジャーマンで下野を投げ飛ばしたくるみが一気に勝負。ダイビングボディプレス、そしてナッツクラッカーの必殺コースを決めド迫力の肉弾戦にピリオドを打った。試合後くるみは「ベルト、2回目の防衛することができました。前回は同期のつくしとタイトルマッチをして。今回は同期の下野さんとタイトルマッチをしました。同期とタイトルマッチできることはすごい嬉しいです。下野さんと熱い戦いができたことが嬉しいです。そして自分はこれから連戦が続きますが、ひとつ言いたいことがあります。(会場売店にいた佐々木貴に)6日のFREEDOMSさん。自分参戦させて頂くんですけど、マンモス佐々木さんと神威さん。(KFCの)タッグチャンピオンなんですよね?2人のタッグのベルトに挑戦したいです」と語り、これを佐々木貴が了承。「ゴールデンウイークが終わったら、自分は二冠になっているよう頑張りたいと思います!」と語り、エースとしてきっちりと超満員札止めとなった横浜大会を締めてみせた。 インタビュー・スペースでのくるみのコメントは以下の通り。 「下野さんと初めて対戦したのは自分がつっかさんからベルトを獲った次の日の大会で。その時に丸め込まれてしまって、ベルト持っているのに3カウント取られて悔しくて。道場マッチで参戦して試合した時にベルト賭けて戦いたいなと思って指名したらOKしてくれて今日試合して、やっぱり当たりもすごい強いし、途中やられそうな部分とかもあったんですけど、なんとかフォール取れて良かったです。次はまだ決まってないですけど、次のビックマッチは平日の後楽園なので、そこでタイトルマッチがまたできたらなと思います」


5月9日アイスリボン道場マッチ646試合結果

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アイスリボン646
2015年5月9日(土) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
※10代所属選手によるプロデュース大会
観衆:93人


オープニング
試合開始直前のウォーミングアップで藤田あかねがぎっくり腰となり、動けなくなった為に試合開始が遅れた。
前説にはつくしと柊くるみが登場し、急遽試合順とカード変更となったことを発表した。


第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○世羅りさ&雪妃真矢 vs 235×&長浜浩江
(8分21秒 片エビ固め)
※ダイビングダブルニードロップ







【第1試合】
この日は大阪での紫雷美央所属4団体興行に藤本、ハム子、都が参戦した為、道場マッチはくるみ、つくしらTeensのプロデュース興行として行われた。
第1試合には半年で20歳になるというギリギリティーンズの長浜が出場し、235と合体すれば、2.7以来、週間アイスリボンのMC世羅と雪妃が2度目のタッグを結成。世羅と235、雪妃と長浜が同期という好組み合わせ。試合は世羅が試合をリード。横浜で復帰した雪妃も世羅のリードを得て同期の長浜のドロップキック連打を浴びながらもソバット、スピンキックをみせるなどのファイトを展開。最後は世羅が勝負に出ると、雪妃がしっかりと長浜を押さえ込み世羅が235をピン。試合後、復帰後初の道場マッチを勝利で飾った雪妃は「タッグ世羅チャンネル?タッグポニーテール?勝利を収めることができました!座談会、すごい久しぶりで嬉しいです。もう一生分欠場したので、私はもう欠場しないでやっていきたいと思っています」と語った。


第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
○希月あおい&つくし vs 宮城もち&弓李×
(11分45秒 片エビ固め)
※旋回式ダイビングボディプレス





