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10月9日『アイスリボン両国KFCホール大会』試合結果

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「アイスリボン両国KFCホール大会」
2017年10月9日(月・祝)両国KFCホール
17時30分開始/17時00分開場
観衆:348人(満員)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
松本都&○藤ヶ崎矢子(9分02秒 片エビ固め)Leon&松屋うの×
※マンマやここ

【第1試合】
PURE-JからLeon、矢子が参戦。都、うのを加えたタッグマッチに臨んだ。予想以上に息が合っていた(=矢子が無理やり合わせさせられていた)のが都&矢子。都のムーブに矢子が合わせ連係も決めていく。最後はうのが矢子にあと一歩と迫る善戦を見せたが、最後は都のマンマミーヤ―Z、続けて矢子もコーナートップで同じポーズを決めての旋回式ボディプレスでうのを沈めた。

◆第2試合 柊くるみ復帰戦☆10代選手6人タッグマッチ20分1本勝負
×柊くるみ&華蓮 DATE&朝陽(10分10秒 ネ・コヒストラル)弓李○&法 DATE&星いぶき

【第2試合】
8月13日両国KFC大会以来にくるみがリングに帰ってきた。復帰戦はアイス所属の10代選手のみの6人タッグ。それぞれの選手が好ファイトを展開する中、キャリア、体格とも他の5選手を圧倒するくるみは存在感を存分に見せつける展開。しかし最後は弓李との攻防となり、ラ・マヒストラル、ネ・コヒストラルの仕掛け合いとなり、この攻防を制したのは弓李。本人も唖然とするフォール勝ちでくるみから初勝利をもぎ取ってみせた。

◆第3試合 藤田あかね凱旋試合タッグマッチ20分1本勝負
豊田真奈美&×尾﨑妹加(13分51秒 片エビ固め)藤田あかね○&雪妃真矢 ※みかんでポン

【第3試合】
約1か月間のアメリカ遠征を経て凱旋を果たしたあかね。雪妃とのタッグで、引退カウントダウンの豊田、そして妹加と相対した。雪妃と息の合ったタッチワークをみせるあかねだが、途中、豊田に捕まり、股間への集中攻撃に悶絶。雪妃も嫌がっていた豊田のローリングクレイドルの餌食となるなど豊田が試合の主導権を奪う。しかし最後は妹加のダイビングセントーンをかわしたあかねが一気に畳み掛け、粘る妹加をみかんでポンで仕留めた。

◆第4試合 トライアングルリボン選手権試合15分1本勝負
○【王者】藤本つかさ(11分35秒 ギブアップ)桃野美桜【挑戦者】×
※極楽固め
※第25代王者2度目の防衛に成功。
※もう1人は中島安里紗【推薦者】

【第4試合】
美桜の挑発に乗る形で実現したトライアングル王座戦。しかも推薦枠は美桜の指名で藤本のタッグパートナーの中島安里紗。開始早々、藤本と中島で美桜を追い込んでいく。苦しい戦いを強いられた美桜だが、徐々にトリッキーな動きを活かし2人を翻弄。そして何度となくベストフレンズの同士討ちさせる策士ぶりをみせると、美桜の挑発に徐々にべスフレの連係が乱れ始め、遂に仲間割れ、美桜を蹴散らし、2人で激しいエルボー合戦、さらに藤本がキックを仕掛ければ、中島は投げ技で応戦と、完全に藤本vs中島の図式になってしまった。美桜はその様子をコーナーポストに座って文字通りの高みの見物。そしてどちらかがフォールに入ると、さっと割って入り、カバーを奪うという作戦に出た。最後は中島と美桜がコーナーでもつれ合うところに、藤本がビーナスシュートを中島に放ち場外に蹴散らすと、残った美桜を一気に仕留めてみせた。しかし敗れたとはいえ、美桜にしてみればべスフレを仲間割れさせたことで目的は果たしたようなものだ。


試合後、まだ収まらない藤本と中島がやり合っていると、そこに飛び込んできたのは欠場中の華 DATE。中島に「何してんだよ!お前どけよ!」と詰め寄る。「誰だ、てめぇ。」と中島。「アイスリボン藤本組、歩く放送事故、華 DATEだよ!私の目が黒いうちは藤本組長に指一本触れさせねーぞ。なめてっといかんぜよ!」と吼える華。 


中島は「言いてぇのはそれだけかよ。てめぇの目が何色だろうと、おめぇに守れるもんなんてなんもねーよ」とリングを降り、華は藤本を支えながら、リングを降りた。 そして最後に残った桃野は「ベルト獲る事は出来なかったけど、偽物フレンズになったね。ざまーみろー」とリングを降りた。 



〈試合後の藤本〉
藤本)いやもういい加減にして欲しいんですけど。何に対して怒ってるのか、試合だったら相手に攻撃するのなんて当たり前。いくらタッグパートナーだろうとリングの上に立ったら敵だから。戦うのは当然だと思ってる。それが中島安里紗だと思ってたけど、誤爆してあんなブチ切れるなんて、ホントいい加減にして欲しいです。中島安里紗にがっかりです。そう思ってる時に華がいてもたってもいられなくなったのか、ああいう風に言ってくれて、まあ、ぶっちゃけ怖かったと思うんですけど、何か彼女の中であったんでしょうね。私がああいう風に言われてる姿に、腹を立ててくれたんじゃないかなと思います。
――結果としては防衛しましたが。
藤本)はい。ベルトを守ったという部分に関してだけ言えば、素直にV2を達成できたので良しと思います。けど、桃野美桜にしてやられたみたいなスッキリしない部分と、その相手が安里紗だったっていう部分で、なんか2本獲られた感じがします。
――中島選手に関しては、どう決着をつけますか?
藤本)そうですね。後楽園が近いので、対角に中島安里紗がいて隣に華が居てくれたらベストだなと思ってます。もし華が後楽園で試合する事が出来るんだったら、豊田さん以外の他団体の相手と絡むの初めてになるので、そこも刺激的だなと思うんですけど。まず中島安里紗ふざけんなよと言いたいです。
――中島さんの隣は誰か望む人とかいますか?
藤本)パートナーですか?んー。正直言いますと、私には直属の後輩の華がいて、安里紗の直属の後輩って誰だろう?思い浮かばないんですよ。いないんです。安里紗の隣に立ってる人が想像つくのって、私以外いないんですよ。そういう意味では悲しい。 

◆第5試合
インターナショナルリボンタッグ王座決定トーナメント準決勝
タッグマッチ20分1本勝負
○星ハム子&宮城もち(12分46秒 片エビ固め)トトロさつき&直 DATE×
※ダイビングボディプレス

【第5試合】
タッグ王座決定トーナメント1回戦で藤本&中島のベストフレンズがまる子&美桜のマブダチ厨二病卍卍と引き分けたことで、同じブロックの世羅&雪妃のアジュール・レボリューションが準決勝を戦わずして決勝に進出。アジュレボの待つ決勝のリングに立つチームを決める一戦は、タッグ王座獲りに執念を燃やすらぶりーぶっちゃーずと、新勢力として一気に駆け上がりたいNovelTornado。試合はNovelTornadoの奇襲でスタート。直が蹴り、グランドで揺さぶりをかけ、トトロがパワーで勝負に出る。しかし、らぶっちゃにはNovelTornadoの攻撃を受け止めながら、その上で倍返しの反撃を決め、徐々に流れを自分たちに持っていく。最後もらぶっちゃの連係でダブルのラリアットからコーナーからの圧殺弾2連発で直をしっかりと潰してみせた。らぶっちゃが快勝で、10月29日後楽園でのアジュール・レボリューションとの決勝戦へとコマを進めた。 


〈試合後のらぶりーぶっちゃーず〉
――決勝進出を果たしました。
もち)ありがとうございま~す!!
ハム子)やった~!!いぇ~い!
2人)らぶりーぶっちゃ~ず!!やったね~!!
――今までアジュレボとの対戦成績は?
ハム子)ない!ない!
――初対戦?
ハム子)初対戦。
もち)ないのか?
――意外ですね。
ハム子)そう、意外なんですよ。
もち)そうなんだ?
――どういう印象を持ってます?アジュレボには。
ハム子)え、キレイ?(笑)。
もち)うん、キレイ。
ハム子)正直、申し訳ないけどキレイだよね。
もち)まあそうね。
ハム子)ビジュアルはいいんじゃない?
もち)軽やかですしね、キラキラしてますしね。
ハム子)なんかちょっと色々長いな~って思う。手とか足とか。真逆じゃない?私たちと真逆なビジュアルかなって。
――試合に関してはどうですか?
もち)試合に関しては、…でもね、私たちの後輩に当たるわけで。今、世羅がずっとチャンピオンでずっと一線で活躍して、うちらも挑戦してるけど負けてますし、その勢いも含めて止めたいなとは思ってますね。 ハム子)この前の後楽園でアジュレボ対決メインでベルト賭けてやって絆が深まったとか言ってますけど、私たちも横浜でメインでベルト賭けて戦ったことがありますし、アイスリボンのタッグチームと言えばらぶりーぶっちゃーずだと思ってるので。
もち)うん、間違いない。
ハム子)今までずっとチャンスを逃して、逃して逃してやっと決勝までたどり着いてね、新しくなったベルトは私たちが。
もち)はい。今回は外せない戦いだと思ってます。
――なかなか縁がない部分もありましたけど、払拭したい気持ちもありますか?
もち)そうですね。自分たちで逃したところもあったし、次こそ次こそって言ってダメでダメで、また結局ダメで白紙になって、やっと自分たちでまたもう一回持って来たので、この勢いで後楽園ね。
ハム子)勢いじゃなくても実力で私たちは勝ちに行きたいと思います。

◆第6試合 ICEx∞選手権試合30分1本勝負
○【王者】世羅りさ(14分09秒 片エビ固め)長崎まる子【挑戦者】×
※ダイビングダブルニードロップ
※第24代王者6度目の防衛に成功。

【第6試合】
まる子にとって2度目のICE王座への挑戦。チャンピオンの世羅はまる子に対して、試合中に終始うつむき気味で、相手の顔を見ようとしないことを指摘。これに対してまる子は、デビュー前に世羅のエルボーを受け、肺に穴が開き、デビューを延期する事になったことを初めて明かした。両者の様々な思いが絡み合った一戦はパワーで押し潰しにかかる世羅に、猛スピードの動きで応戦のまる子。互いの持ち味が出た好試合となった。終盤、まる子が裏まる投げ、まる投げを連続で決め、ワイルド・ボア、猪突猛進と一気に勝負に出るが、これをしのいだ世羅がファルコンアローから背中へのダイビングダブルニー、ボディへのダイビングダブルニーを決め王座V6を果たした。

 




〈試合後のリング上〉
世羅)V6~!片手じゃ数えられ無くなって来ましたよ。まる子、2年前デビューが決まった後のエキシビションで私は思いっきりエルボーをして、肺に穴が開いた事、今までもこれからも忘れることはないと思う。でも今日はそれ以上のエルボーを何発も何発もまる子に打ったよ。肺に穴開いてる?
まる子)開いてねーよ!
世羅)強くなったじゃん。まる子は強くなった。でも、まだ私には届かないよ。もっと強くなって、何連発もエルボー打った後に、まる子がまた立っててここで戦ってる事を楽しみにしてます。今日はありがとう。 まる子)ベルト獲れなかった。今の自分の力全て出し切ったけど、それでも世羅さんに敵わなかった自分が不甲斐なくて悔しい。まる子はもっともっと強くなるから。これから当たるとき絶対に手加減しないでください。もっともっと強くなったまる子ともう一度ベルトを賭けて闘って下さい。ベルトを持った世羅さんの前に立つので、その時よろしくお願いします。(と世羅と握手)でもやっぱり悔しい!そのベルト巻きたかった~!何でも良いからベルト巻きたかった~!!


大畠)(リング下から)あるよ~。ベルトここにあるけど。(と言いながらリングに上がると)私、今日のお昼にWAVE後楽園大会でWAVE認定シングル王者になりました。大畠美咲です。まあその時に私は防衛戦の相手は、自分からは後輩しか指名しないって宣言しまして、10月22日に長浜とのタイトルマッチが決まってるんですけども、その先もどんどん指名して行きたいと思って、今日は様子を見にアイスリボンにこさせて頂きました。そして活きの良い後輩を見つけました。まだ防衛戦やってないからベルト賭けるとか、すぐにタイトルマッチにはならないんだけど、とりあえず私と試合してみませんか?シングルでもタッグでも、場所も何も問わない。それは任せる。
まる子)シングルやりましょう!絶対シングルがいいです。そのベルト賭けて下さい。
大畠)話聞いてたかなぁ?防衛戦まだやってないからベルトを賭けてって言えないの。
まる子)防衛する自信ないって事ですか?
大畠)言うね。もちろん防衛する気は満々だけど、今ここで、まだ防衛戦もやってないのに次を決めてしまうのはベルトに不誠実だし、挑戦者にも失礼な事だと思うから、ベルトは賭けられません。グダグダグダグダうるせえな~。試合するの?しないの?どっち?やる気ないなら他の後輩に行っちゃうけど。
まる子)やります、やります。シングルでやります。そのベルトやらせて下さい。
大畠)とりあえず防衛戦が終わったら交渉してみるから。
まる子)次、アイスは10月29後楽園ホール大会があるんですけど。
(大畠がリングサイドの藤本に確認を取る)
藤本)バカ負けしました。どうぞ。
大畠)じゃあ10月29日アイスリボン後楽園ホール大会で、ベルトは分かりませんけどシングルお願いします。
まる子)ベルトお願いします!!
(2人で握手を交わし、リングを降りる。)


世羅)なんか楽しそうな事になってるねぇ。私も楽しそうなことしたいな。と言う事で、ICE次期挑戦者を決めたいんですが(と周りを見回す)やりたい人いっぱいいるんで、次のホールで次期挑戦者決定戦やってもいいですかねぇ?次挑戦したい人!(リングサイドでみんなが一斉に手を挙げる)シングルと思ってたけど結構いるね。4人でいいかなぁ?独断と偏見で決めた4人が今いるなと思って。まず妹加。アメリカ帰りのあかね。どんだけ強くなったか見せて。復帰した先輩、私の永遠のライバルくるみ先輩、やりましょう。ずっとシングルやりたいと思ってたよ法。て事で(他の人)ごめんなさい。一番目に付いた4人にしました。4人上がって。4人で次期挑戦者やってもらいましょう。タッグじゃ決められないから1対1対1対1でしょう。4WAY。頑張って下さい。




〈試合後の世羅〉
世羅)V6~!片手で数えられなくなる感覚がこんなに嬉しいんだって改めて思いました。まる子とはデビュー前からの因縁っていうんですかね、それがずっと心に引っかかってて、私から言い出す事ではないと思っていたので心に秘めてたんですけど、まる子から、まる子からというか、つっかさんが背中を押したって感じでしたけど、まる子から言って来てくれて、それで私も吹っ切れたというか、そのお陰でまる子に思いっきりエルボーすることを躊躇わなくなったなって思います。正直ずっと怖かったので、今日思いっきりエルボーを何発も打てた事は、自分の中でのわだかまりも解れてスッキリ爽快っていう感じです。しかも防衛して、さらにスッキリ爽快で感慨深い一戦でした。
――まる子選手に上を向けとか目を見て来いと仰ってましたけど、今日はどうでしたか?
世羅)最初の方ちょっと下向いてましたね。だから髪の毛クイッてやって上向けよって言ったときから目を離さなくなったので、ちゃんと分かって来たなというか、向上心が見えたので、試合中でベルト賭けて戦ってるんだけど嬉しく感じたと言うか。彼女の得意は猛スピードで、ついてくのがしんどい。猛スピードって凄いですね。あれは私には出来ないかなって思いました。私に持ってないものがあの子には確実にあったなって改めて体感させられたというか、最後は足がちょっと追いつかなくなっちゃって、私何されてんだ?って本当に焦りました。気付いたらカウント入ってるし。やっぱりまる子すげーなって。勢いあると思います。
――エルボーは思いっきりいけましたか?
世羅)思いっきり出来ました。もうきっと誰にもエルボー躊躇う事は無いだろうなって思う。もし今後エキシビションの相手をするようなことがあるならば、エルボーは封印しておこうかなと思います(笑)。今までもエキシビションの相手、まる子以降はしてないのかな?やっぱ練習生相手にエルボーは怖がってたと思うので、今後練習生にはエルボー出す…ちゃんとデビューして身体が出来た状態の子たちには思いっきり打ってこうかなって思ってます。
――試合後にはチャンピオン権限で4選手を指名しました。
世羅)そうですね。私がタッグ決定戦に出ると言うことで、シングルの防衛戦は後楽園で出来ないんですよ。次期挑戦者、私が決めても良いんじゃないか、なんか今まで結構私の対戦相手発信が多かったんですけど、自分からこう、かかってこいや!ってやるのも有りだなと思って。それで私が今やりたい人たちを選んで、なんか全員やっちゃうのも、手を挙げた子全員ってわけにもいかないので、私がやりたいって思って目が付いた4人を選ばせてもらいました。
――誰に来て欲しいみたいなのはありますか?
世羅)全員が来ても嬉しい4人にしたので。妹加とはもうずっとシングルやりたいって、妹加が初めてアイスリボンに参戦した時。私が相手をしたんですけど、アイスリボン出てみない?って誘ったのが私なので。専門学校の同期だし、同じ年だし、凄い思い入れのある子です。あかねはアメリカから帰ってきて、行く前に私はベルトの防衛戦あかねとハードコアでやってるので、帰ってきたあかね、どう変わったのかっていうが見たいっていうのがあって、くるみさんはもう私の永遠のライバルなので、このベルトを獲った時の(トーナメント)準決勝でくるみさんと当たってるんですけど、なんかこうギリギリで勝った覚えがあるので、今度は絶対王者として柊くるみを倒したい。そして最後に法 DATEなんですけど、彼女は今までタッグマッチでしか戦った事が無くて、カッコイイんですよ。私セコンドで見てても、法かっけーって毎回思ってて。目の前に立った時、余裕感があるんですよね、彼女凄い。対峙しても相手を怖がってない姿が、やっぱカッコイイなって思って、法とはシングルで絶対戦いたいですね。しかもベルトを賭けて。
――法選手っていうのは、Team DATE4人の中でもちょっと世羅さん的には特別ってことですか?
世羅)そうですね。特別ですね。あの4人をパッと見た時にシングルしたいなって思うのは法ですね。直も体格は良いですし、気にはなるんですけど、なんかまだちょっと幼さを感じる。華蓮も同じ事が言えますけど。法が一番戦いたいなって思います。
――次の後楽園はタッグトーナメント決勝です。
世羅)次、タッグですね。10月29日後楽園ホール。タッグでベルト獲ったら2冠になれるので。2冠のチャンスはそうそうないと思うし、今アジュレボが獲らなきゃ誰が獲るって思うので、アジュレボでベルト巻きたいと思います。

〈試合後のまる子〉
まる子)タイトル戦終わってしまったんですけども、ずっと前哨戦があって、下を見るなって言われたり、負ける気がしないって言われたりして、感情的にDATE以来イライラしてしまって凄く感情を出したんですけど、それでもやっぱり敵わない。世羅りさってこんなに強いんだっていうのが今日身にしみて感じました。
――前回のタイトルマッチとは全然違いましたか?
まる子)前回とは場所も違いますし、お客さんも360度お客さんだし、照明も違うし、凄く緊張しました。
――会場なんかもうまる子選手応援一色ぐらいの勢いでしたけど、感じました?
まる子)はい、絞られてる時は聞こえたんですけども、それ以外は、まだまだなんですかね、悪い意味での猪突猛進になってしまってて、そこがもうちょっとお客さんの声もちゃんと拾って、セコンドの声もちゃんと拾えばもっと冷静に戦えるのかなと反省です。
――目は見れました?
まる子)はい。目はとことん見ました。見たつもりなのですが、お客さんにはどう見えてるのか。自分では分からないです。でも目を見ることで視界が違うんだなと思いました。相手の次やるだろうって事も分かってくるし。
――それは今後も直していきたい?
まる子)はい。今後も目を見るように視界を広くして、相手の手の数をどんどん減らしていって勝とうと思います。
――試合後に大畠選手が来てシングルっていう形になりましたけど。 まる子)次から次にチャンスが舞い降りて来るっていう感じで。大畠さんとは、この両国KFCでシングルをしたんですよ。一回シングルしたことがあって。また大畠さんが来て、もうその時と比べたら全然自分が違くなってんだ、強くなってるんだぞっていうのを表して、隙あらばWAVEさんのベルトを自分の腰に巻くチャンスなので。あちらが防衛しないとですけど、自信はあるようなので。もし防衛になったらベルトを獲る気で行きます。
――DATE戦があって、世羅戦があって、大畠戦もあって、なんか今年は凄く盛りだくさんな感じがありますけど。
まる子)そうですね。なんか目まぐるしく(笑)自分でも自分自身が着いていけてるのか着いていけてないのか分からないぐらい目まぐるしくて。でもそこにはやっぱ置いていかれちゃいけないので、練習をしっかりして新しく自分をどんどん研究していこうと思ってます。

 




〈エンディング〉
マイクを手にした藤本が「練習生のグロリア(仮)いますか?来て下さい。グロリアのリングネームを発表します」とリングに呼び込む。手に持っていた紙を広げると「ジュリア」の文字が。「ジュリアです。このジュリアという4文字の中に色んな思いが込められています。本人にとって凄く思い入れのある名前になっているので、真相は徐々に明かしていきますね。10月29日まだカードは未定なんですけど、一言意気込みをお願いします。」と藤本が振ると、ジュリアは「10月29日デビューいたします、ジュリアです。私の力はまだ微々たるものですが、アイスリボンを少しでも広められるように、一生懸命精進してまいります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します」とコメントし、会場から大きな拍手が起こる。藤本も「イタリアと日本人のハーフなんですけど、バリバリの日本語!(笑)」と思わず苦笑い。 
 


10月14日アイスリボン道場マッチ842試合結果

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「アイスリボン842」
2017年10月14日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:95人

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○弓李(5分46秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)朝陽×


朝陽デビュー前のエキシビションマッチ(8月17日上野)以来、デビュー後初の弓李とのシングル。デビュー前、朝陽の教育係も務めていた弓李は序盤からじわりじわりとグランドに誘い込み関節技でダメージを与えていく。朝陽もドロップキックの連打、クロスボディアタックをかわしてのミサイルキックと反撃を試みるが、最後は弓李のバッククラッカーからのフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドにフォール負けを喫した。
試合後「弓李さんと上野のエキシビションで対戦して頂いていて、その時も凄く楽しくて今日も凄く楽しかったです」と語ったが「だけど今日のカードを見て、いぶきが第3試合で、自分が第1だったっていうのが凄いショックで・・、ショックじゃないけど悔しかったです。いぶきに絶対負けないって言ってるけど、まだまだ自分の頑張りが足りてない。もっと頑張ります」といぶきへのライバル心から第1試合出場への不満を語ると、藤本が「何言ってるの?第3試合も第1試合も大事なんだよ。今日初めてプロレス見るお客さんが来ました。第1試合の選手はその人にとって人生初のプロレスなんだよ。それが今日は朝陽だった。第1試合は凄く重要なんだよ。過去にアイスリボンは第1試合でタイトルマッチをやったこともあった。だから今日はフレッシュな2人に対戦してもらった。これから私がカード組むのに、こんな事を言われたら第1試合を組みづらいじゃん。第1試合は大事だからね。これから第1試合の女って言われるぐらい極めて下さい」と第1試合の重要性を説明。弓李も「自分も昔、第1試合嫌だな~って思う時があって、でも藤本さんに今と同じ事を言われ、めっちゃ第1試合いいじゃんって思うようになって来たんですよ」と語り、朝陽戦に関して「初のシングルマッチ楽しかったです。もう凄い可愛くて。是非また戦いましょう」と語った。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負 
藤本つかさ&○長崎まる子(8分42秒 猪突猛進)松屋うの×&直 DATE

10月9日両国KFC大会で世羅のICE×∞王座に挑み、好試合をみせたまる子。この日は初タッグとなる直&うのを相手に、藤本との立体的な動きの連係で勝負。開始早々いきなり藤本がドロップキックからうのをカバー。ギリギリカットで免れたうのに、今度はまる子がドロップキックからカバー。これもしのいだうのに、今度はダブルのエースクラッシャーを決めるなど、スタートから藤本とまる子が主導権を握る。直のキックを突破口に、必死にうのをフォローするも、流れを変えるには至らず。最後はまる子が猪突猛進でうのを沈めた。
敗れたうのは「やっぱりまる子さん、最近マブダチ厨二病とか世羅さんの王座挑戦とかでイキイキしているなって思ってたのですが、実際に戦ってみて凄く勢いがあって自分が勢い負けしてしまったと思います。自分は今、迷っていて。デビューして1年ちょっと、自分のプロレスというか、どういう風にやって行けば良いかとか、どうなりたいだとか、自分の中で曖昧な事が多くて、後輩も華がある、若くフレッシュな後輩が入って来た。その中で自分のスタイルというかを見つけられずに悩んでいる状態が続いてました。でもプロレスラーデビュー出来て、デビューしただけで何もしてないし、何も残していないので、諦めるの早いし、地道にですけど、練習して自分の視野を広げて、色んな経験して、何かを掴めたら良いなと思っています。これからも一生懸命、がむしゃらに頑張ります」と心境を語った。また直は「今日は初めてうのさんと組みました。タッグベルトは逃してしまいましたが、今日も試合をして改めて思ったことが、やっぱりプロレスが楽しくて楽しくて、楽しくて仕方がないです。ベルト逃しちゃったけど、これからどんどん強化して行きます」と充実ぶりをアピール。そして、まる子は「悩んでるなら言ってよ。何かあるなら。何も言わないのは、まる子が年下だから?年下でも考えれる頭はあります。悩んで悩んで悩む事は別に悪くないから。まる子だってマブダチがあったり、世羅さんに挑戦したり、凄くイキイキしてるって思われてるけど、アレも結構なプレッシャーに負けてて、だけどプレッシャーに押しつぶされちゃダメだと悩んで悩んで悩んでやって、結果負けちゃったけども、今凄く充実してる。一人で悩んでたわけじゃないし、周りの人に相談してたから、うのちゃんも一人で抱え込まないようにしてください。まる子がいるから」と悩める後輩に語りかけたのを受け「悩みがあったらまる子に相談して下さい」と藤本がお客さんに語りかけた。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
尾﨑妹加&×星いぶき(9分24秒 ギブアップ)法 DATE○&華蓮 DATE ※ヨーガ・ダニュラ・ロック


リボンタッグ王座決定トーナメントでは1回戦で敗れたものの、アジュレボ相手に持ち味を十分に発揮した法&華蓮のラーワニャが9月23日の横浜リボン以来のタッグ結成。対戦相手の妹加とは、法が10月29日の後楽園ホール大会で次期ICE×∞王座挑戦者決定4WAYの前哨戦、いぶきと華蓮は同期&同い年でお互いを意識し合うライバル同士という顔合わせ。試合は妹加vs法でスタート。妹加がパワーで圧倒すれば、法はスピーディかつヘビーな蹴りを連打し応戦。両者が譲らない攻防をみる。華蓮vsいぶきの絡みも見られたが、この日は華蓮が法をアシストする形となり、最後は法と華蓮のダブルキック&かかと落としでいぶきを捉え、法がスタンディングのアームロックから、そのままグランドに移行。腕を決めながらブリッジし、更に絞め上げるヨーガ・ダニュラ・ロックでフィニッシュ。
試合後、いぶきは「今日も負けてしまいました。さっき朝陽が言ってた事は、自分に嫉妬してるのかな?って思いました。プレッシャーもあるけど、1試合目に試合するのは楽しいです」と語り、妹加は「今日は前哨戦だったけど、いぶきを上手くサポート出来ずに負けてしまいました。法と対戦した時に、結構手応えがあったし、法に苦戦してるようじゃあかねさんとくるみさんには勝てないので、今日の負けは切り替えて、次に繋げていきます。後輩だからといって舐めてたら今日みたいに負けてしまうので、気を引き締めて頑張ります」とICE挑戦者決定戦に照準を絞った。そして華蓮が「法がいぶきを倒してくれました。いぶきとは14歳で同期で同じ年で、これまでシングルマッチを2回やってて2回とも私が勝ってます。タッグマッチは、最後自分でいぶきを倒した事がなくて、だからタッグマッチでもしっかり最後は自分でいぶきを倒したいと思います。そしてこれから勝ち続けます」と語ると藤本から「やっぱり2人の絡みは面白いから、後楽園ホール、いぶきと華蓮を何かしらの形で絡める試合にしようと思います。タッグマッチか分からないけど、2人絡みの試合にします」との発表。これを受けて華蓮が「14才同士ですが、いぶきとの差を見せつけてやります」と語り、いぶきも「その差以上に見せつけてやります」と応戦。ここで同じ14才の朝陽もマイクを持つ。「後楽園は出られないんですけど、2人には絶対負けません」とライバル心をむき出しにする。藤本からは「朝陽は期末テストがあります。今年受験生だもんね。期末テストを優先して下さい。受験に受かって来年からは高校生レスラーとして活躍出来ますように」との檄が飛んだ。この試合でフィニッシュを決めた法は「勝ちました~。最近自分で勝てて無い事が多くて、でも今日はいぶきからギブアップで勝つ事が出来て、久しぶりに自分で勝利をもぎ取る事が出来て超嬉しいです!でもいぶきは年下で後輩なので、私としては後楽園を控えた妹加先輩から勝ちを取りに行きたかったです。後楽園ホールはレジェンドの世羅先輩にご指名を頂いたので、今日からしっかりと、これからも勝ち続けて後楽園に向かっていきたいと思います」と気合を入れ直した。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○世羅りさ&雪妃真矢(13分52秒 片エビ固め)星ハム子&トトロさつき×
※ダイビングダブルニードロップ