【第2試合】
つくしvs宮城のリボンタッグ前哨タッグ戦は、つくしvs弓李のティーンズ対決、翌日の博多で春山のJWP無差別級王座への挑戦を控えた希月あおいと、見所の多い一戦となった。試合は序盤から希月がやる気満々。おてんばダッシュではつくしが途中でギブアップしてしまう程ハイペースで猛ダッシュ!コーナーでのチョップ連打やセントーンにも絶好調ぶりが伺えた。希月に翻弄されながら弓李も意地もみせ、その弓李をフォローしながら宮城も肉弾攻撃を仕掛けていくが、そこはつくしがドロップキック、ミサイルキック、はりつけドロップキックと"飛び道具"を連発し希月をアシスト。最後は希月がコーナーからのジャンピングラリアット、旋回式ダイビングボディプレスを弓李に決めての快勝。タイトル戦に向けていい形でつないだ。「私は明日、博多で香代子(=春山)の持つ無差別のベルトに挑戦してきます。まだ気持ちの中で整理がつかない所もあるんですけど、ベルトは狙う、それだけに限りますので来週水曜日の道場マッチにはあおいの腰にベルトがあると信じて待っていてください」とベルト獲りを宣言。また宮城が「5月6日から今日の午前中まで仙台で仙台リボンの営業をしてまいりました。ひとつ大事なことをカミングアウトしてきました。私はプロレス始めて5年目なんですけど、お母さんや弟には言っていたんですけど、お父さんは(私がプロレスラーだということを)知りませんでした。なので私は公共の電波を使いお父さんにカミングアウトしてきました。母の情報によるとものすごい無言でごはんを食べていたそうです。次の日の父はいつもと変わらず私と話をしてくれました。ちょっとよくわからないんですが、6月27日お父さんに観に来てもらおうと思います。お客さんの為にも、お友達の為にも、何より自分の為にも、ベルトを持って行こうと固く決心をしてきました」とタッグ王座戦への思いを語った。


第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△世羅りさ vs 山下りな△
(時間切れ引き分け)





【第3試合】
大会直前に藤田あかねがぎっくり腰となり、急遽カード変更によって実現したのは、世羅vs山下はスタートのロックアップから両者のパワーが正面からぶつかり合う好試合となった。まず主導権を奪ったのは世羅。場外に山下を誘いパイプ椅子をヒットさせると、リングに戻り「あかねー!」と叫びながら、あかねの得意技である腕取り式ラクダ固めを決め、逆エビ固め、リバース・カンパーナと攻撃を仕掛ける。世羅のラッシュを浴びた山下は苦悶の表情を浮かべながらも、その猛攻に耐え抜くと、強烈無比なタックルで反撃開始。ロープ際に世羅を追い込んでのチョップ連打では会場からどよめきが起こるほどの重い打撃を連発。試合を五分に戻す。胸を赤く腫らしながらも、世羅がセラリズム、エアーズロックを決めるが、山下はこれもカウント2でクリア。逆に浴びせ倒すようなラリアット、バックドロップで山下が反撃に出たところで、試合はタイムアップ。試合後、山下は「藤田あかねのぎっくり腰を責めるつもりはないんですけど、世羅さんとシングルしたのは去年ぶりだったんですね。去年試合をした時に気持ちが落ちている時に試合させてもらって本当に申し訳ない気持ちがあったんですけど、今日シングル改めてさせてもらって吹っ切れました。だから藤田あかねのぎっくり腰には感謝してる。起きてしまったことは仕方ないし、起きてしまったことに無意味なことはないんで。今日のMVPは藤田あかねのぎっくり腰とします!次、藤田あかねと対戦させていただきたいと思います」と語った。



第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○柊くるみ vs 優華×
(10分14秒 片エビ固め)
※ダイビングボディプレス






【第4試合】
優華のプロレス専業に納得がいかないというくるみの希望で実現したシングル戦。優華欠場前は熱いシングル抗争を繰り広げた2人だが、優華の欠場期間中に団体頂点ICEx∞王者になったくるみと、数ヶ月の間に2人の状況は大きく変わってしまった。開始早々ドロップキックを放った優華。これを払い落としたくるみはボディスラムの3連発から逆エビへ。いきなりくるみの厳しい攻めを浴びた優華は悲痛な声を挙げながら必死に耐える。エルボー、背中へのフットスタンプと畳み掛けるくるみに、カウンターのダイビング・ボディアタックで反撃に出た優華は、串刺しドロップキック、スイングDDTを決めるが、ボディスラムを切り返され、ボディプレスの連打、腕十字、三角絞めと再びくるみのペースに持ち込まれてしまう。しかし気持ちが折れることなく、優華はくるみの真正面に立つと、得意のエルボーを連打。ミサイルキック、飛び込みエルボー、スクールガールと必死に勝負を仕掛ける。この諦めず食い下がるファイトの優華が欠場前くるみを大いに苦しめたのだ。復帰後どこか空回りしていた優華が、今回のくるみ戦で"あの頃"の輝きを取り戻したように感じた。最後はくるみの一本背負いからのダイビングボディプレスにフォール負けを喫した優華だが、今後に期する思いが伝わる好試合だった。