10月29日の後楽園大会でリボンタッグ王座決定トーナメント決勝で対戦するアジュール・レボリューションとらぶりーぶっちゃーずの前哨戦。序盤戦はトトロに的を絞った猛攻をみせ、ハム子に揺さぶりをかけたアジュレボだが、逆にじらされたハム子の闘志に火をつけてしまう。トトロをうまくコントロールしながら、そのウエイトを活かした連係、攻撃を決めていくハム子。アジュレボもハム子の出方を見て、今度はハム子への集中攻撃を仕掛けるなど、タッグとしての呼吸に乱れはない。最後はハムトトバーガー攻撃をかわし、世羅がトトロにエアーズロックからダイビングダブルニーを決めフィニッシュ。
善戦したものの敗れたトトロは「凄い悔しいです。でも一緒に戦ったからには、ハムさんに、らぶっちゃにベルトを巻いて欲しいので29日の後楽園ホールはハムさんのセコンドにつきます。ハムさんがベルトを獲るところを是非皆さんに見て欲しいなと思っています」とハム子にエール。ハム子は「先にうのに物申したい。(涙ぐんでいることを藤本に指摘され)トトロにベルトを獲って欲しいって言われて嬉しくなっちゃった。うの、私もず~っとず~っとず~っとデビューしてから負け続けてきて、デビューして3ヶ月で怪我をして、6時間も手術をして、復帰したと思ったら復帰戦でつっかに18秒で負けたの。それから私もどう戦って良いか、悩みに悩み、凄く悩んで、こんなにセクシーになっちゃった。だから悩めばいい結果を自分で見つけられるはず。だからプロレスをやり続ける事で自分を見つけて下さい。そして、10月29日は皆さん何の日ですか?とにかく肉の日ですよ。私たちらぶりーぶっちゃーずは、アジュール・レボリューションと初対決です。私、今日2人の入場してくる姿を見て、凄い嫉妬しちゃった。やっぱりキレイだもん。見た目は2人ともキレイですらっとしてて、私たちと真逆だなって本当に思った。でも、この気持ちが私の闘争心となったので、とっても肉の日、私たちのお腹にベルトを巻きたいと思います」と必勝宣言。世羅は「まず、ハム子さんの事はちょっと置いといて、両国で次期挑戦者決定戦4人選びました、似てないようで似てる4人を選びました。個々は強いけど、なんか一歩引いて見てるというか、ベルトに挑戦する強さを個々では持ってるのに、一歩引いてんだよね。挑戦したいって思ってるのかもしれないけど感じない。今のままじゃ絶対4人ともに負ける気がしない。4人いっぺんにかかって来ても負ける気がしない。でも、その4人が争ってベルト挑戦したいって一人になった時、その人は挑戦する価値がある選手になっているんじゃないかと、上から偉そうに言ってみました。楽しみにしてるから。待ってるんで。上がって来て下さい。そんな事を考える余裕が私にはある。29日、その4人の事を考える余裕が私達にはある。ベルトを賭けて戦う時いつもハムさん1人で頑張ってません?相方どこ行ったんですか?(ハム子が「大分」と答えると)ハムさん置いて大分行って、前哨戦1人に任せて、全然負ける気がしない。いつもハムさん1人で頑張って、そんなんで勝てるわけないじゃん。私は29日に二冠になるので、とにかく肉を食べる日、とにかく肉を叩く日、ハムさんのお腹をもてあそぶ余裕が私にはありますんで、楽しみにしておいて下さい」と余裕の言葉でハム子に返した。そして雪妃は「第1試合について私ちょっと思ったんですけど、私、第1試合が大好きで、だってその日のお客さんをリングに集中させるか、させないかかかってるのが第1試合だったりするし、しかも第1試合が終わったあと、その日の興行を最前列のお客さんより前で、セコンドで全体会通して見れるんですよ。こんな勉強になる事は無いですよ。で、私、第1試合が好きで第1試合を極めたいって藤本さんに話した時から、第1試合は1回しかやらせてもらってないんです。組んでもらえるうちに吸収出来る事をいっぱい吸収した方がいいと思う。あと、うの。私も1年目、欠場して指の手術して、復活して、すぐに鎖骨折って、再デビューの気持ちで復帰してから、この10月でやっと丸2年なの。だから私はデビューして丸2年の気持ちでいるんだけど、悩んで悩んで悩んだ時もあるし、でもまる子も言ったけど、悩むのは悪くないし、悩んだら走れって私に言った先輩もいて、それも無駄じゃないと思う。悩んだときに身体動かして、身体動かしたら疲れて眠れるし、悩んだ時に色んなことをやってみたらいいと思う。色々挑戦してやりたい事をやってみたらいいと思う。で29日は私たちアジュレボが正式に結成してから初めてらぶっちゃとやります。その前に2015年に世羅さんの生誕祭で、私タッグパートナーに選んでもらってらぶっちゃと対戦してるんですけど、その2週間後ぐらいに正式にタッグ結成したんですよ。だからたぶん世羅さんの中で私と組んでらぶっちゃとやる事が何かあったからそのカードを組んだんだろうと思うし、そのカードがあったからアジュレボ結成に至ったと思ってるので、らぶっちゃとの対戦は必然だろうし、そのらぶっちゃを倒してアイスリボンのタッグのトップに立ちたいって思ってます。世羅さんはシングルとタッグの二冠になって、私はその日アイスリボンのタッグベルトを巻いて、夜の文体でOZのタッグベルトを巻いて、2人とも二冠になりたいと思います」と語った。
また座談会終わりにジュリアのデビュー戦カードが発表され、弓李から報告として「お知らせです!写真集を出しますと発表しましたが、10月29日後楽園ホール大会で発売します!(藤本に写真集のタイトルを聞かれ)『きゅうり』です」と自身の写真集の発売を笑顔でPRした弓李だった。しかし、10月29日に後楽園にアクトレスガールズの万喜なつみと本間多恵の参戦が発表されると表情が一変。横に座っていた妹加を気遣う素振りをみせ、藤本に「その2人と対戦させて下さい」と直訴。藤本もこれを了承し、弓李が初参戦のアクトレスガールズを迎え撃つこととなった。 
 

10月21日『セクシー♪ハムシー♪雑草魂♪ 星ハム子生誕祭~最年長をいたわって』試合結果

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アイスリボン843
セクシー♪ハムシー♪雑草魂♪
星ハム子生誕祭~最年長をいたわって
2017年10月21日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 105人(満員)

★エキシビションマッチ3分間
星ハム子 (0-0) ジュリア

【エキシビションマッチ】
10月29日の後楽園ホール大会でデビューするジュリアの初エキシビション。この日の主役であるハム子が相手を務めた。開始早々にロックアップでロープに詰められたジュリアだが、反転しハム子にエルボーを連打、ドロップキックの2連発を決める。ボディスラム狙いは逆にハム子に決められたが、逆エビ固めをロープに逃れ、エルボーの打ち合いで必死にハム子に食らいつくと、2度目のトライでボディスラムに成功。更に押さえ込みを連発しフォール狙う。最後もハム子をスモールパッケージに決めたところでゴング。終始、果敢な攻めをみせたジュリアに、エキシビション終了後にハム子はマイクを持つと「何も出来なくて当たり前。相手に向かっていく気持ちが本当に大切です。私はジュリアにデビュー戦前、気持ちを高めて欲しくて、最初で最後のエキシビションを組みました。たぶん当日は緊張や不安、デビューすることの喜びで心も頭もいっぱいいっぱいになって、わけわからなくなると思う。でもそれも含めてリング上でお客さんに、全てを見せて下さい。デビュー戦は一度きりだから悔いの無いように頑張って」とメッセージ。ジュリアも「ハム子さん、こんな私のために生誕祭でのエキシビションありがとうございました。今の言葉を大事にしてデビュー戦頑張りますので、よろしくお願いします」

★第1試合 朝陽!15才のお誕生日おめでとう!
~戦いたい先輩と思いっきり戦いなさい!シングルマッチ10分1本勝負 
○藤田あかね (6分33秒 ギブアップ) 朝陽×
※変形キャメルクラッチ

【第1試合】
今大会は10月19日で35回目の誕生日を迎えたアイスリボン最年長のハム子のバースデー・プロデュース興行だが、朝陽もまたハム子と同じ10月19日生まれ(=年齢は15歳)。ハム子からのプレゼントとして用意された対戦相手は、朝陽自身が対戦を希望したあかね。開始早々にドロップキックの3連発を放った朝陽だが、あかねは2発は胸を張って受け止め、最後の1発ははたき落とすなど切り返しに出る。豪快なボディスラムからレッグシザース、キャメルクラッチで朝陽の動きを止めるが、朝陽は両膝をついた状態で、あかねのボディにエルボーを打ち込み食らいつく。更にカウンターのドロップキックから高角度回転エビ固めを狙うが、これを踏ん張ったあかねは朝陽にエルボードロップ。クロスボディ、ミサイルキックと積極的に攻める朝陽。しかし最後は朝陽の2発目のクロスボディをキャッチしたあかねがそのままアバランシュホールドで叩きつけ、変形キャメルクラッチで一気にフィニッシュ。
試合後、朝陽は「あかねさんと上野でエキシビションをさせて頂いて、エキシを終えた時に、"楽しかったよ。デビューしたら、またシングルしようね"って言って頂いた事とがすごく嬉しくて、アイスリボンの中で、一番お話しした事のない先輩だったので、すごく嬉しかったです。ありがとうございます。今日、自分は15歳初の大会でした。10月は期末テストが近いので、もう参戦予定が無いんですけど、本当は後楽園も、その前日の道場マッチも出たかったんです…」と不満気な表情で藤本に目を向けるが、藤本は「私を睨むな。その悔しさを期末テストにぶつけてください」と朝陽を一喝。
あかねは「グッドイブニング。マイネームイズアカネフジタ。久しぶりの座談会ですけど、これ(アメリカかぶれ)3カ月ぐらい引っ張ります。朝陽がそう言ってくれて、たぶん初めてなんですよ、後輩がシングルしたいって言ってくれたのが。自分は上野のエキシのままだと思っていて、まだ全然弱いしなと思っていたら、意外と、先輩面して効いてないふりしたんですけど、エルボー痛くて。私がアメリカにかぶれている間に成長していたんだなと思って。終わってから泣いてたけど、全然良かったと思うんですけど、どうですか?(場内拍手)ですよね。だから次にシングルするときは今日の変形キャメルじゃなくて、そのあとのPONジュースなり、みかんでポンなりを出させるくらい成長している事を期待しているので、またお願いします」と朝陽の健闘を称えた。

★第2試合 若いって素敵よね♡
みんな星ハム子になりなさい!タッグマッチ15分1本勝負
○柊くるみ(柊ハム子)&長崎まる子(星まる子) (8分18秒 くるロール) 法 DATE(ハムDATE)&華蓮 DATE(星DATE)×
※星ハム子のコスチュームを着用


【第2試合】
生誕祭恒例のコスチュームチェンジマッチは21歳のまる子が最年長で、法が19歳、くるみが17歳、華蓮が14歳と、フレッシュなメンバーで行われた。今回はフィニッシュ・ホールドがハム子の技限定ではなかったものの、それぞれの選手がセクシーポーズを含めてハム子のムーブ、技を取り入れ、ハム子になりきって試合を進めていく。最後はまる子がハムロールならぬまるロール、そしてくるみがハムロールならぬくるロールを連続して華蓮に決めてフィニッシュ。
試合後、華蓮は「ハム子さんのコスチュームなので大丈夫かなと思ったんですけど、意外とぶかぶかじゃないので(周囲から「ぶかぶかだよ」「詰めてたじゃん」の声)今回はハムロールならぬくるロールで負けてしまいました。でも楽しかったです。もしまた機会があれば、次は華蓮ロールで勝ちたいと思います」と語り、法は「今日は試合に負けてしまったんですけど、セクシー対決とコスチュームの着こなし対決は勝ったんじゃないでしょうか!?今日はすごく楽しかったです。でももう10月29日後楽園がすぐそこなので、今日はくるみ先輩に負けてしまいましたが、10月29日は自分が必ず勝ち残ってベルトに挑戦したいと思います」と後楽園に向けて必勝宣言。
試合でセクシーポーズを積極的に決めまくったまる子は「星まる子でーす。さっき法がセクシーポーズで勝ったって言っていたんですけど、自分が勝った気がするんですけど。(ハム子に「見たい」と言われ)今ですか?いいですよ。(と1回転してのポーズを決める)まる子が一番だったんです。試合にも勝ったし、すごく楽しかったんですけど、ひとつ心残りがありまして…(くるみに向かって)親方―っ!セクシーポーズ、なんでしてくれなかったんですか?(くるみが「やったよ」と言い返すが)最後やってくれなかったじゃないですか。自分1人になっちゃったんですけど。親方のセクシーポーズ、見たいですよね?(客席から拍手。まる子、他選手も手拍子。くるみがポーズ決める。)最高です」とマイクをくるみに渡して引き下がる。このタイミングでマイクを渡されたくるみはしばし絶句していたが「ハムさんのコスチューム、たぶん自分が一番ぴったりなんですよ。なんの心配もなくコスチュームを着て、久しぶりに網タイツをはいて、ぞわぞわ感があって、でも楽しかったので、また着たいと思います。そして期末テストがあるって(朝陽が)言ってたじゃないですか。自分、終わったんですよ、テストが。で、前期終了で成績表が配られまして、なんと、過去一番いい成績でした。初めて5があったんですよ。特に1もなく。学校の事も調子がいいので、プロレスも調子よく29日は4WAYに自分が勝ってベルトに挑戦したいと思います」と語った。 

★第3試合 タッグ愛を見せてみろ!タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&○雪妃真矢 (8分09秒 片エビ固め) トトロさつき&直 DATE×
※紫閃光


【第3試合】
タッグとして活動している2チームの初対決。リボンタッグ王座決定トーナメント準決勝でトトロ&直のNovel Tornareが勝利していれば、これが決勝戦のカードになっていた顔合わせ。お互いがパートナーのピンチに体を張ってアシストに入ったり、積極的に連係技を決めたりと、タッグ愛を随所でアピールしながら試合を進めていく。チームとしてカラーをぶつけ合う好試合となったが、キャリアで勝るアジュレボがダブルのドロップキックを皮切りに息の合った連係を繰り出し、最後は雪妃が紫閃光を直に決めてフィニッシュ。
試合後、直は「今日は正しいのか、正しくないのか、良く分からないタッグ愛を学ばせて頂きました。ハム子さんにはいつも為になるアドバイスを頂いていて、お世辞かは分からないけど、自分に期待していると言って頂いた事がすごく自信につながっています。私もハム子さんみたいに、皆さんを笑顔に出来るような試合をして行きたいと思います。それと急遽決まったんですけど(10月24日)SEI☆ZAに参戦する事になりました。精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」と語り、トトロは「自分はらぶりーぶっちゃーず、ベルト獲ると信じているので…(泣きながら)タッグの決勝戦はらぶりーぶっちゃーずのセコンドにつきます」。

そしてアジュレボの2人は「本日はタッグ愛出しまくりで、あいつらにタッグ愛を教えてやったんですけど。"これがタッグ愛だったのか"って、すごい衝撃受けてたよね?ハム子さんとは10月29日後楽園ホール大会でタッグベルトの王座決定戦という事で当たりますけども、今日はハム子さんの生誕祭ということで、ハム子さんお誕生日おめでとうございます。ハム子さんは私のデビュー戦の相手であり、一生の壁だと思ってやってきているので、タッグベルト戦では、そのハム子さんを超えて、雪妃とベルト巻きますので楽しみにしています」(世羅)「私はハム子さんにも、もちさんにも勝利したことが無くて、これは一生超えられない壁なんじゃないかなと思っていた時もありますが、そう思い続けていたら本当に超えられないので、私は10月29日、アジュール・レボリューションでらぶっちゃという壁を超えたいと思っています。アイスリボンの中に、らぶっちゃ派が増えていて、全然かまわないです。誰も応援してくれなくても、絶対にベルト巻きます」(雪妃)

★第4試合 アイスリボン大好き♡パートナー&同期大切ね♡ タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&×松本都 (13分07秒 片エビ固め) 星ハム子○&宮城もち
※ダイビングボディプレス


【第4試合】 10月29日後楽園大会で行われるリボンタッグ王座トーナメント決勝進出のハム子&もちのらぶりーぶっちゃーず。宮城もちはハム子にとってかけがえのないパートナーであり、対戦相手の藤本&都は大事な同期というタッグマッチがこの日のメイン。序盤戦はらぶっちゃが都に的を絞っての猛攻撃をみせる。何度も追い込まれた都だが、必死に窮地を逃れ藤本につなぐ。名勝負数え歌として定評のあるハム子と藤本の攻防、そしてハム子をフォローするもち、更に試合の流れを変える都と試合は生誕祭のメインにふさわしい一戦になった。最後はらぶっちゃがもちの棚からぼた餅、ハム子のダイビングボディプレスの圧殺2連打で都からカウント3を奪い、ハム子が自らの勝利で生誕祭のメインを締めた。
試合後ぐったり状態の都は「疲れたんですけど。今日はパートナーのせいで負けたんですけど、でもマンマミーアZを2人でやったらセカンドだから補助に手はいらないはずなのに、私の手を掴んでくるから。あれで調子が狂った。ちゃんとやって下さい」と藤本にクレーム。「どう考えてもここ(=コーナー)に2人が乗って足を上げるダブルがおかしいんだよ」と言い返す藤本。都は「ほんと、うるさいんですけど。でもブーとは9年一緒で仲良しなんですけど(「全然、仲良くない」とハム子が完全否定)でもすごい今日はむかついたから、この恨みは後楽園ホールで、あなたの子供に返します。ブタの子供に恨みを返します。星一族を根絶やしにします」といぶき狙いを宣言。もち「今日は生誕祭という事で、隣に私を置いて頂いてありがとうございます。そして素敵な同期と、とんちんかんな同期に囲まれてイキイキと試合をするハムさんを見ていて、私も大事なパートナーと同期がいるので、私もハムさんみたいに、ずっとずっと大切にして行けたら良いなと思いました。そして10月29日。とにかく肉の日は、私たちがベルトを巻きます。さっき雪妃が言ってたけど、私たちのことを高い壁だと思っているなら、まだ超えさせるわけにはいかないので。私たちがベルトを巻きます」と語り、ハム子は「アイスリボン、35歳、星ハム子。やっぱり今日、試合だから勝敗はあると思うけど、こうやって座談会でみんなの顔を見たら負けても勝っても、みんな笑顔でいてくれて、プロレスがみんな好きなんだなって感じて、私は本当に嬉しく思いました。上手く行かない事も沢山あるけど、私たち、チャンスが来ても掴めない。いつも上手くベルト巻けない。けれども6年前は私たちタッグチャンピオンでした。10月29日は、もう今しかないと思うので、もちと6年ぶりにタッグ王者になってアイスリボンをもっともっと広めて行きたいと思います。星ハム子35歳、まだまだやり続けます。よろしくお願いします」と語った。藤本も「10月29日が後楽園ホールだけど、その直前にハム子さんの誕生日があって良かったですね。たぶんお客さんがらぶっちゃ応援一色になった気がしますね。らぶっちゃに風が吹いてます」とらぶっちゃ有利を示唆。しかしハム子は「でも、アジュレボはポートレート2000円でね、らぶっちゃはポートレート1000円なのね。らっぶちゃ、ポートレート売れなくて、アジュレボばっかり売れているんだよ。そりゃ、きれいで、スタイルが良くて、アジュレボの方がみんな好きで、応援したくもなって、ベルトが似合うかもしれないけど。たまにはこういうチャンピオンも良いんじゃない?」と本音をポロリ。最後に藤本がハム子に「普段気にしないっていって、一番気にしてんじゃん。おめでとうございます。アラフォーですか…。私も来年…。恐ろしいですね。でもいつまでも若々しくアイスリボンを引っ張っていきましょう。最年長よろしくお願いします」とメッセージを送った。

 

【エンディング】
座談会終了後、もちがマイクを手にするとハム子に語りかけた。「言いたい事があったので言っても良いですか?ハムさん、いつもおどけてるけど、本当は気にしいで、泣き虫で…。デリケートな先輩で、友達のように、お姉さんのように、家族のように、私といつも一緒にいてくれるハムさんが大好きです。

あげたいものがあり、しゃしゃり出てきたんですけど、うまく言葉に出来ないので歌いたいと思います」とハッピーバースデーを歌い始めると、バースデーケーキが登場。ろうそくを吹き消したハム子は抱負を「35歳最年長、私は体がボロボロになるまで、アイスリボンでプロレスを続けます」と語り、締めに入ろうとするが、朝陽、そしてこの日がリアルバースデーのバニー及川レフェリーをリングへ招く。

そこで再び2人のバースデーケーキが登場。朝陽「早く勝ちます」、バニー「淳一さんが引退される前までに1人で道場マッチはレフェリング出来るぐらいまでなりたいと思います」と共に泣きながらコメント。その様子を見ていたハム子も涙ぐみながら「こういうアイスリボン好き」と語り、最後は3人がケーキを持って円陣の中央に入りハム子が締めた。 
 

10/29『Oktober Iceribbon Fest2017』割引画像

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こちらの画像は、2017年10月29日アイスリボン後楽園ホール大会『Oktober Iceribbon Fest2017』の割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-1000円】となります。
こちらの画像を会場[5階]のチケット受付にご提示ください。

 

▼当日券販売は1階当日券売り場にて10時00分~
学生割引や、割引画像適応の当日券購入、リボン直販、選手取り置きチケットの引換は、5階エレベーター前のチケット受付にて10時00時より開始となります。

※試合開始直前は混雑が予想され試合開始に間に合わない場合もございますので早めの引換をお願いします。

[チケット当日料金]
最前列:完売
特別RS席:7000円(1F当日券売り場のみ)
RS席:6000円
指定席A:5000円
指定席B:4000円
※上記割引画像を提示頂くと、当日券を前売り価格(1000円割引)で購入頂けます。
(5階チケット受付販売のみの対応/当日券割引との併用は出来ません。)

★当日券割引のみ(5階受付のみで販売)
◇中高生 1000円(学生証提示)
◇小学生以下無料(保護者要同伴)

・横断幕・紙テープ、試合写真撮影可能
・許可のない動画撮影、音声の録音、売店の写真撮影は禁止となります。
・連写や脚立や自撮り棒のご利用は禁止となります。

[会場]
後楽園ホール
東京都文京区後楽1丁目3-61

【対戦カード】

◆第1試合 ジュリアデビュー戦 タッグマッチ20分1本勝負
井上貴子(LLPW-X)&ジュリア vs トトロさつき&直 DATE

◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
松本都 vs 華蓮 DATE vs 星いぶき

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
弓李&松屋うの vs 万喜なつみ(Actwres girl'Z)&本間多恵(Actwres girl'Z)

◆第4試合 飛翔天女ラスト聖地 タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&華 DATE vs 豊田真奈美&中島安里紗(SEAdLINNNG)

◆第5試合 Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合30分1本勝負
<王者>大畠美咲 vs 長崎まる子<挑戦者>
※第7代王者2度目の防衛戦

◆第6試合 次期ICEx∞挑戦者決定戦 時間無制限イリミネーションマッチ
柊くるみ vs 藤田あかね vs 尾崎妹加 vs 法 DATE
※OTRなし(勝ち残り)
※勝者が世羅りさの持つICEx∞王座の次期挑戦者となる。

◆第7試合 インターナショナルリボンタッグ王座決定戦 時間無制限1本勝負
世羅りさ&雪妃真矢 vs 星ハム子&宮城もち
※勝者チームが第42代新タッグ王者となる。

 

 

10月28日アイスリボン道場マッチ842試合結果

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アイスリボン844『ハロウィンリボン』
2017年10月28日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時30分開場
観衆:126人(超満員札止め)

【オープニング】

この日は年に1度のハロウィンリボン。入場式では出場選手がコスプレ衣装で登場。選手がリングに上がる度にカメラのシャッター音が会場内に響き渡った。
各選手のコスプレは以下のとおり。
星いぶき=ミニーマウス


トトロさつき=TTR(トトロ)48


バニー及川レフェリー=きゅうり畑のバニーガール


斉藤一二三レフェリー=レディース一丁拳銃


松屋うの=桃太郎


テキーラ沙弥=浦島太郎


長崎まる子=金太郎


弓李&尾崎妹加=千と千尋の神隠し(弓李=ハク、妹加=千尋)


雪妃真矢=ブラックキャット


藤田あかね=女海賊


宮城もち=キャリアウーマン


松本都=赤ずきんちゃん


星ハム子=最年長メイド


藤本つかさ=白雪姫


世羅りさ=ヨーダ



◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
弓李&○尾﨑妹加(11分1秒 エビ固め)長崎まる子&松屋うの× with テキーラ沙弥
※アルゼンチンバスター

GEKOKU娘vsズッコケ軍のタッグ戦は、ジブリvs日本昔話の代理戦争となった。うのがきびだんごを差し出して弓李たちを仲間に引き込もうとするが拒否。うのに2人がかりのストンピングの雨を降らせるとセコンドの沙弥が割って入りうのを救出。沙弥は救出したうのにまたがり「竜宮城に連れて行け」と指示するが、カメではないので連れて行けず。まる子が足柄山ならぬアイス道場のリングで妹加に「おい、クマ!相撲で勝負だ!」と相撲対決を要求。普通の子供(設定)の妹加は恐る恐る受けるが、まる子をぶん投げるパワーをみせるなど、各々がキャラを押さえつつ試合を進めていく。中盤うのがカウンターのサイバーチョップ、スクールボーイの連続攻撃で妹加をあと一歩と追い込むが、試合中に大人に成長した妹加は、うのをアルゼンチンバックブリーカーで抱え上げ、反動をつけてマットに叩きつけるアルゼンチンバスターでフィニッシュ。試合はジブリ軍が勝利した。 試合後、うの「今日は英雄になれなかった桃太郎です。千尋、最初はあんなに弱かったのに、最後はめっちゃ強くなっていて、子供の成長って早いなぁって思いました。今日は久しぶりにずっこけ3人組でコスプレ出来たし、組めてとても嬉しかったです。気持ちを切り換えて、明日は勝ちたい気持ちと、しつこさでも負けないように精一杯頑張りたいと思います」と語り、まる子は「今日は試合の中、相撲やったんですけど、レフェリーが見ていなかったのか、まる子勝ってたよね?(妹加は)膝ついてました。なのに、その後投げ飛ばされて、自分が勝ったかのように持って行ったんですよ。子供のくせに。今日はその鬱憤があるんですけど、明日は大畠さんと1年ぶりのシングル戦、かつタイトル戦です。WAVEさんのベルトをアイスリボンに流出させるつもりでやる気満々です。リングというフライパンの上で、大畠さんをコトコト炒めて、料理しようと思います」とタイトル戦に気合を入れた。また弓李は「やっぱり千尋は良い子ですね。ハクのコスプレをしました。妹加ちゃんと同じようなコスプレが出来たのがとても嬉しいです。明日は自分にとって大切な試合。今まで守られて来たと思うので、今度は自分が守りたいと思います」と意味深な発言。そして妹加は「今日は弓李さんにわがままを言って私の大好きな千と千尋のコスプレをして頂きました。弓李さん、めっちゃ似合うと思いません?可愛いんですよ~!髪型ありきで弓李さん先行で決めたんですけど、千尋になって、ちょっとデカ過ぎて、相撲も投げ飛ばしてしまうくらい強い千尋だったんです。すごい楽しかったです。今日勝った勢いを明日につなげて行きたいと思います。明日は私が勝ちます」と語った。

◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○松本都(8分24秒 みやここクラッチ)星いぶき×
※もう1人は藤本つかさ

翌日の後楽園ホール大会でトライアングルリボンに出場する都といぶきの前哨戦。そこに現トライアングル王者の藤本が入っての三つ巴戦は、藤本がいぶきをアシストしながら都狙いに出る。しかし都が粘る。リンゴを持ち出した都は藤本にそれを差し出す。リンゴを一口かじった藤本白雪姫は、その場でばったりと倒れてしまった。毒リンゴだったのだ。意識のない藤本を見て「(白雪姫を目覚めさせる)この中に王子様はいませんか~っ?」と自分でやっていながら助けを求める。王子がいないことを確認し、藤本に「やっぱり王子様はいないね!」とニヤリ。この一言で立ち上がった藤本は都に逆切れエルボーの連打。藤本を精神的に揺さぶった都はいぶきに的を絞ると、最後はみやここクラッチでいぶきを仕留め勝利を奪った。いぶきは「今日は大好きなつっかさんと、嫌な都おばさんと試合だったけど、また同じ技でやられてしまったのですごい悔しいです。明日は華蓮からスリーを取りたいです。都さんは、今度決着をつけたいのでどいて置いてください」と後楽園での華蓮狙いを宣言。都は「今日は2人がかりにも関わらず負けて、すごいダサいと思うけど、楽勝でした。王子様がいなくてかわいそうですね。勝つとか軽々しく言っているけど、今みたいな戦い方じゃ私に一生勝てません。ブタの子供わかってる?ブタの親、そのへんも教えてあげな。そして今日は違ったけど、もしベルトかかってたら私チャンピオンですよね?つっか、情けないですね。明日は気持ち良く勝って、このブタの子供も、ブタの子供の仲間も倒します」とトライアングル連勝を目指す。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○宮城もち(3分5秒 エビ固め)雪妃真矢×
※メタボリックサンド

後楽園ホール大会のメインで行われるリボンタッグ王座決定トーナメント決勝戦でぶつかるらぶりーぶっちゃーずとアジュールレボリューション。その前哨戦のもちvs雪妃のシングル。ブルゾンの曲でもちが入場し、和やかムードでくると思いきや、いきなりもっちりバディシザースの奇襲に出たもち。この一撃で一気に流れをもちが掴んだ。蹴りの連発で自分のリズムに持ち込もうとする雪妃だが、コーナーからのダイビング式もっちりバディシザースを決めるなど、雪妃の攻めを上手く切り返し、最後はカウンターのもっちりバディシザースからメタボリックサンドでフィニッシュ。わずか3分で雪妃に快勝した。 試合後、雪妃は「もちさんとのシングル。序盤からペースを崩すことが出来ず、冷静さを欠いて、そのまま負けてしまいました。明日はらぶっちゃのペースに飲み込まれないように、策をしっかり練って行きたいと思います。明日は負けません」と語るが、もちは「ユキちゃん、ダメウーマン。いい?プロレスは冷静さを持つのも大事。でももっともっと情熱的に戦う事の方が私は大事だと思う。冷静さだけを持ち合わせて、明日来るような人にはベルトを巻かせられないし、私たちを超えさせない。またいつものようにユキが負ける日だよ明日は。私たちがベルトを巻く日」と自信満々に雪妃を挑発した。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○世羅りさ&藤田あかね(13分59秒 片エビ固め)星ハム子×&トトロさつき
※ダイビングダブルニードロップ


メインもリボンタッグ王座決定トーナメント決勝戦前哨戦。チームリーダーの世羅とハム子がタッグで対戦。ヨーダのコスでは試合が出来ないと判断した世羅は試合コスチュームで臨む。これを見たハム子もメイドコスチュームを脱ぎ、試合コスチュームで挑む。序盤から世羅とハム子がお互いを意識し合う展開となったが、その中で、あかねが海賊らしく短銃やナイフを持ち出しレフェリーに怒られたり、お・し・り・だーっ!をアメリカンバージョンのヒ・ッ・プ・だーっ!を決めたり、らぶっちゃ支援を宣言しているトトロがハム子の援護攻撃で好ファイトをみせる。最後は世羅vsハム子の攻防戦に。ハム子のハムロール、ラリアットの往復攻撃をしのいだ世羅が、エアーズロックからダイビングダブルニーの必殺コースでフィニッシュ。ハム子から3カウントを奪い前哨戦を制した。試合後、トトロは「デビューして初めてハロウィンリボンだったんですけど、自分は大好きな48のコスプレが出来て満足しています。試合に負けて悔しいけど、明日は気分を切り換えて、ジュリアのデビュー戦にしっかり勝って、らぶりーぶっちゃーずがベルトを巻くところをセコンドで見たいと思います。セコンドを言えば自分、第1試合、妹加さん&弓李さんについたけど、ジブリだからって言うのと、もう一つ理由がありまして、明日まる子さんが大畠さんの持っているRegina di WAVEに挑戦するんですけど、自分、Regina di WAVE挑戦者決定戦のネクストトーナメントにエントリーしまして、自分が挑戦するかもしれない人のセコンドにはつけません。まる子さんのことも大好きですけど、セコンドにはつけません」と語り、ハム子は「今日は負けました。今日は今日。今日負けたからと言って、明日負けるとは限りません。私は、もちとずっと一緒にいて、チャンスも掴めなくて。でも明日はとにかく肉の日なんです。もう自分たちに風を吹かせるしかないんです。明日はベルトの事だけ考えてタッグ王座戦に挑みたいと思います」とタッグ王座獲りに気持ちを高めれば、あかねは「こういうコスプレに、すごい気合が入るタイプでして、でもハロウィンは年に1回と言う事なので、後何回コスプレが出来るか分からないので、1回1回どんどんクオリティを上げて行きたいと思います。さっきトトロが自分が挑戦するかもしれない人のセコンドには付けないと言いましたが、自分が挑戦するかもしれない人と今日組んで連係までしてしまいました。けど挑戦出来るか明日にかかっているので、自分は誰とも協力する気はありません。4WAY。負け抜け勝ち残り。誰かのお溢れをもらうとか、そういう事が勝つ為にはあるかもしれないけども、そうして勝って(タイトルに)挑戦しても勝てるわけないし、自分の信念に反するので。アメリカで考えて、まだ出していない技があるので、それを明日お見せ出来よにうに頑張るので、勝つのは私です」とICE次期挑戦者決定戦での勝ち残りを宣言。そして世羅は「勝ちました、ハムさん。今日はハロウィンなので気合入れてコスプレしたけども、(そのまま試合したら)酸欠になっりそうだったので、途中であきらめました。あきらめて正解だったなと思っています。なぜなら勝ったから。明日はとにかく肉の日、とにかく肉を食べる日という事で、あなたたちの肉をすべて食べ尽くした上で、私たちアジュレボが肉とベルトを頂いて、明日はアジュレボが二冠になる日。2人合わせて4本のベルトを持つので楽しみにしておいて下さい」と力強く語った。世羅、ハム子のやり取りを聞いた藤本は「今日、セミ&メインを見て、タッグってニコイチなんだなって改めて感じました。セミでユキが負け。その借りを世羅が返す。うらやましいです。私は明日タッグパートナーと戦うので。違うタッグの形を皆さんにお見せする事になると思います」と中島とのタッグ戦について語り、最後は選手全員で円陣を組み、翌日の後楽園ホール大会に向けて気合を入れた。

10月29日『Oktober Iceribbon Fest2017』試合結果

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アイスリボン後楽園ホール大会
「Oktober Iceribbon Fest2017」
2017年10月29日(日)後楽園ホール
12時試合開始/11時00分開場

観衆 902人 

◆第1試合 ジュリアデビュー戦 タッグマッチ20分1本勝負
井上貴子(LLPW-X)&ジュリア ×(7分52秒 エビ固め) ○トトロさつき&直 DATE
※フォーリング・トトロ


【第1試合】 オープニングマッチは今年8人目の新人ジュリアのデビュー戦。井上貴子という強力なパートナーを得て、同期となるトトロ&直のNovel Tornadoとのタッグ戦。先発を買って出たジュリアは直に対してロックアップを挑むが直に押し切られてしまう。早くも貴子がアシストに入りダブルのビックブーツを決め、代わって出て来たトトロをエビ固め、直にはボディスラムからフォールに入るなど積極的に勝ちを狙いにいく。更にトトロへドロップキック、貴子のアシストを受けてのコーナートップからのダイビングクロスボディと果敢な攻めを見せるが、Novel Tornadoのパワー連係に追い込まれ、最後はファンタスティックトトロからフォーリングトトロを浴びカウント3を奪われた。途中、貴子からチェンジを受けトップロープを超えてリングインしようとして転ぶなど初々しさも見てたジュリア。デビュー戦らしい必死の戦いぶりだった。ちなみにジュリアの名前の由来は、プロレスラーになりたかったが反対され夢を諦めた母親が、つけたかった名前がジュリア。プロレスラーになる事は、自分の夢でなく、母の夢を叶える事にもなると、その名前をリングネームに選んだ。 

 

〈試合後の貴子&ジュリア〉 


ジュリア)びっくりするぐらい一瞬で終わってしまって、でもトトロさんに勝ちたいなって、今日思いました。記憶が無いです、あんまり。夢中で戦っていたと思います。 貴子)デビュー戦はそんなもんだよ。私もデビュー戦の時はあっという間に終わって、後からビデオになって見て、こんなことしたんだって感じだった。入門したのいつだっけ?7月?デビューがちょっと早いっていうか、全女って粗削りのようで、けっこう繊細に(デビュー前にテストを)やってデビューなんですよ。だけど、ここは繊細なようで、すごく荒いなっていう。相手の2人もまだデビューして半年なんで、レベルが低いなって感じてしまったので、この子は見た目もいいし、気合とか、チェンジしたら3段ロープからは超えないんだよ。2段目からいくんだよ、普通。3段ロープから超えてこけたりとか、そういう人ってあんまりいないから大事に育ててもらいたいなって気持ちはすごくあります。やんちゃはあった方がね。体はこれからもっと出来て行くと思うし、スタイルと顔は良いので、これは持って生まれた宝なので、それは活かしてやってもらいたいなと思う。今の気持ちを大切にして細かい事が出来るプロレスラーになってもらいたいです。 ジュリア)(応援団の歓声は)聞こえました。道場でのエキシビションの時は何も聞こえなかったんですけど、今日は聞こえてきました。名前呼んでくれたりとか、紙テープとか感動しました。 (目標の選手は)誰とか、この人とかは無いです。私はプロレスを見ていて、なんでプロレスを好きになったかっていうと、私はプロレスに元気をもらって、嫌なことも悲しい事もプロレスを見て全部忘れて、また明日頑張ろうっていう気持ちになれて、そういう事に憧れて入ったので、私もみんなに憧れられるような存在になりたいです。元気を与えたりとか、感動を与えたりとか、プロレスで稼いで食べて行けるようになりたいです。

◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○華蓮 DATE (8分45秒 みやここクラッチを切り返しエビ固め) 松本都×
※もう一人は星いぶき

【第2試合】 今年デビュー組で同い年のライバル関係にある華蓮vsいぶきに、2人にとっては天敵といえる都が加わったトライアングル戦。例によって都の勝手気ままに試合ぶりにレフェリーのバニー及川も巻き込まれて翻弄される展開となったが、その都の自由奔放ぶりにバニーが怒りの串刺しドロップキックを叩き込むと、徐々に狂いが生じ、最後は華蓮をみやここクラッチに決めようとしたところを華蓮に切り返され、カウント3を奪われてしまった。いぶきとの共闘で都を破った華蓮は大喜び。一方の都は試合後も華蓮、いぶきに襲い掛かる大人げない行動に出てセコンドに止められてしまった。

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
弓李&×松屋うの (11分22秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド) ○万喜なつみ(Actwres girl'Z)&本間多恵(Actwres girl'Z)

【第3試合】 アイスリボン初参戦のActwres girl'Z。現在アイスリボンにフリーとしてレギュラー参戦している妹加の古巣であり、妹加とともにActwres girl'Z旗揚げメンバーだった万喜と本間の参戦が決まった時の妹加の表情は複雑だった。その妹加の様子を察したのはパートナーの弓李。自らActwres girl'Zの対戦相手を藤本に申し出た。試合前から相手コーナーを睨みつける弓李。試合においても序盤から関節技を仕掛けていくなど、初参戦のActwres girl'Zの二人にプレッシャーをかけていく。しかし初のアイス参戦に気合十分な万喜と本間。本間が弓李の関節技を切り返し同じ関節技で勝負に出れば、万喜はアクロバティックな動きを取り入れた変則的な攻撃と飛び技で応戦。最後はうのが捕まり、万喜が鮮やかな弧を描くジャーマン・スープレックス・ホールドでフィニッシュ。試合後にActwres girl'Zの2人はコーナーに視線を浴びせるが、うのを介抱するセコンドの妹加と睨みつける弓李。リング上は試合後も緊張感に包まれていた。

◆第4試合 飛翔天女ラスト聖地 タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&×華 DATE (18分27秒 片エビ固め) 豊田真奈美&中島安里紗(SEAdLINNNG)○
※ムーンサルトプレス

【第4試合】
5日後に引退試合を行う豊田が藤本に対して「伝えたい事がある」と対戦を要求。ここに壮絶な仲間割れを繰り広げたベストフレンズの中島、その仲間割れ喧嘩に割って入った、藤本を師と仰ぎ、8月27日の後楽園以来の復帰となる華が加わってのタッグマッチ。試合は藤本vs中島でスタートしたが、いきなり華が乱入。中島に殴り掛かり、場外に落とす。そこにコーナーから藤本が場外ボディアタックと、試合は序盤から波乱の展開となった。試合中、激しくやり合う藤本と中島に「お前ら、仲良くしろ」と声を荒げる豊田。藤本が中島に卍固めを決めると、そこに入った豊田が2人まとめてローリングクレイドル。藤本と中島はダブルのドロップキックを豊田に叩き込む息の合った合体技をみせるが、直後、またまた2人で殴り合いを始めるなど、豊田も2人の様子には苦笑いだった。3人の戦いに華も果敢に加わり、試合は15分を超える攻防戦となるが、華をジャーマンに決めた中島がコーナーからのダイビングフットスタンプ。さらにムーンサルトプレスを決めフィニッシュ。中島は勝ち名乗りを受け、豊田と握手を交わすと、1人花道を去っていった。そして豊田がマイクを持った。

〈試合後のリング上〉

豊田「皆さん、こんにちは。今日はアイスリボン後楽園ホール。自分、後楽園ホールは今日が最後です。30年やってきましたが、たくさんの思い出が残っている会場も今日で最後です。アイスリボンさん、最後の舞台を作って頂いて本当にありがとうございます。今日、藤本にお願いがあって来ました。藤本、私は11月3日、50試合やります。その中の一番最後、藤本やってくれる?試合ルールは藤本との試合だけ時間無制限。あとは1分ずつ。藤本とは最後にしっかりやりたい。そして私のことを必ずフォール獲って。それまで(試合を)止めない。

 

きっちり獲って下さい。頼んだよ。(歩み寄った藤本は「よろしくお願いします」と言った直後、豊田に張り手。「いくぞーっ!」と観客にアピール)痛いよ!そういう感じでいこうよ。しんみりしないよ。最後」 観客に挨拶した豊田は「最後にやりたいことがある」とし、中締めとして観客といっしょに「プロレスでハッピー!アイスリボン!」を唱和し、大豊田コールの中、後楽園ホールの最後の試合を終えた。


〈試合後の藤本&華 DATE〉


藤本)中島との色んな喧嘩がすべて吹っ飛ぶぐらい、華が頑張ってくれた。そしてそれがさらに吹っ飛ぶぐらい、豊田さんが爆弾発言をされました。どうして豊田さん、(涙ぐみながら)あんなに…アイスリボンのこと、想って下さるんですかね。30年もやってきて、私なんかほんの一瞬しか関わってないのに、30年の最後を自分に任すって言ってくれて、本当に感無量です。でも嬉しい反面、ものすごくプレッシャーも感じていて、この涙がなんの涙かも良く分からない状態です。だけど最後、必ず自分が豊田さんから勝って、豊田さんが自分にサイクロンを継承させた事を後悔させてやります。

華)本日、今日このような大チャンスを頂いたにも関わらず、私が負けてしまいました。ウイ~ン(と一瞬、目を閉じ、目を開くと表情が一変)おい中島。今回負けたけど、お前を許さねえ。これで決着ついたわけでもねえ。また挑戦して、あたしがお前を潰してやるよ。なめたら…なめたらあかんぜよ!覚えとけ!ウイ~ン…(と目を閉じ、穏やかな表情で目を開けると)組長、こんなの出ました。

藤本)うん、涙引っ込んだ。(中島との今後は)予想がつかないですね。(連係も出たが)本当ですね。安里紗とは戦わないと、傷つけ合わないと分からないパートナー。こういうタッグパートナーっていうのも、たくさんある女子プロレス界のタッグの中ではありなんじゃないかなって思います。自分は解消する気は無いかなと思います。(豊田から試合中に「仲良くしろ」との言葉もあったが)それも含めて豊田さんを安心させなきゃいけないのかなっていうのもありますけども、どうなるか分からないベストフレンズっていうのも一つの魅力になるんじゃないでしょうか。でも正直今は豊田さんでいっぱい。豊田さんは有言実行の人だなって思いますね。私が32人掛けを達成して豊田さんを超えた時に、最後になんて言ったと思いますか?悔しいって言ったんですよ。藤本に超えられて悔しいって。だから絶対に超えられないくらいの人数をいつかやってやるって、私に言ってきたんです。それが最後の最後にやるっていうのが、豊田さんらしいプロレスの引き方なのかなって思いました。豊田さんには本当に、つくしの件もあって、本当に申し訳ない気持ちがいっぱいです。最後自分が必ず勝って、勝って終わらせます。(最後はサイクロンで?)そうですね。豊田真奈美のサイクロンじゃなくて、藤本つかさのサイクロンで豊田真奈美を沈めます。

◆第5試合 Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合30分1本勝負
<王者>○大畠美咲 (12分15秒 スカイブルー・スープレックス・ホールド) 長崎まる子×<挑戦者>
※第7代王者2度目の防衛に成功

【第5試合】
10月9日両国で世羅のICE×∞王座に挑み、ひとつ大きな階段を上がったまる子。そこに対戦相手として名乗り出たのが、現WAVEシングル王者の大畠。大畠のベルトにまる子はタイトル戦を要求。大畠が応える形で、アイスのリングでは初のWAVEシングル王座の防衛戦が実現した。試合は序盤から大畠のペースで進んでいった。荒々しい攻撃から相手を追い込んでいく大畠の攻撃パターンに苦しい展開を強いられたまる子。なんとか流れを変えたいまる子は大畠がパワーボムを狙って担ぎ上げたところをヘッドシザースで切り返すと、ドロップキックを決め、雪崩式まる投げ、まる投げとつなぐが、コーナーからキャット空中ニャン回転はかわされしまう。それでも猪突猛進、ワイルド・ボアと丸め込みで勝負に出て、更に連続回転式のスクールボーイを仕掛けるが、これもしのいだ大畠は、裏拳からジャーマン、これをキックアウトされると、再びバックに回ってのスカイブルー・スープレックス・ホールドでまる子を沈めた。 

◆第6試合 次期ICEx∞挑戦者決定戦 時間無制限イリミネーションマッチ
柊くるみ vs 藤田あかね vs 尾﨑妹加 vs 法 DATE

①○柊くるみ(4分52秒 片エビ固め)藤田あかね×
※ダイビングボディプレス


②○尾﨑妹加 ○法DATE (6分51秒 エビ固め)柊くるみ×
※人でなしドライバーを切り返して


③○尾﨑妹加(15分47秒 エビ固め)法DATE×


※尾﨑妹加が世羅りさの持つICEx∞王座の次期挑戦者に決定。


【第6試合】
6度目のICE×∞王座防衛に成功した世羅は、その場で4人の選手を次期挑戦者候補として逆指名。その4選手が4WAYで戦い、勝ち残った者が挑戦権を得るイリミネーション形式の挑戦者決定戦が行われた。試合は実力はもちろん戦略も重要になってくる。序盤から共闘したのが妹加と法。本命のくるみ、対抗のあかねを倒すため2人がかりで挑んでいく。それをことごとくはね返したくるみとあかねが真っ向タイマン勝負に出た。タックル合戦からあかねがみかんでポンを決め、コーナーに上がる。予告していた新技かと思われたが、そのあかねを雪崩式ブレーンバスターで豪快に叩きつけたくるみがダイビングボディプレスで逆にあかねから3カウントを奪った。本命と対抗の一騎打ちで、その一角が消えたことで妹加と法は残ったくるみに集中攻撃を仕掛けてく。くるみが妹加を人でなしドライバーを決めたところに法がミドルキックを決め、そのまま体勢を反転させ、くるみの方がマットについた状態となり、妹加と法がくるみを抑え込み。くるみが敗退。残ったのは妹加と法。共闘もここまで、2人の一騎打ちとなった。法の蹴りが妹加を追い込むが、妹加は必死に耐え、法をアルゼンチン・バックブリーカーに決める。ギブアップを迫るも法も意地でこらえる。ならばと法をそのまま前方に叩き落とした妹加はラリアットを連発し、最後は法を肩口に逆さに抱え上げ、そのまま後方に倒れるマイカバスターでフィニッシュ。昨年7月9日のアイスリボン736でアイスリボン初参戦し、その第1戦で世羅とシングル対決を行っている妹加が初シングルのタイトルマッチICE王座に挑むビックチャンスを掴んだ。

〈試合後の妹加〉

勝てました。めっちゃ嬉しいです。(法との共闘は)大きい選手が相手だったので、2人の方が効率がいいと思ったので、協力を選びました。(シングルのタイトルマッチは)初めてです。光栄なことだと思います。(チャンピオンの世羅の印象は)世羅さんとは(同じ声優)専門学校の同期で、同い年で、役者っていう共通点の多い関係だと思っていて、プロレスだけが唯一、差が開いているというか、デビューした時期も違うので、そこだけは差があるんですけど、正々堂々と真っ向勝負したいと思います。

◆第7試合 インターナショナルリボンタッグ王座決定戦 時間無制限1本勝負
世羅りさ&○雪妃真矢 (13分30秒 エビ固め) 星ハム子&宮城もち×
※スノウトーンボム
※世羅りさ&雪妃真矢組が第42代新タッグ王者となる。 

【第7試合】
らぶりーぶっちゃーずが7年ぶりの王座奪回を果たすか、アジュールレボリューションが大きな目標としてきたタッグベルト初戴冠なるか?どちらのチームにとっても負けられない大一番が本大会のメインとなった。ゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛けたのはらぶっちゃ。お・し・り・だーっ!を決めるが、すぐに同時ドロップキックの反撃に出たアジュレボはらぶっちゃを場外に落とすと世羅が2人を捕まえて雪妃がコーナーから場外ダイブ。これをかわしたらぶっちゃは今度はハム子がアジュレボを押さえ、もちがコーナーから場外ダイブを決めるなど、スタートから両チームが一歩も退かない展開となる。試合はその熱さを維持し、両チームがタッチワーク、連係、さらに合体攻撃を仕掛け、タッグの頂点を決めるにふさわしい熱戦に。そして試合はもちvs雪妃の顔合わせに。前日の前哨戦シングルマッチで雪妃を下したもちは、試合後「またいつものようにユキが負ける日だよ、明日は。私たちがベルトを巻く日」と雪妃を挑発。試合に敗れている雪妃は言い返すことが出来なかったが、この言葉で気持ちが落ちるほど雪妃は弱くない。もちのもっちりバディシザースの連続攻撃もしのぎ、さらにメタボリックサンドを浴びながらもカバーに来たところを反転して返してみせ、世羅とのダブルののど輪落としを決めると、紫閃光をもちに叩き込んだ。すかさず世羅がコーナーからのダイビングダブルニーを決め雪妃につなぐ。雪妃はこの試合2回目のスノウトーンボム。がっちりとフォールしカウント3が入り、アジュレボが悲願のリボンタッグ初戴冠を果たした。

<試合後のリング上>


世羅)ありがとう!今日は雪妃が負ける日なんかじゃなかったね。雪妃が勝つ日だったんだよ。 雪妃)私自身、らぶっちゃのファンなので。らぶっちゃを応援する皆さんの気持ちもものすごく分かって、だけど巻きたかったんですよーっ。結成したてのアジュレボについて、世羅さんについて涙ながらに語ったことがあり、その時もちさんは私に、世羅についていく雪妃じゃなくて、世羅・雪妃(が並ぶ関係)にならなきゃいけないんだよって言われました。今日ベルト獲れたけど、これが始まりだなと思います。 世羅)雪妃はこのあと横浜文体でも死闘を繰り広げてくると思います。そこでぜひチャンピオンになって、アジュレボで4本のベルトを巻きたいと思います。 


<試合後のアジュール・レボリューション>


世羅)トーナメントを勝ち抜いたって言っても、自分たちは準決勝が不戦勝だったので、どうなんだろうって言うのが気持ちの部分ではあったけど、やっぱりベルトに賭ける思いっていうのが誰よりも強かったんじゃないかなって自負しています。結成して2年だけど、ある一時を経て、私たちがアイスリボンを引っ張らなきゃいけないんじゃないかっていう思いをすごく強く持った時があり、それから8月の後楽園ホールでこのベルトを賭けて2人で戦ったっていうのもありますし、ベルト戦に向けてっ思いで、ここ最近、一致団結していたなと思います。
雪妃)私はらぶっちゃ、どちらにもアイスリボンのリングで勝利した事がなかったので、絶対的な(勝ちを)獲れる自信があったかといえば100%では無かったけど、世羅さんがいると思ったら、獲れる気になったというか、獲って当たり前じゃないかっていう自己暗示がかけられたというか、タッグとしてベルトを巻けたのをきっかけにシングル戦線でも勝っていける選手になりたいって志を新たにしました。(巻き心地は)しっくり来ないですね、まだ。まだベルトは似合わないかもしれないけど、これからベルトと共に成長していく姿を見せられたら良いなと思います。(OZで)もう1本巻きますよ。アイスリボンの次の大会ではお披露目出来ます。2人で4本!
世羅)(今後は)長いこと防衛して行きたいね。
雪妃)そうですね。世羅さんは前のタッグパートナーと9回防衛をしているので、それを超えなきゃ行けないと思ってます。過去を一番にはさせてられないので。
世羅)やりましょう。10回防衛したら私たちが一番だから。歴史に名を残そう。 雪妃)アイスリボン史上最多防衛数を稼ぎたいです。
世羅)まだ初防衛戦も決まってないけど、初防衛戦が楽しみです。(シングルの防衛戦も相手も決まったが)尾崎妹加になりましたね。(4WAY戦は)すっごい面白かったです。4人とも負けたくないっていう思いのぶつかり合いに感動しちゃって、全員とやりたいってなったんですけど、そこはルールとして尾崎妹加。正直来るとは思って無かったので、あかねかくるみさんかなと思っていた2人が最初に抜けて、法かなって思っていたんですよ。そこで残ってきた尾崎妹加っていうのは、芯の強さが半端ないですよ彼女は。どっしりしているし、ラリアットも投げ技も強烈だし、未知な感じもあるから、恐ろしいですね。どんな戦いをしようか、まだ分からないけど、彼女への対策をしっかり練っておきたいと思います。 

<試合後のらぶりーぶっちゃーず>


もち)完敗です。ユキは見た目きれいだから、良く言われがちですけど、ユキはユキなりに悩んでいる所もあって、そこを上手く表に出して欲しいって思っていて、今日それを全力でぶつけて来てくれたので、悔しいですけど嬉しい反面もあり(試合後は)お互いの健闘を称えあったのか、分からないけど、私たちはこれから追う立場になるので、ベルトも諦めてないし、チャンスがあろうものなら、すぐに奪い取りに行く覚悟は出来ています。
ハム子)私は悔しいよ。
もち)悔しいに決まってんだろう。悔しいけども、もう王者は誕生しているので、これからは私たちが追いかければいいじゃないですか。
ハム子)絶対に諦めません。来年は(デビュー)10周年で横浜文体も決まっているし、北海道2連戦、札幌も決まっているので、私たちがベルトを巻くまで絶対に引退しません。35歳、星ハム子、アイスリボン最年長!アイスリボンを引っ張っていきたいと思います。
もち)でも楽しかったです。アジュレボは後輩ですけど、やっぱり超えてもらえるっていうのは嬉しかったりする所もあります。

【エンディング】
藤本から観衆発表がある。この日の観客数は台風の影響もあり902人と1000人超えはならなかったものの、2016年のアイスリボン年間総動員数14,525人を、この日の後楽園で超えたことを報告。大晦日の後楽園では北側席も解放されるだけに更なる観客動員数が期待出来る。 

またこの日が後楽園での最後のレフェリングとなった佐藤淳一レフェリーもリングに。マイクを渡されるが、既にうるうる状態「本当にいつも応援して頂いてありがとうございました」というのがやっと。最後は新リボンタッグ王者のアジュレボが締め大会を終了した。

11月4日アイスリボン道場マッチ846試合結果

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アイスリボン846
2017年11月4日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 110人(超満員)

第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
宮城もち&○直 DATE (9分46秒 ギブアップ) 弓李×&長崎まる子
※変形ヨーガアームロック



【第1試合】
後楽園ホール大会明けの道場マッチオープニングは、リボンタッグ王座を獲得ならなかったもちが直との初タッグを結成。弓李&まる子のマブダチ厨2病卍卍(オラオラ)と対戦。入場から直をまねたポーズを決め、序盤では蹴りの牽制を見せるなど、もちは直をアシストしながら試合を進めていった。対するマブダチは早い動きで勝負に出るが、要所要所でもちがリズムをかき回すインサイドワークで直につなぐ。もちのアシストを受けて伸び伸びとしたファイトを展開した直は、最後もちのもっちりバディシザースをカウンターで浴びた弓李を捉えての変形ヨーガアームロックで勝ちをモノにした。敗れた弓李は「負けてしまいました。負けてしまったんですけれども、これだけは言わせてください。10月29日の後楽園ホール大会にて写真集を出させて頂きました~。淳一さんのおすすめのページは、浴衣姿で後ろを向いているところだそうです。是非買って確認してみてください」と発売中の写真集をPR。まる子は「今日はちょっと頭がふわふわしてたんで、気を引き締めて先輩が倒せるように頑張ります」もちは「直と宮城もち、コスチューム似てると思いませんか?色合いとか。直は、前々から気になっていて、機会があった組みたいと思って。今日組んで快勝でした。直は頑張ってるので、見習って(蹴り技の)牽制とかしてみたんです。また組む機会があれば、仲良く激しく戦いたいと思います」と直とのタッグが気に入った様子。そして直は「勝ちました。ありがとうございます。今日は同じ宮城県出身のもち様と初めてタッグを組ませて頂きました。プロレス初めて長い年月経ったような気がしちゃうんですよ、たくさん試合してるので。ですが、まだまだ自分はカルーリカヨーガプロレスを極めて、更に更に更に強くなって頑張っていきたいと思います」と前向きに語った。

第2試合 ハンディキャップマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&○星ハム子 (9分39秒 ハムロール) 星いぶき×&朝陽&ジュリア


 

【第2試合】
華蓮 DATEの欠場により当初予定されていたカードが変更になり、今年デビューのいぶき(6月デビュー)&朝陽(8月デビュー)&ジュリア(10月デビューで初道場マッチ参戦)の3人が、最年長キャリア組の藤本&ハム子に挑むハンディキャップマッチとなった。いきなり奇襲攻撃を仕掛け3人がかりで藤本、ハム子に襲い掛かったが、そう簡単に攻め込まれるほどキャリア組は甘くない。新人トリオも必死に食らいついていくが、最後はハム子vsいぶきの親子対決となり、いぶきのエビ固めをキックアウトしたハム子がその体勢からハムロールで、いぶきを丸め込みカウント3を奪った。いぶきは「今日は2008年同期vs2017年同期の試合でした。でも2017年同期の中では自分が引っ張っていかないといけない立場だったのに、自分がスリー取られて凄い悔しいです。今度2017年同期で組む時があったら、色々な同期の連係で倒していきたいと思います」と語り、初の道場マッチ出場のジュリアは「デビュー戦からの2回目の試合ありがとうございました。今日は大先輩のハム子さんと藤本さんと戦わせて頂いて、自分はまだまだだなと実感致しました。成長していけるように頑張りますので今後ともよろしくお願い致します」と語った。朝陽は「期末テスト無事に終えてきました。今回は1週間ちょっとだったら良いけど、これが(受験のために欠場期間が)1ヶ月2ヶ月、もしかしたら3ヶ月と続いていくのかなと思うと、嫌だなって思いました。いぶきとジュリアさんと組む事になって楽しかったです。でも負けたことが悔しいです」と受験生ゆえの悩みを語ったが、ハム子は「まだ、いぶきには負けるわけにはいかないんですよ。そして、朝陽はちゃんと勉強してるけど、ウチのいぶきは、テストがある事も私に言わない。テスト前も試合に出てる。この前の期末テスト一番最悪。私は学業優先してもらいたいので、今度テスト悪かったらプロレス辞めさせます。悪いけど私母親なんで」といぶきについて、母親の顔をのぞかせた。

第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○ダイスケ (8分02秒 片エビ固め) 山田太郎× 
※スライディングD




【第3試合】
道場マッチで男子同士の試合が行われるのは、15年3月11日アイスリボン633でのはやてvsがばいじいちゃん以来の2年8カ月ぶり。この日は12月2日に引退するガッツワールドのダイスケが666の山田太郎の久々の対戦を元ガッツワールド所属だった佐藤淳一レフェリー(11月23日引退)が捌く一戦。立体的な動きを得意とする山田に、ダイスケは得意のエルボーを連打で徐々に試合ペースを掴むと、最後は飛び込み式ラリアットからスライディングDを決め山田を沈めた。

試合後、山田「ダイスケさんとは昔ここでガッツワールドでTRUTHっていうのをやってる時にレギュラーで出させてもらって、それで試合後一緒に飲みに行くとかプライベートでも仲良くさせてもらって、そんな中で色々教えてもらったりして。ダイスケさんが引退を決めたって話を聞いた時に、辞めないで欲しい気持ち反面、身体ボロボロだったりも知ってたので、色んな気持ちがモヤモヤして。今日こうやって最後シングルマッチを組んで頂いて感謝してます。ありがとうございます。そして最後まで勝ちを譲らないでしっかり3つ取って頂いて、悔しいですけど、強いダイスケさんのまま去って行くのカッコイイなと思いました」とダイスケへの思いを語り、ダイスケ「今日は本当にありがとうございました。さっき山田太郎から話もありましたけど、ガッツワールドでTRUTHていう興行をやってた時は、毎週火曜日ここで試合をやらせて頂いて、それも終わってからもう数年経ちますけども、本当久々にこの蕨のリングで試合が出来たことを嬉しく思います。山田太郎と本当にプライベートでは仲良いんですけど、試合で当たることがない中で、佐藤社長から声をかけて頂いた中で、対戦相手やりたい相手選んで良いよって言われた時に、太郎とシングルやりたいと思って組ませて頂きました。女子の興行の中に我々オッサン2人が混ぜて頂いて、場違いではあったかもしれないですが、本当に最後に良い想い出って言うと言い方アレですけど、本当にここで試合できたことが嬉しく思います」と語ると、淳一レフェリーが花束を手にリングへ。



淳一「先に引退する僕が渡すのも変だけど。7年半前、僕はガッツワールド所属でした。アイスリボン入る前ですけど、ちょっと意見の食い違いとか色々あったにせよ、自分の我が儘を通して退団しました。アイスリボンに来てからは(それまでは)毎日のように(ダイスケとは)連絡を取ってたんですけど疎遠になっていって、今日佐藤社長にこういうカードを組んで頂いて凄い感謝しています。あの時はゴメンネ。残り限られた時間ですけど、お互いに、ダイスケはダイスケらしく、僕は僕らしく、リングで皆さんに熱いファイトを見せていきたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします」と語りダイスケと抱き合った。その様子を見せていた藤本は「懐かしいですね。ガッツワールドさんは、私も新人の頃よく参戦させて頂いてて、私とハム子さんが提供試合で出てました。チャパリータASARIさんに(試合を)解説して頂いたりして。そこで藤本つかさvs星ハム子が名勝負数え歌なんて言われるようになったりして、本当ガッツワールドから私たちのシングルマッチが生まれたので感謝しています。12月2日まで怪我なく頑張って下さい」と語った。