試合後、藤本からのメッセージを千春リングアナの代読で紹介された。


シングルマッチを終えた2人に私からメッセージがあります。
くるみやつくしは、子供の頃からプロレスが大好きで、小学生でデビュー、中学校も部活に入らずにプロレスをやることを選びました。

学校へ行きながら、プロとして活動することはすごいことだと思います。

しかし、プロレスをすることで学校行事を休んだり、本来学校生活で学ぶことを犠牲にした事もあったよね。

子供の頃からの夢、プロレスラーにまっしぐらは素敵なことです。
しかし、社会は、世間にはもっとたくさんの職業があり、道があります。
その選択や検討すらなく、あなたたちは進んできました。

だから、くるみが生徒会に立候補したという話を聞いた時は涙が出るほど嬉しかったんだよ。

それに対して優華は、全くプロレスを知りませんでした。

中学生時代は部活のバスケットボールに夢中。
お菓子作りが好きで、将来パティシエになる夢を持って高校に入学しました。
その過程でプロレスと出会い、学校をやめてプロレスを選びました。

優華はプロレス以外のものを経験し、複数の選択肢の中からプロレスを選んだのです。

それは、嫌なものから逃げてプロレスが残ったのではなく、数ある好きなものや可能性を捨てて、プロレスを選んだのです。

フジテレビの取材で学校へ行った番組スタッフさんは「優華さんは、明るくクラスを盛り上げる人気者で中心的な存在」と話してくれました。

勉強が嫌で、学校を辞めたわけではないのだよ。

だから、優華は社会人として、アイスリボンが厳しく指導していきます。

そして、つくしやくるみ、弓李には、もっと学生生活を楽しんで、プロレス以外のことを、たくさん経験をして欲しい。
その結果、もしかしたら職業としてのプロレスを選ばない可能性があったとしても、それはそれでいいと思ってます。

自分たちのたくさんの可能性を見つけ、その中でプロレスを選んでくれたら嬉しいです。

最後に、くるみもつくしも弓李も、そして優華も私にとってアイスリボンにとって、宝物であることを忘れないで下さい。

だから…

みんな仲良くしてね…

はい、握手。




藤本のメッセージを聞いたくるみは「自分は優華のプロレスに専念するっていうの、ずっと納得いってなくて、でも今日の試合、シングルをしてみて優華の覚悟は自分に伝わってきました。正直、自分は高校に行きたくなくて、つっかさんに自分は高校行かないって言ったら、高校行かないならプロレス辞めてもらうって言われた時に、プロレスを続けたいから自分は高校に入りました。(でも)今すごい高校生活楽しくて、生徒会立候補して、高校は楽しいところだから。優華にもそれをわかってほしいなって思ってました。もう高校に戻ることは出来ないけど、だったらアイスリボンでプロレスを楽しんでもらって、いっしょにアイスリボンで上を目指しましょう。でも絶対に通信(制高校)い行って欲しいなと思っています。もう納得いかないなんて言いません。またエンジェルナッツ組みましょう!」と自ら優華に歩み寄り握手を交わした。座談会の席で優華は「自分が欠場している間、弓李さんはトライアングルのベルトに挑戦したり、つくしさんはタッグベルトを持ったり、くるみさんはICEのシングルのチャンピオンになったりしていて、本当にすごく焦って、突き放された感があって、復帰してもずっと焦って、焦ってました。くるみさんは自分は学校辞めてしまったし、学校辞めたって謝りたかったけど、何も思ってないのかな?って。勘違いしていたら嫌だなって思ってずっと話しかけられなくて。エンジェルナッツは組めないなってずっと思っていたので、くるみさんからエンジェルナッツをまた組みたいと思いますって言われて、本当に本当に嬉しかったです。これからもTeensとして、通信制に行って、プロレスも絶対にトップを目指して頑張ります」と復帰後の本当の心境を告白し今後に向けて前向きに語った。


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