第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&○雪妃真矢 (12分10秒 片エビ固め) 尾崎妹加&トトロさつき×
※スノウトーンボム


【第4試合】
共に2冠王者となったアジュールレボリューションが4本のベルトをアイスのリングで初披露。リボンタッグ王者としての初試合に臨んだ。対戦相手は10月29日後楽園ホール大会での次期挑戦者決定戦で勝ち残り、世羅の持つICE×∞王座への初挑戦権をモノした妹加。トトロとの関西タッグで王者との前哨戦に挑んだ。序盤から世羅に対して真っ向からパワーで対抗し、一歩も退かない力強さをみせた妹加は、トトロとの連続セントーンを決め試合を優位に進めていく。しかしアジュレボもタッグ王者としての初戦でつまずくわけにはいかない。連係、タッチワークで徐々に試合の流れを変えていくと、世羅が妹加を場外に誘う間に、雪妃がトラースキック、サッカーボールキックをトトロにヒットさせ、最後はスノウトーンボムで勝利した。試合後、トトロ「今日は妹加さんと2人ともセントーン使うので、ドスンドスンと勝とうとしたけど、自分が負けてしまって悔しいです。2017年たくさん(選手)デビューして、もちろん同期にも、先輩方にも負けたくないので、もっと精進します」と語り、妹加は「シングルのタイトルの前哨戦っていうのが今日初めての経験で、1戦目から勢いつけて行きたかったけど、王者は一筋縄ではいかないですね。弓李さんと戦ってる時もそうなんですけど、私がサポートしきれずに負けてしまうことが多くて、今日もトトロのピンチに一歩間に合わなくて負けてしまいました。でもシングル戦は一人なので、別の戦い方を皆さんに見せられたらなと思います」と語り、タイトルマッチの日程が11月23日の横浜リボンになることが藤本、世羅によって確認されると、妹加は「分かりました。あと道場マッチが2回ですかね?なので、その2戦で勝てる策を見つけられたらなと思います」と語った。世羅は「チャンピオンになって1戦目、無事に勝利することが出来ました。ちょっと危ねぇな雪妃ってとこもあったけど、安心していいのかな?チャンピオンになったんだから私たち。お互いを信じ合ってやっていきたいと思ってます。私がシングルの前哨戦だったけど、雪妃もしっかりサポートしてくれました。妹加ちゃんは良い子過ぎるんだよ。すっげー良い子。だからタイトルマッチというか、前哨戦含め、今後は悪い妹加ちゃんを見て見たいなと思う。でも、妹加ちゃんって一筋縄ではいかない気がするんですよ。厳しいこと言ってもホワワ~ンとしてるから通じない気がする。だから今日から妹加ちゃんを褒め倒す作戦に出ます。褒めて褒めて褒めまくって、私なんか…っていう妹加ちゃんでブラック妹加ちゃんを期待してるので、今日から褒めまくってやるから覚悟しろよ」とほめ倒しを宣言した。

【エンディング】

座談会終わりでUMA軍の総帥ハル・ミヤコがリングに現れ、11月23日の佐藤淳一レフェリー引退試合のボードを手に、「ハルミヤコは、11月23日横浜ラジアントホール、佐藤淳一引退試合でIWA JAPANを正式に成敗する」と不気味な宣戦布告。

また世羅は自身のプロデュース興行となる11月14日後楽園大会に関して「なあなあにしたくないのでハッキリ言います。本当に最後にします。最後にするのは引退試合の時と決めてたけど、元気なうちにやっておくのが一番だなと昨日知りました。大好きな先輩に教えて頂いたので、私は本当に11月14日を最後にします。私の勇姿を観に来て下さいい。あと11月14日世羅りさプロデュース興行追加参戦選手、葛西純。最後って言ったら、一度復帰が前日なので保留にさせて下さいと言われたんですけど、快く引き受けて頂く事となりました。最強のデスマッチファイターが揃ったと思います。その中で、私、絶対60分間戦い抜きますので皆様応援よろしくお願いします」とラストデスマッチへの決意を語った。

最後は10月30日に22歳の誕生日を迎えたまる子をみんなで祝福した。

 

11月11日アイスリボン道場マッチ847試合結果

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アイスリボン847
2017年11月11日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 115人(超満員)

【オープニング】

この日、前説に登場した藤本から、アイスリボン若手選手による『ヤング・アイス・トーナメント』の開催が発表された。参加選手はデビュー3年未満のアイスリボン所属選手。11月23日横浜リボンで1回戦、12月17日板橋、12月24日両国と続き、12月31日の後楽園ホール大会で決勝戦が行われる。優勝者には本人が希望する王座への挑戦権が与えられる。

第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
×松本都&松屋うの (9分06秒 体固め) トトロさつき○&星いぶき
※ファンタスティック・トトロ

都&うのが今年デビューのトトロ&いぶきと対戦。この日うのは相手の先手を取ったり、巧みな切り返しを見せたりと、好ファイトを展開し試合を有利に進めていく。優勢な場面でうのから交代する都も、その勢いに乗っかろうとするが、トトロ&いぶきは都狙いで勝負。試合は徐々にトトロ&いぶきが盛り返し、都とうののリズムが崩れ始めると、トトロが都にフォーリング・トトロ、更にファンタスティック・トトロを決め都からフォールを奪取した。敗れた都は不機嫌全開で「別に負けてないんですけど。だってパートナーが攻撃して来たり、豚の子供も一緒になって押さえてたし、プロレス分かってます?反則ですよ。(カウント)叩いちゃうレフェリーも何?どういう教育してるの?(ハム子に「お前がプロレス分かってないんだろ」と言われ)お前は誰だ!もう本当に星一族は許さないんで。14日は親の方に仕返しします」と語った。うのは「今日は都さんに振り回されて、とても疲れました。たぶん相性良くないかと。気持ちを切り替えて14日は世羅さんデスマッチ、10人イリミネーションタッグに出場します。最後まで勝ち残れるように頑張ります。そして23日ヤング・アイス・トーナメントが始まります。年齢的な事を言うと私が一番上になってしまうのですが、気持ちは誰よりも若く突き進んでいきたいと思います」と前向きコメント。いぶきは「今日はトトロさんがやってくれたので勝てたと思うけど、自分だったらスリー取れなかったって思いました。なので14日は都さんと1対1でやって絶対勝ちたいと思います。ヤング・アイス・トーナメントでは、自分は最年少に入ると思うので、若さを見せつけて勝ちたいと思います」と語り、都からフォール勝ちを飾ったトトロは「今日はいぶきと同期タッグでフレッシュに力を合わせて都オバサンに勝ちました。14日の世羅さんデスマッチ10人タッグも、いぶきと同じチームなので一緒に力を合わせて都オバサンチームを倒したいと思います。そしてヤングアイストーナメント自分は挑戦したいベルトも日程も決めてます」と語った。

第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○長崎まる子(9分51秒 ジャックナイフ固め)藤本つかさ× 雪妃真矢×

雪妃は1月14日アイスリボン780以来となるトライアングル戦。トライアングル王者でもある藤本は、その雪妃と結託し、終始、まる子を狙った試合展開をみせる。2人がかりの攻撃を浴び、時には仲間はずれにされたり苦しい展開となったまる子だが、藤本と雪妃の隙を狙っての切り返しを何度も諦めずに仕掛けていく。最後は藤本が雪妃に高角度回転エビ固めを決めにいったところに飛び込み、偶然の産物のようなジャックナイフ固めで2人をホールド。まる子がダブルフォールを奪い、藤本、雪妃からの初フォール勝ちを飾った。 試合後、雪妃は「負けてしまいました。ダブルフォールですよ。ちょっとチャンピオ~ン。虐めすぎましたね。珍しく最初から最後まで共闘したと思うんでけど私たち。なのに負けました、2人まとめて。おかしいな。でも3WAY久しぶり過ぎるから、また勉強の為にやりたいなと思います。3WAYでも勝てるようになって行きたいと思いました。14日は10人タッグマッチ。去年も私あの25カウント目を取られた選手にペナルティのルールでやったんですよ。これ何が嫌って財布の中身を晒される事なんですよ。豪華景品があるんですよね?勝ったら。豪華景品がもらえるように頑張りたいと思います」と語り、笑顔のまる子は「勝ちました~!!勝ったんですよ!!ちょっと興奮してるんですけど、デビューして藤本さんと雪妃さんに勝ったのが初めてです。これは赤のベルトも黄色のベルト巻いたも同然です。という事は、アレですね。ヤング・アイス・トーナメントで優勝した人は好きなベルトに挑戦できる権限が得られるという事なので、ズドーンと上ってって優勝して、ベルトを狙っていきたいと思います。ちなみに好きな色は赤と黄色と…青です」とベルト総獲りに意欲をみせた。

第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
星ハム子&×法 DATE (11分59秒 片エビ固め) 宮城もち&直 DATE○
※ヨーガ・タワー・フォール

らぶりーぶっちゃーずとTeam DATEが対角に分かれてタッグで対戦。もち&直は先週の道場マッチでもタッグを結成し、見事勝利を飾っている。一方のハム子&法は、法がハム子のコスチュームで登場し息の合ったところをアピール。ハム子vsもちの絡み、法vs直のからみ、さらにハム子が法を、もちが直をうまくコントロールし、それぞれの持ち味を発揮する好試合となった。最後は法vs直の攻防で直がバックフリップからヨーガ・タワー・フォールを決めフィニッシュ。もち&直はこれでタッグ2連勝となった。
敗れた法は「今日はハム子様とタッグという事で、衣装も揃えて気合いを十分入れて来たけど、直に負けてしまいました。直はもち様と2週連続タッグで2週連続勝って、でも私は後楽園から2連敗です。でも私には明確な目標があって、それは妹加さんです。妹加さんはタイトルマッチに勝ってもらってベルトを獲って欲しいです。そして私がそのベルトを奪取しに行きます。ヤング・アイス・トーナメント。絶好のチャンスだと思いました。私は必ず優勝してベルトを狙いにいきたいと思います」と語り、ハム子は「今日は法とタッグ、コスチューム揃えてきたのにごめんね、負けちゃって。もちと最近一緒に組んでて、戦うのも良いなって思いました。23日は横浜でもちと対戦するけども、私はもちからフォールを狙いたいと思います。そして松本都!14日、10人タッグイリミネーションマッチ、もしかしたら9対1になるかもしれないね。覚えとけ」と都に宣戦布告。
もちは「先週、直と組んで勝利をして、また組みたいと言って、また組めて、今日も見事に勝利を収める事が出来ました。ヤングのトーナメントが始まるという事で、私がビックリしたのは、こんなにアイスってヤングがいるんだなっていう。アイスリボンって未来がある団体だなって思ったのと、ここまで直と組んで勝率100%なので、私は直推しで応援したいと思います。そして14日。憎々しい人と肉が好きな人がチームっていう、肉にご縁があるタッグチームですけど、この都オバサンに、総攻撃をしましょう」とハム子同様、都潰しを明言した。2大会連続フォール勝ちの直は「勝ちました。前回に引き続き宮城県出身タッグ、もち様と一緒に組みました。法と対戦するのは久しぶりなんですけど、いつも一緒に組長練習をしていて、今日はその成果を私の方が出せたんじゃないかなと思います。この調子で引き続きヤングアイストーナメント勝ち抜いて優勝します」と語った。

第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&×藤田あかね (9分32秒 片エビ固め) 柊くるみ&尾﨑妹加○
※ダイビングセントーン

11月23日の横浜でICE×∞王座を賭けて対戦する世羅と妹加の前哨戦第2ラウンドは、アイスの重量級&パワーファイター4人が一堂に集まった。ゴングと同時にいきなり妹加が世羅に飛び込み式のラリアットを叩き込み、秒殺を狙うなど、タイトル戦に向けて気合十分な攻撃を決めれば、後楽園での4WAYで最初に失格となってしまったあかねが、フォールを奪われたくるみとバチバチでやり合うなど、終始激しい攻防戦となった。その中でも好ファイトが目立ったのは妹加。世羅に対する当たりはもちろん、あかねに対してもパワーで挑んでいく。最後もくるみのダイビングボディプレスのアシストを受け、ダイビングセントーンであかねからを自らフォールを奪い挑戦者としての勢いをアピールした。
試合後、あかね「圧が凄くて、ちゃんこも出そうだし、肺にあった空気が全部出て苦しいです。今日負けて4WAYで負けて悔しいです。くるみさんに負けるのが、4WAYで負けたのがしょうがないって思ってしまった自分もいるし、そんな気持ちで挑んだから今日は妹加に負けたと思うので、また気を引き締めて頑張ります。(世羅に)14日のアイアンウーマン、そうそうたるデスマッチファイターの中に入れて下さってありがとうございます。デスマッチしたいと言ってきて、やっと出来ると思うと、とても嬉しいです。何がなんでもどうしても勝ちたいので秘密兵器も用意しています。楽しみにしておいて下さい」と語った。世羅は「今日は前哨戦と思って挑んではいましたけど、やっぱり14日の事が頭から離れなくて、あかねに頼り切ってしまったなって。自分を不甲斐なく思ってます。(妹加に)だから23日。試合後も言ったけど、23日は妹加しか見ないから思いっきりぶつかり合いたいと思います。14日なんですけど、みんなが意気込みとか言ってくれると嬉しいですね。ここ最近ずっと1人で、1人で…(涙ぐみながら)夜の街を営業しまくってまして、孤独に苛まれながら歩いている中、Twitterで温かい言葉をたくさん頂いて、RTしてくれるみんなや、つっかさんやトトロは11月14日をツイッター名のところに書いて下さってて、1人で夜の街を歩いてたけど、私は1人じゃないんだなって改めて思いました。今回で本当に最後になるのが惜しいぐらいプロデュース興行は、大変だけど価値があるものだなと思って、毎回プロデュース興行のような気持ちでやってるつっかさんはがすげーなって改めて思いました。後楽園ホールとかビッグマッチの度にこんな思いをつっかさんはしてるんだって思うと、私もっと頑張ろうと思えるので。14日まであと3日だけですけど、私はたった1人でも夜の街を歩いて営業しまくって最後を迎えたいと思います」と3日後に迫った後楽園大会への思いを語った。10月21日以来の道場マッチ参戦となったくるみは「いや~飛ぶのって楽しいですね。後楽園ホールが終わってから初の道場マッチで、普段あんまり高いところから飛ぶ事ってないじゃないですか!?むしろ危ないじゃないですか。だから本当に楽しくて、飛ぶ時に、セコンドのつっかさんが見えた時に"ヒャ~!"って顔になってて、それを見たらもっと楽しくなって、本当にプロレスって最高だなって思いました。そして14日は10人タッグのイリミネーションですけど、ちょっと組むのに、都さんがいるけど、都さんは最初に落ちるか負けるかして頂いて、残りの4人で力を合わせて勝ちたいと思います。そして自分にはもう一つやる事があって、携帯を壊す事。やっと来ました1年ぶり。もう超楽しみ!!!本当に、誰の携帯を壊せるか楽しみなので、是非第2試合目もみなさん楽しみにしてて下さい」と語ると、藤本が「携帯破壊デスマッチに私出るんですけど、去年も出させられたんですよ。今年も何も言われずにエントリーされてたんですけど、携帯が壊れて困るのは(他の選手たちに向かって)あなた達ですからね。皆さん分かってますか?携帯壊されたら困るでしょ?だからなんとしても私の携帯は阻止しなさい、破壊神さん」と語るが、くるみは「破壊神になるとそういう事が出来なくなるんですよ。歯止めが利かないので。だからそこはもう仕方ないです」と拒否。そして最後に妹加が「勝ちました~!今世羅さんは14日の事で頭がいっぱいみたいなので、まだ本調子の世羅さんと当たってないなって感覚です。でも、それは仕方ないなって思います。自主興行って大変だし、私は23日まで待ちます。14日のデスマッチの興行、10人イリミネーションタッグマッチ出るんですけど、(勝者に)豪華賞品が出るらしいので、それを狙って勝ち残りたいと思います。あと世羅さんにひとつだけ。絶対怪我すんなよ。延期とか嫌なんで。だから私セコンドにもつくし、応援します。絶対怪我だけは止めてください」と語った。


11/14世羅りさプロデュース興行第4弾『ラストデスマッチ』 in 後楽園ホール大会割引画像

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こちらの画像は、2017年11月14日世羅りさプロデュース興行第4弾『ラストデスマッチ』 in 後楽園ホール大会の割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-1000円】となります。
こちらの画像を会場[5階]のチケット受付にご提示ください。

(5階チケット受付販売のみの対応/当日券割引との併用は出来ません。)

 

▼当日券販売は1階当日券売り場にて16時00分~
学生割引や、割引画像適応の当日券購入、リボン直販、選手取り置きチケットの引換は、5階エレベーター前のチケット受付にて17時15時より開始となります。

※試合開始直前は混雑が予想され試合開始に間に合わない場合もございますので早めの引換をお願いします。

[チケット当日料金]
最前列:9000円
特別RS席:7000円
RS席:6000円
指定席:4000円


★当日券割引のみ(5階受付のみで販売)
◇中高生 1000円(学生証提示)
◇小学生以下無料(保護者要同伴)

★レイトショーチケット
◇2000円
当日20時以降に当日券をご購入の方対象の割引チケットになります。
※5階チケット受付販売のみの対応/他の当日券割引との併用は出来ません。
※席種は選べません。

【紙テープの投げ入れについて】
・第1試合、第2試合、メインイベントの世羅りさ入場(コール)時のみ投げ入れ可能です。

【注意事項】
・ケーキなど生ものの差し入れはご遠慮ください。
・横断幕、試合写真撮影可能
・許可のない動画撮影、音声の録音、売店の写真撮影は禁止となります。
・連写や脚立や自撮り棒のご利用は禁止となります。

[会場]
後楽園ホール
東京都文京区後楽1丁目3-61

【対戦カード】

◆世羅りさ5周年記念10人タッグイリミネーションマッチ
星ハム子&宮城もち&松屋うの&トトロさつき&星いぶき
vs 松本都&柊くるみ&雪妃真矢&長崎まる子&尾﨑妹加

※勝ち残り、OTR採用
累計で25カウント目が入ったら選手にペナルティが科せられる(ペナルティは当日発表)
勝ったチームには豪華賞品を進呈

◆携帯破壊ラダーマッチ
佐々木貴(FREEDOMS) vs 藤本つかさ

それぞれの選手の携帯電話をリング上に吊し、吊された携帯を取った選手が勝ち。
(誰の携帯か分からないように袋に入れて吊される)
勝者選手に取られた携帯は、破壊神によって破壊される。

◆メインイベント
60分アイアンウーマンデスマッチ
世羅りさ vs X

【X=参戦選手】※出場順不同

木高イサミ選手(プロレスリングBASARA)
宮本裕向選手(666)
植木嵩行選手(大日本プロレス)
アブドーラ・小林選手(大日本プロレス)
正岡大介選手(プロレスリングFREEDOMS)
佐々木貴選手(プロレスリングFREEDOMS)
葛西純選手(プロレスリングFREEDOMS)
藤田あかね選手

実況:紫雷美央
解説:須山浩継(本物)

レフェリー:バーブ佐々木・バニー及川
リングアナ:味方冬樹・千春・はらあい

【主催】
有限会社ネオプラス
東京ドームマーチャンダイジング(共催)
 

 

11月14日世羅りさプロデュース興行第4弾!『ラストデスマッチ』 in 後楽園ホール試合結果

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世羅りさプロデュース興行第4弾!
『ラストデスマッチ』 in 後楽園ホール
19時00分開始/18時15分開場
観衆 594人

◆第1試合 世羅りさ5周年記念10人タッグイリミネーションマッチ
星ハム子&宮城もち&松屋うの&トトロさつき&×星いぶき
(10分19秒 みやここクラッチ) 松本都○&柊くるみ&雪妃真矢&長崎まる子&尾﨑妹加



【退場順】
①○妹加(4分17秒 片エビ固め)ハム子×
 ※ラリアット
②○松屋(5分47秒 OTR )くるみ×
③○雪妃(7分00秒 OTR )松屋×
④×雪妃(7分40秒 OTR )
 ※場外プランチャ
⑤○長崎(7分56秒 エビ固め)もち× 妹加×
 ※逆さ押さえ込みを倒して
⑥○長崎(8分43秒 猪突猛進)トトロ×
⑦○都(10分19秒 みやここクラッチ)いぶき×

【ペナルティ】
※世羅りさイメージDVD(4000円)自腹購入 
・2分11秒 都
・6分49秒 雪妃
・10分19秒 いぶき

【豪華賞品】
世羅りさイメージDVD1年分 

【第1試合】
世羅のデビュー5周年記念試合と銘打たれて行われたイリミネーション10人タッグ。累計で25カウント目が入った選手にはペナルティが、勝ったチームには世羅から豪華賞品が贈られるという一戦は全員が自分の財布を持って入場。本部席に預けられる。財布のことを気にしながら、まるでバトルロイヤルのようにぶつかり合う選手たち。最初に25カウントの犠牲となったのは都。ペナルティは世羅のイメージDVD(4000円)を自腹で購入するというもの。以降、雪妃そして最後にフォールを取られたいぶきも25カウントルールで世羅のイメージDVDを買うことに。しかし雪妃以外は、財布に現金が入ってなく、都はツケで、いぶきは親の責任としてハム子が購入することになった。結果的に都がいぶきを破ったが、勝った都たちに贈られた勝利者賞は、ほとんどペナルティに近い(!?)世羅のイメージDVDが1年分が贈られた。


◆第2試合 携帯破壊ラダーマッチ
×佐々木貴(FREEDOMS) (13分18秒 携帯奪取) 藤本つかさ○


【第2試合】
世羅興行では恒例の携帯電話破壊マッチ。藤本、佐々木貴の両選手にプロデューサーの世羅の3人の携帯が中身が分からないように袋に入った状態でリング上に吊るされ袋を取れば試合の勝者となり、勝者によって取られた携帯は、それが誰のものでも破壊神がぶっ壊すというルール。試合に勝って自分の携帯を壊される可能性もあるり、入場時から試合形式に納得がいかない貴は早々にマイクを要求、藤本と話し合いを持つが観客に乗せられる形で「今日来てる人達は人の不幸を楽しみにしている人達!私達はレスラーです。幸も不幸も全てリングで見せてやりましょう」と藤本がやる気をみせ試合に突入。ラダーに貴の指を挟む攻撃をしスマホを使えない指にしてみせたり、コーナーの佐々木にラダーで突進したりと試合を優位に進めていく。最後も貴がラダーを上がり、天井にロープで吊るされた携帯を取りに行くところをコーナーからのビーナスシュートで撃退。貴がに落ちている間に、迷いながらも意を決して携帯の入った袋を掴み取り勝利した。そして袋を開くと中から出て来たのは世羅が持ってきた携帯。大喜びする藤本と貴。しかしリングサイドの世羅も笑顔で拍手。なんと携帯電話は世羅のものではなく、試合前に本部席に置かれていたアイスリボンの佐藤肇社長のものだったのだ。慌てて止めようとする佐藤社長だが、リング上では情け無用の破壊神(くるみ)が笑顔で携帯をぶち壊し中。もはや諦めるしかない佐藤社長。リングに上がり、機能することない携帯のテンカウントゴングを聞き携帯との別れを惜しんだ。

◆メインイベント 60分アイアンウーマンデスマッチ

世羅りさ vs 

これまで3回のプロデュースデスマッチ興行を開催してきた世羅のけじめとなるラストデスマッチ。極道コスチュームでリングに立った世羅は60分間、凶器アイテムを持って登場してくる選手たちと戦い続ける。過酷な一戦はまず世羅vs植木で開戦となった。

①○植木嵩行(0分10秒 生卵早飲み)
 ※公認凶器・生卵

生卵がたっぷり入った大ジョッキ2つを手に登場した植木。世羅に一気飲み対決を迫った。受けて立った世羅だが、生卵がどうにも苦手。世羅が口をつけて動けない状態の間に、植木があっという間にジョッキの生卵を飲みほし、世羅に「1個は飲め」と要求。なんとか1個は飲み込んだ世羅だったが、残りは植木が一気飲みし植木の圧勝。

②×藤田あかね(3分33秒 ゆりかもめ)
 ※公認凶器・有刺鉄線バット ゴミ箱


黒バットに有刺鉄線を巻いてきたあかねは、世羅の有刺鉄線竹刀とのチャンバラ対決。更に持ち込んだゴミ箱の中からペットボトルのキャップが大量にこぼれ出た。キャップの上でエビ固めの応酬を展開する両選手。ここで世羅が再び有刺鉄線竹刀をあかねの胸元にフルスイング。そして竹刀を挟み込んだ状態でゆりかもめを決めギブアップ勝ちを奪った。

③○スタン小林(4分55秒 体固め)
 ※ウエスタンラリアット
 ※公認凶器・ウエスタンラリアット

アブドーラ小林に激似のスタン小林が登場。ロックアップから脳天エルボーを放ったスタンは世羅をロープに振ると伝家の宝刀ウエスタンラリアットをヒットさせ世羅を沈めた。 

④○正岡大介(11分51秒 片エビ固め)
 ※トランスレイヴ
 ※公認凶器・牡蠣の殻




凶器のカキの殻を持ち出しコーナーに世羅を詰めて頭部に殻を叩きつけた正岡は、初対決となる世羅の力量を図るように胸を張って世羅のエルボーを受けて立つと強烈なエルボーで返礼。世羅が正岡が持ち込んだカキの殻の入ったバケツを頭からかぶる。リングに散らばった殻の上に正岡をブレーンバスターで投げようとするが、逆にボディスラムで叩きつけられてしまう。2度目のトライでブレーンバスターを決めるが、逆に正岡に投げ技を決められ、最後はトランスレイブを浴び敗れた。

⑤○木高イサミ(18分08秒 土蜘蛛)
 ※公認凶器・ボード各種

コーナーに立て掛けた有刺鉄線ボードに叩きつけられた世羅。さらにボードから有刺鉄線を外したイサミはそれを世羅の額に押し付ける。そしてイサミといえばサーフボード。コーナーに斜めにラダーを固定し、その上をボードで滑って世羅にプレスする攻撃を狙うが、例によって世羅の手前でバランスを崩し自爆。3度トライしても決まらず世羅の反撃を食いコーナーの有刺鉄線ボードに飛ばされる。更に倒れたイサミの上に有刺鉄線ボードを置き、竹刀でぶっ叩きエアーズロックを狙うが、これをこらえたイサミが膝蹴りからの土蜘蛛でカウント3を奪った。

⑥○佐々木貴(24分47秒 片エビ固め)
 ※D-ガイスト
 ※公認凶器・蛍光灯

エルボーの打ち合いから世羅をコーナーに詰めた貴が蛍光灯を持ち出し、連続で蛍光灯ごと蹴り。更に蛍光灯を世羅の額に突き刺す。リング中央でお互いの頭で蛍光灯を割り合うと、エルボーの打ち合いから貴が世羅を蛍光灯の上にパワーボム。さらにコーナーで倒れ込む世羅に蛍光灯の束を固定すると右脚with蛍光灯を狙うが、これは世羅がかわし蛍光灯の束を貴の頭に叩き落とす。エアーズロックⅡを決めた世羅はコーナーに上がるが、これを貴が雪崩式ブレーンバスターで阻止。最後は右脚からのD-ガイストwith蛍光灯でフィニッシュ。

⑦○藤田あかね(39分37秒 エビ固め)
 ※みかんでポンwith有刺鉄線&画鋲ホームベース
 ※公認凶器・藤田ミノル 

今回は藤田ミノルを公認凶器として引き連れての登場。いきなり場外ステージに誘い、世羅を寝かせて有刺鉄線ボードを乗せると、テキーラ沙弥がBKBスタイルで自転車に乗ってボードの上を往復。リングに戻ると有刺鉄線ボールとバット、そしてミノルをキャッチャーにしての野球対決を始めるが、世羅は明らかに故意のデッドボール狙い。怒ったあかねがミノルと共に南側客席の通路に誘い、ミノルとの合体攻撃をしかけるが2回とも同士討ちに。リングに戻ったあかねは場外の机に世羅をアバランシュホールドに決める、再びリング上にキャップをまき散らす。エビ固めの攻防から世羅がゆりかもめを決めるが、これをミノルが阻止。そしてあかねが変形バックフリップを決める、コーナーからミノルがダイブ。そして最後はあかねが画鋲ホームベースの上にみかんでポンを決め、世羅からのフォール勝ち。

⑧○植木嵩行(45分25秒 片エビ固め)
 ※ダイビングヘッドバット
 ※公認凶器・画鋲

スポーツタオルでチョーク攻撃に出た植木は世羅をロープ際に追い込み額に画鋲を刺す。世羅も画鋲を鷲掴み植木に叩きつけるが、世羅の画鋲の刺さった額にパンチを叩き込んだ植木は、世羅を寝かせると敬礼式ダイビングヘッドバットを狙う。しかし世羅がかわし、倒れた植木の上に画鋲の雨を降らせる。ブレーンバスター合戦、エルボー合戦から、植木が画鋲の上に世羅をDDT、バックフリップに決め、最後はコーナーからの敬礼式ダイビングヘッドバットで植木が勝利した。

⑨○宮本裕向(49分30秒 片エビ固め)
 ※ムーンサルトプレス
 ※公認凶器・イガ栗


宮本はいが栗を大量に持ち込むと世羅に向かって投げる。更にコブラツイストからリング上に散りばめたイガ栗の上にローリングクレイドル。エアーズロックからダイビングダブルニーをコーナーから放った世羅だが、最後は宮本がムーンサルトプレスでフィニッシュ。

⑩○葛西純(59分19秒 片エビ固め)
 ※リバースタイガードライバーwithノコギリボード
 ※公認凶器・竹串ボード

試合時間残り10分を切ったところで葛西が竹串ボードを持って登場。竹串を抜き取ると世羅の額めがけて突進。エルボーの打ち合いから葛西がヘッドバットを決め、さらに世羅の額に拳を立てる。串刺しラリアットの追撃で出た葛西。パイルドライバーから竹串ボードを持ち込み、そのボードの上で逆エビ固め。なんとか逃れた世羅はエアーズロックを狙うが、踏み足が崩れてしまう。更にダイビングダブルニーもかわされ葛西のラリアットを浴びた。ここで葛西が持ち出したのがノコギリボード。世羅の腹の上に置きパールハーバースプラッシュ。しかし直前で世羅がボードを逆さにし、ノコギリの刃の部分は飛んできた葛西に刺さった。すかさずエビ固めに入る世羅だが、これをキックアウトした葛西は遂に竹串を世羅の脳天に束で突き刺した。直後の垂直落下式ブレーンバスターはなんとかキックアウトした世羅だが、タイガードライバーを浴びカウント3を聞いた。

⑪△アブドーラ・小林(時間切れ引き分け)
 ※公認凶器・蛍光灯

葛西戦終了時点で試合時間は残り41秒。入場してきたアブコバが蛍光灯をリングに入れている間に試合終了のゴングが鳴った。
唖然とするアブ小。ここでマイクを持った世羅が「デスマッチファイターから勝ちたい!このまま試合を続けましょう」と延長戦を要求。アブ小も「時間無制限1本勝負だ」と受けて立ち延長戦がスタート。 
※世羅りさ 11戦1勝9敗1分

◆延長戦 時間無制限1本勝負
○アブドーラ・小林(5分46秒 片エビ固め)世羅りさ×
※ダイビング・バカチンガーエルボードロップ 

有刺鉄線竹刀をアブ小の脳天に連打していった世羅は、アブ小を寝かせてのダブルニー2連打から更に蛍光灯を置いてのダブルニーを決める。更にアブ小の背中に蛍光灯を立ててのサッカーキック。アブ小はヘビーローテーション・ネックブリーカーから反撃を狙うが、ここでエプロンで世羅に檄を飛ばしていた二丁拳銃が乱入しアブ小に攻撃。更に貴、正岡、W藤田も加わり、アブ小に串刺し攻撃を放つ。串刺しダブルニーを決めた世羅はラダーを持ち出し、最上段に上がるが、ここでアブ小が世羅を押さえラダーからの雪崩式山嵐。さらにバカチンガーエルボーwith蛍光灯を決める。キックアウトした世羅にアブ小は蛍光灯をガンガン叩きつける。最後はダイビング・バカチンガーエルボーでアブ小が世羅を沈めた。


試合後、倒れている世羅の健闘を称えたアブ小は世羅に「立ってー立てよー!」と檄を飛ばす。自分で立った世羅に笑顔で「世羅さん良くやったよ。最高です。愛してます」と言葉を投げた。世羅は「ありがとうございます。勝ちたかった~。勝ちたかったですよ。みなさんリング上って来て下さった。昨日、素晴らしいデスマッチをここ後楽園ホールでやって、今日も私なんか相手にデスマッチをやって下さった皆様、いつも私のデスマッチに参戦して下さる皆様、ありがとうございました。これが私のラストデスマッチです。痛かったけど、痛かったけど最後に思いっきり出来て悔いはありません。蛍光灯いっぱいあるけど、最後みんなで締めてもいいですか?そこに立ってるだけでも大丈夫です。リングに上がらなくても、一緒にプロレスでハッピーって叫んで下さい。(全員あがる)最後みんなで締めたいと思います。皆さん叫んでくださいね、最後ですから。デスマッチとプロレスでハッピーアイスリボン!」で締めた。

〈インタビュースペースでの世羅〉


世羅:あっという間に終わっちゃいました。長かったようで、あっという間で。分かんなくなっちゃって、自分が何をやってるのかどこに立ってるのか、ぜんぜん分かんない。やっぱデスマッチファイターを名乗るなんておこがましかったなって終わってみて思いました。私なんかこれくらいでちょうどいいと思います。最後に凄い強行スケジュールの中参戦して下さった皆様に本当に感謝でいっぱいです。それから、今回の興行をやるにあたって、たくさんの街でたくさんの人に出会って、その人たちがいて、なんか、初めて会ったような私に凄い温かい声をかけてくれて、その人たちがいっぱい応援してくれて、今回の興行で私はたくさんのことを学びました。営業の大切さもだし、人との繋がりとか、凄い楽しかったです。孤独で辛いこともあったけど、最後にはこうやってみんなで一つになれることってなかなかないと思うので、最後に本当に素晴らしいプレゼントを頂いて、これからのプロレス人生…デスマッチという自分のやりたいことは一つ消えましたけど、頑張って歩んでいけるんじゃないかなって思います。本日はありがとうございました。
――けじめはつきましたか?デスマッチに対しては。
世羅:世羅りさとしては最後にします。
――世羅りさとして?(笑)
世羅:(笑)世羅りさとしては最後です。
――ちょっと意味深ですけど…。
世羅:はい。私、顔面どうなってますか?ひどい…。串はもう取れましたか?髪の毛に付いてますか?ホントだ。オシャレですね。
――試合中一番キツかった攻撃はなんですか?
世羅:全部。痛い。全部痛い。どれも全部痛い。ただ私が嬉しかったのは、藤田あかねがいつも試合では私が先輩風吹かせてやってるのに、凄い引っ張ってくれて、あんなにできるんだって、それは凄い嬉しかったです。負けたときも、藤田ミノルさんいましたけど。
――思う存分狂えましたか?
世羅:はい。ただ、心残りは最後までもうちょっとしっかり立っていたかった。途中、足が狂っちゃって滑っちゃって、ちゃんと技を決めれなかったり、そういうところが自分の甘さだって再確認したので。欲をいうなら…もう言いません。すいません、なんでもないです。
――最後のエンディングはどういう気持ちで見てましたか?
世羅:もう終わりかって思うと、なんか幸せでしたね。私はたぶん凄い孤独で後輩の面倒も見ないしデスマッチをやるんだっていう意識の中でアイスリボンでデスマッチをやるって変な意地をずっと張ってたんですけど、今回のエンディング撮影のときにみんなが協力してくれて、孤独じゃなかったんだなって気づいたので、私はもう悔いなく狂えたと思います。大丈夫ですか?小林さん。(ここでアブコバ同席)お友達を連れてきていただいてありがとうございました。

小林:借りはかなりつきましたよ。
世羅:そうなんですか?
小林:かなりつきましたよ。またデスマッチやる時は呼んで下さいよ。またやりたくなったらね。またやりたくなったら(笑)プロレス界はなんか辞めてもまたやっていいいう裏ルール、もう表ルールだから、やりたくなったらいつでもまた。この借りは返してもらいますから。一日4試合なんですよ俺。俺と植木は。この借りはまたデスマッチで。いつでも待ってますから。本人は今日でけじめつけたいって言ってるんで。協力出来て嬉しかったけど、まあ借りですから。またやりたくなったらいつでも。断る理由はありませんから。素晴らしいですよね。よくやるって思います。俺60分デスマッチってやった事無いもん。まあデスマッチっぽくないのもあったけど、真剣に60分リングに立ってやれるっていう、なんて言うんだろう?体力以上のものがありますよ。精神力が素晴らしい。それは本当認めます。それと、竹刀に対しては、たぶんプロレス界で一番竹刀使い上手いですね。伊東より上手い。3段なんですよね?剣道。まあデスマッチやらないってことはもう竹刀も使わないってことで、痛い竹刀がこの世から消えたなと思うと(笑)竹刀は効きますね。これからもプロレス人生頑張りましょう!頑張ってください!
世羅:ありがとうございました。(とアブコバの右小指が流血しているのに気づく)
小林:どっかから飛んできたんだよ~。あんないっぱい蛍光灯出して。100本ぐらいあったんじゃない?ビックリしたよ。
世羅:150本。
小林:150本?まあ貴さんがちょっと使ったから、それでも100本以上。よくやりますよ。
――なんの遠慮もなしに叩きつけましたね。
小林:遠慮したら世羅さんにも失礼ですから。竹刀痛かったのも全部返しましたよ。
――素敵な顔が台無しになってますけど。
小林:顔は戻りますから。一週間ぐらいで治りますよ、大丈夫。これだけ喋れるんだから。最後自分の足で立てたんだから。それが一番ですよ。ただの我慢大会じゃないから。立って歩いて、最後は歩いて帰ってこれなかったかな?肩組んでたから。一応自分の足で帰ってきたから立派なプロレスラー、デスマッチファイターだと思いますよ。
――デスマッチファイターでしたか。
小林:はい。最高でした。もうこれ以上言うことありません。全てが素晴らしかったと思います。

 

11月18日アイスリボン道場マッチ848試合結果

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「アイスリボン848」
2017年11月18日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:118人(超満員)

【オープニング】

前説には世羅と、この日が最後の道場マッチとなる佐藤淳一レフェリーが初登場。「まだ最後の実感がない」と語りながら、11月23日引退興行のチケットが完売したことを報告。観客に感謝の言葉を述べた。 

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○星ハム子&華蓮 DATE(10分13秒 体固め)宮城もち&朝陽×
※ダイビングボディプレス

【第1試合】
今回の道場マッチは11月23日の横浜リボンで開幕する『ヤングアイストーナメント』を見据えたカード構成。まずは華蓮vs朝陽の前哨戦。ここに横浜での佐藤淳一メモリアルマッチで対戦するハム子ともちが加わってのタッグ戦。華蓮と朝陽がお互いを意識しながらの攻防を展開すれば、これにベテランの2人が試合をコントロールしながら、うまく若い2人をアシストしていく展開となった。しかし朝陽がもちに大声でタッチを求めたり、ハム子が攻め込まれるところに華蓮がハム子をドロップキックで吹っ飛ばし相手にカウンターの攻撃を仕掛けるなど、逆アシストするシーンも見られる若い2人のやる気が伝わってくる一戦となった。最後は華蓮に救われたハム子が朝陽をバックフリップからダイビングボディプレスを決めてフィニッシュ。
試合後、敗れた朝陽は「今日は華蓮との前哨戦だったけれども、間接的にですが華蓮に負けた事が凄く悔しいです。横浜で自分が華蓮に絶対勝ちます」と悔し涙を浮かべながら語り、もちは「朝陽、そんなに泣かないで。私も助ける事が出来なくて悔しいです。でもプロレスは泣くより身体で感情を出すことが一番大事だと思うから、練習をして悔しいという気持ちを華蓮にぶつけてみましょう。そして、淳一さんが引退をすると言って、寂しくもあり、でもどこか清々しい姿を見てるとちょっとイラっとしてしまって、先ほど思いっきり張り手をしてしまいました。ごめんなさい。横浜、私たちはメモリアルマッチという事で、思い出のある人たちが入った試合ですけど、忘れられない試合にしてやるので、ほっぺた鍛えとけ」と淳一レフェリー襲撃を予告。華蓮は「ハム子さんと組んでの試合は2回目で楽しかったです。今度の横浜では朝陽と当たります。今日の道場マッチで初めて当たりました。今度はシングルで当たります。しっかり勝って1回戦突破して、2回戦いぶきと戦います。朝陽も勝っていぶきと戦いたいかもしれないけど、私が勝っていぶきと戦います」と語り、ハム子は「華蓮、今日は私を蹴ってまで助けてくれてありがとう(笑)。それが凄い一番痛かったな。23日の横浜、佐藤淳一メモリアルマッチ、なんで進祐哉&星ハム子組に松本都がいるんですか?進祐哉&星ハム子組は無敗なんですよ。すっごいお荷物なんですよ。まあ相手にリッキーさんがいるという事で、リッキー・フジのお尻よりも星ハム子のお尻の方が美しいっていうことを見せつけたいと思います」と語った。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○弓李(6分57秒 ブロックバスター・ホールド)星いぶき×

【第2試合】
トーナメント1回戦シードのいぶきは弓李とのシングル戦。2人は横浜リボンでは6人タッグで対戦する。序盤から試合をリードしたのは弓李。いぶきもなんとか流れを変えようと必死の反撃を仕掛けるが、カウンター攻撃やグランドへの移行など、弓李の巧みな切り返しに押されてしまう。終盤バッククラッカーからの十字架固め、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドは共にカウント2でキックアウトしたいぶきだが、最後は弓李のブロックバスター・ホールドにカウント3。試合後いぶきは「今日も負けてしまいました。弓李さんとのシングルは上野以来でした。今日お客さんに印象の与えられる試合が出来なかった事が凄い悔しいです。この気持ちのままでいたら、朝陽が勝って上がってきても、華蓮が勝って上がってきても二回戦突破出来ないので、気持ちを切り替えて試合に臨みたいと思います」と涙ながらに語り、弓李は「2週間ぶりの(道場での)試合でした。勝ったぞ。先週は学校行事でお休みで久しぶりの試合がとても楽しくて。上野以来のシングル、凄い成長してて、自分も負けられないなと思いました。そして23日は6人タッグマッチ、対戦相手に安納サオリがいるけど、自分は取られないように守って勝つだけなんで。…守り抜きます」と23日の一戦で初対決となる安納の名前を出した。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×直 DATE(9分54秒 体固め)雪妃真矢&松屋うの○
※雪妃真矢の上での丸めこみの応酬の末、藤本つかさとの頭部衝突の衝撃も加わり

【第3試合】
横浜では6人タッグでトリオを組む藤本と直がタッグで登場。横浜で藤本チームと対戦する雪妃が対角コーナーに立ち、そのパートナーには横浜で華との1回戦に挑むうの。試合前、純一レフェリーいじりに出た藤本。これを無視した淳一レフェリーだが、序盤戦に藤本が雪妃との絡みで雪妃と息を合わせて淳一レフェリーををコーナーに追い込むと、両チーム4人がかりで攻撃を仕掛け、淳一レフェリーを悶絶させた。そして、この日気合が入っていたのがうの。直に対しても藤本に対しても、がむしゃらな攻めを仕掛けていく。そして最後は直との攻防で雪妃がアシスト。直の足もとに雪妃がうずくまり、直をつまづかせながらうのがフォールに。なんとか起き上がった直が切り返すが、雪妃を押し潰す形でうのが再び浴びせ倒しで切り返すと、そのまま3カウント。敗れた直はもちろん、藤本、さらに雪妃も唖然とする中、1人大喜びのうのであった。試合後、悔しさいっぱいの直は「負けました。超悔しいです。でもこれは自分の隙だと思うので、完全に舐めていたので。うのさんは柔道というベースがあるので、その柔道技が来たときが一番危険だと思っています。うちの歩く放送事故(=華)は大丈夫だとは思いますが、万が一、うのさんを止められなかった場合に、柔道対策をしっかりして、私がヤングライオントーナメントを(客席から"ヤングアイス!ヤングアイス!"の声)ヤングアイストーナメントを勝ち抜いていきます。私はシードとなっているんですが、しっかり参戦するメンバーをリサーチして、ジュリアかトトロさんか分かんないけど、絶対私が勝ちぬくので、応援よろしくお願いします」と気持ちを切り換えて前向きコメント。雪妃は「正直私もよく分かってないんですけど、最後私の上をキッゴンバッタン何か(笑)でもうのが勝ってくれたらしいので良しとします。横浜はその日が3周年になるんですよ、ちょうどデビューが24日なので23日が3年、3周年なので楽しみたいなと思います。怪我もしていない、ベルトも持ってる、こんな状態で3周年を迎えられるのが凄く幸せな事だなと思うので、横浜は弾けて弾けて楽しんで、そんな1日にしたいと思います」と語った。興奮冷めやらぬうのからは「よっしゃ~!見たか~!これが今の松屋うのだ!この調子でヤングアイストーナメント、壁をぶち破って優勝したいと思います。運も実力の内だ!」とトーナメント優勝宣言が飛び出した。

◆第4試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&長崎まる子&×ジュリア(15分44秒 ギブアップ)尾﨑妹加&トトロさつき&法 DATE○
※ヨーガ・フラミンゴ・エルボーカフ

【第4試合】
トーナメント1回戦で対戦するまる子と法、トトロとジュリアがそれぞれ別コーナーに分かれ、横浜のメインでICE×∞戦を行う世羅と妹加の最後の前哨戦となった6人タッグがこの日のメイン。どこを取ってもバチバチ状態の中、序盤はデビュー4戦目で初メイン&前日にフジテレビ『オンナたちの分岐点』で特集されたジュリアが捕まり、妹加組の集中攻撃を浴びるが、その猛攻をしのぐと、試合は徐々に意識し合い者同士の攻防へ。インパクトが大きかったのは世羅vs妹加。この日から新コスチュームで登場した世羅に対して、妹加はデスマッチの傷跡がまだ生生しい世羅の背中にラリアットを叩き込むなど、初のタイトル挑戦に向けて気合十分の攻めを見せる。さらにトトロは1回戦の相手のジュリアではなく、まる子を意識した攻撃を仕掛けるなど気合を見せる。最後は法がジュリアを蹴り連打から腕と膝を同時にロックするヨーガ・フラミンゴ・エルボーカフを決めフィニッシュ。試合は妹加組に凱歌が上がった。試合後ジュリアは「何があったか分かんないけど…。今日は負けてしまった。同期や近い先輩にこんなに強い方がたくさんいるって事は凄い幸せな事だと思います。その先輩たちのおかげでより強くなって行けると思うので。正直、トトロさんと同期って凄い不運だと思っています。こんなに大きくて重いのは。デビュー戦でも負けてるし。でも自分やられたらやり返すっていうのは昔からそう言う性格なので。次は必ず見てて下さい」とトトロへのリベンジをアピール。まる子は「今日は法との前哨戦だったんですけど、握手の時にトトロが自分の目の前に来て、その後も自分がトトロに非常に当たられて、よく分からなくて、頭こんがらがっちゃって。若干自分も試合前に気が緩んでたかなと思うので、23日は改めて気を引き締めて、しっかりトーナメント勝ち進んで優勝したいと思います」と語り、世羅は「気づいてない方もいると思うけど、新しいコスチュームでした。14日のラストデスマッチを終え、心機一転頑張ろうと思いまして新コスチュームで登場させて頂きました。23日は横浜リボン、ICE×∞防衛戦7度目ですね。同期では無いけど、専門学校時代の同期で、思い入れが深い子なんですよ尾崎妹加って。凄くいい子で、率先して動いてくれる、相手の事を気遣って発言したり動いてくれる、素晴らしい子なんですよ。そんな凄くいい子が怪我してる人の背中を思いっきりラリアットしますか?褒めて調子に乗って来た感じが凄く嬉しいです。私としては23日、思いっきりキラー妹加が見れるかと思うので楽しみにしてます」とメッセージ。トトロ「今日のメイン、世羅さんと妹加さんはベルト、前哨戦だと思うけど自分たち4人、ヤングアイストーナメントの1回戦?そんなぬるい考え方してる人は居て無いですよ。自分は挑戦したいベルトも挑戦したい場所も決まってます。その為に決勝で戦いたい人もいます。お互い勝ち上がって、決勝で戦いたいです」とまる子に視線を向けながら語った。妹加「いよいよ23日にタイトル戦となります。14日のラストデスマッチのりさちゃんは、素直にすっごいかっこよくて、間近で見て、こんなかっこいいりさちゃんとタイトル戦をするのかと震えました。でも14日は14日、23日は23日で、別物なんで、怪我してようがなんだろうが私は容赦しません。普段優しい妹加ちゃんかもしれないけど、その日だけ封印します。傷口開いてもごめんね」と世羅にメッセージ。そして法は「勝ちました!!!今日は淳一さんが道場マッチ最後のレフェリーで、最後の試合で、勝つことが出来て、めちゃくちゃ嬉しいです。そして23日、ヤングアイストーナメント、今日ジュリアとは初めて当たりました。正直、今はまだジュリア、細くてヒョロっちいんですけど、ウエイトを上げてきたらどうなるか分からないなって思いました。でも、まる子先輩、トトロ先輩、ジュリア、ヤングアイストーナメントに参戦する4人がいる中で、今日自分が勝ちを取った事は大きいかなって思います。11月23日、しっかり1回戦突破したいと思います」と笑顔で語った。


そして座談会の最後に藤本が淳一レフェリーにもコメントを求めると、「道最後のラスト道場マッチ、ご来場頂きましてありがとうございます。いや~本当に酷い。セミファイナルでやられたから、メインは無いと思ってた。(「甘いね」と藤本)救いなのは、くるみが(トレイン攻撃に)いなくて良かった。ラスト道場マッチですけど、案外サバサバして、こみ上げて来るものがなくて…。ラスト後楽園、ラストイベント、ラストおでかけ、そして今日がラスト道場マッチ、残すところはあとラストアイスリボンとラストレフェリー(の引退興行)で引退。2大会で引退になります。17年8か月、本当に幸運な事にリングに上がり続ける事が出来ました。そのキャリアのうちの7年半という長い間アイスリボンでお世話になって、最後アイスリボンで終われることは本当に嬉しくもあり光栄です。毎週道場マッチに来るのが楽しみでした。引退試合のチケットの方は、完売になりまして、見に来て頂いたお客様、見に来れない人、チケット買えなかった人、そういった人にも感謝が伝わればなという大会にしたいので、最後までお付き合いください。ありがとうございました」と語った。

 

 

11月18日アイスリボン道場マッチ848試合結果

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「アイスリボン848」
2017年11月18日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:118人(超満員)

【オープニング】

前説には世羅と、この日が最後の道場マッチとなる佐藤淳一レフェリーが初登場。「まだ最後の実感がない」と語りながら、11月23日引退興行のチケットが完売したことを報告。観客に感謝の言葉を述べた。

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○星ハム子&華蓮 DATE(10分13秒 体固め)宮城もち&朝陽×
※ダイビングボディプレス

【第1試合】
今回の道場マッチは11月23日の横浜リボンで開幕する『ヤングアイストーナメント』を見据えたカード構成。まずは華蓮vs朝陽の前哨戦。ここに横浜での佐藤淳一メモリアルマッチで対戦するハム子ともちが加わってのタッグ戦。華蓮と朝陽がお互いを意識しながらの攻防を展開すれば、これにベテランの2人が試合をコントロールしながら、うまく若い2人をアシストしていく展開となった。しかし朝陽がもちに大声でタッチを求めたり、ハム子が攻め込まれるところに華蓮がハム子をドロップキックで吹っ飛ばし相手にカウンターの攻撃を仕掛けるなど、逆アシストするシーンも見られる若い2人のやる気が伝わってくる一戦となった。最後は華蓮に救われたハム子が朝陽をバックフリップからダイビングボディプレスを決めてフィニッシュ。試合後、敗れた朝陽は「今日は華蓮との前哨戦だったけれども、間接的にですが華蓮に負けた事が凄く悔しいです。横浜で自分が華蓮に絶対勝ちます」と悔し涙を浮かべながら語り、もちは「朝陽、そんなに泣かないで。私も助ける事が出来なくて悔しいです。でもプロレスは泣くより身体で感情を出すことが一番大事だと思うから、練習をして悔しいという気持ちを華蓮にぶつけてみましょう。そして、淳一さんが引退をすると言って、寂しくもあり、でもどこか清々しい姿を見てるとちょっとイラっとしてしまって、先ほど思いっきり張り手をしてしまいました。ごめんなさい。横浜、私たちはメモリアルマッチという事で、思い出のある人たちが入った試合ですけど、忘れられない試合にしてやるので、ほっぺた鍛えとけ」と淳一レフェリー襲撃を予告。華蓮は「ハム子さんと組んでの試合は2回目で楽しかったです。今度の横浜では朝陽と当たります。今日の道場マッチで初めて当たりました。今度はシングルで当たります。しっかり勝って1回戦突破して、2回戦いぶきと戦います。私が勝っていぶきと戦います」と語り、ハム子は「華蓮、今日は私を蹴ってまで助けてくれてありがとう(笑)。それが凄い一番痛かったな。23日の横浜、佐藤淳一メモリアルマッチ、なんで進祐哉&星ハム子組に松本都がいるんですか?進祐哉&星ハム子組は無敗なんですよ。すっごいお荷物なんですよ。まあ相手にリッキーさんがいるという事で、リッキー・フジのお尻よりも星ハム子のお尻の方が美しいっていうことを見せつけたいと思います」と語った。


◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○弓李(6分57秒 ブロックバスター・ホールド)星いぶき×

【第2試合】
トーナメント1回戦シードのいぶきは弓李とのシングル戦。2人は横浜リボンでは6人タッグで対戦する。序盤から試合をリードしたのは弓李。いぶきもなんとか流れを変えようと必死の反撃を仕掛けるが、カウンター攻撃やグランドへの移行など、弓李の巧みな切り返しに押されてしまう。終盤バッククラッカーからの十字架固め、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドは共にカウント2でキックアウトしたいぶきだが、最後は弓李のブロックバスター・ホールドにカウント3。試合後いぶきは「今日も負けてしまいました。弓李さんとのシングルは上野以来でした。今日お客さんに印象の与えられる試合が出来なかった事が凄い悔しいです。この気持ちのままでいたら、朝陽が勝って上がってきても、華蓮が勝って上がってきても二回戦突破出来ないので、気持ちを切り替えて試合に臨みたいと思います」と涙ながらに語り、弓李は「勝ったぞ。先週は学校行事でお休みで久しぶりの試合がとても楽しくて。上野以来のシングル、凄い成長してて、自分も負けられないなと思いました。そして23日は6人タッグマッチ、対戦相手に安納サオリがいるけど、自分は守って勝つだけなんで。…守り抜きます」と23日の一戦で初対決となる安納の名前を出した。


◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×直 DATE(9分54秒 体固め)雪妃真矢&松屋うの○
※雪妃真矢の上での丸めこみの応酬の末、藤本つかさとの頭部衝突の衝撃も加わり

【第3試合】
横浜では6人タッグでトリオを組む藤本と直がタッグで登場。横浜で藤本チームと対戦する雪妃が対角コーナーに立ち、そのパートナーには横浜で華との1回戦に挑むうの。試合前、淳一レフェリーいじりに出た藤本。これを無視した淳一レフェリーだが、序盤戦に藤本が雪妃との絡みで雪妃と息を合わせて淳一レフェリーをコーナーに追い込むと、両チーム4人がかりで攻撃を仕掛け、淳一レフェリーを悶絶させた。そして、この日気合が入っていたのがうの。直に対しても藤本に対しても、がむしゃらな攻めを仕掛けていく。しかし直が徐々に押していく。そして最後は、直がうのを持ち上げた時に雪妃がアシスト。直の足もとに雪妃がうずくまり、直をつまづかせる形になりながら、うのが押さえ込む。なんとか起き上がった直が切り返すが、雪妃を押し潰す形でうのが再び浴びせ倒しで切り返す。慌てて藤本がカットにいこうとしたが、うのと藤本が頭を強打してしまい、うのが痛さのあまりかがみ込むと、そのまま3カウント。敗れた直はもちろん、藤本、さらに雪妃も唖然とする中、1人大喜びのうのであった。試合後、悔しさいっぱいの直は「負けました。超悔しいです。でもこれは自分の隙だと思うので、完全に舐めていたので。うのさんは柔道というベースがあるので、その柔道技が来たときが一番危険だと思っています。うちの歩く放送事故(=華)は大丈夫だとは思いますが、万が一、うのさんを止められなかった場合に、柔道対策をしっかりして、私がヤングライオントーナメントを(客席から"ヤングアイス!ヤングアイス!"の声)ヤングアイストーナメントを勝ち抜いていきます。私はシードとなっているんですが、しっかり参戦するメンバーをリサーチして、ジュリアさんかトトロさんか分かんないけど、絶対私が勝ちぬくので、応援よろしくお願いします」と気持ちを切り換えて前向きコメント。雪妃は「正直私もよく分かってないんですけど、最後私の上をキッゴンバッタン何か(笑)でもうのが勝ってくれたらしいので良しとします。横浜はその日が3周年になるんですよ、ちょうどデビューが24日なので23日が3年、3周年なので楽しみたいなと思います。怪我もしていない、ベルトも持ってる、こんな状態で3周年を迎えられるのが凄く幸せな事だなと思うので、横浜は弾けて弾けて楽しんで、そんな1日にしたいと思います」と語った。興奮冷めやらぬうのからは「よっしゃ~!見たか~!これが今の松屋うのだ!この調子でヤングアイストーナメント、壁をぶち破って優勝したいと思います。運も実力の内だ!」とトーナメント優勝宣言が飛び出した。

◆第4試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&長崎まる子&×ジュリア(15分44秒 ギブアップ)尾﨑妹加&トトロさつき&法 DATE○
※ヨーガ・フラミンゴ・エルボーカフ

【第4試合】
トーナメント1回戦で対戦するまる子と法、トトロとジュリアがそれぞれ別コーナーに分かれ、横浜のメインでICE×∞戦を行う世羅と妹加の最後の前哨戦となった6人タッグがこの日のメイン。どこを取ってもバチバチ状態の中、序盤はデビュー4戦目で初メイン&前日にフジテレビ『オンナたちの分岐点』で特集されたジュリアが捕まり、妹加組の集中攻撃を浴びるが、その猛攻をしのぐと、試合は徐々に意識し合い者同士の攻防へ。インパクトが大きかったのは世羅vs妹加。この日から新コスチュームで登場した世羅に対して、妹加はデスマッチの傷跡がまだ生生しい世羅の背中にラリアットを叩き込むなど、初のタイトル挑戦に向けて気合十分の攻めを見せる。さらにトトロは1回戦の相手のジュリアではなく、まる子を意識した攻撃を仕掛けるなど気合を見せる。最後は法がジュリアを蹴り連打から腕と膝を同時にロックするヨーガ・フラミンゴ・エルボーカフを決めフィニッシュ。試合は妹加組に凱歌が上がった。試合後ジュリアは「何があったか分かんないけど…。今日は負けてしまった。同期や近い先輩にこんなに強い方がたくさんいるって事は凄い幸せな事だと思います。その先輩たちのおかげでより強くなって行けると思うので。正直、トトロさんと同期って凄い不運だと思っています。こんなに大きくて重いのは。デビュー戦でも負けてるし。でも自分やられたらやり返すっていうのは昔からそう言う性格なので。次は必ず見てて下さい」とトトロへのリベンジをアピール。まる子は「今日は法との前哨戦だったんですけど、握手の時にトトロさんが自分の目の前に来て、その後も自分がトトロさんに非常に当たられて、よく分からなくて、頭こんがらがっちゃって。若干自分も試合前に気が緩んでたかなと思うので、23日は改めて気を引き締めて、しっかりトーナメント勝ち進んで優勝したいと思います」と語り、世羅は「気づいてない方もいると思うけど、新しいコスチュームでした。14日のラストデスマッチを終え、心機一転頑張ろうと思いまして新コスチュームで登場させて頂きました。23日は横浜リボン、ICE×∞防衛戦7度目ですね。プロレスの同期では無いけど、専門学校時代の同期で、思い入れが深い子なんですよ尾崎妹加って。凄くいい子で、率先して動いてくれる、相手の事を気遣って発言したり動いてくれる、素晴らしい子なんですよ。そんな凄くいい子が怪我してる人の背中を思いっきりラリアットしますか?褒めて調子に乗って来た感じが凄く嬉しいです。私としては23日、思いっきりキラー妹加が見れるかと思うので楽しみにしてます」とメッセージ。トトロ「今日のメイン、世羅さんと妹加さんはベルト、前哨戦だと思うけど自分たち4人、ヤングアイストーナメントの1回戦?そんなぬるい考え方してる人は居て無いですよ。自分は挑戦したいベルトも挑戦したい場所も決まってます。その為に決勝で戦いたい人もいます。お互い勝ち上がって、決勝で戦いたいです」とまる子に視線を向けながら語った。妹加「いよいよ23日にタイトル戦となります。14日のラストデスマッチのりさちゃんは、素直にすっごいかっこよくて、間近で見て、こんなかっこいいりさちゃんとタイトル戦をするのかと震えました。でも14日は14日、23日は23日で、別物なんで、怪我してようがなんだろうが私は容赦しません。普段優しい妹加ちゃんかもしれないけど、その日だけ封印します。傷口開いたらごめんね」と世羅にメッセージ。そして法は「勝ちました!!!今日は淳一さんが道場マッチ最後のレフェリーで、最後の試合で、勝つことが出来て、めちゃくちゃ嬉しいです。そして23日、ヤングアイストーナメント、今日ジュリアさんとは初めて当たりました。正直、今はまだジュリアさん、細くてヒョロっちいんですけど、ウエイトを上げてきたらどうなるか分からないなって思いました。でも、まる子先輩、トトロ先輩、ジュリアさん、ヤングアイストーナメントに参戦する4人がいる中で、今日自分が勝ちを取った事は大きいかなって思います。11月23日、しっかり1回戦突破したいと思います」と笑顔で語った。藤本は「ジュリアだったり、トトロだったり、お客さんとして観に来てくれた時にプロレスやりませんか?と声をかけました。人の人生を変えてしまうんだなと。昨日のテレビを見てそう思いました。人の人生を狂わせてしまうことにもなるかもしれない。それでも私はこれからもいうでしょう。プロレス観に来ませんか?と。これからもこのリングで新しいレスラーを誕生させますので、みなさん楽しみにしてて下さい。」


そして座談会の最後に藤本が淳一レフェリーにもコメントを求めると、「最後のラスト道場マッチ、ご来場頂きましてありがとうございます。いや~本当に酷い。セミファイナルでやられたから、メインは無いと思ってた。(「甘いね」と藤本)救いなのは、くるみがトレイン攻撃にいなくて良かった。ラスト道場マッチですけど、案外サバサバして、こみ上げて来るものがなくて…。ラスト後楽園、ラストイベント、ラストおでかけ、そして今日がラスト道場マッチ、残すところはあとラストアイスリボンとラストレフェリー(の引退興行)で引退。2大会で引退になります。17年8か月、本当に幸運な事にリングに上がり続ける事が出来ました。そのキャリアのうちの7年半という長い間アイスリボンでお世話になって、最後アイスリボンで終われることは本当に嬉しくもあり光栄です。毎週道場マッチに来るのが楽しみでした。引退試合のチケットの方は、完売になりまして、見に来て頂いたお客様、見に来れない人、チケット買えなかった人、そういった人にも感謝が伝わればなという大会にしたいので、最後までお付き合いください。ありがとうございました」と語った。

 

11月23日「横浜リボン2017・Nov.」試合結果

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アイスリボン「横浜リボン2017・Nov.」
11月23日(木・祝)11時30分開場/12時00分試合開始
観衆 343人(超満員)

◆第1試合 ヤングアイストーナメント1回戦
シングルマッチ15分1本勝負
○華蓮 DATE (7分28秒 ギブアップ) 朝陽×
※ヨーガ・フラミンゴ・デルタロック

【第1試合】
決勝の行われる大晦日後楽園ホール大会の時点でデビュー3年未満の選手で行われる『ヤングアイストーナメント』が開幕。この日は1回戦4試合が行われた。まずは同期の中学生対決となった華蓮vs朝陽。サッカーキックからの腕十字固めで先手を取った華蓮は、蹴りのコンビネーションで朝陽の動きを止めにかかる。朝陽はネックブリーカードロップを連発し、逆エビ固めで勝負に出るが、華蓮はグランドに朝陽を引き込むと三角絞めの体勢からサイドに移行して首を極めながら腕を絞め上げるヨーガ・フラミンゴ・デルタロックで勝利した。 

試合後、セコンドのいぶきがリングへ。2回戦の板橋(12月17日)で対戦が決定となった華蓮とにらみ合った。

◆第2試合 ヤングアイストーナメント1回戦
シングルマッチ15分1本勝負
○トトロさつき (7分25秒 エビ固め) ジュリア×
※セカンドからのダイビングセントーン


【第2試合】
デビュー戦で敗れたトトロにリベンジをしたいジュリア。トーナメント1回戦は、ジュリアの初シングルマッチとなった。ゴングと同時にドロップキックの奇襲を仕掛け、更にコーナーに詰めてエルボーを連打するジュリアだが、この先制攻撃をしのいだトトロがパワーで猛反撃に出る。ドロップキックの追撃も胸を張って仁王立ちではね返した。ジュリアのフライングクロスボディ、丸め込みの連発を仕掛けられるも逆エビ固めで強烈に絞め上げてジュリアの動きを止める。最後はコーナー2段目からのダイビング・セントーンでフィニッシュ。

試合後に2回戦の板橋で対戦する直がリングへ。トトロに歩み寄り握手を交わした。

◆第3試合 佐藤淳一メモリアル6人タッグマッチ20分1本勝負
○リッキー・フジ(KAIENTAI DOJO)&宮城もち&藤田あかね(10分35秒 片エビ固め)進祐哉(FREEDOMS)&星ハム子&松本都×
※カミカゼ

【第3試合】
この試合がアイスリボンでの最後のレフェリングとなった佐藤淳一。メモリアルマッチとして行われた6人タッグには淳一がファンクラブの会長を務めていたリッキー・フジがアイスリボン初参戦。淳一の思いに応えようと、リッキーが全面に出て好ファイトを見せれば、何度もタッグを組んでいるハム子と進が息の合った連係で応戦する。ここで浮いてしまった都。リッキー組の集中攻撃を浴び、青息吐息の都に対して、ハム子と進はコーナーに控えたままで「自力で戻ってこい」と檄を飛ばし、アシストに入る気もなし。必死の都はリッキーのエビ固めをこらえ、リッキーのタイツに手をかけるとリッキーのケツ丸出し状態に。「ここはアイスの会場だぞ!」と客席からのヤジが飛ぶ中、リッキーは生ケツでのヒップアタックを連発。追い込まれたハム子らはヒップアタックに来たところに淳一レフェリーをスイング。後ろ向きのリッキーは気づかず、かつてのファンクラブ会長にヒップアタックを決めてしまった。頭を抱えたリッキーだが、都を捉えると淳一の目前でカミカゼを決めた。淳一のアイスリボンラスト試合での最後のカウント3を叩き、リッキー組が勝利した。

試合後はリッキーが「淳一ありがとうな!」と労をねぎらい、レフェリー淳一の手を挙げた。

◆第4試合 ヤングアイストーナメント1回戦
シングルマッチ15分1本勝負
○松屋うの (6分22秒 リバース式スクールボーイ) 華 DATE×

【第4試合】
前回の道場マッチで直からフォールを奪い、勢いに乗るうのが華DATEとのトーナメント1回戦に臨んだ。柔術ジャケットで入場してきたうのは、そのコスチュームのまま試合に挑んだ。華相手にグランドで勝負に出るなど、新たな引き出しを開いていく。華は蹴り、そして負けじとグランドを仕掛けていくが、うのは諦めない。最後は華を引き込んでのリバース式スクールボーイの2連発を決め勝利。華がうのにまさかのフォール負けを喫しトーナメント初戦で敗退。

◆第5試合 ヤングアイストーナメント1回戦
シングルマッチ15分1本勝負
○長崎まる子 (12分08秒 片エビ固め) 法 DATE×
※キャット空中ニャン回転

【第5試合】
新世代抗争でぶつかりあったまる子と法の初シングルがトーナメント1回戦の最終戦。負ければ敗退のトーナメントだけに、序盤は慎重な探り合いとなったが、法の蹴りのコンビネーションを口火に試合が動き出した。法が蹴りからグランドへ移行し、フロントネックロックで先手を取る。苦しい展開となったまる子だが、中盤から法の蹴りを裁き、丸め込むなど、徐々に法の動きを読んでの反撃に出る。ミサイルキックをすかしてのアームロックなど、試合ペースを奪い返したまる子は、まる投げ、コーナーからの雪崩式まる投げも決め、ミサイルキックから、最後はキャット空中ニャン回転でフィニッシュ。

〈試合後のまる子〉


「苦しい展開でした。予想しないところから蹴りとかが来て、足が使い物にならなくなっちゃいました。やっぱり8月のホールで対抗戦やってから3カ月しか経ってないですけど、すごく成長していて、危ないところも何回かありましたけども、自分がデビューした当初からずっと大切にしている意地で、自分の持てる技を使って勝つ事が出来ました。1回戦、ハッキリ言って自分のブロックでは、この1回戦さえ乗り切れば決勝までいけるかなと思っているので、後輩たちに胸を貸して、その上で叩き潰して決勝まで登ろうと思っています。(まる子選手がキャリア的にも優勝の本命と見られるが、そういう意識はありますか?)自分が中でキャリアも一番上だし、うのさんに比べたら試合数は倍ぐらいあると思うので、その経験を活かして、勝たないと恥ずかしいし、勝つ事しか考えてないです。(意識する選手はいますか?)この前の道場マッチでトトロさんが非常につっかかってきたり、先程うのさんの曲が流れて、勝ったんだって思って。DATEもですけど、今まで切磋琢磨して組んでいたメンバーも要注意だなと思っています。」

◆第6試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&○弓李&直 DATE (14分23秒 ブロックバスター・ホールド) 雪妃真矢&安納サオリ(Actwres girl'Z)&星いぶき×


【第6試合】
翌日がデビュー記念日の雪妃は、3年目最後の試合はスタートからハイテンション。観客に3周年コールをアピールするが、これを藤本が阻止し、エスカレーターキックをする。また、アクトレスガールズから初参戦の安納と弓李がバチバチにやり合ったりと、序盤から激しい展開となった。試合は連係で勝る藤本組がペースを握り、最後は弓李がいぶきを捉え、ダイビングクロスボディからブロックバスターでフィニッシュ。試合後も藤本は、弓李の背中をわざと?押し、弓李と安納のにらみ合いが続いた。

◆第7試合 ICEx∞選手権試合30分1本勝負
○<王者>世羅りさ (11分14秒 片エビ固め) 尾﨑妹加<挑戦者>×
※ダイビングダブルニードロップ
※第24代王者7度目の防衛に成功


【第7試合】
10月29日後楽園ホールでの次期挑戦者決定4WAY戦で勝ち残った妹加がICEx∞王座に初挑戦。初めてのシングルタイトル挑戦の妹加は、コスチュームを新調し気合十分で臨んだ。序盤から世羅の腰に狙いを絞り、腰へのラリアットの連打、さらに逆エビ固めをステップオーバー式で決めたりと徹底した腰攻撃。ダメージを受けた世羅はリバースカンパーナ、エルボー連打、セラリズムと反撃に出るが、粘る妹加は世羅をしゃちほこ固めで揺さぶり、更にカウンターのラリアット2連発からアルゼンチンバックブリーカー、アルゼンチンバスター、コーナーからのダイビング・セントーンとつなぎ、マイカバスターを狙うが、で世羅が必死の抵抗を見せて妹加の追撃を阻止。逆に妹加を抱え上げスパイラルボムで叩きつけ一気に反撃。最後はエアーズロックから、2連続ダイビング・ダブルニードロップを決めカウント3を奪取。王座V7を達成した。



〈試合後のリング上〉


※世羅がマイクを手にする。
世羅「腰、いってえ…。7度目の防衛戦。尾崎妹加とは声優の専門学校の同期なんですよ。同い年、同じB型。プロレスではそんなに絡んで来たわけじゃないけど、やっぱり尾崎妹加という人間が挑戦してくれた事が本当に嬉しかった。アイスリボンに上がってくれてありがとう。」


※妹加にマイク渡す。
妹加「負けた…悔しいです。でも私が持っているモノは全て出し切ったし、その結果が負けたという事はまだまだ練習が足りてないという事です。世羅さんとのキャリアの差もあるし練習で補っていこうと思います」

※2人が握手。退場しようとすると、そこへActwres girl'Zの安納と本間が登場。リングへ上がり妹加の前に立つ。
安納「久しぶり妹加。変わったねえ。変わったよ妹加。私はいつでもまた戦いたいと思っているんで」
弓李「しらじらしく話しかけてもらわないでいい?妹加ちゃんは自分のなんで」
安納「何を言ってるんですか?」
弓李「そのまんまです。妹加ちゃんは自分のなんで」
※弓李と安納がにらみ合いから乱闘へ。セコンド割って入る。


藤本「はい、ストップ!ストップ!離れて!GEKOKU娘と本間さん&安納さん、Actwres girl'Z、対戦見たいな~!(安納に)大晦日、空いてますか?」
安納「空いてます」
藤本「弓李いいかな、このタッグマッチ?」
弓李「嫌です」
藤本「お客さん観たいですか?(お客さんの反応をみてうなずく)ですよね。私の判断で決定させてもらいます。大晦日、後楽園ホール大会、GEKOKU娘対Actwres girl'Z決定です。思惑通りになっちゃった(とニヤリ)」
※藤本がリング降り、世羅が再びマイクを持つ。
世羅「大晦日盛り上がるって話じゃないですか。じゃあ、私も今日、防衛したばっかで言うのもなんだけど、大晦日、シングルのタイトルマッチやります。挑戦したい奴が挑戦すればいいんじゃないですか。やった事無い人やりましょう。お待ちしています。もう1個タッグベルト持っているんですよ。これも決めていいと思うので、あっいい雪妃?(リングサイドの雪妃が「いいですよ」と返す)防衛戦やりたいじゃん。大晦日の前にやっておきたいから、12月24日の両国KFC大会、クリスマスイブをアジュレボDAYにしましょう。という事で、2週連続タイトルマッチやらせていただきます。となると、もう1個、トライアングルベルトあるじゃん。やりましょうよ。(リングサイドの藤本がトライアングルのベルトをアピール)連続でやりましょう。17日の板橋。3週連続タイトルマッチやりましょう。決まり」

〈試合後の世羅〉


「対峙した時に尾崎妹加に恐怖を感じるものは無かったけど、いつもの優しい妹加って気はしていたけど、戦っているうちに段々狂気じみて行くなって思いました。尾崎妹加ってすごい几帳面な性格で、同じB型として尊敬するぐらい几帳面なんです。文字を書く時も、ちょっとでも斜めになっていたら何回でも書き直すんです。何回も書いて消して、書いて消してって、何時間やっとるねん!って言いたくなるぐらいなんですけど、その几帳面さゆえか、ちゃんと研究して来たたなって感じでしたね。腰が硬いのも。ちゃんと一点で腰を攻めて来たし、私の技も研究して自分も腰攻めをよくやるので、研究しているけど、それをちゃんとやって来てて、私の技を使って一点で腰を攻めて来た事がキラー妹加、誕生したんじゃないかなって思いました。いつもと違う妹加を今日見れた事で、今後の彼女がすごく楽しみになったので、また対決したい選手だって思いました。(今回の防衛で)7度目。なんか大台超えたなって気はしますね。前回チャンピオンになった時は1回しか防衛出来ずに終わって、そこから前回を超えてやるって思いながら、毎回やってたわけですけど、気づいたら7回も防衛出来ていて、挑戦して来てくれる人に感謝だし、7度防衛して来た事でアイスリボンのベルトの価値も上がって来たんじゃないかなと思う。もっと色んな人と戦いたって思います。(大晦日の防衛戦は)誰が来ても良いと思うんですけど、アイスの中での恐怖を全て取り除いた後で進出を目論んでいるので、アイスリボンのデカい人が来て欲しいって思います。いろんな意味でですよ。気がでかい人とか、体がでかい人とか、いろんな意味でデカい人を望んでます。(その人が自分に)挑戦したいと思ってくれているのかなっていう思いはぶっちゃけあるんですよ。怖気づいて出てこないのか、私のベルトに価値を見い出せて無いからないのか分からないけど、ちょっとムカつくので、私が指名して来いよ!ってより、挑戦してやるよでも良いので、あっちからアプローチが欲しい。(タッグは)24日に、せっかくなんで連続してやろうと思って。全然(相手とかは)考えてないんですけど(笑)今から挑戦したいって言う人が出てくるなら、ぜひ出て来て欲しいし、雪妃と相談して、2人に共通の相手がいるなら、その人に挑戦してよって言おうって思ってます。(忙しい年末になりそうだが)でも去年に比べたら落ち着いている気がします。去年は何が何でもベルト獲らなきゃって11月から走り続けて、12月31日に戴冠したけど、今年はベルト持っていて、王者の余裕って言うんですか、防衛戦はありますけど、追いかけるよりは待っている感があるので。先日(のデスマッチで)60分以上、戦い抜いているので、全く恐怖に感じ無いです。体のキズあるけど、1週間経って意外と治っている。深く刺さっているところはまだ傷口開いてますけど。何の影響もないです。回復力だけは自信持ってます」

〈試合後の妹加〉
「やっぱり6度防衛しているだけあって強かったです。ガンガン腰を攻めて、隙を狙っていたけど、腰だけじゃ勝てなかったです。もう二捻りくらい無いと勝てないなと思いました。(自分の力を)出し切りましたが、やっぱりまだまだだなと思いました。(再挑戦は)もっと強くなって挑戦したいなと思います。何度かいけたかと思ったんですけど、あと一歩がって感じでした。いつか(あと一歩が)届くくらいまでに強くなって、もっといい試合が出来るようになればいいなと思いました。(試合後のアクトレスガールズの挑発があったが)本当にアクトレスガールズを辞めてから、一切関わってなかったので、こういった形でまた戦う日が来るとは思ってなくて。弓李さんが私を必要としてくれているなら、私はその弓李さんの思いに応えたい。それだけです」

【エンディング】
藤本「ありがとうございます!今日はアイスリボンの泣き虫レフェリー佐藤淳一さんが最後のアイスリボンです。最後に、アイスリボンのファンの皆さんに一言お願いします」


淳一「本日はアイスリボン横浜大会にご来場頂きまして、誠にありがとうございます。約7年半、長い間、佐藤社長はじめ、選手の皆様、スタッフの皆様、そして選手のご両親からもお世話になりました。本当にありがとうございました。後は夜(の引退興行)を残すのみです。(レフェリーを行うのは)後1試合になります。昼は泣か無いようにと思ったけれども(Jコールと淳一コール)大好きなプロレスから卒業するって本当につらいです。一番近くで試合を見てきた自分が保証します。アイスリボンは最高の団体です。ありがとうございました」


藤本「淳一さんは今日で引退されますけど、アイスリボンはまだ続いて行きます。まずは大晦日、後楽園ホール大会を超満員札止めにしましょう!淳一さん約束しますね(と淳一レフェリーと指切り)。後楽園ホール?来ますか?淳一さん来るって。100人ぐらい連れて来て下さい。今日は淳一さんも交えて締めたいと思います。最後だから淳一さん、円陣いいですか?」
最後は淳一レフェリーが締めを行い、今年最後の横浜大会が終了した。

11月23日「佐藤淳一引退興行」試合結果

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アイスリボン「佐藤淳一引退興行」
11月23日(木・祝)17時00分開場/17時30分試合開始
観衆 1123人(超満員札止め)

◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
ミスター雁之助&○マンモス佐々木(9分12秒 片エビ固め)宇藤純久&菊田一美×
※29歳

◆第2試合 ミックスド6人タッグマッチ30分1本勝負
○はやて&くいしんぼう仮面&長崎まる子(11分43秒 連結式マヒストラル)新納刃&中里哲也×&米山香織

◆第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
○リッキー・フジ&GENTARO&ガッツ石島(11分09秒 片エビ固め)折原昌夫&松崎駿馬&花膳×
※ローリングストーン

◆第4試合 IWA・JAPAN プロレス・メモリアルタッグマッチ30分1本勝負
トレイシー・スマザーズ&○ダグ・ギルバートwith浅野起州(13分47秒 片エビ固め)ザ・グレート・カブキ&井上雅央× withハル・ミヤコ 
※みちのくドライバーⅡ

◆第5試合 佐藤淳一レフェリー引退試合 シングルマッチ30分1本勝負
×藤本つかさ(12分05秒 片エビ固め)柊くるみ○
※ナッツクラッカー


 

12月2日アイスリボン道場マッチ851試合結果

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「アイスリボン851」
2017年12月2日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:117人(超満員)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○雪妃真矢(7分44秒 ギブアップ)松屋うの×
※アイシクル・バック・トライアングル


【第1試合】
前回の道場マッチで都に敗退を喫した雪妃。ヤングアイストーナメントで華を下し、勢いに乗るうのとシングルマッチ。開始早々、雪妃を一本背負い3連続投げたうのは、雪妃の反撃にも正面から挑み、更にスクールボーイの連続攻撃を仕掛けたり、グランドでヘッドシザースとアームロックの複合関節技を決めるなど互角以上の好ファイトを展開。しかし最後はその勢いを雪妃が利用。スクールボーイを切り返しての丸め込みを仕掛けると、キックアウトしたうのにトラースキックをヒットさせ、そのままアイシクルバックトライアングルを決めフィニッシュ。
試合後、うのは「今日は二冠女王を倒すつもりで一生懸命やったけれどダメでした。最近はトーナメントとかでキャリアが近い後輩と試合をする事が多かったけども、久しぶりに先輩とシングルして、技術や技が上だなって改めて感じました。24日までトーナメントは無いので、鍛え直して頑張りたいと思います。そして今日はそのトーナメントのメンバーとは当たらなかったけど、試合を見て、凄く他のメンバーが一生懸命やってるというか、トーナメントを通して強くなってるなっていうのを見て思ったので、気合いを入れ直して突っ走って、負けないようにしたいと思いす」と意欲的に語った。 雪妃は「勢いがあって怖いなと思いました。ちょっと前に試合した時とは全然違うから。そんなに経って無いと思うけど。なのにもの凄い勢いで変わってて、調子乗って"私どうせ勝てるし"と思ってやってたら、今日負けてたんだろうなと思います。若手がトーナメントとか勢い付いてるのが分かってたから、危ないかもしれないと思っていたから、勝てたと思う。私また調子乗る事なく気を引き締めてやってかなきゃいけないなと改めて思いました。若手トーナメントで勝った人が好きなベルトに挑戦出来るという事なので、今タッグのタイトル持ってるので、もしかして誰かが挑戦してくるのかなと思ったら、防衛戦やるのも楽しみだなと思いました」と頑張りを評価した。

◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○松本都(8分35秒 みやここクラッチ)星いぶき×
※もう1人は星ハム子

【第2試合】
これまで何度も都に悔しい黒星を喫してきたいぶきにとって、都にリベンジする絶好の機会が巡ってきた。トライアングル戦の顔合わせは、都vsハム子vsいぶき。親子の絆に揺るぎはない。都にとってはハンディキャップマッチ以外の何物でもない顔合わせとなった。序盤から都狙いに出た星親子だが、都も予想していたか、ずる賢いインサイドワークを見せ、2人がかりの攻撃を巧く切り返していく。逆に星親子がリズムを狂わされてしまい、試合全体は都ペースとなった。最後も都が場外で息を整える間、エビ固めの攻防を展開する星親子にそっと歩み寄って、ハム子にシャイニングウィザードを決め、いぶきを孤立させると、いぶきが丸め込みにきたところを切り返し、みやここクラッチでいぶきを沈めた。「今日も都さんに負けてしまいました。都オバサンの事は忘れて、華蓮との板橋での試合があるので、それに向かって頑張っていきたいと思います」といぶき。

ハム子は「私は、ずっと前からトライアングルリボンが嫌いだって言って来てるけど、今日分かった事が、トライアングルよりも松本都が嫌いだと思いました」と語り、都は「今日も楽勝で勝ってしまって、無事星一族を絶滅させたぞ~!(観客のブーイングに)ブーって言う人みんな豚なんで星一族に入ります。でも今日はハンディキャップマッチだったけど、それでも勝ってしまったので、弱いなぁと思って。私は3WAYが得意なんですよ。今まで結構やった事あるけど負けた覚えが無いし、動きが手に取るように分かるんですよ。普通のシングルよりも。星ハム子も凄いダメだなと思ったんで。私は先週も勝って、今週も勝って良い感じなので…」と藤本に視線を送る都。
察した藤本は「あ、結構です」と都が本題に入る前に拒否。しかし都は「なんで?ベルト挑戦してあげてもいいよ」と突っ込むが、「結構です。」と藤本。「私に負けるのが怖いから?嫌なんですか?私やったら勝っちゃうもんね」と挑発に出た都に「私も嫌い」と藤本が吐き捨てると、ハム子が「嫌な同期だね」と2人の間に歩み寄る。 「嫌な同期。こんなのと同期、嫌だ」と泣きが入る藤本。「それはこっちの台詞」と都がハム子にマイクを向けると「挑戦させたら?」と藤本にハム子が提案。「私トライアングル嫌いだけど、松本都を潰すためなら。つっか、チャンピオンでしょ? 2008年同期の3人で、トライアングルリボン選手権どうかな?」とハム子。藤本も「まあ来年10周年だし、ここら辺で都を沈めておきましょうか?」と語り、ハム子も「私、都を潰すためなら何でもやる。トライアングル嫌いだけど選手権試合にも出る」と藤本との共闘を宣言。「今までで一番ドロドロしたものをお見せすることになっちゃうけど良いですか?」と藤本。 ハム子「私、覚悟出来てるから」ときっぱり。
藤本が「私も覚悟出来た。お前はどうだ?」と都に聞くと、都「2人まとめてかかってこい」と上から発言。藤本は「誰がチャンピオンだよ(笑)分かりました。12月17日板橋大会でトライアングルリボン選手権、王者藤本つかさ対、挑戦者星ハム子対…」と語ると、都が「推薦!推薦!」と連呼。藤本は「立候補者松本都決定です」と同期3人によるトライアングルリボン王座戦が正式決定した。 

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&○宮城もち(14分33秒 ずんだ餅クラッチ)弓李×&長崎まる子

【第3試合】
来年の5月20日に仙台大会開催が決定した藤本&もちの宮城県タッグが久々に結成。序盤から弓李と捉えて仙台大会に向けて気合を入れる2人だったが、この日の弓李のパートナーはまる子。マブダチ厨二病卍卍として宮城県タッグに挑んだ2人は藤本狙いで大人を小馬鹿にするような攻めで応戦。マブダチの挑発に大人げない反撃に出る藤本だが、弓李、まる子に頭をはたかれたり、弓李にはラクダ固めからの鼻フックを決められ、まる子にはつま先を踏まれるなどマブダチに翻弄される。しかし、ここでもちが奮起。藤本をアシストしながら、徐々に宮城県タッグがペースを握ると、最後は藤本ともちがダブルのブレーンバスターで弓李を叩きつけ、藤本がまる子を牽制する間に、ずんだ餅クラッチで丸め込み弓李をフォール。底力をみせた。
試合後、まる子は「今日はマブダチ厨二病の弓李さんと一緒に、大人気ない人を倒せると思ったんけど成敗できなかったです。悔しい。やっぱり今日試合して猛スピードなプロレスをやってて、凄い楽しいなって。もっともっとそのスピードに磨きをかけて頑張っていきます。そして自分もいつか長崎リボンやりたいです。」と語り、フォール負けを喫した弓李は「GEKOKU娘対アクトレスガールズの対戦が決まって、ずっと負け続けているので、このままで大晦日勝てるのかな?って凄い疑問に思って。このままじゃ絶対勝てないなって思うので気持ちの面も身体も鍛えたいと思います」と大晦日に向けて決意を語った。 そしてもちは「今日は、お昼に仙台リボン決まったよって報告を受けて、そこからワクワクが止まらない。もう凄い嬉しくて、試合も楽しんじゃったりとかして。皆さんご存じ仙台市出身森公美子さんの力を借りて今日は勝てたぞ~!仙台リボンと言えば、つっかさんといつも一緒に営業に行って、大変な思いをしたり嬉しい思いをしたり、言葉で表すと薄っぺらいけど、本当に言葉にならないものをいつも持って帰ってきて絆を深めてるので、半年ありますけど半年しかないので、色々作戦を練って仙台リボン盛り上げて行きたいと思います」と仙台リボンに向けて早くも気合十分のコメント。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&×トトロさつき(12分37秒 体固め)柊くるみ○&尾﨑妹加
※ダイビングボディプレス


【第4試合】
大晦日の後楽園ホール大会でICE×∞王座8度目の防衛戦を行う世羅。その挑戦者に関して11月23日の横浜大会で「誰が来てもいいと思うけど、アイスリボンのでかい人に来て欲しいなって思っています。色んな意味でです。気がでかい人とか、体がでかい人とか」と語っていたが、アイスリボンの中ででかいといえば、まず思い浮かぶのがくるみ。佐藤淳一引退興行のメインで藤本とシングルを行い、藤本に勝利したくるみだけに、その資格は十分。お互いに意識してか、対角線に立った世羅とくるみは視線をぶつけ合い、2人が先発を買って出る形で試合がスタート。正面からパワーとパワーをぶつけ合う。そして世羅と妹加は前回のICE戦を彷彿させる激しい攻防をみせ、キャリアの一番浅いトトロもその持ち味を活かしたウエイト攻撃でぶつかっていく。4選手ともパワーファイターだけにド迫力の攻防戦が展開された。その中で最後を締めたのはくるみ。トトロを追い込み、フォローに入った世羅を人でなしドライバーで叩きつけると、サマーソルトドロップからのダイビングボディプレスでトトロを沈めた。 試合後トトロは「悔しい!」と絶叫すると「正直、ヤングアイストーナメントの事ばっかり見て、気が緩んでいたと思います。先輩たちは本当に強いけど、ここを乗り越えていかないとベルトに挑戦できないので、気を引き締めて絶対トーナメント優勝します」と語った。

世羅「試合としては負けてしまいましたけど、(トトロに)今日は凄い頼りになったよ。やっぱヤングアイストーナメントでみんな成長してるんだなって凄く感じました。なので私は今、2本のベルトのチャンピオンとして、誰が優勝してどのベルトに挑戦するんだろう?3本中2本を私が持ってるから確率高いですよ。すっごい楽しみにしてます。だから期待してるよ。で先月の23日にタイトルマッチで戦ってくれた妹加ちゃん、お互いまだ出し切って無いんじゃない?って感じがしたんで、同い年で同じB型で、切磋琢磨し合える仲間が出来たなって喜びの方が強いので、今後もどんどん挑戦してきて欲しい。そして永遠のライバル柊くるみ!最後なんかベルト挑戦をアピールしてましたけど、どっちのベルトに挑戦したいのかは置いとくとして、私はくるみさんを高い壁だと言い続けてきましたけど、今日は、いやチャンピオンなんで上から言わせて下さい。期待してるよ」とくるみをひと睨み。 妹加は「タイトル戦終えて、りさちゃんと1週開けて対戦して、当たってて楽しいので、機会があれば挑戦させて頂きたいと思います。大晦日の試合は、弓李さんに頼ってばっかりじゃダメなんで、こっちが正規タッグなんですよ。あっちは即席タッグ。負けるわけないです。ウチらGEKOKU娘が勝つので応援よろしくお願いします」と語った。 くるみは「先月の11月23日の淳一さんの引退興行でつっかさんとシングルをして、つっかさんからスリーを取りました。そして今日も勝ちました。1年間もベルト持ってるって、くっそつまんなくないですか?そう言う事なんじゃないですかね?期待してろよ。以上」と言葉少なながら現在の思いを語った。 このやり取りを聞いた藤本は「期待しちゃう。板橋大会が17日にあるけど、何かしら2人の対戦組んでいい?タッグかな?6人タッグかな?そこで何かしら私たちが期待してる事が起きれば良いなと思っております。板橋大会が楽しみになりました。」と板橋大会で世羅とくるみを対戦させることを約束した。


12月9日アイスリボン道場マッチ852試合結果

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アイスリボン852
2017年12月9日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 99人

【試合前】
前説前、出場選手がリング下を囲み、大会前日の12月8日にくも膜下出血で急逝されたOZアカデミーの中村知弘統括(享年48歳)の冥福を祈っての黙とうが捧げられた。


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
×弓李&直 DATE (9分58秒 スクールボーイ) 長崎まる子&松屋うの○


【第1試合】
12月17日板橋大会で行われるGEKOKU娘vsマブダチ厨二病卍卍の前哨戦として行われたタッグ戦。しかし、この一戦で誰よりも気合が入っていたのがうの。最近は柔術の出稽古に行き11月23日横浜大会で華を破った時と同じ柔術ジャケットを着用してリングに立ち、開始早々直に切られたものの低い位置からタックルを仕掛けるなど積極的な攻撃に出る。その気迫を維持したうのは、終盤は弓李のダイビングクロスボディ、更にブロックバスターを浴びるもクリア。弓李が丸め込みに来たところ、巧みにかいくぐって逃れ、そのまま弓李をスクールボーイに丸め込みカウント3を奪取。ぼう然とする弓李を尻目に勝利の雄たけびを挙げた。
試合後の座談会でも状況が掴めない弓李は「え?えー?なんかここら辺に?マークがいっぱいあって、自分は今まで何をしてただろうって、試合はしてたんでしょ?負けました?…負けました。17日に切り替えて、17日は妹加ちゃんとタッグを組んでマブダチ厨二病と対戦をいたします。自分もマブダチ厨二病…、マブダチ厨二病と対戦するのはアレなんですけど、17日は敵として戦いたいと思います」とマブダチの一員でもあることから複雑な思いを語った。直は「今日は弓李さんとは2回目のタッグだったんですが、私が全く役に立たず、すいませんでした。17日はトトロ先輩と戦うんですが、そこに向けてまた更にトレーニングを重ねて、勝つという強い信念を持って挑みたいと思います」と気持ちを切り換えた。まる子は「自分も何が何やら分からずのまま、うのさんが勝ちました。リング下でビックリしちゃいました。自分も???です。でも最近、リング上での刺激がもっと欲しいというか、だから自分の中では、うのちゃんが刺激のひとつになっててワクワクしているので、そのワクワク、期待に応えてください」とうのにエールを送り「17日は、まずリング上の刺激をめちゃくちゃ求めてるので、マブダチでGEKOKU娘の尾崎妹加をぶっ倒しにいきます。キューさんはマブダチですよ。美桜ちゃんとマブダチでいきます」と弓李に対して、さらにプレッシャーを与えた。うのは「やりました~。先輩に勝つことが出来ました。めっちゃ清々しい気持ちでいっぱいです。これで勝ったので、(今日対戦した)直 DATEに圧力というか、アタシ凄いんだぞってところを見せれたと思うので、17日、結果がどっちか分かりませんけど楽しみです。17日は趙雲さんとシングル勝って24日もどっちか分からないけど勝って、大晦日も自分が勝って最高の景色を見るのが目標です」とトーナメント優勝をぶち上げた。

◆第2試合 ハンディキャップトライアングルタッグマッチ15分1本勝負
○松本都 (10分34秒 みやここクラッチ) 星ハム子&星いぶき×
※もう1チームは藤本つかさ&華蓮DATE 




【第2試合】
12月17日の板橋でトライアングルリボン選手権を争う藤本、ハム子、都が3コーナーに分かれての前哨戦。藤本には華蓮が、ハム子にはいぶきがパートナーとしているものの、都はただ1人のハンディキャップマッチ。都に恨みを持つ華蓮といぶきが加わった事で、試合はトライアングル戦とはいえ、事実上4対1の都潰しの一戦となった。序盤から都に襲い掛かる4選手。苦しい展開の中、都は途中、場外に逃れたり、逃げ回ったりとインサイドワークで応戦。その中、板橋大会で対戦する華蓮といぶきがリング上でタイマン勝負。この展開に都が動いた。2人の攻防がエビ固めの応酬となり、もつれたところに加わった都はいぶきにみやここクラッチを決めカウント3を奪ってみせた。立ちすくむ4選手の目前で都はベルトを腰に巻くポーズでアピールした。
試合後、いぶき「今日は負けてしまったのですが、期末テストで点数上がりました!!これで自分は大好きなプロレスが続けられます。都オバサンの事は、つっかさんとハム子さんにお任せして、自分は板橋での華蓮とのシングル、自分が初勝利してみせます」と語り、ハム子は「いや悔しいよ。でも私今日分かった事がある。松本都が勝っても誰も喜ばない。て事は、トライアングルリボン選手権、松本都が王者になっても誰も喜ばない。(藤本に)だから、2人でサッサと松本都をやっつけて、コテンパンにして2人でシングルやってもいいんじゃない?(藤本が「そうだね~」と答えると)3WAYなんて、戦い方決まってないんだよ。都がそういう人格だから、そうなるんだ。覚えとけ。17日板橋大会お楽しみに」と都へのリベンジ宣言。華蓮は「今日試合して都オバサンをみんなでボコボコにするのは良いなって思いました。今日はヤングアイストーナメントの前哨戦でもあり、都オバサンをみんなでボコボコにする試合だったなと思います。今度の板橋17日は、いぶきとです。14歳同士の対決、私が制します」と語り、都は「勝ったぞ~!!やった!お客さんも大喜び!今日は凄い嫌がらせみたいなカードを組まれたけど、それでも勝ちました。私は今日は、ほぼ実質1対4だったとけど、かつてアントニオ猪木先生とはぐれ国際軍団が1対3という試合がありましたね。それを気持ちを受け継いで今日は猪木イズムで勝ちました!ありがとうございます。キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの教科書通りの3WAYってこう戦うんだよって試合をして勝ちましたよ。いぶと華蓮に2人は最後任せたかったと思うけど、そこをすくって勝つという。こういう3WAY。3WAYってこう言うもんですから。大丈夫ですか?」と藤本を挑発。「そういうのをごっつぁんフォールっていうんですよ。あなた何年目?」と切り返す藤本に、都は「うるさいなぁ!だからこうやって勉強して下さい。私は17日に向けて自信が満タンです」と余裕の表情をみせた。 

藤本は「やっぱり松本都ってボコボコにされる姿が一番見てて面白いです。スカッとする。あんたがいくら攻めようがお客さん湧かないのよ。やっぱり後楽園ホールっていう大舞台では、都がボコボコにされる姿を見たいの。せっかく2008年で来年が10周年イヤーっていう風に言ってるから、選手名鑑で見て2008年デビュー同期でボコボコにしてくれる対戦相手に相応しい人いないかなぁって見たら、いたの。いたの。モバイルコラムをやっている、鈴木秀樹さん。秀樹さん2008年同期なんですよ。同期で、松本都をボッコボコに、立ち上がれないぐらいやって下さると思うんです」と都の大晦日の対戦相手が鈴木秀樹になったことを明かした。都「上等だよ。猪木イズムがあるから、私には。シングルだろうとタッグでも、トライアングルでもいいですよ。やってやろうじゃねぇか。私、鈴木さんより3ヶ月先輩なんで、後輩に胸貸します」と上から語った。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△尾﨑妹加 (時間切れ引き分け) トトロさつき△

【第3試合】
ヤングアイストーナメント優勝を早くから宣言してきたトトロ。12月17日板橋では直との2回戦に臨むが、この日は8月17日上野以来となる妹加とのシングル対決。これまで2度のシングル対戦では、いずれも妹加にフォール負けを喫しているトトロだが、この日は序盤から妹加に気合負けすることなく正面から挑んでいった。セントーンを得意とする2人はお互いのウエイトとパワーを活かした攻めをみせ、相手を潰しにかかる迫力ある攻防を展開。一歩も退かない両者はあっという間に10分タイムアップ引分けに終わった。試合後トトロは「今日ドロー。負けては無いけど、勝てなかったのがすっごい悔しい。でも、悔しいけど妹加さんとのシングルはすっごい楽しくて、またやりたいです。そして今日のテンションを維持して17日板橋は直 DATEとのシングル、勝つぞ~」と語った。妹加は「トトロと戦うのは、シングル3回目だよね?どんどん強くなって、当たりも、凄く来て、私も凄い楽しかったです。勝てなかったけど楽しい試合でした。この勢いでどんどん上り詰めて優勝してください。で、私の板橋のカードすけど、キューさん裏切らないですよね?私の事。本当?信じて良いですか?ちょっと私までオラオラしちゃうかもしれない。でもGEKOKU娘の方がタッグ結成したの早いので、その絆で勝ってみせます」と語った。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○世羅りさ&飯田美花 (13分27秒 片エビ固め) 宮城もち&藤田あかね×
※ダイビングダブルニードロップ

【第4試合】
板橋大会メインの前哨戦ではあると同時に、世羅&雪妃のアジュレボとして1ヵ月ぶりとなるタッグ戦の予定だったが、雪妃が試合前に体調を崩し欠場に。その代役となったのが、この日チケット売りで会場に来ていたWAVEの飯田。コスチュームも持って来ていなかったが、世羅と共にリングに立った飯田は雪妃のコスチュームを着用。入場でもアジュレボの入場パターンをそのままコピー。コール時も雪妃のムーブをまねるなどやる気満々。試合ではデビュー同期のもちと激しい攻防をみせ、世羅とはコーナーへの串刺しダブルエルボーを決めるなど、アジュレボとしての動きを随所にみせた。飯田の奮闘ぶりに刺激され世羅も躍動する。最後はあかねを捉え、飯田のフィッシャーマンズ・スープレックスを受けてのエアーズロック。そして世羅&飯田のダブルのど輪落としが決まり、最後は世羅がダイビングダブルニーでフィニッシュ。アジュレボらしい好連係でしっかりと勝利をモノにした。
あかね「世羅さんとは17日の前哨戦だったんけど、今日は負けた。それは認める。なぜ負けたか。雪妃じゃなくて飯田さんだから。ユキなら負けてない。ワシともちさん、そして、くるみさん。フランクシスターズ3人。自分は9月にシングル路線でいきますと、言いましたが、フランクシスターズは別物です。私はフランクシスターズを愛しております。その3人でビッグマッチのメインを張れるというのがとても嬉しいので、17日、ユキなら負けない。覚えとけ」と世羅にリベンジ宣言。もち「まず、飯田さん。今日は急なご予定にも関わらず参戦頂きましてありがとうございます」と飯田に選手全員で深々と頭を下げると「選手一同、感動しておりまして、もし飯田がいなかったら、このカード出来なかったのかもしれないし。同期なんですよ。その昔アイスリボンにずっと参戦してくれてて、同じ釜の飯を食ったりとかして、今日は同期の飯田が来るんだと思ったけど、なんですか…残虐というか、手厳しくなったと思いました。今日は、こんくらいで許してやるよ。また道場に遊びに来てね。そんな感じで17日はフランクシスターズです。くるみがいて、あかねがいて私がいて、3人揃ってフランクシスターズです。でも個人的な思いは、くるみがいるから強いフランクシスターズじゃなくて、くるみがいなくて2人で組んでても、勝てるようなフランクでいたいので、また機会があったら3人じゃなくても是非組んで下さい。でも板橋は負けません」と語った。急遽出場となった飯田は「お久しぶりです。アイスリボンさんの道場マッチはチケット販売で良く来てて、今日もそのつもりだったけど、急に電話がかかって来て"行けるか?"って言われて、何も持って無いけども良ければって言って、雪妃さんのコスチュームを借りて試合をさせて頂きました。道場マッチの時はアイスさんの選手層が厚くて出る機会が殆ど無かったけど、こういう形はちょっと不本意というか、アレですけど、久しぶりに出させて頂いて、道場マッチのこの暖かさも感じられて、数少ない同期との試合が出来て本当に良かったです」と語った。


そして世羅は「飯田さん、本当にありがとうございました。青がとてもお似合いで、(正)タッグパートナーかと見間違うぐらいに、連係も息が合っていて、これで飯田さんもアジュール・レボリューションの一員なんだなと。これからもよろしくお願いいたします。どっちかがいない時に、どっちかの衣装を着て登場する役割に(笑)そして…(あかねに)雪妃がいないから勝ったとか言ったけどな、お前、何がフランクシスターズだよ、そのふざけた名前。板橋ではチャンピオンチームですよ、チャンピオンチーム対フランクシスターズ?そんなの1本だろうが2本だろうが3本だろうがなぁ、勝てるに決まってるだろう。それぐらいチャンピオンとの差、思い知って欲しいと思います。板橋楽しみにしてます」ここであかねが「1本でも2本でも3本でも。フランク数えてんのか?お前は。という事なので、どうでしょう?ルール変えません?だって1本でも2本でも3本でも勝ってやるって言ったから、3本勝負に」と3本勝負に変更を要求した。「60分3本勝負でいい?世羅どう?」と藤本。世羅は「今から変えるんですか?お客さんどう思います?いいですか?(観客の拍手を聞いて)いいのか。じゃあ60分3本勝負やってやるよ。2本ストレート勝ちで終わるからな」とあかねの要求を了承。12月17日板橋大会のメインが60分3本勝負に変更させることになった。
 

12月16日アイスリボン道場マッチ853試合結果

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「アイスリボン853」
2017年12月16日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時30分開場
観衆:92人

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×長崎まる子(13分13秒 ギブアップ)弓李○&尾﨑妹加
※変形ストレッチマフラー




【第1試合】
この日の道場マッチは翌日に迫った板橋大会の前哨戦がずらりラインアップされた。まずはGEKOKU娘vsマブダチ♡厨2病卍卍の前哨戦。まる子のパートナーに入ったのは藤本。藤本とまる子は同じ干支・いのししーズとして、藤本のハイスピードとまる子の猛スピードががっちり重なり合おうと強力な力を発揮するタッグチーム。GEKOKU娘にとっては前哨戦というよりも、タッグ2連戦といったマッチメイクだ。序盤からまる子がスピーディな動きで仕掛けていく。藤本も動きの速さでGEKOKU娘に迫るが、相手の動きの裏をかいた切り返しをみせる弓李と、どっしりと構えてパワーで勝負に出る妹加のコンビネーションが光り、じわじわと試合の主導権を手中にする。残り時間が3分を切り、弓李とまる子が丸め込みの攻防でフォールを狙うが、この流れの中で、弓李がまる子をストレッチマフラーに決める。そして、マフラーを決めたまま、両足でまる子の首を固定すると一気に絞め上げた。たまらずまる子がタップ。GEKOKU娘が翌日の板橋大会に勢いをつけた。敗れたまる子は「今日はいのししーズとGEKOKU娘で戦いました。いのししーズが非公認だったらしくて…(「まる子がいのししーズって言うたびに(年齢が)一回り違うことを広めていることになるの。それがすごく嫌なので、もうやめてください!」と藤本に言われ)自分は中島さんより、まる子が隣のほうがいいと思うので、皆さん、いのししーズ公認まで清き一票をお願い致します。そして明日GEKOKU娘と戦うんですけど、明日はこっちに美桜ちゃんがいてマブダチなんで、覚悟しておいてください。」と弓李から妹加に目線を移して挑発的に語った。一方、勝った弓李は「勝ちましたーっ!GEKOKU娘として勝つことができて嬉しいです。明日も…GEKOKU娘…です!後楽園に向けて勝ち続けていきたいと思います。」と語り、妹加は「(横で卍ポーズで挑発するまる子に)なんだよ!むかつく!いつもこんなちょけたことしてきて、本当にむかつくんで、明日はこてんぱんに…あ、ちょけたっていうのは、ふざけたことを私に吹っかけてくるってことなんですけど、関西弁なんで、それをやり返すつもりで、明日はGEKOKU娘でこてんぱんに…(弓李に)GEKOKU娘でね!こてんぱんにしたいと思います。」と弓李にGEKOKU娘で戦うことを念押しした。
 

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
トトロさつき&○華蓮 DATE(11分07秒 カサドーラ)直 DATE×&星いぶき



【第2試合】
いよいよ2回戦に突入するヤングアイストーナメント。そこで対戦するトトロと直、華蓮といぶきが両コーナーに分かれてのタッグ前哨戦だ。試合はいきなりトトロvs直でスタート。強烈なタックルのぶつかり合いをみせる。途中、いぶきが集中攻撃を浴びる場面が続いたが、いぶきもここで折れるわけにはいかない。なんとかしのぎ直につなぐ。最後は直vs華蓮のDATE対決となり、蹴りとグランド技の攻防が続くが、華蓮が直の一瞬の隙をついたカサドーラを決め、カウント3を奪った。華蓮にフォールを喫した直は「華蓮に負けました。すっごくめちゃめちゃ悔しいです。明日はこの悔しさをしっかりと自分の気持ちに刻んで挑みたいと思います。華と法の分もしっかり背負って、あせらずに、あきらめずに勝ちます!」と悔しさ全開。いぶきは「自分からスリーを取って明日に臨もうとしたんですけど、無理だったので、明日は絶対に華蓮から初勝利をしたいと思います。」と語り、トトロは「直の蹴りはすっごく痛いんですけど、明日はそれも全部受け切って、自分が勝ちます!」と必勝宣言。そして華蓮は「明日は絶対にいぶきに勝つんで。同じ14歳ですけど、差を見せつけてやります。今日、勝ったことで優勝が現実味を帯びてきたので、明日はしっかりと確実に勝ちたいと思います。でも油断は禁物なので、しっかり気を引き締めて試合に挑みたいと思います。」と語った。

◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○星ハム子(10分59秒 女の執念)松本都×
※もう一人は宮城もち

 

【第3試合】
板橋大会では藤本の持つトライアングル王座に挑むハム子と都。その前哨戦のトライアングル戦に加わったのがハム子のパートナーのもちだ。らぶりーぶっちゃーずvs都という、またまた都にとっては過酷なハンディ戦となった。「来い!ブタども!」とらぶっちゃ2人に対する都。らぶっちゃはあえて無視したり、無視するとみせて攻め込んだりと、都潰しを狙った攻撃に出る。しかし、このところハンディ戦2連勝の都はやられながらも、きっちりと試合の流れを見ながら、ここぞという場面に勝負を仕掛ける。しかしフォールこそ取られていないものの、都にハンディ戦で2連敗を喫しているハム子もさすがにずるずると負け続けるわけにはいかない。ダイビングボディプレスこそ都にすかされたものの、そこに攻めにきた都を久々の女の執念で丸め込み、逆転勝利を奪ってみせ、リング下にいた藤本をガッツポーズで挑発した。結果的に勝敗にからまなかったもちは「この人(=都)ねえ、試合中、私たちのこと、ブタ、ブタって言っていたんですよ。お前、私より下半身、太いじゃないかーっ!お前もブタだーっ!(「なんなの~、怖~い」とリアクションする都に)お前の顔が一番怖いわ!明日はフランクということで、この1週間、あかねさんが心の闇から抜け出したような前向きなツイッターがあったので、それに賭けて、私たちは一丸となり、チャンピオンチームから2本、ちゃんと取ってやろうと思っています。目指すはストレート勝ち!」と語った。都は「私はデッドリフトとかやって下半身をめっちパンプアップしているから、重いもちさんを今日(ジャイアントスイングで)回すことができてしまったんですけど、今日は最後、ちょっとうっかり丸め込まれてしまって、今日は星ハム子に残された技は1個もないと思って、勝利を確信したところ、昔の技を使われてしまって、先輩の呪いみたいなのをちょっと感じてしまったんですけど、今日、それを使われてしまったことで、その呪いも解放されて、もうすべて読めましたので、明日に向けての肩慣らしが終了しまして、明日はイケます。今日、実質、負けたりしていないので。そして後楽園ホールは鈴木秀樹おじさんとの試合が決まってしまったんですけど、相手が東スポのプロレス大賞の技能賞を取っていて、本当に審査員の目が節穴だなと思ってしまうんですけど、そういう人と大晦日戦うってことは箔がついたことだと思うので、光栄に思ってやりたいと思います。」となんと、この日の負けをないことにしてしまった。そしてハム子は「今日、このカードを見たときに、嫌いな松本都をもちと結託して一緒に潰したいと思ったし、でももちとも正々堂々と試合をしたいと思いました。明日も境遇が似ていると思っていて、私とつっかは松本都を潰したい。松本都を人として更生したい。その気持ちは今日と似ていると思っていて、私はトライアングルも松本都も大嫌いなんですけど、最近、トライアングルリボンばっかり組まれて分かった気がします。私、やるからにはベルト獲りますから。明日、よろしくお願いします。」とベルト獲りを宣言した。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&○雪妃真矢(13分54秒 片エビ固め)藤田あかね&松屋うの×
※スノウトーンボム


【第4試合】
先週の道場マッチを欠場した雪妃だが、この日は万全の状態で世羅とのアジュール・レボリューションを結成。あかね&うのの異色タッグと対戦した。前回の道場マッチでは世羅の上から発言に怒ったあかねが、板橋の6人タッグを3本勝負にするよう要求。これを世羅が快諾し、アジュレボ&華vsくるみ、もち、あかねのフランク・シスターズの一戦は世羅vsくるみの成り行き以外にも、軍団対決的な要素も加わった。そして、この日の前哨戦。気合十分のあかねがうのをコーナーに押しやって先発に出る。対する雪妃に迫るが、強引にあかねの背中にタッチして出て来たうのが、いきなり世羅の周りをぐるぐる回り始め、さらにコーナーからのセイバーチョップをボディブローでかわされ、ストンピングの雨を浴びるなど、試合の流れをかき回す。なんとか軌道修正を試みるあかねだが、タッグとして試合に臨むタッグ王者のアジュレボの流れを崩すには至らず。最後は雪妃が蹴りの連打からスノウトーンボムをうのに放ち、きっちりと勝利をモノにした。敗れたうのは「今日はトリッキーな動きでチャンピオンチームを惑わしてやろうと思ったんですけど、なぜかいつの間にか自分がチャンピオンの力に巻き込まれてしまって、いつの間にか試合が終わってしまいました。自分が負けてしまいました。すいません、あかねさん。なんかごちゃごちゃにしてしまって、本当に申し訳ないです。気持ちを引き締めて、明日は趙雲さんとシングルなので、まじめに戦いたいと思います。」と反省しきりも藤本からは「いつもまじめじゃないのか!」と突っ込まれた。不満顔のあかねは「今日は明日の前哨戦だったんですけど、邪魔されたんで、とてつもなくフラストレーションが溜まっておりまして…まあ、いいや。フランク・シスターズ、なんだろうって思う方いると思いますが、自分ともちさんとくるみさん、プライベートでも仲良しな3人組でして、こうなったのも、自分が左膝の手術をして退院したぐらいのときですかね。闇って言ってましたけど、とてつもない闇があったんですよ。何してても笑えない。ごはんも食べれない。やることといえば近所の公園で酒を飲むか、銭湯に行くぐらいで、本当にだめだったんです。そのときに話を聞いてくれて、いっしょに飲みにつきあってくれて、家にも泊まりに来てって言ってくれたのがもちさん。その時期にくるみさんと千春さんと文化祭に3人で行ったんですよ。そのあとにごはんを食べに行って、サイゼリアのドリアが半分も食べれないっていうことがありまして、それを心配したくるみさんが家に泊まりに来てくれまして、何を話したわけでもないんですけど、なんかすっきりして、次の日にまた2人でごはんに行って、全部食べられたら、くるみさんが千春さんにラインをしたんです。あかねがごはんを全部食べられましたって。一回り下に言われて、だから、その2人にずっと助けてもらってきたんです。だから明日は2人に助けてもらう自分ではなく、自分が2人の力になれるように頑張りたいと思います。明日、チャンピオンチーム。アジュレボとしてはタッグも長いし、実績も積んでいるかもしれないですけど、明日は3対3なんで、フランクはなめてもらったら困ります。なめるならフランクについているケチャップだけにしておけ!」とフランク・シスターズへの思いを語り、翌日の6人タッグに気合を入れた。そしてアジュレボ。世羅は「うまいこと、もっていかれましたけど、フランク・シスターズ…フランクの絆なんて、フランクほどにもろいんじゃないですかね。私たちの絆はもっと深いものでできているんで、今日、うのっちが私と対角線に立って走り始めたときから、嫌な予感しかしなかったんですけど、その予感が的中したというか、最後ね、バテちゃって、前哨戦、もっとやりたかったなって気はするんですけど、なんて言えばいいんだろう。(あかねに)ちょっとまじめなこと、言うけど、首洗って出直してきてください。」と語った。また雪妃は「私はキャリアがちょうど3年を迎えてしまったことで、ヤングアイストーナメントに出場する権利がなく、同年代というか、ほぼ同期の子たちとシングルで勝ち抜くっていう経験ができなかったんですけど、それはすごく残念だなと思うけど、その前に世羅さんとこうしてタッグ組んでベルトを巻けたこと、私にとって何よりも大きい財産なんで、そのベルトを守り続ける気でいるし、キャリアの近い人に簡単に負けるようではいられないなって気持ちはすごくあります。私は今、2本、ベルト巻いているけど、1本のベルトには1本のベルトで、すごい思い入れはあるし、世羅さんと巻いたタッグのベルトもすごく思い入れのあるものなので、私は二冠を守り続けたいと思っています。なので誰が勝ち上がってきたとしても、タッグのベルトに誰が挑戦してきたとしても、勝つ気でいます。」と語った。話を聞いていた藤本は「絆、絆と言いますけど、絆を作ってぶっ壊して、またさらに復活して、さらにぶっ壊して、さらにさらにまた復活して強くなるものだと私は学びました。私にも正タッグパートナーがいます。ベストフレンズというタッグを組んでいます。中島安里紗です。24日の両国KFC大会でベストフレンズ、復活しまーす!今日、試合をしてみて思いました。復活の一番最初の相手はGEKOKU娘、あなたたちを指名します。」とベストフレンズとしての出陣を宣言。対戦相手の弓李は「その友情、またぶっ壊してあげます」とサラリ。藤本は「ぶっ壊れてもまた復活するんで大丈夫です。なんならそっちをぶっ壊してやるよ」と余裕で切り返した。この日から始まったアイスリボンの3週連続の土日2連戦。大晦日までまだまだ新たな展開が生まれそうだ。 
 

12月17日「アイスリボン板橋グリーンホール大会」試合結果

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アイスリボン板橋グリーンホール大会
12時00分開場/12時30分試合開始
2017年12月17日(日)板橋グリーンホール
観衆 248人(超満員札止め)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
弓李&△尾﨑妹加 (時間切れ引き分け) 長崎まる子△&桃野美桜(Marvelous)

【第1試合】
勢いのある若手タッグチーム同士の初対決。しかし弓李に関してはGEKOKU娘であると同時にマブダチのメンバーでもあり、試合前の握手もマブダチ流の握手を交わし上機嫌。更にゴングと同時にマブダチが妹加をコーナーに追い込むと、助けに入らずにマブダチに加担。まる子&美桜と一緒に卍ポーズを決めるなどノリノリ。この弓李の行動に妹加が激怒。「きゅーちゃんは今日はGEKOKU娘でしょ」と説教。ようやく弓李が改心した事でタッグマッチとして試合が再開。動きっぱなしのマブダチに、妹加のパワーと弓李のインサイドワークで応戦するGEKOKU娘の攻防戦は一進一退。一歩も退かない両チームの戦いの最後は妹加がまる子をマイカバスターに決めたところでタイムアップ。ドローとなった。

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○趙雲子龍(新北京プロレス)(7分49秒 小籠包) 松屋うの×

【第2試合】
絶好調のうの。1週間後のヤングアイストーナメント準決勝を前に趙雲との初シングルマッチ。黒の道着で登場したうのは序盤から柔術で学んだ投げ、関節技狙いで勝負。趙雲は軽快なフットワークでチャイニーズ殺法で応戦する。柔術vs中国武術の格闘技戦のような攻防の中、うののトリッキーな動きに趙雲が動揺する場面も。最後は趙雲がスクールボーイを切り返しての小龍包で丸め込み勝利を飾ったが、うのの勢いが光った戦いだった。うののトーナメント準決勝でのファイトにも期待。 

◆第3試合 トライアングルリボン選手権試合15分1本勝負
○(王者)藤本つかさ (13分52秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド) 松本都(立候補)×
※もう1人は(挑戦者)星ハム子
※第25代王者3度目の防衛に成功

【第3試合】
同期3人によるトライアングルリボン戦。予想どおり、都がハブられたり、藤本とハム子のダブル攻撃を浴びたりと、開始時点ではやる気満々だった都も「もういやだ~!」と泣きが入るシーンも見られた。それでもめげない都は場外に蹴散らされ、リング上で藤本とハム子が激しい攻防を展開するのを偵察しながら、ここぞというタイミングでリングにカムバック。2人からのフォールを狙っていく。更に藤本を誘導し、ハム子に合体攻撃を仕掛ける。藤本も最初は拒否する素振りをみせたが、そこは9年の付き合い。ついつい体が動いてしまう。最後は粘る都を藤本がジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープれクス・ホールドで下し王座防衛を果たしたが、同期対決を行ったことで、3人の絆が深まったか、来年の8月の横浜文体での3人の10周年興行に向けて気合を入れた。


〈試合後のリング上〉
藤本:都に勝ってこんなに嬉しいとは思わなかった。でも、なつかしいね。板橋という思い入れのある会場で、2008年デビュー同期と対戦出来た事が素直に良かったと思えます。リング外でも、リング上でも都は腹立つ事しかないけど、それも含めて来年の横浜文体がある。私たちの10周年があるから、絆を高めて3本の矢は折れない精神で頑張っていきましょう。 都:つっか、強かった~。成長したね。今日、出来て嬉しかった。ありがとう!デスワームより強かったよ。はい、ブタ!(とマイクをハム子に渡す) ハム子:こんな都でも、可愛いんですよ(と涙ぐむ)。やっぱりこの2人がいなかったら、今の私は無いと思うので、同期って本当に大切なんだなって思いました。後輩のみんなも同期を大事にして下さい。

〈インタビュー・スペースでの2008年組〉
都:実質、今日は勝っていた。
藤本:実質っていうのがどこの物差しで測られているのかが全然分からないんですけど。
都:実質、勝ってたよ。悔しい~。
藤本:さっきも言いましたけど、本当にうるさいし、リングでもリング外でも。
都:うるさくなーい。
藤本:迷惑ばっかり掛けている、後輩の見本にもならない先輩なんです。
都:こっちのセリフ。
藤本:でも都みたいなのがいる事で、私もこうやって気楽にアイスリボンにいても良いんだっていう後輩たちがいっぱいいると思うんで。
ハム子:こういう風にやっちゃだめだっていうね。
都:そんなことない!
藤本:こういう風にしちゃダメなんだなって、悪い見本にもなってくれるし。アイスリボンの中で都の枠がある事によって息抜きの時間も出来るから。なんだかんだで大事な…。
都:重役です。
藤本:重役らしいです。私たち9年続けていて、来年10周年なんです。来年の10周年はなんと横浜文体という大箱で過ごすので、今日の試合はタイトルマッチでもありましたけど、そこに向けて一致団結しようっていう気持ちになれたかなって思います。
ハム子:(都に)なったと思う?
都:一番頑張ったから。
藤本:とりあえず都の目標は10周年までにお腹の肉を減らすこと。
都:むかつく!そういうの本当に良くないと思う。ムカつく!ちゃんとして下さい!
藤本:でもベルトは私が防衛したんで、2008年組っていう縮図を表せたんじゃないかなと思います。
ハム子:2008年組、アイスリボンにはベルト3つあるじゃないですか。2人ともグランドスラム達成しているんですよ。私だけしてなくて。トライアングルのベルトだけ獲っていなかったので、今日はチャンスかなって思ったんですけど、やっぱりねえ。最近トライアングル嫌いだって言って組まれて来て、なんかトライアングルが分かった気がして、今日、ベルト獲れるんじゃないかって自分で思っちゃって。この思った気持ちを大事にしようって思ったんですけど、やっぱり結果につながらなかったので。でもこの2人と今日試合出来て気持ちが変わりました。
都:今日は見ての通り、自分が勝っていたし、10周年とか、選手代表やっていて、ベルト持っているって、すごい面白くないなと思うので、今日、面白くないのを私は変えようと思って、でも実質勝っていたんで、すごく悔しいので、早く誰かがこれ(トライアングルのベルト)を取って景色を面白く変えて欲しいです。その為なら私はどんな努力でもします。
藤本:してないじゃん!サイクロンで今日、都のこと持ち上げられなくて…。 都:うるさーい!そんな話してない。何の話していたか忘れた。うるさーい!ばーか!ばーか!
藤本:もう、うるさい!早く帰ろう(と言ってハム子と一緒に退席。それを追いかける都)
ハム子:すみませんでした。
都:実質勝ってたんだから~!!

◆第4試合 ヤングアイストーナメント2回戦
シングルマッチ15分1本勝負
○華蓮 DATE (5分58秒 変形カサドーラ) 星いぶき×
※12/24両国KFC 準決勝 長崎まる子vs華蓮DATE 決定

【第4試合】
これまでの2人のシングルマッチの対戦成績は華蓮の2戦2勝。いぶきにとっては華蓮を破ることが現時点での目標にもなっている。トーナメントという大舞台で実現した2人の3度目のシングルマッチ。握手と見せて、いきなり華蓮をコーナーに振り串刺しラリアットを決めたいぶきは秒殺狙いに出る。しかし華蓮は慌てることなくキックアウトすると、蹴りで反撃。いぶきも華蓮の蹴りに耐えながら逆エビ固め、ボディプレス、フェースクラッシャーと持てる技を駆使して応戦。しかし最後はエビ固めの応酬をしのいだ華蓮が、いぶきをロープに振り戻ってきたところに変形のカサドーラを決めカウント3を奪取した。2回戦を制した華蓮は、12月24日の両国の準決勝でまる子に挑む。

◆第5試合 ヤングアイストーナメント2回戦
シングルマッチ15分1本勝負
×トトロさつき (11分29秒 ギブアップ) 直 DATE○
※ヨーガ・サイクロン・フラミンゴ
※12/24両国KFC 準決勝 松屋うのvs直DATE 決定



【第5試合】
デビュー当時からトトロをリスペクトしてきた直。タッグ戦でトトロからフォールを奪っているものの、やはりシングルで勝つことが本当のトトロ超えとなるだけに、序盤から気合は十分。ローキック、関節技とトトロの右足一本に絞った攻撃を仕掛けていく。一方のトトロは意地で直の攻撃を逃げずに受けて立った上で、ウエイトを活かした反撃に出る。しかし直の蹴りを受け続けたダメージは大きかった。蹴り足をキャッチされた直だが、そのまま反転してグランドに持ち込むと、トトロの右足を抱え込み膝十字から足首をロックしてのヨーガ・サイクロン・フラミンゴで一本勝ち。遂にトトロから勝利を奪い準決勝に進出した。

◆第6試合 6人タッグマッチ60分3本勝負
世羅りさ&雪妃真矢&華 DATE (0-2 18分25秒) 柊くるみ&宮城もち&藤田あかね

1本目
○藤田あかね(12分23秒 片エビ固め)雪妃真矢×
※アメリカンオレンジドライバー
2本目
○柊くるみ(6分02秒 体固め)世羅りさ×
※ダイビングボディプレス

【第6試合】
世羅vsくるみの大晦日に向けての戦いに割って入ったのがあかね。板橋の試合に三本勝負を直訴し、前日の前哨戦ではあかねがフランクシスターズへの思いを熱く語るなど試合のカギはあかねが握っている印象を与えた。開始早々、華を捉えたフランクは、交代交代で華を攻める。開始から5分以上も華を攻め込んだ事で、アジュレボの2人にも焦りが出たか、なんとか華が世羅につないだが、フランクの勢いを止める事が出来ない。フランクは自軍コーナーの近くでの攻防を意識しながら、早いタッチワーク、更にカットプレー、3人攻撃などフランクのチームとしての団結力を発揮していく。そして10分過ぎ、雪妃のスノウトーンボムをかわしたあかねは、変形バックフリップ、みかんでポン、そして雪妃を担ぎ上げると、そのまま回転しサイドに叩きつける新技”アメリカンオレンジドライバー”を初披露。雪妃から3カウントを奪った。フランクの勢いは止まらない。2本目に入り、試合は世羅vsくるみの一騎打ちに。正面からぶつかり合う2人はタイトルマッチのような緊張感の中、くるみがトラースキック、人でなしドライバーを決め、もちが棚からぼたもちで世羅をマットに叩きつけると、最後はくるみのダイビング・ボディプレス。フランクシスターズがストレート勝ちでチャンピオンチームから勝利した。

〈試合後のリング上〉
くるみ:3本勝負で勝ちましたー!勝ったという事は12月31日、大晦日後楽園ホール大会、世羅りさの持つICE×∞、挑戦させて下さい。てか、します!それと、その青いベルトだけじゃないんですよ。(あかねを横に呼び)自分と藤田あかねで、リボンタッグのベルト挑戦させて下さい。うちらでアジュレボから勝ったんで、良いですよね?12月24日両国KFCでリボンタッグ獲って、大晦日でICE×∞のベルト獲って年を越す。言う事ないですよね?負けたんだから。(世羅と雪妃はうなずくのがやっといった状況)


〈インタビュー・スペースでのフランク・シスターズ〉
もち:わーい、勝ったぞーっ!
くるみ:最初あかねが勝って、そのあとうちも勝たなきゃなと思って、今日勝たなかったらICE×∞の挑戦表明するっていうのを辞めようって思っていたので、勝って、それプラス、リボンタッグのベルトにも挑戦するので。
あかね:聞いてなかったんですけど。
くるみ:だって勝ったじゃん。
もち:でも私は、あかねの気持ちを知っていたんです。ちょっと前まで色々悩んでいて、そこから自力で這い上がれて新しい目標も出来て、今日はどうしてもあかねにいって欲しかったし、これがいいきっかけに。3人の内、誰がいってもおかしくないけど、あかねが先陣切って行って欲しかったし、今まで出した事ない技で勝てて良かったと思います。
――くるみ選手はシングル挑戦ですが、世羅選手の最近の印象はどうですか?<br />

くるみ:ずっとチャンピオンでいて、やっぱり調子が良かったり悪かったりっていうのが自分の中であって、今日、世羅調子悪いなとか、今日めっちゃすげえなっていうのがあったので、大晦日に調子いい世羅りさで来て欲しいって思っていて、リボンタッグの時も調子のいいアジュレボで来て欲しいって思っています。
――リボンタッグにはあかね選手と組んで挑戦ですが。
くるみ:即席タッグみたいなことを言われていたけど、こっちはプライベートでもずっといるし。
あかね:今年の大晦日だって3年連続で一緒に年越すんですよ。そんな大人の付き合いみたいなアジュレボに負けるわけ無いです。控室とかもよそよそしいですからね、あの2人。うちらはずっとくっついてますから。
くるみ:そうそう。ずっとついてくる。
あかね:もう目で合図が出来るくらいなんで。
くるみ:なので負けるわけが無いです。
――フランク・シスターズもここにきて認知されてきました。
あかね:今日から新しい(=アームバンド)を作って、3人じゃなくても2人で組む時でも絶対につけていこうっていう約束なので。
もち:ベルト獲ったら、新しい3人のベルト作ってよ。
くるみ:勝手に作っちゃうか!
くるみ:じゃあ、リボンタッグ獲って…
あかね:正月の新春(興行)で作ろう。
くるみ:権限があるので。ベルトを取ったら6人タッグのベルトを作ってもらいたいと思います。
――2018年はフランク・シスターズの年に。
あかね:はい!全員がベルトを巻けるようにね。
くるみ:したいです。
もち:頑張りましょう!


〈インタビュー・スペースでのアジュール・レボリューション〉
世羅:今日はなんも言うこと無いです。でも勢いがある人と試合するのは楽しいね。
雪妃:楽しいですね。
世羅:私たちもチャンピオンになる前は、あのくらいガツガツしていたのかなあ…。今日ガツガツしていたけど、勢いある人の何かってあるじゃないですか。だから良いなって思いながら、試合しながら首がボキボキボキみたいなね。決定戦の時もだけど、体が大きい人と試合する機会が増えたじゃん。
雪妃:そうですね。
世羅:だから我々もそっち方面への対策を練っていかないといけないなっていうのを改めて思い知らされた。だって重いもん。
雪妃:重いですねえ。
世羅:担ぐだけで体力奪われる。だから、アジュレボとして対策を練っておかないと両国は厳しいかなって、正直思います。
雪妃:改めて自分のサイズが中途半端だなって。良く思う事ですけど、小っちゃい人の得意とする事、大きい人の得意とする事の中間サイズにいると、こういう時に毎回、思い知らされるなって。迷うんですね、どっちに伸ばすか。
世羅:身長小っちゃくは無理だから。だからウエイト増やして重量級に持っていかないといけないなって。アジュレボとしての反省です。ユキちゃんが負けた瞬間をまったく見れていなくて、何をされたか私も知らないんだけど、噂に聞くとアメリカのアレ(=アメリカンオレンジドライバー)出されたって。
雪妃:たぶんそうなんですかね。受けたことのない形を…。
世羅:アメリカのアレをやっと見れたということで楽しみにはなれたよ。
雪妃:私、見れてないですけど。どういうものかも良く分かって無いんで。
世羅:映像で見ます。
――両国に続いて、大晦日はくるみとのICE戦が決まったが。
世羅:来るだろうなって思ってたし、来て欲しいなって思っていた。今日、それを狙って来られたって事は、そう言う事なんだろうなと。負ける気無かったけどね、しかもストレートで。ちょっとユキちゃん取られて、ムキになっちゃったかなって。自分が行き急ぎ過ぎたなって。あのエルボー重くて、たぶんアイスリボンで一番重いエルボーを打つと思うんですよ。星が見えて試合中。チカチカチカって、なんか見えるぞっていう瞬間があって、そういうところでも自分もあれぐらいのエルボーを打たないと、星を見させてやらないと勝てないだろうし、全部重いでしょう技が。だからくるみ対策っていうのをちゃんと練っておかないとなって思います。31日に向けて。簡単に渡す気はないので。
――二冠で年超せるかどうか…。
世羅:します。するつもりです。24日、まず防衛しないといけないし、31日も防衛しないと。24、31日、もし負けたら、私は何もない状態で2018年なんて迎えられないので、両方勝って何も変わらず現状維持。そしてV8っていう栄冠をもぎ取って、気分良く年を越したいと思います。

12/24アイスリボン両国KFCホール大会割引画像

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こちらの画像は、2017年12月24日アイスリボン両国KFCホール大会の割引画像です。
大会当日券のみの使用となり、当日券の料金から【-500円】となります。
こちらの画像を会場のチケット受付にご提示ください。

(当日券割引との併用は出来ません。)

 

▼当日券の販売、選手予約・リボン直販の予約引換は、大会当日会場入り口のチケット受付にて、10時30分より開始となります。
※試合開始直前は混雑が予想され試合開始に間に合わない場合もございますので早めの引換をお願いします。

【チケット当日料金】
■最前列 完売
■特別RS席 完売
■RS席 完売
■指定席 4500円

 

★当日券割引のみ
◇中高生1000円(学生証提示)
◇小学生以下無料(保護者要同伴)

 

【注意事項】
・横断幕・紙テープ、試合写真撮影可能
・許可のない動画撮影、音声の録音、売店の写真撮影は禁止となります。
・連写や脚立や自撮り棒のご利用は禁止となります。
・Xmasケーキ等、生ものや手作りの差し入れは御遠慮下さい。

【会場】
両国・KFCホール
〒130-0015 東京都墨田区横網一丁目6番1号
『国際ファッションセンター』3F
アクセス:都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口より徒歩0分。
※「両国駅」A1出入口を出てすぐ左のビルの3階になります。

【対戦カード】

◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
星いぶき vs 朝陽

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
テキーラ沙弥 vs トトロさつき

◆第3試合 Xmas6人タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&松本都&宮城もち vs 真琴(REINA女子)&華 DATE&ジュリア

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&中島安里紗(SEAdLINNNG) vs 弓李&尾﨑妹加

◆第5試合 ヤングアイストーナメント準決勝
シングルマッチ15分1本勝負
松屋うの vs 直 DATE

◆第6試合 ヤングアイストーナメント準決勝
シングルマッチ15分1本勝負
長崎まる子 vs 華蓮 DATE

◆第7試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 20分1本勝負
<王者組>世羅りさ&雪妃真矢 vs 柊くるみ&藤田あかね<挑戦者組>
※第42代王者が初防衛戦

レフェリー:MIO&斉藤一二三
リングアナ:千春&はらあい
 

12月23日「Xmasリボン~アイスリボン855」試合結果

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「Xmasリボン~アイスリボン855」
2017年12月23日(土)アイスリボン道場
14時00分開始/13時30分開場
観衆:123人(超満員札止め)


【つくし公開記者会見】
試合前、佐藤肇代表と藤本つかさがリングに上がり、公開記者会見が行われた。
佐藤代表「試合前に、現在欠場中のつくしのことについて発表させて頂きたく、ちょっと時間を頂戴致します。ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の7月末にレスラー同士のトラブルにより、傷害で逮捕されました。その後、家庭裁判所の司法の判断では、不処分ということになりましたが、団体としては、つくし選手の無期限試合出場停止、練習生扱いという形で現在まで行っております。練習生として大会運営の手伝いだとか、そういう形のことで日々過ごしております。
この度、被害者との示談が成立したことを受けて、12月31日アイスリボン後楽園ホールリボンマニア2017で復帰させて頂くこととなりますことをご報告申し上げます。(客席から大きな拍手が起こる)つくし選手。」

ここでつくしが花道からリングへ。
藤本「団体と致しましては、たくさんの方にご迷惑をおかけ致しましたことを考慮致しまして、復帰戦ではなく、キャリアリセットの再デビュー戦という形にさせて頂きます。そして、再デビュー戦の対戦カードは、わたくし藤本つかさとシングルマッチをさせて頂きます。今後このようなことがないように、団体も一丸となって気を引き締めてまいりますので、どうか皆様、よろしくお願い致します。」

つくし「12月31日アイスリボン後楽園ホール大会で再デビューさせて頂くことになりました。また、リングに上がれること、また試合が出来ること、それが、当たり前ではないということをしっかりと考え、しっかりとプロという自覚を持ち、リングの上、そして、リングを下りても、一人の社会人として生きていきたいと思います。皆様の信頼、信用を取り戻せるように頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。」
佐藤代表「多数のご迷惑ご心配をおかけしました。12月31日、つくし再デビュー戦となりますので、よろしくお願い致します。」 


【オープニング】


この日は前説はなく、クリスマスソングに乗って、クリスマスコスの出場選手がリングへ。世羅は例によってのヨーダマスクで登場し会場を沸かせた。

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
△尾﨑妹加 (時間切れ引き分け) 長崎まる子△

【第1試合】
12・17板橋大会で激しい攻防を展開したGEKOKU娘vsマブダチ厨2病卍卍。試合はタイムアップ寸前に妹加がまる子をマイカバスターに決めたところで引分けとなった。 その延長戦のシングルマッチがこの日、実現。試合前の握手お互いが力いっぱい握り合うなど、意地の張り合いをみせた2人は、試合開始後も激しいグランドでのバックの取り合い、まる子が三角絞めを決めれば、妹加が力づくで持ち上げたりと、バチバチした攻防を展開する。 さらに妹加のアルゼンチン・バックブリーカーをまる子が高角度エビ固めで切り返し、妹加がまる子のタックル、エルボーを仁王立ちで迎え撃つ。スピードとパワーの真っ向勝負は、共に相手のペースに持ち込まれないような切り返しをみせ、あっという間の10分ドローに。

試合後も揉み合ったり、どちらが先にリングを降りるかでもめたり(=ジャンケンで負けた妹加が先にリングを降りる)、2人のライバル心はさらに高まった様子。座談会でも通常は負けた方からコメントするため、共に相手を先に行かせようとする。仕方なく藤本が「じゃあ、まる子から」と指名し、ようやく収まったが、まる子は「今日は第1試合で尾﨑妹加と…なんか最近よく当たっていて、ドローだったんですけど、非常に悔しいです。同じ同期としてやっぱり負けてらんない、自分にとってはライバルだと思ってる相手なので、またいつかリベンジどっかで組んでください。」と再戦を要求しながらまた揉み合う。
藤本は「はい。控え室ではやらないでリングでやってください。だから今日組みました。ただ、今日はドローでした。明日のヤングアイストーナメントはドローだった場合、両者失格です。その場合は明日優勝者が出てしまうかもしれません。だからあなたも気を付けるんだよ。」とまる子に忠告。
まる子は「あ、でも自分はもう決勝、優勝する目的なので明日は決勝に駒を進めるためにガッツリ気合いを入れて、気を抜かないでやっていきます。」と決勝進出を宣言した。
妹加は「(まる子をひと睨みして)あ~?(会場、どよめく。笑顔に戻って)はい!どうもありがとうございました。徐々にこういう部分も出して行こうかなと思っております(笑)。まる子とは同期で、実は私が負け越していて、今日勝つ気満々だったんですけど、ちょっと10分じゃ時間が足りなかったので、また試合組まれたときは、次は絶対勝ちたいと思います。で、明日の両国なんですけど、GEKOKU娘は年末に負けられない戦いが控えているので、なんか喧嘩してなんか仲直りして、喧嘩して仲直りして…本当に仲直りしてるのかよく分からないようなタッグの方々に負けるわけにはいかないので、(弓李に)喧嘩したらゴメンナサイって言ったら、ね?すぐ仲直りできますよね?だからたぶん本当に仲直りしてないですよ。(弓李が「まず喧嘩しないじゃん。」と一言)なんで、仲良しのGEKOKU娘が勝ちます!」と藤本を挑発するも藤本は「じゃあ明日は残酷な現実を見せてあげます。」とニヤリ。

◆第2試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&○松本都&華蓮 DATE (13分29秒 体固め) 弓李&トトロさつき×&直 DATE
※マンマミーアZ ON THE バルーン
※選手の強い希望により風船が凶器として認められる

【第2試合】
翌日の両国大会で行われるベストフレンズvsGEKOKU娘の前哨戦でもある6人タッグ。板橋大会で対戦したことで絆が深まった藤本と都、トトロと直、さらに前回の道場マッチで華蓮に敗れている直にとっては、そのリベンジもかかった一戦と、見どころはたっぷり。そして両チームが入場の際、風船を手に登場。両チームの希望により、風船が公認凶器をとなったのだ。ゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛けた弓李組は藤本に狙いをつけるが、これをしのいだ藤本は華蓮をおぶると、トトロの上に風船を固定してのボディプレスで最初の風船破裂!その後も両チームは風船を有効利用。直が風船の上から膝蹴り、かかと落としを決めて風船を破裂させるなど、それぞれの持ち技に風船の破裂音が加わり、試合は混戦に。その中でこの日、初観戦という熱狂的なファンの声援を受けて、都が猛ハッスル。最後は藤本&華蓮のサンドイッチキック、都のシャイニングとつなぎ、最後はトトロの上に風船を乗せてのマンマミーアZでフィニッシュ。都が試合を制した。

試合後、敗れたトトロは「自分が言うのもアレなんですけど、都さん、めっちゃ重たい…(都にド突かれながら)都さん、めっちゃ重たかったです。明日は沙弥さんの復帰戦ということで、シングルで当たるのすっごい久々なんですけど、明日は自分がペチャンコにして勝ちます。」と語ったところで、座談会に参加していた沙弥がマイクの前に。「明日はトトロとなんですけど、トトロとシングルは5月ぶりなんですが、私、ちょっとお休みしてる間に見てましたけど、ヤングアイストーナメント敗退してる人にマジ用はないんで、この厚い、肉厚を薄切りにしてやろうと思います。」と語るが、トトロに「そもそも、あなたはヤングアイストーナメント出られなかったですよね。」と突っ込まれ、沙弥は「大人の事情があるんだよ!明日12月24日はクリスマスイブということで、コスチュームがクリスマスカラーの赤白緑の私がちょっと調子に乗らせて頂こうかなと思っておりますので、皆さん応援よろしくお願いいたします!」と笑顔で返した。
直は「今日は初めて風船デスマッチをやりました。凄く凄く楽しかったです。ヤングアイストーナメント準決勝なんですが、うの先輩がキテレツな発想があるので、私はうの先輩のことが一番侮れないと思っています。なので、しっかり華と法と、そして、愛するバディであるトトロ先輩の分も全部背負って私が決勝に進みます。」と翌日のトーナメント準決勝への決意を語った。
弓李は「風船デスマッチ楽しかった~!!また来年5回ぐらいできたらいいなって思います。明日はGEKOKU娘対ベストフレンズ。自分たちへのクリスマスプレゼントとしてGEKOKU娘、勝利を頂きたいと思います。」とにこやかに語り、華蓮は「今日は久々の6人タッグマッチで風船でした。組長とは組んだことがあったんですけど、都オバサンとは初めてなんですよ。今までの中で。オバサンは凄い宇宙人的な世界観があって、それがどこまで続くのかな~と思いきや、最後は都オバサンがキッチリと決めて、本当に美味しいところだけは必ず持ってく都オバサンを見て、自分も美味しいところだけ都オバサンのようになりたいなと、美味しいところだけ。早く宇宙人になりたいです。」と遂に天敵の都を宇宙人にしてしまった。
そして当の都は「宇宙人になりたいならどうぞご勝手にって感じなんですけど、美味しいところを持ってくのもプロレスのうちですから。私は、風船恐怖症なので凄い辛い試合だったんですけど、でも熱烈な都サポーターズの方々の応援もあり、今日も勝つことが出来てとても嬉しいです。年に一度しか出せないクリスマスバージョンのマンマミーアも出せてとっても嬉しいんですけど、それは明日もきっと出せるチャンスがあると思うので、明日も出したいです。その時は皆さんも是非一緒に歌って頂けたらとっても嬉しいです。今日は歌ってもらえなかったので、パートナーに。そして大晦日は凄い…嫌がらせなカードを組まれたんですけど、今日の勝利をバネにいきますので、是非、今日楽しんで下さった方は大晦日も来て下さい」と語った。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○世羅りさ (8分12秒 片エビ固め) 松屋うの×
※エアーズロック



【第3試合】
両国大会で直とのヤングアイストーナメント準決勝に臨むうの。この日は二冠王者の世羅とのシングル戦だ。前回の道場マッチで世羅から「首を洗って出直してきてください。」と言われたうのは、黒の道着で登場。スタンドでのバックの取り合いからグランドに持ち込んだうのは、あわや秒殺のカウント3かというスクールボーイの連続攻撃を仕掛ける。思わず場外に逃れて息を整える世羅。しかし、リングに戻るも、世羅のドロップキックをすかしたうのがタックルから強烈な足首固めへ。必死に世羅がロープへ逃げる。エルボーを打ち込んでいく世羅だが、今度はカニばさみからの足首固めを決めるうの。セラリズム、しゃちほこ固めにも耐え、コーナーからのダイビングダブルニーをかわしたうのは再び連続スクールボーイへ。なんとかしのいだ世羅にロープに飛んでのセイバーチョップ、さらに脳天チョップの連打と、うのが終始、試合のペースを握る。試合時間も残り3分を切り、うのがシングル王者とドローに持ち込むかと思われたが、世羅はバックドロップ気味にうのを叩きつけると、ドロップキック、リバースネックブリーカーとつなぎ、最後はエアーズロックで一気にフィニッシュ。なんとかうのの追撃を断ってみせたが、試合後、世羅が思わず「危なかった~」と苦笑いを浮かべるなど、うのの好ファイトが大いに光った。

うのは「世羅さん!首洗って今日出直してきたんですよ。今日はチャンピオンに挑戦する気持ちで世羅さんとのシングルマッチを戦わせて頂きました。でも、もうちょっとのところで負けてしまいました。凄く悔しかったです。でも今日はちょっとちょちょらの部分を封印してブラックなうので挑みました。ちょちょらがちょっと先週は出てしまったので、ちょっと、今日は出直して来たわけです。そして、明日ヤングアイストーナメント準決勝ですけど、今日も全力を出して試合しました。明日も全身全霊で、全力で直DATEに挑んで行きたいと思いますので応援よろしくお願いします。一言だけ言わせてください。黒いうのには気を付けろ!」と今の勢いを感じさせるコメントで会場を沸かせた。
そして世羅は「そんな直に私から忠告。黒いうのにはホント気を付けた方がいい。首洗って待ってろって言ったけど、なんかすいませんでしたって感じ。凄いね~。ぶっちゃけ負けるかと思って、黒いうのホント気を付けた方がいい。いつものオッペケペーな感じのだと思ってたの。でも黒で来たから、まあ、今日はファイトスタイルかなり真面目なヤツだぞと思ったらオッペケペーだし、でも、真面目だし、なんか黒いうのっていいね。いい具合にオッペケペー全力です感があるよね。だから通常うのより黒うのの方が、なんかね~、オッペケペー感も全力だし、柔術感も全力だし、全てが全力に見えて、普段からずっとその方がいいんじゃないかなと思うぐらい。凄い負けるかと思ったけど、楽しかった。またやりましょう。」とうのを絶賛し、「そんな私ではございますが、明日はアジュレボで赤いこのインターナショナルリボンタッグの防衛戦があります。今日は雪妃がキチンと勝って締めてくれたので、明日も2人でキチンと勝って31日に繋げたいなと思います。」とタッグ王座初防衛への意気込みを語った。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○雪妃真矢&星いぶき (14分41秒 ギブアップ) 藤田あかね&朝陽×
※サソリ固め

【第4試合】
Xmasリボンのメインは両国大会のダブル前哨戦。メインでリボンタッグを賭けて対戦する雪妃とあかね、オープニングマッチで2度目のシングル戦を行ういぶきと朝陽がタッグでぶつかった。試合前から雪妃とあかね、いぶきと朝陽がお互いを意識。にらみ合いから、まずいぶきと朝陽の攻防からスタートした。メイン初抜擢を受けた朝陽はいぶきに対してはもちろん、雪妃に対しても真っ向から挑んでいった。何度はね返されても起き上がる気迫のファイトをみせる。あかねも朝陽をアシストしつつ、雪妃に対して変形キャメルクラッチ、変形バックフリップ、アバランシュホールド、テキサスクローバー・ホールドと得意技を駆使して勝負に出る。試合はあかね組が有利に進めていったが、最後は雪妃があかねをハイキックで蹴散らし、いぶきがあかねをカバーする間に、雪妃が朝陽をカナディアン・バックブリーカー気味に持ち上げ、コーナーに逆さ吊りにしての串刺しニー、さらにワンハンド・バックブリーカーで朝陽の腰を痛めつけると、最後はサソリ固めへ。腰にダメージのある朝陽はたまらずタップ。雪妃が一気に畳み掛けて勝利をモノにした。

試合後、泣きっぱなしの朝陽は「自分は…受験のためちょうど1ヵ月ぶりの参戦だったんですけど、明日、いぶきとの2回目のシングルが決まっています。今日負けて凄い悔しいんですけど、自分、明日、タッグタイトル戦控えてるあかねさんの足を凄く引っ張ってしまって、あかねさんに凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです。いつも、いつも、いつも、負けて悔しいって言ってるからには、それなりの結果を残さなければいけないって思ってます。明日はいぶきに絶対勝ちます。今日も悔しいって…自分今までどんなに負けてもいぶきに負けるのが一番悔しいです。」と途中、言葉を詰まらせながら思いを語り、藤本から「じゃあ明日はシングルだからどうするの?」と振られ、「自分が勝ちます!ありがとうございました!」と絶叫した。その様子を見たあかねは「なんかゴメン…。1ヵ月ぶりの参戦ってことをあんまり分かってなくて、ゴメンナサイ。ワシのこと凄い慕ってくれてる朝陽で、ちょっと今日は自分が引っ張ってあげようかなって思ったんですけど、それが出来ず、ゴメンナサイ。いぶに対してそこまであんなエルボー打つぐらいまで対抗心燃やしてるの知らなくて、なんかもっとちゃんとそれを分かってればもっとサポート…でもサポートって言ってもこっちも勝ちたいしさ~。明日2人とも勝とう!頑張ろう!明日は第1試合?じゃあ全力で朝陽のセコンド付いて応援する。」と朝陽バックアップを宣言。そして「で、明日はね、タッグのベルトに挑戦するということで、フランクシスターズには大きな野望がありまして、アイスリボンのベルトを全部巻こうじゃないかと。トライアングル、シングル、タッグ、そして、くるみ先輩のシングルのベルトを取れば6人タッグのベルトを作ってやろうぜって勝手に言ってるので、それも作って、それもフランクシスターズが巻いて、アイスリボンを征服しようと企んでおります。ということで、まずは明日、そのベルトを獲って、明日はね、くるみ先輩に引っ張ってもらうんではなく、ワシが勝って、あの赤いベルトをくるみ先輩にクリスマスプレゼントとして渡せるように頑張りたいと思います。」と語った。いぶきは「今日は自分からスリーカウント取ることが出来なくて凄い悔しいです。でも、明日はクリスマスイブなので、いぶが勝って初勝利してみせます。」と語り、雪妃は「なんか私、いぶちゃんと組んだらタッグ名ホワイトクリスマスみたいな感じで。ロマンチック~!今日は前哨戦、ダブル前哨戦だったので、なんかいぶと朝陽の前哨戦の熱にこっちも感化される部分があって、なんかエネルギーが凄くて、明日ちょっと負けないようにタッグタイトルマッチ、防衛したいと思います。防衛します。」と語った。

座談会終わりに藤本から「昨日からアイスリボン、合宿生が泊まり込みで来ています。インターンシップで職業体験です。広島県、宮崎県から来ているので、一言だけ挨拶しようか?」と冬休みを利用してプロレスサークル参加のために上京した合宿生を呼び込んだ。リングに上がった合宿生2人がそれぞれ「宮崎県から来ました中学3年生15歳のまりんと申します。中学校を卒業した後に、埼玉に来て、アイスリボンでレスラーを目指します。精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。」
「広島県から来ました18歳のあきなと申します。私はプロレスが大好きで、高校2年生からレスラーになりたいと思っていました。アイスリボンの三原大会では藤本さんに声をかけて頂きました。高校を卒業したらアイスリボンでレスラーになりたいと思っています。よろしくお願い致します。」と挨拶。2人は大晦日までアイスリボン道場で合宿し、練習に励むことになっている。
 

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